澪「てへぺろ(・ω<)」
唯「澪ちゃんくすぐったいよぉ///」
澪「あ、またクリームついてるぞ」
唯「ほぇ?」
澪「ちょっと失礼」てへぺろ(・ω<)
唯「ふあぁぁ…」
(この感触…癖になっちゃうかも///)
澪「おいおいまたついてるぞ」
唯「え?どこどこ?」
澪「ここだよ」てへぺろ(・ω<)
唯「んっ…」
(澪ちゃんの舌の温かさとアイスの冷たさでおかしくなりそう)
澪「おい、唯」
唯「なーに澪ちゃん?」
澪「唯は何回ほっぺにアイスつければ気が済むんだ?」てへぺろ(・ω<)
唯「澪ちゃん…」
澪「まったく世話が焼けるな」
唯「えへへ…」
澪「あのさ唯」
唯「なぁに?」
澪「さっきからほっぺにアイスつけてるだけで全然食べてないじゃないか」
唯「そ、そんなことないよ あはは…あははははは…」
澪「そうか! 私を太らせて食べる気なのか?」
唯「違うよ! 私は澪ちゃんに食べられた(ry」
唯「あ/// 澪ちゃん… 今の聞かなかったことにして」
澪「唯。。 それなら早く言ってくれよ」
唯「?」
澪「私は唯のマシュマロほっぺをじっくり堪能したいんだ」
唯「マ、マシュマロ…」
澪「アイスを口実にするんじゃなく堂々と」
唯「澪ちゃんには私がわざとアイスつけてることなんてお見通しか」
澪「それで本当にいいのか?」
唯「え? 何が?」
澪「唯のマシュマロほっぺを堪能させてくれるんだろ?」
唯「う、うん///」
澪「言っておくけど私は暴走すると止まらないぞ?」
唯「止まらなくなるほど暴走してね澪ちゃん」
澪「も、萌え萌えきゅんってこういうときに使うんだな…」
唯「あ、ありがとう澪ちゃん///」
澪「唯のその潤んだ目を見てると…」
唯「ゴクリ…」
澪「暴走しちゃーう!」
唯「いっやーん♥」
澪「唯のほっぺ! 唯のマシュマロほっぺおいしいよぉ」
唯「澪ちゃんってばぁ…」
「あ、くすぐったぁい」
澪「色っぽい声出しちゃって… 本当に唯はおねだり上手だなぁ」
唯「澪ちゃんそこは…んむっ」
澪「……」
唯「……」
澪「ふぅ… アイスで冷えた舌をあっためるにはやっぱりここだよな」
唯「そ、そだね」ホワー
澪「あと唯のほっぺは内側も柔らかいな」
唯「喜んでいいのかな? それは」
澪「もちろんだよ唯」
唯「じゃあありがとう澪ちゃん」
澪「さあ、ここからが本番だぞ唯!」
唯「うん… 私を澪ちゃんの好きにしていいよ…」
―――――――――
――――――
―――
澪「うへぇ… 唯のマシュマロほっぺ~」ムニャムニャ
ガチャ
澪ママ「澪ちゃんいつまで寝てるの? 遅刻するわよ!」
澪「マシュマロ~ マシュマロ~」ハムハム
澪ママ「こら! なんで抱き枕食べてるの! 寝ぼけてないで早く起きなさい!」
澪「……」パチ
澪ママ「お、おはよう」
澪「おはよう…」
澪ママ「もう時間ないから急ぎなさいね」
澪「う、うん…」
バタン
澪「……」
(うわぁ…私はなんて夢を見てるんだ…)
澪「はぁ…」
(どうしたら抱き枕がこんなにびちょびちょになるんだよ)
澪「私のバカ…」
(こんな夢見たら唯とまともに顔合わせられないじゃないか///)
~ 登校中 ~
澪「はぁ…はぁ…」タタタッ
(変な夢見ちゃうし、寝坊しちゃうし、遅刻しちゃいそうだし、今日は朝からダメダメだなぁ…)
――――――
澪「はぁ…はぁ…はぁ…」
(ここまで走ればもう大丈夫だろう)
唯「あ、澪ちゃんおはよ~」
澪「ひっ! ごめんなさいごめんなさい!」><
唯「いきなりどうしたの澪ちゃん?」
澪「へ? や、なんでもないよっ!」
澪「そ、それよりなんで唯がここに!?」
唯「学校行くからに決まってるじゃーん 変な澪ちゃん」ニコッ
澪(くっ…この穢れなき笑顔が眩しい…)
「でも唯はいつもはもっと早くなかったっけ?」
憂「今日はお姉ちゃんがいくら起こしてもなかなか起きなくて大変だったんですよ」
「ね? お姉ちゃん」ニコニコ
唯「ごめんね~ 憂~」
澪「あ、憂ちゃんおはよう」
憂「おはようございます澪さん」
唯「でも澪ちゃんだっていつもはもっと早いよね?」
澪「わ、私だってたまには寝坊くらいするよー」アハハハハ…
憂「もしかして澪さんもゆ――」
澪「ゆ、夢なんて見てないよ!」
憂「……澪さんはどんな夢見たんですか?」ニコニコ
澪「だから夢は見てないって!」
憂「澪さん、私は夢なんて自分から一言も言ってないですよ」ニコニコ
澪「いや、それは…」
唯「憂~ 夢のお話はやめようよぉ///」
憂「澪さんを寝坊させるほどの夢なんて気にならない?」
唯「でも澪ちゃんは見てないって言ってるし…」
憂「え~」
澪「唯は変な夢を見たのか?」
唯「ま、まぁね…」
憂「今朝お姉ちゃんを起こしに行った時――」
唯「憂! 『めっ!』だよ!」
憂「んんー」
唯「あははは…」
澪「憂ちゃんに起こされた時?」
唯「な、なんでもないから気にしないで!」
「それじゃ私と憂は先に行くね! ほら行くよ憂!」グイッ タタタッ
憂「あ、お姉ちゃん」タタタッ
唯「それじゃ澪ちゃんまた学校でね!」
澪「あ、行っちゃった…」
(それにしても危ないところだった…って遅刻しちゃう!)
~ 3-2 ~
さわ子「出席を取るわよー 秋山澪さん」
シーン…
さわ子「あら遅刻かしら? 珍しいわね…」
~ 廊下 ~
澪「やばいやばい」タタタッ
唯「はぁ…はぁ…」タタタッ
澪「追いついたぞ唯」
唯「あ、澪ちゃん」
澪「急ぐぞ唯!」
唯「う、うん」
(澪ちゃん速っ…)
~ 3-2 ~
さわ子「――平沢唯さん」
ガラッ
唯「はいっ!」
さわ子「は~い じゃあ次は――」
唯「ふぅ…ギリギリセーフ…」ハァ‥ハァ‥
澪「走った甲斐があったな」ハァ‥ハァ‥
唯「と、とりあえず席につこう」ハァ‥ハァ‥
澪「そ、そうだな」ハァ‥ハァ‥
~~~~~~~~~
さわ子「よし、これでオッケーっと…」
「じゃあ今日の連絡は――」
澪(あれ? 私は?)
~ 昼食 ~
澪「(変な夢見るし、遅刻しちゃうし、授業集中出来ないし…)はぁ…」
律「どうした澪ー? 今日のおまえなんか変だぞ?」
澪「そ、そんなことないよ」
律「まー澪がそういうならいいや」
紬「唯ちゃん、ほっぺにご飯粒ついてるわよ」ヒョイ
唯「ほぇ? あ、ムギちゃんありがと///」
紬「どういたしまして」ニコッ
唯「……」チラッ
澪「え、あ///」プイッ
(やっぱり唯も変な夢見たのかな?)
律紬「?」
唯「……」モグモグ
澪「……」モグモグ
律「ムギ、なんだこの気まずい雰囲気」コソコソ
紬「わからないわ…」コソコソ
澪「……」チラッ
唯「!」プイッ
澪「……」シュン
唯「……」チラッ
澪「ひっ!」プイッ
澪(このままじゃよくないよな… 気まずいっていったって夢と現実をごっちゃにしちゃダメだ)
唯「……」モグモグ
澪(唯だって夢でなにかあって気まずいだけだろう… よし)
唯澪「あ、あのさ! …」
唯「み、澪ちゃんからどうぞ」
澪「いやいや唯からでいいよ」
唯澪「……」
最終更新:2011年02月03日 03:19