私はギターコードを押さえて軽くストロークする。
むったんから衝撃波が放たれる。

憂「梓ちゃん凄い!!」

梓「えへへ//」

紬「でもりっちゃん程威力はないみたい
まだ生きてるわよ」

梓「よし!」

私が押さえるコードを変えると
衝撃波も様々に変化した。

紬「凄いわね・・・」

律「よし・・・多少片付いたし
次は澪な!」

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」

律「・・・」

律「・・・ムギ
澪を現実に引き戻しておくから先頼んだ」

紬「よしきたー」

紬「キー坊!!」

ムギ先輩の前にキーボードが現れる。

紬「じゃあ手始めにクラッシックでも」

ムギ先輩は音色をピアノにし
クラッシックを弾き始めた。
ゆるやかなで綺麗な音が奏でる。

梓「ってあれ?効いてませんよ?」

紬「あれー?」

憂「でも向こうも攻撃してこないですし動かないですよ」

紬「じゃあ次はCagayake!GIRLSで」

ムギ先輩は音色をシンセ・リードに切り替える。
すると小さな衝撃波が機関銃のように飛び出していく。

梓「凄い・・・。まるでマシンガンのように・・・」

紬「こんな感じかしら、うふふ
あとは澪ちゃん任せたわ」

澪「任せとけムギ!エリザベス!!」

梓「あ、復活してる」

澪先輩がベースを指弾きする。
しかし大きな音がするだけで
澪先輩のベースからは衝撃波出ない。

澪「・・・え?」

梓「何で・・・?」

しかしその瞬間、木のお化けが倒れる。

律「・・・え?」

紬「澪ちゃん!どんどん演奏して!」

澪「う、うん!」

澪先輩が演奏すると1匹1匹確実に倒れていく。

澪「こんなもんか」

律「全部片付いたな」

澪「さあ、どんどん行くぞ!」

梓「澪先輩が急にやる気に!?」

律「演奏が楽しいんだろ」

そしてまたしばらくして


律「今度はケンタウルスか」

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナ…」

律「もういいから」


ケンタウルスは私に目掛けて襲いかかって来た。
私はむったんで演奏する。
が、ケンタウルスは止まらず突っ込んでくる。

梓「・・・え?」

律「効いてない?」

澪「梓!」
紬「梓ちゃん!」

澪先輩とムギ先輩の演奏で
何とかケンタウルスは倒れた。

憂「危なかったね梓ちゃん」

梓「うん。澪先輩、ムギ先輩ありがとうございます」

律「敵がだんだん強くなってきたな」

紬「このままじゃちょっと厳しいかも知れないわね」

澪「何か演奏に一工夫加えてみてはどうだろう」

紬「そうね」

私たちはそうして試行錯誤しながら先に進んでみた。


律「なかなか上手くいったな」

澪「そうだな。みんなで演奏すると威力上がるし」

紬「私だけこれといった大技がないわね」

梓「その分、追加効果が凄いですよ!」

憂「みんなの能力をノートにまとめてみたよ!!」

憂・・・いつの間に。
しかもノートまで具現化したの。




1ページ目

中野梓

攻撃:F
連射:D
範囲:B
体力:A
素早:A

押さえるコードによって衝撃波が変化する。

大技:ピックスクラッチ
レーザービームのような衝撃波を放つ。
貫通性能があり攻撃時間が長い。
攻撃:S 連射:G 範囲:G



2ページ目

秋山澪

攻撃:A
連射:D
範囲:G
体力:A
素早:B

見えない衝撃波を放つ。

大技:グリッサンド
ソニックブームを放つ。
攻撃範囲が広く連射が可能。
攻撃:F 連射:B 範囲:B



3ページ

田井中律

攻撃:A
連射:A
範囲:A
体力:G
素早:G

力強い衝撃波を乱打出来る

大技:16ビート
基本攻撃の2倍の攻撃と連射を誇る
攻撃:A 連射:A 範囲:A



4ページ

琴吹紬

攻撃:音色によって変化
連射:音色によって変化
範囲:音色によって変化
体力:D
素早:G

クラリネット
攻撃:D 連射:D 範囲:D
一番平均的な攻撃

シンセ・リード
攻撃:G 連射:S 範囲:G
マシンガンのように小さな衝撃派を放つ

ピアノ
攻撃:0 連射:D 範囲:B
敵の戦闘士気を大幅に下げることが出来る

ロックオルガン
攻撃:E 連射:E 範囲:E
相手を一定時間麻痺させることが出来る

ギター・ベース・ドラムの音も出せるので
それぞれの1/4の力で同じ攻撃が可能

大技:無し



(体力は継続的に演奏出来るかどうかです)

憂「どう・・・かな?」

梓「凄いよ!よくまとまってる!」

憂「えへへ//私これくらいしか出来ないから」

紬「充分よ憂ちゃん!」

律「にしても私とムギは攻撃を回避出来ないのはつらいよな」

梓「特に律先輩は連続で演奏出来ないので危ないですね」

澪「その分攻撃がえげつないけどな・・・」

律「よし!これで大丈夫だろ」

梓「先に進みましょう」

私たち先に進んだ。
それにしてもこの崖何処まで続くんだろう。

律「これ何処まで続くんだ~?」

律先輩が私が思ったことを口にする。

紬「お茶にしましょう」パァァ

そういってムギ先輩はお茶を具現化させる。
憂もお菓子を作っている。

澪「まったく、緊張感がないな」

梓「でも休憩しとかないと体力もたないですよね」

澪「それもそうだな」

そう、ここに進むまで相当な数の敵と戦って来た。
スライムやらユニコーンやらコウモリやら色々出た。
進むにつれ敵が強くなっているが
私たちも演奏が上手くなっているので
何とかなっているのだった。

しかし、スライム戦はつらかった。
私たちのあんなところやこんなところに侵入してきて・・・
あああああ、思い出したくない///////

澪「それにしても梓と唯が付き合うだなんてなー」

梓「//」

澪「最初はびっくりしたけどお似合いだよな」

梓「ありがとうございます//」

澪「だから早く助けてあげなきゃな
唯のためにも梓のためにも・・・」

梓「はい!」

雑談も終わり休憩を済ませて先に進む。

律「や、やけに歩くのがつらいな」

澪「あれ?」

律「どうした、澪?」

澪「崖・・・低くなってないか?」

紬「あ!本当だわ」

梓「急ぎましょう!」


段々と低くなっていき
そろそろ地面と崖が同じ高さになりそうになった。

紬「恐らく螺旋になっているのね」

梓「憂・・・」

憂「どうしたの?梓ちゃん」

梓「憂は現実世界に戻った方が良いと思う」

憂「え?」

澪「・・・」

梓「多分、崖の高さが下がってくる速度が上がってきてるから
螺旋は螺旋でも山みたいになってるんだと思う」

澪「となると崖の上は恐らくそう広くはないってことだろ、梓?」

梓「・・・はい」

梓「私の勘だけど、事は終わりに近づいてる
私たちは演奏を上手くすれば強くなれるけど
憂はそもそも武器がない」

憂「・・・で、でも!」

澪「私たちじゃもう憂ちゃんを守れないかも知れない」

梓「憂がいなくなったら誰が唯先輩のお世話するの?」

律(お世話って・・・)

梓「それに憂がいない世界に戻って唯先輩は喜ぶと思う?」

憂「・・・」

澪「私たちを信じて欲しい
必ず唯を助けだして帰るから」

憂「分かりました」

律「でもどうやって・・・」

梓「そこに出口がありますよ」

と言って梓は指をさす。
その先には虹色の楕円がある。

紬「さっきまで無かったのに・・・」

梓「どうやら私の意思で自由に出せるようです」

憂はゆっくりと歩き出す

憂「それじゃ梓ちゃん
お姉ちゃん助け出してね!絶対だよ!!」

梓「任せて!」

律「私たちに任せろ!」

憂「律さん、紬さん、澪さん、梓ちゃん
お姉ちゃんをよろしくお願いします」

そう言って憂は現実世界に戻って行った。


~~

いててっ。
なんだか体が重い。
背中にこちらを出る時に持って行った荷物が乗っている。
周りを見渡す。
梓ちゃんの部屋だ。
私だけ・・・私だけ帰ってきてしまった。
いや違う。
みんな帰って来る!お姉ちゃんを連れて
大丈夫だ。

ピピピピピピピピピピピピッ

何の音だろう。
そして、憂の目の前は真っ白になった。

~~

憂が現実世界に戻ると
憂が具現化したものは全て消滅した。

律「さあ、行くか!」

そして少し歩いたあと
崖と地面が繋がっていた。

紬「いよいよね!」

澪「ああ」

梓「何か人がいますけど」

崖を登り切ったところに3人ほど人がいる。
そして・・・何故か2匹のトラがいる・・・。

人「・・・」

律「この世界で初めて人を見たな」

人「ここは通さない」

律「へっ?」

澪「律危ない!」

人が襲いかかって来た。
律先輩は辛うじて避ける。

紬「りっちゃん大丈夫?」

律「へっ、分かりやすくて良いぜ!ドラ美」

澪「よし、みんな行くぞ!」

梓「はい!」

紬「よしきたー!」



  • バトルSTART-


トラが律先輩に襲いかかる。

律「これでもくらえ!」

律先輩が8ビートを演奏する。
トラは衝撃波の間を難なく抜けて行く。

律「なん・・・だと・・・」

梓「ピックスクラッチ!」

私の攻撃は綺麗にトラの体を突き抜けた。
トラは律先輩の目の前で倒れた

律「さんきゅー、梓」

紬「それにしても何て速さ・・・」

人「ふん、なかなかやるようだな」

梓「まだまだ!やってやるです!!」

人「それならこちらも」

すると三人はベース、キーボード、ドラムを具現化させた。

澪「え、私たちと同じ?」

人「自分たちだけ出来ると思うなよ」

敵のベースが演奏する。
(以下ベースの人→B キーボードの人→K ドラムの人→D)

梓「がはっ」

私に何かが衝突し、私の体の体は簡単に吹っ飛んだ。
見えない攻撃がここまでタチが悪いとは・・・。

澪「梓っ!」

B「人の心配している場合か?」ククッ

澪「何?」

律「澪!後ろ」

その時、澪先輩の左肩にトラが噛みついた。

澪「うあ・・・」

律「澪!」

澪「こんの・・・!離れろ!」

澪先輩はベースを演奏するが
近過ぎて当たらない。

律「くそ、私のドラムじゃ澪を巻き込んでしまう」

助けなきゃ・・・。
でも体が動かない。
肋骨を何本か持っていかれてるみたいだ・・・。
動こうとすると激痛がする。
たった1撃でこれか。
改めて自分の体の小ささを実感する。

梓「うぐっ」ゲホゲホ

B「ほう、まだ生きがあるか」

D「それではとどめを指しておきましょうか」

紬「そうはさせないわ、ロックオルガン」

K「そう簡単に物事は上手くいかないんだよ、お譲ちゃん」

紬「!?私のロックオルガンが消された?」

K「ロックオルガン同士の対決だ。退いたら仲間全員動けなくなるぜ」

紬「それはあなたも同じでしょ!」

ムギ先輩はKと勝負を始めた。
澪先輩はグリッサンドを連発し、何とかトラを離せたようだ。
しかし、連発したため澪先輩の体力はほとんどない。

梓「ピックスクラッチ!」

またもや私の攻撃はトラに命中し
さらに運良く貫通してBの右肩に当てた。
と、同時に私は力尽きた。


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