唯「なにそれ・・・」

紬「琴吹グループが運営してるテレビ局の新企画なんだけど・・・」

紬「唯ちゃんと憂ちゃんに、それのモニターをやってもらいたいの!」

唯「もにたー?」

紬「モニターっていうのは、実際にやる前のテストみたいなもの」

紬「新企画が無事に放送できるかどうか、唯ちゃんと憂ちゃんでテストしてもらいたいの!」

唯「もしかしてテレビに出れるの!?」

紬「テレビには出られないんだけど・・・ギャランティーとしてアイス1年分が出るわ」

唯「いちねんぶん・・・さぁムギちゃん、私は何をすればいいのかな!?」

紬「ふふ、じゃぁ憂ちゃんと一緒にここに来てくれる?」ピラッ

唯「わかった!」

紬「待ってるわね」


ゆいのいえ!

唯「憂~、ちょっと来てー」

憂「はーい」

唯「あのね、実は・・・ムギちゃんのお願いでね」

唯「憂と24時間耐久イチャイチャ!」

唯「っていう企画に協力することになったんだ」

憂「・・・へ?」

憂「私といちゃいちゃって・・・だれが・・・」

唯「もちろん私だよ!」フンス

憂「お姉ちゃんといちゃいちゃ・・・っ!?」カァッ

唯「憂、だめかな?ムギちゃんがどうしても協力してほしいって・・・」

憂「そっか、ムギさんが困ってるなら・・・うん、やろうお姉ちゃん!」

唯「さすが憂!じゃぁ早速行こう!」

憂「どこに行くの?」

唯「えーと・・・ここ!」ゴソゴソ ピラッ


むぎのつくったおうちのまえ!

唯「ひょえー・・・おっきい・・・」

憂「うん・・・しかもすっごく綺麗・・・」

斉藤「お待ちしておりました、平沢様」スッ

斉藤「わたくし、琴吹家の執事をしております斉藤と申します」

唯「ひ、ひつじさん・・・?」

憂「しつじさんだよ、お姉ちゃん!」

斉藤「紬お嬢様に代わりましてご案内させていただきます、こちらへお入りください」

唯「はーい、お邪魔しまーす」

憂「お邪魔します」

テクテク


むぎのつくったおうちのなか!

唯「ひょえー・・・しんでれらがいっぱい・・・」

憂「シャンデリアだよ、お姉ちゃん」

唯「あ、そっかぁー」

憂「ふふっ」

斉藤「こちらの部屋でございます」

ガチャッ

斉藤「それでは、アナウンスがあるまでこの部屋にておくつろぎください」

唯憂「はい!」

斉藤「それでは」

バタン

唯「憂ーっ、ふかふかのベッドがあるよ!」

憂「なんか丸いね、このベッド」

唯「あれ、こんなところにボタンがついてる」ポチッ

ウィーーーン

唯「すごいねこのベッド!まわるよ!」

憂「そうだね、お姉ちゃん!」

唯「色んな見たことないものがあるなぁ~」キラキラ

憂「ムギさんはすごいなぁ」

ブォン

紬『唯ちゃん、憂ちゃん、来てくれてありがとう』

唯「ムギちゃん!?」

憂「ムギさんがテレビに・・・」

紬『早速なんだけど、2人にはモニターとして行動してもらいます』

紬『といっても、何か指示があるとき以外はそのお部屋で普通に過ごしててね』

紬『タイムリミットは24時間後、もちろん食べ物や飲み物などはこちらで用意するわ』

紬『何か指示があったときは、その指示の通りに動いてほしいの』

唯「わかったよムギちゃん!」

紬『ふふ、それじゃぁ・・・憂と24時間耐久イチャイチャ!スタート!』



憂「いよいよ始まったね・・・」ゴクリ

唯「うん、でも特に変わったことはないね」

憂「そうだね、じゃぁお茶いれよっか?」

唯「おぉ、ムギちゃん家の紅茶だ!」

憂「ふふ、ちょっと待っててね」

唯「うん!」


そのころ、べっしつ!

紬「ふふ、いよいよだわ」

紬「ハイビジョンカメラよし」

紬「スーパースローカメラよし」

紬「床アングルカメラよし」

紬「楽しませてね、唯ちゃん、憂ちゃん!」


さんじゅっぷんご!

唯「うーいーひまだよー」

憂「何も指示とかないね」

唯「ムギちゃーん!何かないのー!?」

憂「聞こえるのかな?」

ブォン

紬『ごめんね、唯ちゃん』

紬『そろそろお部屋には慣れた?』

唯「くつろぎすぎて暇だよー」

紬『ふふ、そうね・・・じゃぁ最初の指令を出すわ』

唯「おぉ!」

憂「ついに・・・!」

紬『最初の指令は・・・』

紬『脱出ゲーム~DETE!~ をやってもらうわ!』ババーン

唯「でて?」

紬『ええ、今からとある部屋に連れて行くわ』

紬『そこは鍵がかかっていて、出られなくなってるの』

紬『でも鍵は部屋のどこかにあるわ!』

紬『問題を解きながら、その鍵のありかを探してもらうゲームよ』

唯「おぉ、何だか面白そう!」

憂「頭を使うゲームなんですね」

紬『その通り、それじゃぁお部屋に案内するから、メイドさんたちの指示に従ってね』

唯「メイドさん・・・」キラキラ

憂「すごい・・・メイドさんもいるんだぁ」

紬『それじゃ、健闘を祈るわ!』

ガチャ

ゾロゾロ

唯「ほぁぁ・・・かわいい・・・」

憂「いちど着てみたいなぁ・・・」

メイド「それでは、こちらの目隠しをしてください」

唯「目隠しするの!?」

メイド「はい、秘密の部屋となっておりますので」

憂「指示には従わなきゃだよ、お姉ちゃん」

唯「そうだったね、はじめてだからびっくりしちゃったよー」


唯「何も見えないよ!」

憂「そりゃそうだよお姉ちゃん・・・」

唯「えへへ・・・」

メイド「それではこちらへどうぞ」スッ

唯「手を持ってもらって歩くなんて赤ちゃんみたいだよ~」

憂「あはは、そうだね」


ひみつのへや!

唯「やっぱりちょっと怖かったね、目隠し」

憂「そうだね、お姉ちゃん・・・」

メイド「それでは、指示があるまで待機してください」

メイド「目隠しはまだ付けたままでお願いします」

バタン

唯「憂ーどこー?」ペタペタ

憂「ここだよ、お姉ちゃん」ペタペタ

唯「おぉ、うーいー!」ギュゥー

憂「はわっ!?もうっ、いきなりだとびっくりしちゃうよぉ」ドキドキ

唯「えへへ・・・だって寂しかったんだもん」

憂「もう、お姉ちゃんったら・・・」


そのころ、べっしつ!

紬「あぁ・・・唯ちゃんと憂ちゃんがぎゅぅーって・・・」ポタポタ

デデーン!!

ツムギサマ、アウトー!

紬「はっ!?」

ガチャッ

スパァンッ!!

紬「ひぅんっ!」

紬「うぅ・・・また出してしまったわ・・・」

斉藤「紬お嬢様、おいたわしや・・・」

斉藤「ご自分の出血癖をなおすために、百合を見て鼻血を出してしまったらお尻を叩かれるという荒療治を・・・」

斉藤「わたくしは応援してますぞ!」ヨヨヨ

紬「ありがとう斉藤・・・私、がんばるわ!」


ごふんご、ひみつのへや!

ブォン

紬『・・・ふぅ、唯ちゃん、憂ちゃん、お待たせ』

紬『目隠し取って大丈夫よ』

唯「はーい」

ヌギヌギ

唯「まぶしいっ!」

憂「ほんとだ・・・」

紬『大丈夫?今から説明するから、そのまま聞いてね』

紬『唯ちゃんたちには、この部屋を1時間以内に脱出してもらいます』

紬『1時間以内に脱出できないとゲームオーバー』

紬『残念ながら今夜の夕食は100g3万円のステーキになっちゃうわ・・・』

紬『でも、見事脱出できれば100g300万円の和牛ステーキよ!』

憂(どっちにしろ高級・・・)

唯「えーと、えーと・・・100倍も違うよ!?これは脱出しなきゃ!」

紬『それじゃ、今からスタート!』

ノコリ イチジカン デス

唯「よぉーし、がんばって脱出するよ!」

憂「うん、がんばろう!」


2