午後!
唯「さわちゃん来るのにまだかかるってー」
澪「もういやだぁぁ!!」
梓「せ・・・・先輩落ち着いて下さい!」
澪「もう無理だ!今まで待っててさわちゃん来るのにまだかかるって言う事はこの時間帯からデッドライジング2やり始めてクリアまで見積もって6時間とする!
今の時間は午後6時!さらにクリアし終わって、バカ律が大騒ぎして二時間潰れると計算して私達が寝るのは午前2時!丑の刻だぞ!信じられるか!丑の刻!」
梓「先輩!落ち着いてください!とりあえず落ち着いて下さい!」
紬「でも、私達がいるから大丈夫でしょう?」
澪「う・・・うん」
律「よし、じゃさっそくやりますか!」
唯「うぉーっ!楽しみだねあずにゃん!」
梓「そ・・・・そうですね・・・」
澪(はぁ・・・・)
でっどらいじんぐ!
紬「これがデッドライジング2よ」
梓「見たかんじすごいですね。この黄色い服を着た人が主人公なのでしょうか?」
唯「すごいすごい!チャックさんだよ!」
梓「ちゃ・・・チャック?」
律「デッドライジング2の主人公だ。こいつを操作してこの地獄を切り抜ける訳だな。澪、準備はいいか?」
澪「お・・・おう・・・(これはゲーム・・・ゲームなんだ。だから大丈夫・・)」
カチャ・・・
ウイィィン
唯「は・・・・入っちゃったよ、あずにゃん!」
梓「ゲームだから当たり前じゃないですか・・・」
律「梓、ネコ耳つけろ耳!」
梓「あっ、ちょ・・・なんでですか・・・」
律「実はこの主人公コスプレ好きなんだ」
梓「は?どういう事ですか!?」(だからなんで私がネコミミを・・・)
律「身の回りにあるものをなんでも着こなしちまうんだ・・・チャックは・・・野球のユニフォーム、女性用下着、子供服・・・・色々だ」
紬「あら、なかなか紳士的なのねぇ」
澪「てか、それ言い方悪くすればただの変態じゃないか・・・・」
律「まあいいじゃないか、とりあえず梓はそれしばらくつけてろ」
梓「はい・・・・・」(な・・・なんで?)
ごぉぉぉぉ・・・
唯「わぁ!遂に始まったよ、りっちゃん!」
梓「やっぱり変な緊張感はありますね・・・」
澪「律、大丈夫だよな?本当に大丈夫何だよな?」
律「大丈夫だって、うおお!盛り上がってきたな!」
梓「まだなにも起こってないじゃないですか・・・」
紬(怖がる澪ちゃんも可愛いけど・・・それを守るりっちゃんもなかなか・・・じゅるり・・・)
でっどらいじんぐ2!
唯「凄い!凄いよ!チャックさん動いてるよ!」
紬「それにしてもこのゾンビの量とんでもないわ・・・・」
律「すげぇ・・・・凄すぎるよデッドライジング2!ほら、澪もみろよ!」
澪「無理だ!もう無理だ!アーアー言ってるもん!」
うおおー・・・
ガシュウ!
律「あっ!噛まれた!」
唯「あっ!大変だよ!チャックさん噛まれた!!」
紬「大丈夫切って!チャックさんチェーンソーで切って!」
アアゥ!
ガシュガシュ・・・
梓「何やってるんですか!チャックさんそろそろ死んじゃいますよ!コントローラ持ってるの律先輩じゃないですか!」
律「わかったよ!あせらせんなよ!うおお!喰らえぇぇ!」
ドルルルン!
シュパシュパ・・・
ブシュブシュ・・・・
ボトボトッ・・・
梓「なっ・・・・」
紬「・・・・・・・」
唯「う・・・・・」
律「うそだろ・・・・・・」
梓唯紬律「腕とれたぁぁぁぁぁぁ!」
澪「!!!」
梓「まさか、人体欠損ありなんて・・・・」
紬「さ・・・・流石にこういうプレイはあまり好きじゃ無いわ・・・」(性的な意味で)
唯「う・・・結構過激だね・・・」
律「そういえば、日本版でも規制無しだったの忘れてたな・・・」
澪「・・・」
律「澪はもう死んでるし・・・おーい、澪ーっ」
澪「う・・・ここは・・・」
律「大変だ!澪の周りにゾンビの群れが!」
澪「ひぃぃぃぃ!」
律「澪!コントローラを手に戦うのだ!」
澪「よし!やってやる!」
紬「澪ちゃん、寝ぼけててもやるときはやるのね・・・」
唯「私も澪ちゃんのスーパープレイ見たいよ!がんばって、澪ちゃん!」
梓「先輩、ファイト!」
澪「うわぁぁぁ!やっぱり怖いぃぃぃぃ!」
ドルルルンドルルルン
ウォーウォー・・・・・
バンバンバンバンバンバン・・・
律「お・・・案外上手いじゃないか・・・」
澪「うっ・・・くぅっ・・・・」
カチャカチャ・・・
梓「凄いです・・・ほとんど見ないで撃ってます・・」
紬「本当にやるときはやるのね・・・澪ちゃん」
唯「プロ並だよ!澪ちゃん!すごいよ!」
そして一通りデッドライジング2をやり終えた五人。
ビビりつつも澪のスーパープレイは続き、遂にはビビリプレイでSランククリアと言う快挙を成し遂げた。
澪「はぁ・・・はぁ・・・」
律「やったな、澪!」
唯「すごい・・・本当にすごいよ澪ちゃん!」
紬(すごいけど・・・・やっぱり涙目の澪ちゃんってホントに可愛いわ~・・)
梓「凄いです、ギターの他にもこんな特技があるなんて・・・やっぱり先輩は凄いです!」
ガラガラ・・・
さわ「みんな!遅くなってごめんね!」
唯「あ、さわちゃん」
律「もうデッドライジング2澪がクリアしちゃいましたよ」
さわ「え?えぇ~・・・」
梓「もう、先生もそんな顔しないで下さい・・・・」
さわ「もういいわ!澪ちゃん!次はデッドライジング1のクリアタイムで勝負よ!」
唯「あ、いいんですか?先生。澪ちゃんホントに上手なんだよ?」
梓「てか、持ってきたんですか・・・1のほうも・・・」
さわ「もちろんよ!で?澪ちゃん、勝負する?」
律「そんなの・・・受けて立つよな、澪っ!」
澪「も・・・・もういやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
おしまい
最終更新:2011年01月16日 01:20