497. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 22:57:36.90 ID:wu/0ZrTjo
梓「次は憂澪ですが、これは難しいですね」

唯「澪ちゃんと憂ってどんな話するの?」

澪「え?お茶用意してくれてありがとうとか、夕飯まで用意してくれてありがとうとか…」

梓「このように、大した絡みのない二人ですが、その数少ない絡みを私は見逃しません」キリ

梓「いいですか?澪先輩だけなんですよ!憂に常にお礼を言ってるのは!」

唯律紬「あ……」

梓「もうみんな憂がてきぱきとお茶出して食事用意してくれることに慣れちゃってるんです!倦怠期の夫婦みたいに!家事?ハッ!やって当たり前だろ?…ってなっちゃってるんです!」

唯律紬「ご、ごめんなさい…」
500. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 23:06:19.82 ID:wu/0ZrTjo
梓「夫婦でも、愛がまだ新鮮な輝きを放っている時は、夕飯作ってくれた事に対してお礼を言うものです」

梓「つまり、澪先輩にとって憂は新鮮な存在なままなんです。きっちり感謝の言葉を言えるのがその証拠です」

唯律紬「はい…」

梓「まぁ何も言わない関係というのもそれはそれでウヒヒヒですが、やはり感謝の念というのは大事です」

梓「憂は唯先輩の笑顔を見たくて家事をしてるから不満を持つことはなさそうですが、それでもやっぱり感謝されれば嬉しいはずです」

梓「ある時、憂は気づくんです。あれ?そういえば、澪さんはいつもありがとうって言ってくれるなぁ…って」

梓「もうわかりましたね?そこから百合が始まるんです」

唯律「それはわかりません」

梓「他にもこんなパターンが考えられます」

澪『おいみんな。憂ちゃんが食事用意してくれたんだ。ちゃんとお礼言えよ』
律『あ、ごめんごめん。憂ちゃんありがとなー』
澪『気持ちがこもってない!もう一回!』
憂『み、澪さん、私は別に気にしてませんから…。ていうか何で澪さんが怒るんですか…?』
澪『え?あ、いや、それは…』カァァ

梓「ウヒヒヒ」

澪「」ぞわぞわ
504. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 23:13:47.34 ID:wu/0ZrTjo
梓「次は憂紬ですが…これも難しいです」

律「三年の中じゃ一番憂ちゃんとの会話が少ないよな、ムギは」

紬「うう…」

梓「二人とも奉仕ポジションのキャラですが、決定的な違いがあります」

唯「??」

梓「これは私が一度書こうとしてボツにしたSSの切り口なんですが……」

梓「既に完成した高級お菓子と味の保証をされた高級茶を振舞うムギ先輩に対し、憂は全て自分で作り上げたものを人に提供してるんです」

梓「金持ちの親がいることが前提になるムギ先輩の奉仕ですが、憂はほぼ自分の力だけを使って奉仕できているんです!」

梓「私はここが百合の突破口になると思います」

紬「え?そ、そこから?」
507. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 23:21:40.78 ID:wu/0ZrTjo
梓「ムギ先輩は基本的に、金持ちパワーを行使することを嫌っていますよね」

紬「うん…。みんなと一緒で普通がいいから…」

梓「でも高級なお菓子は持ってきますよね」

紬「そ、それはみんなが喜んでくれるから…」

梓「このように、ムギ先輩は普通への渇望と奉仕欲のジレンマを抱えているわけです」

梓「ところが、憂は普通でありながら、奉仕もできている」

梓「それを見て、ムギ先輩は思うんです。「憂ちゃんはすごいなぁ……。私もあんな風にできたらなぁ」と」

梓「尊敬は憧れに変わり、憧れは百合に変わります」ウヘェ

唯「せんせー!最後のところがわかりませーん」

梓「憂紬は、ムギ先輩のコンプレックスを主軸にした百合SSとして書けば面白くなると思います。私は書こうとしてコンプレックス描写が複雑すぎて挫折しましたが」
510. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 23:31:34.28 ID:wu/0ZrTjo
梓「次は憂梓です」

唯「憂とあずにゃんって仲良いよね」

梓「はい、憂は私にしか見せない一面がありますから」

律「自分で言ってて恥ずかしくないのかお前は」

梓「憂はしっかりものですが、私に対してはけっこういたずらっぽくなります」

梓「原作で私のほっぺをつついてるシーンや、唯先輩に変装して抱きつくシーンなんかがそれですね」

唯「へー、そうなんだー。あの憂がそんな事を。へぇ〜」

梓「姉の唯先輩とはまた違った方法で愛情表現してくるんですよ、憂は。愛玩対象感は唯先輩以上かもしれませんね」

澪「おもちゃってこと?」

梓「そういう捉え方も悪くないですね。私をおもちゃにしたい憂の倒錯したSSとか読んでみたいです」

梓「他にも、憂が唯先輩とそっくりな設定を活かせば色んな切り口があると思いますし、なにより憂梓の下級生カプは見てて微笑ましいですし、マイナーながらも屈指の破壊力を秘めていると私は思います」
511. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 23:49:04.83 ID:wu/0ZrTjo
梓「次は憂純です」

唯「純ちゃんと憂っていつから仲良くなったのかな?」

梓「それは諸説ありますが…私は中学時代は顔見知り程度で高校に入ってから仲良くなったんだと思ってます」

梓「コレは私の想像ですが、中学時代、純は憂のことを真面目でつまんない子って思ってた気がするんです」

梓「それで、いざ高校に入ってから話してみたら、実はけっこう憂も面白い子で、ていうか何この子万能すぎない!?ってなって……」

梓「気がついたら高校で一番仲良いのが憂になっていた、と。こういう感じだと思ってます」

唯「そうなのかなぁ」

梓「憂は憂で、「純ちゃんがいないと寂しいね」って言ってることから元気印としての純に一目置いてるのは明らかです」

梓「特に原作4巻では一緒に行動しているシーンも多いですし、気配り上手とマイペースの好対照フレンズですね」

梓「でも純はマイペースながらもここぞというところでの気配りが光る子なので、本当に憂が寂しくなった時に救いの手を差し出すのは純なんだと思います」

梓「不思議だ  人は。こんなにも時が  過ぎた後で  全く違う方向から  嵐のように  救われる事がある」

梓「みたいな」ハフハフ

律「……」

梓「個人的には、唯先輩の一人暮らしで寂しさの渦に飲まれそうになった憂に純が手を差し伸べるようなSSを読みたいです」
512. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/10(月) 23:56:08.01 ID:wu/0ZrTjo
梓「次は憂恵ですが…」

紬「それ成立するのかしら」

梓「します」

梓「二人とも異常なほど強い愛情を持っているという点で共通しています」

梓「憂は唯先輩を、曽我部先輩は澪先輩を、それぞれ強烈に愛しています」

澪「曽我部先輩のあれは愛なのか……?」

梓「何かのきっかけで二人が出会えば、強大な愛を抱えるもの同士、通じるものがあるかもしれません」

梓「で、お互いに「こいつ変態だろjk」と思ってたらいい感じのギャグSSになりそうです」

紬「それで、そこからどう百合になるの?」

梓「……」シーン

紬「あっ、ご…ごめんね梓ちゃん!つ、次いきましょう!」
515. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/11(火) 00:02:59.68 ID:ya46M18Mo
梓「憂軸百合考察の最後は憂さわですが、これもなかなか難しいです」

梓「が」

紬「成立するの?」

梓「はい。ポイントは先生が女の子にコスプレさせるのが好きだというところ。特に、恥じらいを重要視しているところです」

梓「先生にメイド服を着てみないかと言われた憂は、引きながら断ってます」

梓「つまり、唯先輩と違って憂には恥じらいがあるということです」

唯「むぅ。私だって恥じらいくらい…」ブツブツ

梓「3年になって軽音部に入った憂が、先生の魔の手にかかってコスプレさせられ、最初は恥ずかしがる憂ですが、そこはやはり唯先輩の妹」

梓「だんだんコスプレが好きになってきちゃって……最後はウヒヒヒになっちゃったりしたら可愛いと思いません?」

律「思いません」

梓「憂さわは、先生がどれだけ憂を開発できるかにかかってますね」

梓「次は律先輩を軸にしていきましょうか」
517. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/11(火) 00:06:28.91 ID:ya46M18Mo
梓「まずは何と言っても律澪」

紬「最近見なくなったよね」

梓「律澪はクラシカルな魅力がありますね。ベタベタ感もラブラブ感も王道です」

梓「その真髄は病的なまでの相互依存にあると思います」

律「ええ?別に依存してないぞー?」

梓「何言ってるんですか。ベッタリじゃないですか二人とも」

律澪「……」

梓「まずは律先輩視点から分析してみましょうか」
520. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/11(火) 00:14:02.49 ID:ya46M18Mo
梓「最初に話しかけたのは律先輩でしたよね」

律「う、うん…」

梓「いつも一人でいる澪先輩を気遣ったわけではなく、多分なんとなく気になったんでしょうね」

律「まぁ、そんな感じかなぁ」

梓「そのなんとなくっていうのがポイントです。愛に理由なんて必要ありませんから」

律「あ、愛っ!?」

梓「律先輩もはっきり言ってましたよね?「好きな子にちょっかい出したくなるアレだ」って」

律「いやそれはそういう好きではなくてだな…えーと…」ゴニョゴニョ

梓「1期11話なんてジェラってましたし」

梓「2期では何かあると一瞬で澪先輩を助けてましたよね。修学旅行回なんて一瞬で抱き寄せてましたし」

律「いや、あれは澪が抱きついてきたから…」

澪「ち、違う!あれは律が…っ」

梓「ウヒヒヒヒ」

律澪「」イラッ
525. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/11(火) 00:24:13.71 ID:ya46M18Mo
梓「律先輩も大概ワガママですよね。澪先輩に友達が増えるのは嬉しいけど、でも自分を一番のままにしておいてほしいわけですから」

律「そんな事言ってないだろ!」

梓「1期11話では律先輩の澪先輩に対する依存度の高さがわかりました。そこについては説明しなくてもいいでしょう。次は澪先輩視点です」

梓「私は律澪に関しては、澪先輩視点のほうがグッとくるものが多いですね」

澪「これは喜んでいいんだろうか…」

梓「普段は律先輩のことを殴ったり叱ったりしてますが、ことあるごとに抱きついてます。本能で一番頼ってる証拠です」

澪「う……」

梓「澪先輩って私や唯先輩やムギ先輩には比較的柔らかい物腰で接しているのに、律先輩には高圧的ですよね」

澪「それは律がからかってくるから…!」

梓「原作での初詣回なんて、振袖着た時の律先輩の反応を真っ先に思い浮かべてプンスカしてますけど、あれって結局何をするにも律先輩のリアクションを気にしてしまってるって事ですよね」

澪「そ、それは……」

梓「まぁこんな感じで意地っ張りな澪先輩ですが、1期14話では珍しく律先輩に対して素直です」
530. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/11(火) 00:34:32.56 ID:ya46M18Mo
梓「ここは律澪描写の中でも好きなシーンです」

梓「いきなり素直にありがとうと言い出す澪先輩に、律先輩は照れてしまいます」

梓「なぜ照れたのか?それはありがとうと言葉にされるのが野暮ったいからです。今更感があるからです」

梓「幼馴染だから、口にしなくても考えてる事はわかる。だから言葉にする必要はない。転じて、いつしか言葉にすることを恥ずかしく思ってしまう…」

梓「でも感謝の気持ちが溢れて、言葉にしてしまう澪先輩。からかう→殴るのスキンシップが仲の良さの証明として暗黙の了解になっていただけに、いきなり直球ど真ん中に投げられた律先輩は照れてしまうわけです」

律「あぁぁぁ!やめろ!思い出させるな!」カーッ

梓「澪先輩の人生は、律先輩抜きに語れないものになってしまってますからね。言葉遣いまで影響されるなんて、もうこれは相当キテます」

澪「うぐ…」

梓「さて、私が律澪で一番好きなのは、2期でのロミジュリ練習シーンです」

澪「??あれっていつもどおりの私と律だろ?」
535. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/11(火) 00:46:42.71 ID:ya46M18Mo
梓「あの回は、澪先輩は劇の主役になってしまったせいで、浮かない顔してるシーンが多いんです。……が!」

梓「唯一、終始笑顔のシーンがあるんです」

紬「あっ」

梓「さすがムギ先輩、察しがいいですね。そうです、律先輩の部屋のシーンの澪先輩はとてもリラックスしてて楽しそうなんですよ」

梓「劇の主役なんて嫌なはずなのに、律先輩の家ではクッションに抱きついて大笑いしています」

梓「澪先輩があんなに素直に笑うのは律先輩の前だけですし、その笑顔を作れるのも律先輩だけです」

梓「もう結婚しちゃえばいいんじゃないですか」

律澪「しません」

梓「同じ幼馴染でも、唯和とは違い、律澪はとにかく一緒にいないとお互いが調子でなくなってしまうほどに依存しあってるわけです」

梓「お互いのことは何でも知ってる。好きなもの嫌いなもの、カチューシャの位置も足音も、全部知ってる。でもまだ一緒にいたい。離れたくない」

梓「律澪のいいところは、そういった危うい依存関係にあると思います」ウッヒヒヒヒ

律澪「なんか疲れた…」


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