ドスッ!!

龍騎(唯)「あぐっ・・・!?」

ハイドラグーン「グアッグアッグアッ」

梓「ゆ、唯先輩・・・」

龍騎(唯)「あずにゃん・・・離れてて・・・」ポタポタ

梓「先輩! 血が!!」

龍騎(唯)「早く!!」

ドンッ!!

ハイドラグーン「グアアアッ!?」

龍騎(唯)「はぁ・・・うぐっ・・・」

梓「あ・・・あぁ・・・」


ハイドラグーン「グアッグアッグアッ!」

ハイドラグーン「ギュアアがガがガガッ!!」

ハイドラグーン「ギゃアガッ!!グラガガッ!!」


梓「まだこんなに・・・」

龍騎(唯)「はぁ・・・はぁ・・・」

龍騎(唯)「あうっ・・・」

梓「先輩! 逃げましょう!!」

龍騎(唯)「大丈夫・・・ちゃんと守るから・・・」

梓「唯先輩・・・」

龍騎(唯)(それに今の私じゃ・・・逃げ切れない)

ハイドラグーン「グアッグアッグアッ」

龍騎(唯)「はぁ・・・はぁ・・・」

龍騎(唯)「うああああああああああああっ!!」


紬「はぁ、はぁ・・・」

紬「ここには・・・まだモンスターはいないのかしら」

キーーーン 
 キーーーン 
キーーーーン

紬「うっ!?」

紬「いつもより大きく聞こえる・・・」

紬「あのビルから・・・?」


……

士郎「優衣、もう少しだぞ・・・」

士郎「もう少しでお前の二十歳の誕生日を祝える・・・」

優衣「・・・お兄ちゃん、もういいよ」

優衣「私は大人なんだから・・・自分のことは自分でできるよ」

優衣「だから・・・もう・・・いいよ・・・」

士郎「優衣・・・?」

優衣「でも・・・ありがとうお兄ちゃん」

優衣「大好きだよ・・・」ドサッ

士郎「優衣!!」

士郎「優衣!! 優衣!!」

優衣「・・・」

士郎「どうしたんだ!? なんで・・・」

ポタン…ポタン…

士郎「!」

士郎「お前まさか・・・ガラスの破片で手首を・・・」

ガチャッ

紬「!?」

士郎「琴吹紬・・・なぜここに・・・」

紬「大きな金切り音がすると思ったら・・・ここにいたのね神崎士郎さん」

紬(でもどういう事・・・なんで優衣さんが倒れて・・・)

優衣「お兄ちゃん・・・」

士郎「優衣!! しっかりしろ!!」

優衣「今度絵を描くときは・・・モンスターじゃなくて・・・」

優衣「みんなが・・・笑っている絵を描きたいな・・・」

士郎「優衣!! まだ死ぬな!!」

士郎「お前は俺が必ず助ける!!」

優衣「・・・お兄・・・ちゃ・・・・・・」

士郎「優衣!! 優衣!!」

優衣「」

紬「優衣さん・・・」

士郎「あぁ・・・うああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


パリーーーーン!!
  パリーーーーン!!
パリーーーーーーーン!!


ナイト(澪)「な、なんだ!?」

ゾルダ(律)「!」


ハイドラグーン「グアアアアアアアアア!!」


ナイト(澪)「まずい!! モンスター達が街の中心部に・・・」

ドガアアアン!!

ナイト(澪)「!?」


ゾルダ(律)「どこ見てんだよ、私と戦ってる最中だろ?」

ナイト(澪)「律! お前こんな時にまで・・・」

ゾルダ(律)「黙れ!! 私には時間がないんだ!!」

ゾルダ(律)「戦いたくなかったらここで死ね!!」ストライクベント

ナイト(澪)「くそっ・・・」

ゾルダ(律)「うおおおおおおおおおお!!」


……

士郎「優衣!! 優衣いぃぃぃ!!」

紬「・・・・・・」

士郎「何をしている・・・早く戦え!!」

士郎「優衣はまだ助かる!! お前たちが戦えば・・・」

紬「優衣さんはもう・・・死にました」

士郎「!」

紬「認めてください、優衣は死んだんです」

士郎「まだだ・・・オーディンが勝ち残れば・・・」

紬「いい加減にしなさい!! どうしてそこまでして妹さんを苦しめるの?」

紬「優衣さんはこんな戦い・・・望んでいない!!」

士郎「戦え!! 戦ええぇぇぇ!!」

紬「士郎さん・・・」


ハイドラグーン「グアッグアッグアッ!!」

ハイドラグーン「ギュガアアアアアアア!!」

女「きゃああああああ!!」

男「うわああああああああ!!」



紬「!?」

紬「街にモンスターが・・・」

士郎「戦え・・・戦うんだ・・・」

紬「くっ・・・」

紬(どうしてそんなに・・・)


女「きゃあああああ!!」


紬「!」

紬「・・・変身!」

ギュィィィィ
シュピーン

ファム(紬)「はっ!」バッ


……

龍騎(唯)「あうっ・・・うぐ・・・」フラフラ

龍騎(唯)(やった・・・ようやく全部・・・)

パリィィィン

唯「うっ・・・」ドサッ

梓「先輩!!」

唯「あずにゃん・・・怪我はない?」

梓「なに言ってるんですか!! 先輩はすごい怪我・・・」

唯「げほっ! ごはっ!」ドバッ

梓「唯先輩!!」

梓(大変・・・出血がひどすぎる・・・)

唯「あず・・・にゃん・・・」

梓「唯先輩! しっかりしてください!」

唯「私・・・グッ・・・昨日から・・・ずっと思ってた・・・」

唯「戦いなんてやめて・・・みんなでまた演奏したいって・・・」

梓「唯先輩・・・」

唯「そしたら・・・・・・優衣さんや士郎さんに・・・聞いて欲しいな・・・」

梓「もうしゃべらないで・・・唯先輩・・・」

唯「それは・・・正しいとかじゃなくて・・・」

唯「それが・・・ライダー・・・としての・・・・・・私の・・・望みなの・・・」

梓「だったら・・・こんな所で死んじゃダメです!」

梓「生きてその願いを叶えてくださいよ!!」

唯「そうなんだよね・・・そうなんだけど・・・・・・」

梓「唯先輩!!」

唯「あずにゃん・・・・・・あずにゃんは生きてね・・・」

唯「生きて私の分も・・・ギター・・・・・・頑張って・・・」

梓「先輩!! 先輩こそ生きてくださいよ!!」

梓「唯先輩のギターがいないとダメです!! 私たちのバンドには唯先輩のギターが必要なんです!!」

梓「死んじゃ嫌だ!!」ポロポロ

唯「あずにゃん・・・ありがとう・・・」

唯「あずにゃんが・・・・・・そんなこと・・・言ってくれるなんて・・・」

唯「すごく・・・うれ・・・し・・・・・・」

梓「先輩! 唯先輩!!」

唯「」

梓「先輩・・・唯先輩・・・」

梓「唯せんぱーーーーーーーーーい!!」

唯「」

梓「ふうぅっ・・・グズッ・・・はぁぁ・・・」

梓「うっ・・・うぅ・・・」

梓「唯先輩・・・」

唯「」

梓「・・・・・・」




憂「お姉・・・ちゃん?」


……

バキィン!!

ゾルダ(律)「うあっ!?」

ナイト(澪)「・・・」

ゾルダ(律)「はぁ・・・くそっ!!」ファイナルベント

ゴゴゴゴゴゴ

マグナギガ「・・・・・・」

ナイト(澪)「律・・・」ファイナルベント

ダークウイング「ギャアアアアアア!!」

ゾルダ(律)「澪おおおおおおおおおおお!!」

ナイト(澪)「律ううううううううううう!!」

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

律「あうっ!!」ドサッ

律「はぁ・・・はぁ・・・」

ナイト(澪)「・・・」

律「くそっ・・・私の負けかよ・・・」

ナイト(澪)「・・・」

律「殺せよ・・・」

ナイト(澪)「・・・」チャキィン

ナイト(澪)「・・・」バッ

律「くっ!!」

ピタッ

ナイト(澪)「あっ・・・はぁ・・・」

律「・・・?」

ナイト(澪)「くっ・・・」パリィィィン

澪「・・・」

律「澪・・・」

澪「・・・」

律「・・・なんでだよ」

律「なんでトドメを刺さない・・・」

澪「・・・仮面ライダーは、人間の自由と平和を守る存在だ」

澪「だから・・・人間であるお前を死なせるわけにはいかない」

律「ふざけるなぁっ!!」

澪「・・・」

律「このまま生きてどうしろってんだ!! 早く殺せよ!!」

律「殺せ!! 殺せええぇぇ!!」

澪「・・・生きてれば何度だってやり直せる」

澪「さわ子先生もそうだった・・・」

律「待て!! どこへ行くんだ!?」

澪「じゃあな、私はやることが残ってる・・・」

澪「ライダーとしてやる事がな」

律「待てよ!! 殺せよ!!」

律「私を殺せ!! 澪おおぉぉぉぉぉ!!」

律「殺せええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

律「うわああああああぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!」



澪「・・・・・・」


……

バキィン!!


ファム(紬)「うぅっ・・・」

ハイドラグーン「グアッグアッグアッ!!」

ハイドラグーン「グギャアアアアアア!!」

ファム(紬)「倒しても倒しても・・・まだ出てくる・・・」

ナイト(澪)「ムギ!!」

ファム(紬)「澪ちゃん!?」

ナイト(澪)「助けに来たぞ!」

ファム(紬)「他のみんなは?」

ナイト(澪)「唯たちとは途中で分かれた」

ナイト(澪)「律は・・・殺してはいない」

ファム(紬)「そう・・・よかった」

ファム(紬)「私も、先生と分かれてからそれっきり・・・」

ナイト(澪)「そうか・・・」

ナイト(澪)「それにしても、凄い数だな」

ファム(紬)「澪ちゃん」

ナイト(澪)「なんだ?」

ファム(紬)「・・・優衣さんが死んだわ」

ナイト(澪)「!?」

ファム(紬)「それでも士郎さんは戦いを止めようとしない」

ファム(紬)「私たちがここで踏ん張らないと・・・」

ナイト(澪)「あ、あぁ・・・」

……

憂「・・・・・・」

梓「憂・・・これからどうするの?」

梓「もうこんな戦いやめようよ・・・」

憂「・・・」スタッ

梓「!」

梓「どこに行くの憂!」

憂「決まってるじゃない・・・他のライダーを倒しにいくの」

梓「待ってよ! 他のライダーって・・・先輩たちなんだよ!?」

憂「だから何? お姉ちゃんを生き返らすにはそれしかないじゃない」

梓「唯先輩はそんなこと望んでいない!!」

憂「・・・・・・」

梓「だから、ライダーバトルを止めるために憂も・・・」

憂「・・・」

梓「待って!!」

憂「さようなら梓ちゃん、私はもう誰の言葉も聞きたくない」

憂「私は願いを・・・叶えるだけ」

梓「憂・・・」

唯「」

梓「唯先輩・・・」

憂「・・・・・・」

梓「憂・・・」ザッ

憂「・・・まだ何か?」

梓「・・・変身」

憂「!?」

ギュィィィィィ
シュピーン

龍騎(梓)「・・・・・・」

憂「なんで・・・なんでよ梓ちゃん・・・」

龍騎(梓)「憂が話し合うことをしないのなら・・・戦うことでしか分かり合えないのなら・・・」

龍騎(梓)「戦ってでも憂を止める」

憂「・・・自分が何をしてるのか分かってるの?」

憂「ライダーになったんだよ?」

龍騎(梓)「・・・・・・」

憂「梓ちゃんとは戦いたくなかったのに・・・どうして・・・」

龍騎(梓)「憂・・・」

憂「・・・・・・変身」

ギュィィィィ
シュピーン

リュウガ(憂)「・・・・・・」

龍騎(梓)「・・・・・・」


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