梓「でたでた」


総運
自己顕示欲強く、大成功を掴むか非運の人生両極端。社会運強く晩婚傾向。

人運
独立心強く、一人で試行錯誤の天才肌。困難を押しきる力強さで成功。

外運
他人に良くすることが幸運を呼びます。臨機応変な対応が得意。

地運
活力、発展、独立成功運。

天運
目の前の幸福を逃しやすい家柄。

陰陽
あまり良くない配列です。



梓「うーん。なんかあんまりパッとしないような」

梓「中野唯のほうがいいのかな」

梓「まぁいっか」

梓「おっと、相性占いもあるじゃん」

梓「これはやっとかないと!」

梓「えーっと彼氏のほうに、平沢唯」カタカタカタ

梓「彼女は、中野梓っと。これでオッケー」

梓「……どきどきする。あぁカミサマお願い二人だけのなんとかかんとか」

梓「えい!」

ターン!

梓「あ、でたでた」

梓「へぇ結婚前と結婚後のが出るんだ」

梓「まずは性格面、二人の相性は……っと」


【性格面】 ☆☆☆☆☆

お互いが最高の理解者です。
恋に溺れてまわりが見えなくならぬよう。


梓「やったぁ!! パーフェクト!!」 

梓「ってなに喜んでるんだ」

梓「……クス。最高だって……!」

梓「そりゃそうだよね! 私と唯先輩だもん」

梓「部活の先輩後輩という垣根を越えちゃってるからね」

梓「私の中ではね!」

梓「ふふ~ん♪」

梓「その下は恋愛縁。二人は恋人になれる?」


【恋愛縁】 ☆

気持ちのカラ回りに注意。
相手に合わせることも必要です。
彼の気持ちは、彼女のどこともつながっていません。
彼女の気持ちは、彼の「家風」面とつながっています。


梓「…………ん?」

梓「な、なんかよくわかんないな……」

梓「ま、単なる占いだしっ!」

梓「…………」

梓「空回り……」

梓「相手にあわせる……よし」

梓「落ち込む必要はないよね」

梓「占いだし……!!」

梓「結婚縁! そう、こっちが大事」

梓「果たして結婚できるでしょうかっ!」


【結婚縁】 ☆☆
縁はあります。
お互いの努力次第です。
彼の気持ちは、彼女の「人生」面とつながっています。
彼女の気持ちは、彼のどこともつながっていません。


梓「気持ちがつながってない!? そんなこと無い!」

梓「私は唯先輩のこと誰よりも……ってあれ?」

梓「私、なんでこんなことしてるんだろう……」

梓「は、恥ずかしい……」

梓「なんで唯先輩と……」

梓「い、いいじゃん別に減るもんじゃないし……はぁ」

梓「……せっかくだし続き続きっと」

梓「結婚後の相性……」

梓「結婚後っていうと……体の、とか……うっ」

梓「うそうそうそうそ! そんなわけないよねー……あー暑い」

梓「一枚脱ご、暑い」

梓「よく読もう」

梓「……ってなんだ相性って夫婦愛のことか。夫婦っていうのも変かも」

梓「この場合婦婦?」

梓「まぁいいや。二人の愛情はっと」


【夫婦愛】 ☆☆☆☆☆

文句無し。最高の相性です。
彼の気持ちは、彼女の「性格」面とつながっています。
彼女の気持ちは、彼の「性格」面とつながっています。


梓「……」

梓「Fantastic」

梓「やったぁ! これ! うわぁ!!!」

梓「最高なんだっ! すごい!」

梓「でその下は!?」


【夫婦縁】 ☆☆☆☆☆

文句無し。最高の相性です。
彼の気持ちは、彼女の「生活」面とつながっています。
彼女の気持ちは、彼の「生活」面とつながっています。


梓「わんだふぉ!!」

梓「やっぱり唯先輩と私は結ばれる運命なんだ!!」

梓「やったやったぁ!」

梓「平沢梓……ふへへ」

梓「中野唯ってのも可愛くていいなぁ……うふふ」

梓「でも相性ばっちり……嬉しいかも」

梓「もし、もしもだけど唯先輩と結婚できたら……」

梓「毎日好きなときに抱きしめてもらって……」


『あずにゃ~ん♪ ぎゅっ!』

『あぁんもう唯先輩ったらぁ♪ いまお料理中ですよ~?』


梓「ふへへへ……」

梓「それとそれと、おはようのチューとか、いってきますのチューとか」


『あずにゃん、ほらいってきますのチューは?』

『はいあなた。チュッ』

『あずにゃんと毎朝チューできるなんて幸せ~いってきま~す♪』


梓「うんうんうんうん!」

梓「それ以外にもあーんさせあったり、お風呂に入ったり」


『はいあずにゃんあ~ん♪』

『おいしいです! じゃあ次は唯先輩。あ~ん♪』

『おいしいよぉ! やっぱりあずにゃんの作るご飯は天下一だね!』


梓「あぁっふ……すごくいい!」

梓「そ、それと最後に……」

梓「寝るとき一緒にベッドで、そ、そういうこととか……」カァ


『  ~~~ッ!  ♪♪』

『     ~♪』


梓「あぁああ、まだ想像力が足りない……てか」

梓「暑いっ……ほんとにエアコン壊れてるんじゃないの」

梓「はぁ、落ち着け。いまテンションあげたら寝付きが悪くなるよ」

梓「明日も練習がんばるんだから」

梓「……あーあ、にしても一体なんでこんなこと調べてたんだろう」

梓「完全に魔が差したとしか……深夜のテンションって怖い」

梓「パソコンもう閉じよ」

梓「唯先輩の壁紙欲しい……」


梓「……唯先輩」

梓「うぅ……やっぱり私唯先輩のこと好きなんだ」

梓「そりゃうすうす感じてたけどさ」

梓「だって唯先輩に微笑んでもらえるだけですっごくドキドキするもん」

梓「おかしいよね。私も唯先輩も女の子なのに……」

梓「ちょっと泣きたい」

梓「むしょうに寂しい午前1時」

梓「あーもういいや」

梓「寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおー!」

梓(そう寝ちゃおー!)

梓「……」

梓「……プククッ」

梓「ぐふっぐふゴホ、うふ」

梓「えへへへへへへへへ」

梓「おやすみなさい唯先輩」


……


梓「んっ、んぅ、ぁ……ゆ、唯先ぱっ……あ、ん」

梓「ふぅ、ぁ……~~んっ! んぁあっ!! ハァ……」

梓「ハァ……ふ、ぅ」

梓「…………」

梓「……」


梓「zzz」


……


翌日

梓「やっぱり字面は平沢梓の方がいいような気がする」

梓「うん。何度かいてもそうだ」

梓「クールな感じがするよね」

梓「一応もうちょっと練習しとこう」

梓「……」カキカキ

梓「よし、だいぶしっくりくるようになった!」

純「おっはー! 梓なーにしてんの!」

梓「うわぁあああっ!

純「そんなに驚かなくてもいいじゃん」

梓「きゅ、きゅきゅ、きゅうに現れないでよ!!」

純「何それ、いまから声かけまーすって遠くから叫んだほうが良かった?」

梓「えっと、ちがうけど」

純「んで! なにやってたの? 見せてー」

梓「あっ!」

純「梓……これ」


平沢梓平沢梓平沢梓 平沢梓 平沢梓平沢梓平沢梓
AZUSA HIRASAWA 平沢梓平沢梓平沢梓平沢梓
平沢梓平沢梓平沢梓平沢梓


梓「ち、ちがうの!」

純「梓、あんたそんなに……」

梓「か、かえして!」

純「そっかぁ。茨の道だけどがんばれぇ……」

梓「か、勘違いしてるって!」

憂「おはよー純ちゃん梓ちゃん」

純「あ、憂おはよ。ねぇ聞いて聞いて」

梓「うわああああっ」

憂「何? 楽しい話?」

純「なんかね梓が憂のこと好きなんだって。結婚したいくらい」

憂「えっ?」

梓「……」

憂「そ、そうなの梓ちゃん!?」

梓「……誤解だよ」

純「え~じゃあもしかして平沢姉のほう~?」

純「そっかそっかぁーなるほどねー」

純「合点が行ったよ。どーりで仲のよろしいこってー」

憂「あ、あずさちゃん!?」

梓「ちがうもん! 純の誤解! 勘違い! 冤罪!」

純「ええい! おとなしくせい! 証拠の前に言い逃れはできんぞ」

梓「返してよ~」ピョンピョン

純「とれるもんならとってみな~」

憂「……そっかぁ梓ちゃん。お姉ちゃんのことが……」

憂「…………」

梓「……うわーもう! 返せ!」

純「おわっ、そんなとこまでジャンプできるとは!?」


梓「絶対忘れること! いい!?」

純「へいへーい。ひっそり心のアルバムにしまっておくよ」

憂「うん。約束するね」

梓「でもこういう時、意外と信用ならないのは憂のほうなんだよね~」

憂「ど、どうして!」

純「そりゃ唯先輩絡みだからじゃない?」

梓「毎日の出来事を一字一句違わず報告してそうなイメージ」

憂「そ、そんなことしないよっ!?」

憂「梓ちゃんがお姉ちゃんのこと結婚したいほど好きで、溢れる想いを抑えきれずノートにぎっしり名前の練習したり」

憂「毎晩お姉ちゃんとのツーショット写真にむかっておやすみしたり」

憂「ヌイグルミに唯にゃんって名前つけて抱きしめながら寝てることなんて口が裂けても言わないよ!」

純「梓……あんた……」

梓「……」

梓「やっぱりここで憂を始末しておこう」

憂「やってみなよ。私通信空手やってるよ」


梓「そうなんだ知らなかった! じゃあ試してみてよ! 純で」

純「なんで!?」

憂「うん! レッスンの成果でてるといいけど」

純「あんた笑顔で近づいてくるから怖い怖い怖い!」

梓「やれやれ……秘密を守りきれるといいけど……」


「うんぎゃあああっ!!」

「あははっ純ちゃんおもしろい声だすんだね」

「やめっ、憂っ、うわぁああああっ」


梓「はぁー純にバレたのは迂闊だったなぁ……」

梓「なんせ純は別名歩くスピーカーだもん」

梓「憂がこのままやってくれることを祈ろう」

梓「はぁ、放課後が怖い」



放課後


梓「……気不味い」

梓「部活いきたくない」

梓「まともに唯先輩の顔見れるきがしない」

梓「絶対絶対ぜーったい顔赤くなる」

梓「あーやだなぁ」

梓「私って人付き合いそんなに苦手だったかなぁ」

梓「なんというか、今は直接会うより遠くから観察したい気分」

梓「わかってくれないかなぁこの気持ち。はぁー」

純「知らないし。早く行けば?」

憂「きっとお姉ちゃん今か今かと待ってるよー」

梓「ふぅ、これだからセンチメンタリズムを理解できない蛮族は」

純「いいから行きなって。私の怒りの鉄拳が振り下ろされる前に」

梓「……はい」



部室


梓「カムバックあたし!」

ガチャーン!


梓「ただいま参上です!」


律「くっそぉ……なんだよそのテンション」

澪「あぁ……紅茶こぼれちゃった……あぁ」

紬「なにかあったの?」

唯「……あずにゃん」

梓「す、すいません。こうでもしないと気が気でなくて」

唯「あずにゃん来てそうそうで悪いけど」

梓「!」ドキ

唯「憂から聞いたんだ……」

梓「ヤバいヤバいヤバいヤバい」

律「口にでてまーす」

澪「梓、何かヤバいことしたのか?」

紬「冷や汗だらっだらよ?」

唯「あずにゃんってさ……」

梓「は、はひ」

唯「パソコン詳しいんだってねー」

梓「え? あ、あ……はい」

唯「やっぱりそうなんだー! 良かったー!」

梓「なっ、え?」

唯「うちのパソコンちょっと見てほしいんだよ」

唯「なんか最近おかしくて、インターネットができないんだよ!」

梓「そ、そういうことでしたら。一度みてみましょうか」

唯「ほんと!? ありがとう!」

唯「さっすがあずにゃん」ダキッ

梓「離してください! 暑いです!」

唯「んふー、もうちょっとだけー」

梓「はぅ……」

唯「あずにゃんスリスリー」

梓「やめてくださぁい」


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