梓宅

梓「うーん、やっぱり駄目。他のサイトで検索を……
ん?うるう年のバグ?あらら……私のも旧型だ。今日は電源を落として
明日立ち上げてみるしかないかな」

梓「バックアップがあるし、少し様子見かな。お喋りできないのは悲しいけど
ネットも繋げられないんじゃなぁ……」


紬宅

斉藤「よし、出来ましたよ、お嬢様」

紬「有難う、斉藤!では早速電源を……あら???」

斉藤「ど、どうしましたお嬢様?」

紬「斉藤、これ、なんかおかしいわ」

斉藤「ほほう、スイッチが赤く光ってますな。これは……
お待ちください、少し調べてまいります」

紬「お願いよ、斉藤。唯ちゃんからメールが来ちゃうわ」

斉藤「む……斉藤、一生の不覚!お嬢様、このえっくすぼっくすは壊れております」

紬「なんですって!今日買ったばかりで……あ!!!」

斉藤「済みません、お嬢様、中古品でした故……すぐに店に行き、交換致します!」

紬「いえ、いいわ、もう間に合わないし、その店も閉まるでしょう、ご苦労でした斉藤」

斉藤「うううううう申し訳ありません、お嬢様。……斉藤、切腹いたします」

紬「介錯は逆刃刀でいいかしら?」

斉藤「お嬢様、せめてジョークで返してください!!!!!!!」

紬「(折角のお話タイムだったのに……悲しい……)」



唯宅


唯「よし!メールもしたし、楽しみだな~早く来ないかな~」


ヴィーヴィー

唯「ほえ?メールだ。誰だろ?」

唯「律っちゃん?ムギちゃん、あずにゃんまで??」

憂「どうしたの、お姉ちゃん」

唯「憂~、私嫌われてるんだよ、うわぁぁ~ん」

憂「ちょっと、どうしたの、お姉ちゃん!しっかりして!」

唯「だってだって!家のプレステはこんなに元気なのに、皆急に壊れたって言うんだよ、
私とお話したくないんだよぅ~えーん……電話もしにくいよ……」

憂「え?そんな……お姉ちゃん、メール見てもいい?」

唯「グスングスン……いいよ……」




fromりっちゃん

ごめん!

何か家のプレステ壊れちゃったんだ。エラーとか言うの。
弟が半狂乱だよ。初期化?したけど駄目みたい。だから今日は参加できないよ、
ごめんね。



fromあずにゃん

唯先輩へ

唯先輩、こんばんわ!楽しみにしていたんですけど、エラーがでて
プレステ3が動きません。ネットも繋がらなくて。どうしてこんなことに
なっちゃったんだろう……悲しいです。他の先輩方にもメールしておきます。
ごめんなさい。


fromムギちゃん

今日はごめんなさい。ゲーム機が壊れてしまって。
頑張ったんだけど今日は無理みたいです。
ごめんなさい。また誘ってね!



憂「うーん」

唯「酷いよ酷いよ……」

憂「よしよし、泣かないでお姉ちゃん。でも、これ何かおかしいよ。
本当に故障したのかもしれないよ。ちょっと調べてあげるから待ってて」

唯「うん……」



澪宅


澪「エフ……何人たりとも、おらの前を走らせないってあったなぁ」



唯宅

憂「お姉ちゃん、安心して。どうやら本当に壊れたみたいだよ」

唯「本当なの??」

憂「うん、うるう年のバグみたい。今日を2月29日と勘違いしてるんだね。
先輩方のプレステ3は多分、旧型だと思うよ。お姉ちゃんは新型でしょ、
旧型で起るトラブルみたい」

唯「ほ、本当だ。こんな事もあるんだ……良かった、嫌われてると思ったから……」

憂「大丈夫だから、電話してみて。」

唯「うん!」


ぴぴぴぴぴ・・・


律「ほーい、あ、唯。ごめん、なんかさーエラー8001050F
とか言うのがでてさ。うん、日付も元日になってて。うん、
え?古い奴だよ、家のは。発売当時に買った奴。うん。
弟が初期化して、セーブデータが真っ白け。凄い落ち込んでるよ。
うん、うん。あ、唯の所のは大丈夫なんだ。新型はいいやね~。
うん、ごめんね。修理に出すとか言ってるからさ。うん。
え?バグ?あー、そうなんだ。うん、分かった、伝えとく。
唯、ごめんね?うん。じゃ、明日ね!」


ぴろぴろりん


梓「あ、唯先輩!聞いてくださいよ、家のプレステ、壊れちゃって。
え?エラー?家は弄らないですぐ電源落としたんですけど。ええ、あ、日付はおかしかった
ですね。セーブ?あ、それはバックアップが…あ、えと、つまり、控えが取ってあるんで。
ええ、そうです。今日、楽しみだったんですけど……あ、古いんですよ、家のプレステ3。
ええ、あ?律先輩のもですか?あらら……。ええ、なんか、明日には直るみたいです。
はい。御免なさい、先輩。又誘って下さい!はい!それじゃ、お休みなさい……」


ぴぴっぴぷー

紬「あ、唯ちゃん。ごめんね、家のゲーム機、壊れちゃったの。
赤いランプが点いてて。え?え…ええ、そうそう!バグなの。
うん。え?古いといえば古いかな……ち、中古なの。
うん。やっぱり海外メーカーは駄目ね。椎茸みたいなマーク
で。外見は白くて綺麗だけど。え?日本製?え?黒?黒い色??
あ……あれ、電波が…あれ?ゆ、唯ちゃん、聞こえないから切るわね。」ぴっ



斉藤「お嬢様、お屋敷内はバリ3ですが」

紬「斉藤、この箱はすぐ売ってきて下さい。」

斉藤「は?もう不要ですか?」

紬「ええ。それでプレステ3と言うのを買ってきて下さい。
明日でいいですから。」

斉藤「畏まりました。では、箱は売却します。」

紬「(危なかった……なんか分からないけど、結果オーライみたいね!)」


唯宅

唯「憂の言う通りで、何かみんなおかしいみたいだよ。良かった。
私、嫌われてるんじゃなかった。皆を信頼出来ないなんて、駄目だね」

憂「仕方ないよ、お姉ちゃん。世界的にも大騒ぎみたいだよ。」

唯「うー、そうなの。ま、いいや、今日はもう寝ようっと。」

憂「お姉ちゃん、アイス食べたんだからちゃんと歯を磨いてね!」

唯「はーい」

憂「(さすがだわ……こんなタイマーを仕込むとは恐ろしい……)」



澪宅

澪「疲れてきたよ……」



そんなこんなで翌日になりました!By唯(キリッ


律「おーす、唯、昨日はごめんな」

唯「仕方ないよ、律っちゃん。それにしてもゲーム機
も大変だよね うるう年が分からなくなるなんて」

梓「私はバックアップとってて、無事に復帰できそうですけど、律先輩の所は、
初期化しちゃったんですか?」

律「うん。弟が死んだような目をしてた」

唯「ムギちゃんとこも、大変だったね~」

紬「え、ええ。そ、そうね」

律「ところで、澪は?」

唯「あ、澪ちゃんなら、腱鞘炎で病院に行くって言ってたよ~指がおかしいって」

梓「腱鞘炎?練習しすぎたのかなぁ。澪先輩」

律「澪がいないんじゃ仕方ないか。今日はゲーム談義でもするか!」

梓「あ、ところで紬先輩の言ってたシェンムーってゲーム、プレステ3では無いみたいなんですけど、
海外のゲームですか?一揆って言うのもないんですけど」

紬「こ、紅茶入れてくるわね~」

律「梓、もう許してやれよ」


おはり



3 ※第二幕