憂「つ、ついに完成しちゃった……!」フルフル

憂「長いことかけたかいがあって、出来栄えも十分」

憂「このプリントもキレイに出来たし」

憂「うん。いい感じだよ」

憂「寝ているお姉ちゃんをつっつく絵、いいなあ」

憂「お姉ちゃん……可愛い!」

憂「さわり心地も良く出来たと思う」モフモフ

憂「もふもふの名にふさわしいよ」

憂「さっそくつかってみたい!」

憂「おねえちゃーーん!!」

唯「なーにー?」タタタ

憂「お姉ちゃんきいて!」

唯「はいはい憂のコトならなんでもきくよーー」

憂「ついにね……できたの!」

唯「な、なんだってーー?!」

憂「お姉ちゃんリアクションかわいい」

唯「それで何が出来たのかな」エヘヘ

憂「これ!わたしたちの毛布」

唯「この毛布は……!」

憂「名づけて……」

憂「もふもふ毛布!!」

唯「このとっても大きいのが……!」

憂「150×200cm の特大サイズ」

憂「マイクロファイバー使用で柔らかなさわりごこちを再現したよ」

憂「わたしたちを優しくすっぽり包み込んでくれるんだよ!」

唯「憂……がんばったんだね」

憂「だって……お姉ちゃんと毛布にくるまりたかったもん!」

唯「わたしも包まりたいよ!」

憂「うんうん。一緒に包まろう」

唯「今日もとっても寒いからね、憂のあったか毛布が役立つよ」

憂「うん。大寒は過ぎたのにまだまだ寒いね」

唯「大寒?」

憂「一年でもっとも寒くなる時期のコトだよ。つい先週過ぎたよ」

唯「ほーどおりで寒いわけだ」

憂「うん。寒いの。だからね……」

唯「憂の毛布だね!」

憂「えへへ……」

唯「ホント。さわってるだけで暖かくなる毛布だよ」サワサワ

憂「お姉ちゃんが喜んでくれるから頑張れたんだ」ニコ

唯「おぉー可愛い妹め!」ギュッ

憂「ふふ。ここじゃあまだはやいよ。ベッドにいこ?」

唯「あいあいさー!」

憂「さあ、毛布運ぼう。反対側もってね」

唯「うん!……やっぱり大きいね」

憂「二人で使えれるように、ってね」エヘヘ

唯「くうぅー!憂エライ!」


――唯の部屋

唯「ふーーセッティングはこんな感じでいいかな」

憂「バッチシだよお姉ちゃん」

唯「えへへ、わたしたちの絵が大きく写ってるね」

憂「かわいいお姉ちゃんを撮っちゃった」フフ

唯「憂ったら寝てる間に撮るなんて」ツン

憂「可愛くてついつい……」テレ

唯「このとき勉強中だったんだよねぇ」

憂「がんばってるお姉ちゃんかっこよかったよ!」

唯「えへ、そうかな」フフ

憂「がんばって疲れて寝ちゃうお姉ちゃんもかわいかったよ!」

唯「えへへ、そうかな」

憂「今の表情もカワイイ!」

唯「ふふ。でも、憂はほっぺたつっつくの好きだね」

憂「お姉ちゃんのほっぺただもん!」

唯「わたしのほっぺ、プニプニかな」

憂「プニプニ、とってもプニプニ」

唯「ふふ、やった!」

憂「さっ、お姉ちゃん。さっそくこの毛布にくるまろう!」

唯「だね。憂の毛布につつまれたい……!」

憂「はい、お姉ちゃんお先にどうぞ」

唯「えへへ、ありがとう。ではお先に」ソソ

唯「んーーー!!!」

憂「どうかな???」

唯「あったかい!やわらかい!」

唯「憂が抱きついてくれてるみたいだよ!!」

憂「えへへ~そうかな」テレ

唯「つま先から頭のてっぺんまで憂にあっためてもらってるみたい……!!」

唯「興奮しちゃいます!」

憂「お姉ちゃんったら」フフッ

唯「う、憂もはやく入ってみて!」

憂「うん!」ソー

唯「こっちこっち」ポンポン

憂「えい」ギシ

憂「わっ……これは!」

唯「いいよね?!」

憂「あったかーーーい!」

唯「この包み込まれるあたたかさ……!さすが憂!」

憂「うん……ドキドキする」

憂「お姉ちゃんのプリントしてあるとこから、あったかエナジーが出てるみたいだよ」

憂「お姉ちゃんに包まれてる感じがする……!」

唯「おお!憂も包まれてる感じが出てますか!」

憂「出てるよお姉ちゃん!すっごい出てるよ!」

唯「こんなすごいのを作るなんて……さすが憂だね!」

憂「お姉ちゃんのためだよ。お姉ちゃんがすっごくよろこんでくれてよかった」ニコ

唯「憂が作ったのを喜ばないわけがないよ」ナデナデ

憂「ふふ……嬉しい」

唯「憂はすごいよホント。なんでも出来ちゃう」

憂「そんなに褒められると照れちゃう」カァァ

唯「憂はイイ子イイ子」ナデナデ

憂「ふふふ」

唯「そうだ!」

憂「どうしたの?」

唯「あずにゃんたちにもコレをプレゼントしようよ!」

憂「梓ちゃんたちに?」

唯「そうそう。あずにゃんたちもよろこぶよ!」

唯「憂のこんなステキなモノをもらえるんだから」

憂「喜ぶかな?」

唯「そりゃーもう目一杯!」

憂「それじゃあ……もっとつくるね!」

唯「わたしもつくるの手伝うから!」

憂「ありがとうお姉ちゃん!明日からがんばろうね」

唯「うん。今日はひとまず憂の毛布にくるまれて力をつけよう!」

憂「うん!」

唯「えへへ。おやすみ!」

憂「おやすみ」ニコ


――そして約一ヵ月半後

憂「お、おねえちゃあん……」

唯「う、ういぃぃぃぃいい!」

唯憂「できたああ!!」

憂「ようやく四枚完成だよお姉ちゃん」

唯「ふふ……ながかった」

~~~~~~~~~~~~~~~~


憂『大きさはこんな感じだよ』

唯『こんな風かな』

憂『絵が曲がってるから真っ直ぐにね』

唯『慎重に慎重にっと』

憂『こころをこめてつくろう』

唯『もちろん!』


~~~~~~~~~~~~~~~~

唯「少し手間取ったけど完成してよかった」ジーン

憂「お姉ちゃんよかったね」ニコ

唯「憂のおかげだよー!」ダキッ!

憂「きゃっ」

唯「憂が手取り足取り教えてくれたから完成だよー!」

憂「お姉ちゃんとってもがんばったからだよ」ナデナデ

唯「ふふふ。はやくみんなにみせたいねー」

憂「ねーー」


――――――

――部室

梓「今日はどうしたんですか。憂も一緒で」

唯「ふふふ。今日はみんなにプレゼントがあるんです!」

憂「あります!」

紬「まあまあ、なにかしら」

律「へープレゼントか」

澪「めずらしいな」

梓「そのデッカイ荷物がそうですか」

唯「えへへ、そうだよあずにゃん!」

律「食べ物ではなさそうだな」

紬「はやく見たいわ!」

唯「ふふ、じゃあさっそく。よいしょっと」ドン!

唯「ういーひろげるよー」

憂「うん!」サッ

唯「この机の上にっと」バサッ

梓「わっ唯先輩と憂が……」

紬「まあ……」

律「これは……」

澪「でかいな……」

唯憂「わたしたちの毛布です!」

紬「ステキよ唯ちゃん憂ちゃん!」

唯「えへへ~」

梓「こ、これをプレゼントしてくれるんですか」

律「なかなかキレイにつくってあるなあ」

澪「意外にできがいい……」

唯「あったかいよ!気持ちいいよ!!安眠できるよ!!!」

紬「もちろん絶対つかうわ!唯ちゃん!」

唯「ありがとうムギちゃん!」

唯「あずにゃんもりっちゃんも澪ちゃんもつかうよね??」ウルウル

憂「梓ちゃんもつかうと絶対気に入るから」ウルウル

梓「う、つかいますよ!」ドキン

律「まあ最近寒いからつかってみるのもいいかもな」

澪「結構可愛いし、つかってみるよ」

唯「よかった」ニコ

憂「みなさん、これで身も心もあったかになってくださいね」ニコ

紬「ずっと大事にするわ!」

梓「今の季節にちょうどいいですしね」

律「唯と憂ちゃんが一生懸命つくったみたいだし、ありがたくちょうだいしますか」

澪「ありがとう唯に憂ちゃん」

唯憂「えへへ」ニコ

――――――
――――
――


――夜 紬の部屋

紬「素晴らしい感触ね……」モフモフ

紬「なんだか唯ちゃんと憂ちゃんに抱きつかれてるみたい……」

紬「どことなく、二人の匂いもしてきそう……」

紬「唯ちゃん憂ちゃん……あったかいわ」

紬「おやすみなさい」


――夜 律の部屋

律「あーさむいさむい」ブルブル

律「うーん、親友の絵がはってあるのをつかうのはちょっと恥ずかしいが」

律「なんというあたたかさ!気持ちよさ!」

律「唯に憂ちゃん……やるな!」

律「こりゃあったかいわー」zzz


――夜 澪の部屋

澪「唯……寝顔かわいいな」

澪「なんか、ぷにぷにしたくなる」プニプニ

澪「やわらかい……」

澪「こういうのもいいな」

澪「あったかい……」スースー


――夜 梓の部屋

梓「ゆ、唯先輩が……こんなにデッカク」

梓「憂ったら唯先輩をつっついちゃって」

梓「こんどわたしもつっついてみようかな」

梓「あ、くるまると唯先輩と憂に抱きつかれてるみたい」

梓「いいないいな……」

梓「両手に花な気分……」

梓「うーん、せんぱぁい……あったかいですよぉ……」スヤスヤ


――夜 唯の部屋

憂「みんな、喜んでくれたね」

唯「うん!今頃ベッドの中かな」

憂「あったかく、きもちよく、よく眠れるように真心込めたもんね」

唯「そうだね。みんなに届いてるといいよね」

憂「届いてるよ絶対」

唯「今日はみんなと同じ毛布で寝てるかな~」

憂「みんなそろってあったかあったかだね!」

唯「うん!」

憂「冬は寒く辛い日々」

唯「そんな寒い日はもふもふ毛布に包まれてあったまろう!」

憂「そうすればみんな幸せであったかあったかできるよね!」

唯憂「みんなあったかあったかにな~れ」ニコ




                      おしまい