じゃじじゃーん どどどん!!

律「おーし、最後決まったし、今日は終わりにするかー」

澪「律は相変わらず走りすぎてたけどな……」

律「なんだとー!!」

紬「うふふ、さ、鍵締めますよ」

唯「ふぇー、ムギちゃん待ってよー。ギターが仕舞えないー」

梓「唯先輩、ギターのストラップ、引っかかってますって」

唯「あ、ほんとだ~、あずにゃんありがとー!!」

梓「あうう、そんな引っ付かないで下さい!」

律「今日からもう3月か~」

澪「そうだな」

紬「はやいですね~」

梓「部員増やさなきゃ……」

唯「あー、そうだ、ねぇねぇ皆!」

澪紬律梓「?」

唯「あのさ、今日、皆帰ったら時間あるかな……」

律「ん?私はあるけど」

澪「わ……私は今日は、ちょっと……」

紬「11時くらいまでなら……」

梓「私も、ムギ先輩と同じくらいなら……」

律「なんだよ?」

唯「じつはさー、正月に引いた、駅前の福引の当選番号見たら、プレステ3が当たってたんだー!」

澪「え?本当?凄いじゃないか、唯!」

梓「なんと言う強運・・・凄いですね、先輩!」


唯「えへへ~。それでね~、今まで出来なかったネットにも繋げたの!
だから、アドパで皆とお喋りできるかなって……」

律「お、そっか!!ヘッドセットも買ったのか!」

唯「うん!良くわかんなかったから、憂に教えてもらって……」

紬「……」

梓「プレステ3、家にもありますから、参加しますよ!でも久しぶりだな、起動するの」

律「携帯と違って、みんなで同時に喋れるのが面白いよな!ま、パソコンでも出来るけどさ、
私、パソコン苦手でさ……」

唯「私もー、でもゲームだと簡単だし!」

梓「自分のお部屋に居ながら先輩達と話するの、なんかわくわくします!」

唯「でしょでしょー!あずにゃん、わかってるねー!」

律「高校生だし、深夜に集まるなんて無理だからな!おし、弟のプレステ3
借りて、私も参加するよ!」

唯「澪ちゃんは駄目なのか……淋しいな~」

澪「あ、うん……。又今度参加するよ、ごめんな、唯」

唯「あ、ムギちゃんは??」

紬「へ?ぷ、プリンセス3なら家にあるから、さ、参加するわ!」

梓「ぷりんせす?」

紬「え・・えと、プリンプリン3だったっけ……」

律「プレステ3だろ、てかさ、ムギ、ゲームなんかするの?」

紬「や、やるわよ、私だって!」

梓「紬先輩、どんなゲームやるんですか?」

紬「えーと……あれよ、いっきとか」

唯「へ?どんなゲームなの、それ」

紬「えと、間違えたわ、あれよ。えーとシェンムーとか」

澪「それはドリキャスだろ」

律「怪しいな、ムギ。ほんとにプレステ3あるのか?」

紬「あ、あるわ!あるから私も参加する!」

唯「うん、楽しみにしてるよ!じゃ、今日アドパで部屋作るから出来たらメールするね!」

律「楽しみにしてるよ」

梓「待ってます!」

紬「わ、私も!」

澪「……」

唯「うん、じゃ、あとでねー!!」


と言う訳で、皆それぞれ家に帰りました! by唯(キリッ


唯宅

唯「ぷれすてー、ぷれすてー!よし、このボタンを…ぽちっとな!」

唯「おお~、最新型は凄いね!大きさもスリムになったし……」

憂「お姉ちゃん、ゲームするの?」

唯「うーうん、お喋りするんだ!」

憂「あ、アドホックパーティね。やり方わかる?」

唯「分からなくなったら教えてー!」

憂「やれやれ……」


律宅

律「と、言う訳で、プレステ借りるぞ!」

律「いいけど、姉ちゃん、データ弄るなよ!汗と涙と苦労の結晶だし、
バックアップとって無いんだからな!」

律「アドパするだけだから心配ないよ。しかし、これ、結構重いな……」

律「今のは軽そうだけどな。初期型だから仕方ないよ」

律「今のは薄いんだっけ?ま、これはこれでまだ使えるんだから我慢だな。
じゃ、終わったら返すよ」

律「うん」


梓宅

梓「えーと、久しぶりだなー、これ起動するの。暫らく動かしてないから、
アップデートになるんだろうな……唯先輩からメール来る前にセッティング
しなきゃ!」

梓「あ、その前にまず、コントローラーの電源の残りがあるかな……」


紬宅

紬「斉藤!ちょっとすぐ来て!」

斉藤「なんでしょうか、お嬢様」

紬「あれよ、ゲーム機を買ってきてネットにつなげて欲しいのよ!」

斉藤「ゲーム……かしこまりました、お嬢様。して、どのゲームを?」

紬「えーと……」

紬「(しまった!名前をメモするの忘れた……なんだっけ?プ……プレーリードッグ???)」

斉藤「お嬢様、今はこのようなゲーム機が販売されておりますが……」

紬「三種類あるのね、えーと……」

斉藤「お嬢様、ネットといえば、あの白いディスクの音が五月蝿いゲーム機ならネットに繋げているはずですが?」

紬「あ、あれは駄目なのよ。内蔵電池切れてるし、そもそもネットが違うし」

斉藤「左様ですか、私にはどれも同じように見えますが……」

「(しまったなぁ、今更唯ちゃんに聞けないし。でもネットできるんだから……これかな?」

斉藤「どうしますか、お嬢様」

紬「斉藤、これを買ってきて!そしてすぐにつなげて欲しいの!」

斉藤「かしこまりました、それで、いつまでにすれば……」

紬「今夜よ!唯ちゃんからメールが来るまでに!」

斉藤「なんと!今日ですか……うむむ、しかし、お嬢様がお困りとあらば、斉藤、すぐに店に向かいます!」

紬「お願いよ、斉藤!」

斉藤「このえっくすぼっくす三百六十でよろしいのですね?」

紬「ええ、それよ!お願いね!」

斉藤「かしこまりました。もし斉藤が帰る前にメールが来たら、上手く引き伸ばしてください、では!」

紬「ごねんね、斉藤。まってるわね!」

紬「(……何年かぶりに我侭言っちゃった……ごめんね、斉藤。でも、私だって皆とお話したいの……)」


澪宅

澪「えーと、エフ……」


唯宅

唯「よーし、何処に部屋を作ろうかな~、ま、どこでもいいや」

唯「あはは、この人型、可愛いな!」

唯「よしっと。一応、部屋を閉じておいてと……憂、これでいいのかな?」

憂「そうそう。あとは先輩と梓ちゃんにメールだね!」

唯「うふふ、楽しみだな~」


律宅

律「よし、準備完了っと。では、スイッチオーン!ぽちっとな!」

ぴぴぴぴぴ

律「ん?何か変だぞ・・・もう一度再起動だ!」

律「ありゃ、エラー8001050Fって何だよこれ、壊れてるじゃん」

律「おーい、聡ー、だめじゃん、大事に使わなきゃ」

聡「へ?」

律「ゲーム、壊れてるよ エラーとかって出て来た エラー8001050Fだって」

聡「エラー8001050Fだって! あああああ!何てことすんだよ姉ちゃん!」

律「わ、私じゃないよ!私は聡が繋げてくれたのに、電源入れただけだよ!」

聡「これ、基盤壊れたってエラーなんだよ!見せてみてよ」

律「そうなのか?」

聡「うわー……駄目だ、日付がおかしくなってる」

律「ありゃ、元旦になってる。あけましておめでとう!」

聡「酷いよ姉ちゃん、おめでたくないよ……あ、ゲームが起動しない!
は、破損データ……、ト、トロフィーも……うわぁぁぁぁー!!」

律「おい、聡、落ち着けよ!」


梓宅

梓「それじゃ、スイッチオン!」

梓「あれ?なんだろう、エラー8001050F?」

梓「ああ、カスタムテーマまで壊れちゃってる!何でよりによってこのタイミングで!!」

梓「折角、唯先輩とお話できると思ったのに……日にちもおかしいや」

梓「このエラー、何だろう?まずはネットで調べてみようかな?」

梓「う……なんだかアクセスが重いよ。これじゃ調べられないよう……」


澪宅

澪「エフ……」


紬宅

斉藤「お嬢様、お待たせいたしました!」

紬「斉藤!ありがとう、大変だったでしょう……」

斉藤「ははは、なに、お嬢様の為ならこの斉藤、何処でも行きますよ!
ですが……お嬢様、一つ問題が」

紬「何?」

斉藤「いえ、店が時間が時間で閉まっておりまして、開いていた店も中古しか在庫が無く……
中古となってしまいました」

紬「中古……そうですか、でも動けば構いません。早速接続を!」

斉藤「かしこまりました、お嬢様」


律宅

聡「うわー、駄目だ。データーが壊れてるし、いくら日付を治しても
正確な日付にならない……」

律「ごめんな、聡。私、本当に電源を入れただけなんだよ……」

聡「うん、姉ちゃんを信じるよ、取り乱して悪かった。バックアップ取らなかった俺が悪いんだ。
一応、初期化してみるよ。これで治るかもしれないし」

律「そ、そうなのか?でもデータ消えちゃうぞ?」

聡「うううう……姉ちゃん、それは言わない約束だろ……」

津「そ、そうだな。(てか、ゲームもいいけど勉強もしろよな……人の事は言えないけど)」

聡「さよなら……俺の戦果の証、さよなら……俺の勲章」

律「大げさだな!それより、そろそろネット繋げたいからサクサク初期化してよ」

ピッ

聡「あああああああ!ひどいよ!せめて初期化のスイッチは俺が押したったのに!!」

律「ごめんごめん……」


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