唯「いやー、遅くなっちゃったね!」

澪「あぁ、律と梓はちゃんとしてるかな・・・」

紬「りっちゃんったら、梓ちゃんに怒られてるかも」クスクス

唯「可能性高いね!」

澪「全く、あいつは部長としての自覚が・・・」

紬「まぁまぁまぁまぁまぁ」ガチャ


「んぅ・・・」

「梓、うるさい」

「やぁ・・・!あぁ・・・!」


紬「はい、ストップ。ちょっとここで休憩しましょう」バタンッ

唯「部室の前なのに!?」

紬「二人の邪魔をしちゃ駄目」

澪「邪魔って・・・恵方巻き食べてるだけじゃ・・・」チラッ


梓「せんぱ・・・やぁ・・・!」

律「だーから喋るなって」

梓「こ、こんなに・・・入らな・・・!」

律「大丈夫大丈夫」


澪「・・・何やってるんだあいつら」

唯「ムギちゃん、やっぱり恵方巻k」

紬「静かに。これは性的な何かをしているに違いないわ」シッ!

澪「違うけどな」


梓「んぅ・・・!」

律「声、出すなよ」


紬「やっぱりそうだわ、性的なアレだわ」

澪「思いっきり恵方巻き頬張ってるけどな」

紬「聞こえない」キリッ



唯「そろそろ部室入ろう?」

澪「あぁ、覗き見なんて気分悪いしな」

紬「待って」ガシッ

唯澪「え?」

紬「二人とも、目を瞑ってみて?」

唯澪「・・・?」

紬「少しの間でいいの、目を瞑って。そして二人の会話を聞いて」

澪「うーん・・・少しだけだぞ?」

紬「ありがとう」ニッコリ


梓「せ、せんぱい・・・も、無理・・・です・・・」

律「馬鹿、まだまだこれからだろ」

梓「やぁ・・・!」


唯澪「あ、エロい」


紬「でしょう!?」

唯「うん、これはえっちぃね」

澪「私もビックリした」

紬「濡れた?」

唯澪「うん」

紬「よかったー、私だけかと思ったー」ホッ

澪「これは濡れてもしょうがないな」

唯「もうちょっと聞いていこうよ?」

澪「あぁ!もちろんだ!」

紬「うふふ」


梓「むぐぅ・・・うぅ・・・」

律「ほら、もう少しで全部入るからな」


澪「うわぁ・・・会話だけ聞くとホントそれっぽいな」

唯「うん、すごいね」

紬「恵方巻きなのにおかずになっちゃうわね」

澪「そういう下ネタ禁止な」

紬「ごめんなさい」シュン

唯「でも部室に入るタイミングなくなっちゃったね」

澪「二人が食べ終わってから入ればいいな」

唯「それもそうだね」


律「無理矢理は痛いだろ?」

梓「んー・・・!んー・・・!!」

律「でも我慢しろ。私はお前にされたことそのままやり返してるだけなんだからな」


澪「律ってあまり先輩扱いされてないよな」

唯「うん、わかる」


梓「やぁ・・・!」

律「そんなに嫌なのか・・・?」


唯「そこまで嫌じゃないでしょ、あずにゃん恵方巻き嫌いなのかな?」

澪「どうだろなぁ」

紬「妄想力を絶やしちゃ駄目よ?」

唯「あっ、そうだったそうだった。二人は今えっちしてるんだよね」

澪「あぁ、そうだ」

純「どもー」

唯「その声は・・・純ちゃん!?」

純「当たりです、よくわかりましたね」

唯「えへへー」

純「なんでみんな目瞑ってるんですか?」

澪「え、えっと・・・」

純「部室、入らないんですか??」


紬「今はちょっと・・・」

純「・・・?あ、そうそう。梓って来てます?」

澪「梓ならおとりこみ中だよ」

純「え?」


梓「いや、じゃ・・・ないですけど・・・」

律「へへ、じゃあ・・・いいよな?」


唯「見ての通り、りっちゃんと部室で恵方巻き食べてるよ」

純「恵方巻き!?」

澪「何びっくりしてるんだよ、今日はそういう日だろ?」

純「いやいやいやいや」

唯「純ちゃんはどうしたの?」

純「梓にノート返しに来たんです・・・って、あれ止めなくていいんですか!?」

唯「ちょっと、純ちゃん。静かにしよう?せっかくあずにゃんが頑張ってるのに邪魔しちゃうよー」

純「あ、はい・・・すみません・・・?」


梓「んん・・・!あぁ・・・りつ、せんぱ・・・!」

律「んー?」


澪「それにしてもすごいよな。本当にそれっぽく聞こえて・・・///」

唯「っていうかそうとしか聞こえなくなってきちゃった・・・///純ちゃんも目瞑ってみてよ、いやらしく聞こえるんだよ?」

純「いや、先輩達こそ目開けてくださいよ!『っぽい』っていうかいやらしいことしてますよ!?」

紬「うふふ、純ちゃんは想像力豊かなのね」

純「想像じゃなくて!」

澪「ほら、喋ったらバレちゃうから。静かにしよう、な?」

純「え、えー・・・?」


梓「ぁん・・・!」


純「ほら今『ぁん・・・!』って言ったぁ!」

唯澪紬「純ちゃん、うるさい」

純「ごめんなさい・・・」


梓「こん、なところ、で・・・先輩達が、来ちゃったら・・・ぁぁ・・・!」

律「大丈夫だって。澪達、今日は遅いはずだから」

梓「れ、れもぉ・・・!」

律「呂律回ってないぞー?」アハハ


純「ほらぁ!思いっきり営んでますけどぉ!?」ボソッ

紬「情事の真っ最中の会話・・・///」

唯「まぁ実際は、食べかす散らかしちゃったってところだよねーきっと」

澪「あぁ、そうだな」

純「ムギ先輩正解ですから!大正解ですから!目開けて確認してくださいよ!」

唯「純ちゃんはハッスルしてるねー」

澪「声だけでここまでテンション上がるなんて、若いなー」アハハ

紬「学年ひとつしか違わないのに・・・これが若さね」

純「若さの違いじゃないんです、見えてるか見えてないかの違いなんです。マジで」


梓「あぁ・・・!あああぁぁぁあ!!」


純「見ちゃった。友達が果てるところ見ちゃった」

唯「純ちゃんは面白いなー」アハハ

澪「二人とも、もう食べ終わったのか?」

純「食べ終わったというか・・・一方的に梓が食べられたというか・・・」

紬「二人ともなかなか迫真の演技だったわね」

純「演技じゃないんですけどね」


律「おーい、梓。・・・あずさぁー?」

律「・・・くっそ。仕方がない、とりあえず服着せるか・・・」

律「ったく・・・後始末は私一人かよ・・・」モゾモゾ

律「梓はいっつもこうなんだよなー・・・」ゴソゴソ

ガチャ・・・キィィ・・・

律「お、来たか(あぶねーあぶねー)」


唯「やぁ!」

律「よぉ!」

澪「悪いな。遅くなって」バタン

律「いいっていいってー」

唯「あれ・・・あずにゃん、寝てるの?」

律「んー?うん、なんか眠かったんだってさ」

紬「りっちゃん、なかなかだったわよ」ニコッ

律「なかなか・・・?」

唯「えへへ、実は・・・りっちゃん達が恵方巻き食べてるの見ちゃってねー」エヘヘ

律「え」

澪「ムギが目瞑って聞いてみろなんていうか、その・・・悪いな盗み聞きしちゃって」

律「えっ、えっと・・・(つまりそのあとのエッチはバレてないってこと・・・?)」

唯「声だけ聞いたらすっごいえっちかったです!」フンスッ

律「あ、あぁー、なるほどなー。そっかー確かにそうかもなー(こいつらが馬鹿でよかった)」アハハ


純「先輩達、エッチしてましたよね?」

律「」

梓「・・・?ふあ・・・あ、あれ・・・?純・・・?」ムニャムニャ・・・

純「おはよう、梓。さっき律先輩とエッチしてたよね?」

梓「」パッチリ

純「律先輩と梓、セックスしてたよね?」

梓「・・・してないよ」

純「えっ」

律「ったく、そんなことするわけないだろ?」シレッ

純「いや、でも・・・何しれっとしてるんですか、律先輩」

梓「だって純が変なこというから・・・」

純「変なことって・・・ほ、ほら!律先輩と梓のリボン!逆だし!」

律「」ギクッ

純「きっと服着せるときに間違えたんだ!」


唯「もー、それは私達の想像の話でしょ?駄目だよ、妄想と現実を一緒にしたら」

純「えっ、なんで私そんな可哀想な子だと思われてるの?」

紬「もう・・・めっ、よ?」

純「あ、はい・・・ごめんなさい・・・」

梓「で、純は何しにきたわけ?」

純「え、えっと・・・ノートを・・・」

梓「ノート持ってないじゃん」

純「教室に忘れてきた」

律「お前もう帰れよ」




おわり(?)



純「いいもん、帰るもん」

梓「あ、純」

純「え?」クルッ

梓「はい」スッ

純「・・・なにこれ」

梓「恵方巻き」

純「いや、わかるけど・・・」

梓「純の家、ちょうどいい方角だから」

純「帰り道に食べろと?」

梓「うん、無言の帰宅しなよ」

純「縁起でもねぇ」




ほんとにおわり