唯「えへへ……あっずにゃーん!」

 むにゅうっ。

梓「んひゃああ!?」

 ヤバっ、何これ、お肌がすべすべすぎて気持ちいっ……んにゃああああ!?

唯「んへへへへへ、裸のあずにゃんってば、抱き心地もいいけどお肌の感触も素敵!」

 や、そんな、むにむに胸を押し付けたりしないでっ……私ってば平原なんですから、そんなことされたら唯先輩の胸の感触を余すところなく堪能しちゃうじゃないですか!

梓「にゃうっ、あっ、ああああっ!」

唯「にゅう……えいっ、身体中すりすりっ! 普段は出来ないもんねっ!」

梓「あっ、あああっ、やあん!? 胸っ、あと脚っ、脚ぃっ! 太ももの内側ぁ、そこは、そこはすりすりしないでくださいっ!?」

唯「んふ~? 私もかなーり気持ちいんだけどぉ……あずにゃんも感じてるのかな?」

 すりすりすりすりっ。

梓「ひにゃああああんっ!」

唯「……んふ。やっぱ、そおなんだ?」

 内ももっていうか、そこから先、脚の付け根っ……女の子の大事なとこを、わざと唯先輩が刺激してる。
 やぁらかくあったかく抱っこされてる上に、DVDを見ている間にじっくりと昂ぶっていた部分を。

梓「ひゃうっ、あっ、あああっ、にゃうっ……ゆっ、ゆぃせんぱぁい……そこは、駄目ですぅ……!」

唯「……とゆうことは。ぬるぬるしてるここがイイんだね、あずにゃん?」

梓「やん、あっ、やだ、もっと身体中触ってからにして欲しいんですっ」

唯「そっか。じゃあ、あずにゃんのおっぱいをじっくり触らせてもらおっかな~?」

 ちう、とキスをされる。
 こんな状況なのに優しい限りで、思わず頷いてしまったりして。

梓「んううっ、んふ……ふ、くふぅん……」

唯「あずにゃん、おっぱい小さいの気にしてるみたいだけど……急がなくても大丈夫だよ。ちゃんと膨らんでくるから」

 そう言いつつ、思うように揉めないからなで回されるんだけど。
 唯先輩の言葉が、私の心配を吹き飛ばしてくれる。

唯「もしおっきくならなくっても、あずにゃんさえよければ、私がお嫁さんにもらってあげるからね」

梓「ふう……ん、きゅうう……それは嬉しくないけど嬉しいというか、女の子同士なのにプロポーズされても、ちょっと」

唯「だいじょーぶだよ。私は今よりもっとあずにゃんを好きになるし、あずにゃんも、私をもっと好きになってくれると思うし?」

 その自信はどこからくるんですか、と尋ねようとしたら、不意にキスをされちゃった。
 もお、何も言えない。
 唇の感触を味わう間もなく舌を入れられて、かと思えば軽く絡めただけで顔を離されて。

梓「んちゅ、んは、はうっ……あ、あぁ……唯先輩……?」

唯「……おっぱい。あずにゃんは自信がないみたいだけど、私だって昔は同じくらいだったんだよ?」

 昔って、何年前ですか。
 と問う前に、唯先輩のお口が私の胸元に。

唯「ん~……ちゅっ、ちゅ」

梓「ひゃあ!?」

 さっきまでよりも強く、背すじが跳ねる。
 押さえようと思っても我慢出来ないくらいに、強く。

唯「んふっ、ふむ、ちゅちゅ、んむ、れるっ」

梓「んにゃあああああああんっ!?」

 そこ、乳首、ですっ……舐めながら吸われるとか、もお、想定外なんですけどっ!?

唯「んにゅるるっ、ちゅうううっ、れるれるちゅくっ」

梓「にゃふっ、あ、あああっ、ゆぃせんぱ……ぁはあ、は、はうっ」

 駄目だよ、こんなやられっ放しなんて。
 ……でも、気持ちよくって、手足に力が入らないよ。

梓「んあぅ、はっ、はあっ、あん、あっ、やめ、唯先輩っ……駄目、おっぱい駄目ですぅっ」

唯「……まだちっちゃいかもしんないけど、あずにゃんのおっぱいは、しっかり感じちゃうえっちいおっぱいだってわかった?」

梓「わかりましたっ、わかりましたからぁ……はぅぅっ、っは、はあ……おっぱいは、許してください……」

 おっきなおっぱいの方が感じると思ってたのに、そうじゃないのかもしんない。
 私が成長しないと比べられない感覚なんだけども。
 とりあえず……唯先輩と私の反応を比べてみないことには!

梓「んっ……ちゅっ、れるるっ、んむぅ……はぷ。ん、んんん、んう?」

唯「あひゃあ!? やぁん、あっ、あずにゃんっ、ひゃぅ、あっ、それ、気持ちいーよぉ!?」

 おっぱいに私が吸い付くと、てっきり余裕の表情を浮かべると思ってたのに、私みたく唯先輩も大きく背すじを仰け反らせた。
 先端をちろりと舐め上げたら、びくびくって痙攣みたいに震えて、私をぎゅっと強く抱き締めてくれたり。
 ……ちょっと、楽しいかも。

梓「気持ちいーんです?」

唯「……うん。自分で触るのより、何倍も、何十倍も気持ちいーよ」

 唯先輩も、自分を慰めたりするんだ。
 私と同じなんだ。
 その妄想の相手は……目の前にいる私だったらいいな。
 まぁ、私はもう、自分より唯先輩にしてもらう方が素敵だってわかっちゃったんですけどね。

唯「もしあずにゃんと一緒に暮らしたら、私、駄目人間になっちゃいそう」

梓「どうしてですか?」

唯「ずっとずっと、あずにゃんと……しろくじちゅー? えろっちぃこと、しちゃいそうでね」

梓「途中で私が根を上げると思いますけど、そうでなくても、慣れるまでは一杯一杯じゃないのかなあと」

 お互いに、ですよ?

 唯先輩は、私にしたいことが沢山あるみたいですけど。
 私に、今みたいに何かされたら余裕が消えて、されるがままですし?

唯「ふあ……ん、んじゃ、一緒に慣れてこーね? こおゆう、えろっちぃこと」

梓「ちゅむ……はい」

 大丈夫ですよ。
 よっぽどでない限り、私がブレーキかけてあげますから。
 もし出来ないようなら……それは多分、今夜みたいな史上希に見る、本当に仕方ないくらい私まで盛り上がっちゃった状況だと思いますし?

唯「えーっとね、ほんとは、DVDを参考に同じことしたいな、って思ってたんだけど……」

梓「あれは上級者向けですよね。真似はそのうちするとして……こっ、今夜は、裸で思う存分に抱っこされたい気分ですっ」

 私の方から腕を伸ばして、唯先輩の背中をそっとさすってみる。
 お互いに体温はそう変わらないハズなのに、ちょっとだけ熱い感じがする。

唯「んっ……うん、あずにゃん。抱っこだけじゃ済まないかもだけどね」

梓「どおぞ、やれるもんならやってみてください。唯先輩は口だけのヘタレだって、もう知ってますからね」

唯「にゃっ、にゃにおーう!?」

 つつつ、と指先で唯先輩の背すじに触れていると、突然がばっと抱き締められた。
 ……えへへへ。
 すべすべな唯先輩のお肌が密着して、とってもやーらかい胸が押し付けられてむにゅっと潰れて、気持ちいいったらないですよ?

唯「んーぅう♪ 裸のあずにゃんの感触、いつもより何倍も気持ちいいよぉ」

梓「は、はい……唯先輩も気持ちよくって、素敵な抱かれ心地です」

 お互いにもぞっと動く度に肌がこすれ合う感覚が、じわじわと脳の一番奥にある理性を削り取ってく感じ。
 段々と我慢出来なくなってきて、私と唯先輩は、やがてどちらからともなく唇を奪い合い始めた。

梓「んう、ちゅぅ……んむっ、れるっ、りゅるるっ、くぷ……ん、はぁぅ」

唯「ちゅく、ちゅちゅぅ、くむっ……んん、はむむ、ちゅぷ、りゅぷぅ……んっ、ちゅうううっ」

 相手の涎を舌ですくい取り、じゅるじゅると下品な音を立てて飲み込む。
 唯先輩の涎を飲みたいし、私の涎も飲んで欲しい。
 だからか、必死で舐めてるハズなのに、重ねた唇の隙間からたらたらと唾液が伝い落ちていっちゃう。

唯「ふうう……んちゅっ、ちゅるっ、んく……ちゅむ、ちゅっ……零れてるよ、勿体ない……んふ、ちゅるるっ、れるっ」

梓「唯先輩も、んむ……ちゅぅ、んむむ、れろ……んっ、んぁ……はあ……♪」

 唯先輩の唾液は、さっき舐めたアイスの雫より、ずっと甘い。
 口元から顎、首筋へと、唾液が流れた跡を舌先で追っていくと。

唯「んっ……! ふぁ、あっ、あずにゃんっ……」

梓「おっぱいが、涎でべとべとですよ? 折角、こんな……ちゅぅ、んふ、んむ……おっきくて、綺麗なのに……」

唯「やぁん、あずにゃん……おっぱい舐められるの、気持ちいーけど恥ずかしいよぉ」

梓「じゃあ、唯先輩は私の胸を触ってください。それでお相子にしましょう」

 ずい、と迫るように唯先輩ごとベッドに倒れ込む。
 すると目に付いたのは、痛そうなくらい固くなった、おっぱいの最も敏感な部分。

唯「あずにゃん、ズルいよぉ。そんなにぴったりくっついてたら、私が触れないよぉ~?」

梓「だったら、すみませんけど少しの間だけ我慢しててください」

唯「そんな……ああっ、あっ!?」

梓「んふ、ふ……ちゅっ」

 まるで舐めたり吸ったりしてください、と言わんばかりの唯先輩の突起に口をつける。
 まずはちゅっと優しくキスをして、唯先輩の反応を見てみたり。

唯「ひゃん!?」

梓「んぅ……ちゅっ、んく、んむむ……れるれるるっ、ちゅるっ、んちゅっ、はむぅ~うんっ」

唯「ああっ、あ、ずにゃ……んんんっ! んぁ、やぁ、駄目ぇ……それ、そんなの、乳首そんなにされたら気持ちよすぎるよぉぅ!」

梓「るちゅ……い、いいことじゃないですか。気持ちよくないとか痛いとか言われなくて、私も嬉しいですし……ふむっ、ん、ちゅれるっ」

 唯先輩の身体が、ぶるぶるって震えてる。
 私がおっぱいに顔を埋めたり、先端をしゃぶったりすると、それはもう嬉しそうに喉の奥を鳴らしてくれる。

唯「んぅぅ、う、くふぅぅん……♪ んぁ、あ、あずにゃんっ……ふあぁ、あぅ、おっぱい、気持ちいーよう……♪」

 私の頭に回した腕を、ぎゅっと強めるくせに。
 私がお口を動かしづらくならないように、優しく押し付ける程度で。
 ……唯先輩ってば、初めてだって言ってたくせに、同じく初めてな私でもえっちぃと思う反応してくれるんですね?


梓「んむ、ちゅぴっ……はっ、はあぅ……どおゆうつもりなんですか、唯先輩。私を今よりこーふんさせて、何をさせようってゆーんです?」

唯「んあ……私、別に、そんなつもり全然ないよ……?」

 とか言ったくせに、私の両脚の間に膝を滑り込ませてくる唯先輩。
 慌てて閉じようとしたけれど、すべすべだからよく滑るし、途中からは……その、私自身の分泌液でぬめって、無理だった。

梓「んにゃっ!?」

唯「あ、あはぁ……今、ぬるってしたねぇ、あずにゃん? どおしてお股がぬるぬるになっちゃってるのかなあ?」

梓「んく……んぅ、あ、あううう……唯先輩の、意地悪ぅ……ふぅぅ、んふ……あっ、あんっ!」

 あったかい唯先輩の太ももが、私のとっても大切な場所をぬるってこする。
 私はびくんって全身を硬直させちゃって、おっぱいどころじゃないのに、唯先輩はもっと舐めて欲しがって私の頭を抱いたまま。

唯「んへへ……こっ、これで……お相子だね? 一緒に気持ちくなろ、あずにゃん♪」

 そしてまた、私のお股を太ももでぬるんって。
 私が思いの外にイイ反応を示したからって、容赦なく。

梓「んにゃああっ!? にゃぅ、あぅ、唯せんぱぁい……それ、刺激が強すぎですっ……んんっ、あっ、ふにゃぅっ」

唯「指とかお口でしてあげたら、もっと感じてくれそうだけど……でも私、今はおっぱいで感じさせて欲しいからごめんね? 次、あずにゃんの番になったら頑張るね?」

梓「はっ、はい……るっ、ちゅっ、れりゅ……はぷっ。んむふむむっ、ちゅむ……」

 そおですよね。
 私達、一緒に気持ちよくなっちゃうやり方なんて知らないんだし、手探りで覚えてくしかないですよね。
 それを覚えるまでは、片方が満足して、その次にもう片方……っていう順番が自然かもしれないです。

 ま、まあ、唯先輩のおっぱいを誰はばかることなく吸ったり揉んだり出来るの、かなーり嬉しいですし?

唯「んく……ね、ねえ? 私、あずにゃんのえろっちぃとこを脚でこすってると思うと、ものすごくこおふんしちゃうんだけど……」

梓「ん、は、はうっ、んう……それ、間違ってないと、思います……んにゅっ、んんっ! んぁ、はぁ、あぅ……」

 自分で触るのなら、刺激の強さは調節出来るし、予想も出来る。
 でも。
 私のあそこから漏れた愛液でぬるぬると、ゆっくりと、しかも指なんかより広範囲にこすれる唯先輩の脚は、存外の気持ちよさで。

梓「んむっ……んふううううっ! ん、ちゅ……は、はっ、はぷ……んあ、ああ……♪」

唯「……かぁわいい。私の脚、両膝でぎゅうって締め付けて、とっても感じてるんだね?」

梓「は、はぁい……ってゆうか、ズルいですよ……私、こんなに興奮してて、気持ちよくされて、もおすぐイっちゃいそうです……んきゅっ!?」

唯「そっか、あずにゃんイっちゃうんだ。それじゃおっぱいはいいから、お口にキスして……あずにゃんがイく顔、じっくり見せてもらおっかな?」

 私の身体が、唯先輩の顔の近くへ抱き寄せられた。
 すべっとした肌に少しの汗、それだけで簡単に引き寄せられちゃう。

唯「んっ……んふ、ふぅ、ちゅる……んくぷ、ちゅぷ、れりゅるるっ」

梓「んああ、あぅ……んうっ、れるるっ、ちゅくく、ん、んく……」

 抵抗なんて出来ない。
 私が唯先輩を感じさせてあげたかったのに、最初のうちは上手くいってたのに、逆転しちゃってる。
 立場的には、この方が正しいんだろうけど。

梓「んぁ、ああぅ、あっ……ゆぃせんぱぁい……♪」

 自分の喉から、こんなに甘ったるい声が出るなんて思ってもみなかった。
 唯先輩にいやらしく媚びて、えろっちく甘えて、もっと気持ちよくして欲しがってる私。

唯「えへー……今のあずにゃん、最っ高に可愛いよっ」

 私のあそこを、唯先輩の太ももがねちゃねちゃと何度もしつこくこすり立てる。
 いやらしく粘つく音が鳴るのは、私がえっちく興奮しているせい。
 そう思うと恥ずかしくて、脚の動きを止めて欲しくなっちゃって、ぎゅっと唯先輩に抱き着いちゃう。

唯「……そんなに気持ちーんだ、あずにゃん? びくびくって震えて、私のおっぱい舐められなくなるくらい?」

梓「んにゃぅ、あう、あっ、にゃあああんっ! 駄目、駄目ですっ、唯先輩っ……あ、あっ、気持ちいっ……イくっ、イっちゃいますぅっ!」

 唯先輩が脚を動かす勢いで、抱き着いた肌や胸同士もやわやわとこすれて気持ちいい。
 そうするつもりはないのに、両脚で唯先輩の太ももを強く挟んじゃったりして……そんなことしたら余計に興奮させて、勢いづかせるだけだって頭ではわかってるのに。

梓「にゃっ、あ、んにゃあああっ! や、あっ、イくぅ、イきます、唯せんぱぁい……あ、ふにゃ……ふにゃああああああんっ!」

唯「んっ……イく時の顔、ちゃあんと見せてね、あずにゃん?」

 私の全身を、手足の先まで、しびれるような快感が襲う。
 そんな中、ぎゅっと顎を押さえて、顔を上向かせられたのだけはわかった。

梓「んあああっ! あっ! んにゃあああああ! にゃっ……にゃふうっ! ふ、ふにゃ……あっ、あ、にゃぁ……♪」

唯「……可愛い。あずにゃん、こんなに可愛い表情でイくんだぁ……♪」

梓「ん、く、ふにゃ……?」

 見られちゃった。
 きっと、人として一番無防備で恥ずかしい瞬間の表情を、じっくり眺められちゃった。
 でも、唯先輩はどおして、私なんかがイく顔を見て、こんなに嬉しそうにしてるんだろう?

唯「はああ……♪ あずにゃんがイってくれた……イったよね、イったんだよね?」

梓「はっ、はぁい……イきましたぁ……唯先輩に、脚だけで、イかされちゃいましたっ」

 身体中がぴりぴりって気持ちよくって、堪んない。
 唯先輩に抱き着くと、少し紛れるような気がしたけど、逆に気持ちよさが強くなって。


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最終更新:2011年01月26日 00:15