唯「ん……ぅ、ぷは」

 目を開けて、お姉ちゃんの舌を解放してあげます。

唯「ふー、ふぅー……んくっ」

 お姉ちゃんをいじる手を止めて、少し後ろに下がります。

 月明かりに照らされた、お姉ちゃんの真っ赤な顔が印象的でした。

 目線を下に移します。

 トレーナーを半分かぶったお姉ちゃんのおっぱい。

 うずめるほどもありませんが、中心に鼻を押しつけてみると、幸せな気分になれました。

唯「はぁ、はぁ、はふ……ふぅ」

 どきどきという、お姉ちゃんの速い鼓動が聞こえてきます。

 それがまた可愛く思えて、再度右手がいたずらを始めてしまいます。

唯「っあ、は、くぅっ……!」

 お姉ちゃんの奥から震えが伝わってきます。

 顔を上げて、お姉ちゃんの胸に舌を這わせます。

憂「あーむ」

唯「あはっ……」

 ぺろりと、ケーキのいちごをすくい取るようにお姉ちゃんのぽっちを舐めてあげます。

 くるくると舐めまわし、口にくわえて引っぱりも加えます。

 つまんでこねる右手だって休んでいません。

唯「は、はぁっ、んく……んんうっ!」

 ぎゅっと先っぽをつねると、良い反応が返ってきました。

 寝ているのにこれだけ声が出るのだから、よほど気持ちいいのでしょう。

 お姉ちゃんが感じやすいのか、私が上手なのか。

 もう何年もお姉ちゃんの身体をさわっているから、恐らく両方だと思います。

憂「ちゅぱ……」

 そろそろいい具合になっているでしょう。

 私は先っぽを丹念に唾液でべとべとにして、口を離しました。

 くちびるに再び唾液を塗りつけてから、

 お姉ちゃんの歯と舌の間をぬって潜りこみます。

唯「んぁ」

 ぴちゃぴちゃとお姉ちゃんが唾を鳴らします。

 こくん、と喉が動いたようです。

 私とお姉ちゃんで混ぜた唾液が、お姉ちゃんの体の中に流れていきました。

憂「……」

 お姉ちゃんを抱き起こした手を、腰のあたりへ持ってきます。

 ぎゅうっとお姉ちゃんが私にしがみついてきます。

 そのせいか、眠っているお姉ちゃんの腰が、ほんの少し浮いたようです。

 その僅かな隙を逃さず、パジャマのズボンに手をかけて、

 一気にずるっと膝まで下ろします。

唯「っ……ん、ぁむっ」

憂「はぁ……ぴちゃっ、ちゅちゅ」

唯「んん、ういぃ……」

 舌でじゃれ合いながら、お姉ちゃんのあそこに右手を向かわせます。

唯「んぶ、ぁ……ひゃ」

 パンツの上から、2本指でぐいっと押しこめてみます。

 指先にうっすら水がしみ出してきました。

 そのあたたかな液体を指に絡めながら、曲げた指の関節であそこをグリグリとつつきます。

唯「ちゅ、はむ……んあぁぁ……」

 私にしがみついているお姉ちゃんの身体から、びくびく震えが伝わってきます。

 流石にこのあたりになってくると、起きてしまわないかと心配になります。

 でも、ここまで興奮に流されてきて、

 今さら不安が押し返せるはずもないのです。

 パンツの裏に指を忍ばせ、思いっきり引っぱると、

 ゴムのはじける音をさせながらお姉ちゃんのあそこが夜の空気にさらされました。

唯「はぁ、はぁ……」

 右手で撫でてみると、そこはもうじっとりと濡れていました。

 薄い陰毛にも水滴がつきまとっていて、掻き分けるとお姉ちゃんがぎゅっと抱きしめてきました。

唯「んぐ、もぐ……ぷぁ。うい、憂ぃっ」

 舌の絡みが楽しみを求めるじゃれ合いから、快感を求めるむさぼり合いに変わります。

唯「きて、ひてぇっ」

 お姉ちゃんの寝言。

 夢の中でも私とこうなって、私を求めているんでしょうか。

 お姉ちゃんがそんなエッチな夢を見るとは思えませんが、

 この時ばかりは私も、お姉ちゃんと想い合っているような幸せな幻想に浸ります。

憂「……いくね、お姉ちゃん」

 ぽつりと答えて再びキスを始めると、

 トクトクと蜜を吐くお姉ちゃんのそこに、2本の指をあてがいました。

 もう指を入れるようになって1年はしたでしょうか。

 すっかり慣れたお姉ちゃんのあそこは、あっさりと私の指を受け入れてしまいます。

唯「ふ……んんみゃんんうっ」

 私が舌をもてあそぶせいで、お姉ちゃんの声がおかしな風に揺れました。

 普段だと笑ってしまいますが、今はそんな余裕はありません。

 指を入れたくらいでは起きない。

 そう分かっていても、一抹の恐怖が付き纏います。

憂「……ふ……は」

 お姉ちゃんとのキスで漏れそうになる嬌声を必死で抑えます。

 私の声でお姉ちゃんが起きてしまうなんて事態だけは避けたいです。

唯「んんっ……ちゅ、ちゅ、んくふ……」

 お姉ちゃんが体をぐいぐい押しつけてきます。

 私はさらに指を奥まで……お姉ちゃんの膣壁を掻きながら進めていきます。

唯「あ、あっ……くぁ、んんちゅ……ちゅぷ、ぱあぁ」

 お姉ちゃんが私にしがみつきながら、激しく舌を絡めてきます。

 舌が私の口まで押し返されて、お姉ちゃんに攻め込まれてしまいました。

憂「ぁん……は、はふ……ちゅうぅ」

唯「もっひょ……はぁっ、もっとすごくして、憂……」

憂「……んっ」

 お姉ちゃんの寝言に応えて、指を動かし始めます。

 虚しいことはわかっています。

 でも、これでお姉ちゃんが気持ちよくなって、良い夢を見られるなら……。

 指を入り口近くまで戻してから、奥の限界までぶつけます。

唯「かはっ……」

 ぱちゅん、とお姉ちゃんの愛液がはじけました。

 手首をぐいっと捻ります。

唯「はああっ……は、ちゅ、んあああっ!!」

 回転の動きを織り交ぜながら、お姉ちゃんのあそこを激しく突きます。

 突くというよりは叩くに近い感じです。

唯「ああっ、は、はっ……!! んんうううっ!!」

 一生けんめいにキスをしていたお姉ちゃんが、のけぞって離れました。

 こんなに激しくしたら――でも、お姉ちゃんがしてって言ったんだから。

 恐怖感を興奮した不条理の裏に隠して、お姉ちゃんを強い刺激で襲います。

唯「あ、ああっく……んぁ、くあああっ!! うい、う、あああはっ!」

 お姉ちゃんは顔を真っ赤にして、与えられる快感によがり続けています。

憂「……お姉ちゃん」

 可愛い声がすこし大きくて、ふとお姉ちゃんが目を覚ます危険性を感じました。

 お姉ちゃんを追いかけて、くちびるを塞ぎます。

唯「あぅ、ふむうぅっ」

 苦しいかもしれないけど……我慢してね。

 その代わり、いっぱい気持ちよくしてあげるから。

 それ自体も私の自己満足なくせに、そんなことを思います。

 お姉ちゃんの舌が思い出したように私の中へ戻ってきました。

 また「ぴちゃぴちゃ」の再開です。

唯「はあっ、ああ憂、ういっ……ちゅ、ちゅぱ、れろれろ」

 お姉ちゃんが口の中を犯して、私はお姉ちゃんのあそこを犯して。

 お互いがお互いの体内に侵入して、気持ちいいところを探っています。

憂「ぁ……ふ」

 お姉ちゃんに犯される感覚で頭がぼーっとして、

 あそこを掻きまわす音は私の耳にはよく届いてくれません。

 キスしながら喘ぐお姉ちゃんの声が、何度も繰り返し響きます。

唯「うい……あ、あああぁっ! うにゅ……くあああぁっ!!」

 私にがっちりしがみついて、お姉ちゃんは腰をガクガク震わせます。

 こうなると、お姉ちゃんもそろそろ限界が近いはずです。

唯「んちゅ……は、はあっ! ……うい、いっ」

 お姉ちゃんが私の名前を呼んでくれます。

 それに応えるように、さらに手の動きを速くします。

唯「ああああっ、ういっ、ういいっ!! っくあ、ちゅ、ちゅむうう」

憂「おれえひゃん……んん、ちゅ……ぺろ」

 激しく喘ぎながら、お姉ちゃんがぎゅうっと私を抱きしめます。

唯「むぐぅ……っ」

 そして、くちびるをぐいぐい押しつけてきたかと思うと、

唯「っふ、……ふぁ、んむううーっ!!」

 お姉ちゃんの全身が硬直したように、びくんと震えました。

 私の指を奥へと引っ張りこむかのように、お姉ちゃんが強くしめ付けてきました。

唯「ふむっ、んん……」

 お姉ちゃんは私に抱きついたまま、

 ぶるっと体を揺すったあと、くちびるを離しました。

唯「……はぁっ」

憂「……」

 私にしがみついたままのお姉ちゃんを、ベッドに寝かせます。

 するりとお姉ちゃんの腕がほどけ、ぽとりとベッドに落ちました。

唯「はぁ、はぁ……はぁ」

 汗をかいているお姉ちゃんの額を撫でてあげてから、私はお姉ちゃんの股間に潜りこみます。

 エッチなことをしようというわけではありません。

 今からはもう、後始末です。

 むわりとお姉ちゃんの愛液の匂いが鼻を包みました。

 まだ、愛液があふれておさまっていないようです。

 このまま放っておくと風邪をひいてしまうかもしれませんし、

 私が寝込みを襲ったこともバレる可能性があります。

 ここは私が、しっかり拭いてあげないといけません。

憂「ん……」

 舌を伸ばして、お姉ちゃんの太ももの間に顔をうずめます。

 酸っぱい味が舌に乗りました。

 飲みこむと、口がお姉ちゃんの凝縮された香りでいっぱいになります。

 初めて舐めた時は、あまりおいしくないかな、なんて思ったけど、

 今ではこうして掃除してあげられることに喜びを感じられるようになりました。

 イったばかりで敏感なあそこを刺激しないように、そっと舌を這わせていきます。

唯「んんっ、……ふふっ、くふふ」

 くすぐったいのか、お姉ちゃんがこらえるような笑いをあげていました。

憂「ぺろぺろ……ちゅ、ちゅちゅう」

 柔らかいお姉ちゃんのあそこを舌でプニプニしたいのを我慢して、

 膣に残っている愛液を吸いだしてあげます。

唯「んんっ……ふ」

憂「……んく」

 昔はティッシュに吐き出していましたが、今ではそのまま飲みこめます。

 ちょっぴり酸っぱいのも、お姉ちゃんが詰まった味だと思えば自然とおいしく感じます。

憂「ふぅ……」

 太もものまわりもすこし舐めてしっかり掃除をします。

 ベッドの脇に置いてあるウェットティッシュをとり、さっぱりするように拭いました。

 べとべとにしてしまった口元も、きちんと拭きとります。

唯「……」

 ちょっと眉間に皺が寄りました。

 強くこすり過ぎたかな……?


憂「よし、元通り」

 たんすから新しい下着のペアを出し、着替えさせました。

 これで風邪をひくこともないでしょう。

 汚してしまったパンツは朝になったら洗濯をして、あとでこっそり戻しておくつもりです。

憂「ふう……っ」

 体を伸ばしてベッドを降りると、お姉ちゃんに布団を掛け直してあげます。

憂「ごめんね、寝てるのじゃまして……」

 謝るべきところはそこではないですが、

 私の罪は謝ったところで許されるものでもありません。

 今できることは、静かに立ちあがって、

 お姉ちゃんの安眠を妨害しないよう、部屋を去ることだけです。

憂「……おやすみ」

 よけいな一言を残して、私は自分の部屋へ戻っていきました。





  おしまい