律「なぁ唯、私たちって似てるよな?」

唯「えーそれはさすがにショックだよ~」

律「なんだと!」

唯「あわわごめんごめん」

律「まったく…それでだ、ちょっと入れ替わってみんなをからかってやろうぜ!」

唯「そんなのバレるって~」

律「いいから着替えるぞ!」


律「よし!着替え完了。やっぱ私たち瓜二つじゃん」

唯「かんべんしてよ~」

律「どーゆー意味だ…」

唯「まぁ軽音部のみんなならすぐに見抜いてくれるって信じてるけどね」

律「おい唯、ちゃんとしゃべり方とか演技するんだぞ!」

唯「わかってるよ~下品でバカなしゃべり方してればいいんだよね~」

律「私のこと嫌いなのか?」



ドア「ガチャ」


澪「遅れてすまん」

梓「こんにちはー」

律(来たぞ!ミッションスタートだ!!) 

唯(ラジャー!)

律「澪ちゃん、あずにゃん遅いよ~」

澪「ごめんごめん、ちょっといろいろあってさ」

唯「どーせおっぱいが重くて歩くのが大変だったんだろーどれどれちょっと揉んでやりまひょか」グヘヘ 

律(このバカ私がいつそんなこと言ったよ!?)

梓「律先輩は相変わらずおバカですね」

澪「まったくだな、ほら練習するぞ」

律(あれー?)




律(こいつら気付いてないのか…?)

唯「梓は今日もかわえぇのぅw」

梓「律先輩うざいです」ゲシゲシ 

唯「もっとwもっと蹴ってwww」

ドア「ガチャ」

紬「遅れてごめんなさ~い…あら?」

律(ムギ!ムギならおかしいと気付くはず!)

梓「離れるです!」ゲシゲシ

唯「フヒヒw」

紬「まぁまぁまぁまぁ///」

律(\(^o^)/)


律「もうやだ…いつのまにか唯のほうがノリノリだし」

唯「ムギの眉毛もああ変わらず太いのぉw」

紬「いや~ん眉毛いじっちゃダメ~」

律「みんな!!!」

澪「?」

梓「どうしたんですか唯先輩?」

律「実は私…」

唯「わかったぞお腹がすいたんだな!まったく唯はしょうがないな。ムギ!お茶の準備だ!」ビシッ 

紬「は~い」

律「あのヤロー…」



律(おい唯!もう終わりだ!みんなにバラすぞ!)

唯(だめだよ律っちゃん、せっかくおもしろくなってきたんだから)

律(おまえがやってるのは私じゃない!なんだあの変態は!?)

唯(でもみんなは律っちゃんだと思ってる、みんなにはいつもの律っちゃんと何にも変わらないんだよ)

律(うぅ…みんな私のことをそんな風に…)


紬「お茶が入ったわよ~」

唯「おぉ今日はクッキーか!よくやったぞムギ」ナデナデ 

紬「ありがとう///」

澪「律、詞を書いてきたから見てくれ」

唯「どれどれ…前髪あげてるあの子のオデコPIKA☆PIKA…よしOKだ!」

律「却下だー!!!」

梓「唯先輩どうしたんですか!?」


律「あ、いや…澪ちゃんそんな歌詞歌えるの…?」 
唯(嫌だ嫌だ言いながらちゃんと演技する律っちゃんかわいい)

澪「歌うのは唯だぞ?」

唯「よし唯!試しに歌ってみろ!今ここで!」

律「ふざけんなー!」




律(そうだ!私の演奏を聞けば本物だって気付くはず!)タタタッ

澪「唯どうした?」

紬「それは律っちゃんのドラムよ?」

律「私のドラムを聞けー!」ドンドンジャンジャーン

澪「…」

梓「…」

律(よし!みんな気付け)

紬「ひどい…」

律「え?」




梓「唯先輩下手すぎです!」

澪「ドラムやってみたかったのか?でもいきなりうまくはできないぞ。なぁ律」

唯「そうだぞ唯、いきなりうまくできたら苦労しないよまったく」ニヤリ

律(え…いつもどうりやってるのに…どゆこと?)



唯「私が本物の技を見せてあげよう!」

律(ゴトー!)

澪「おーい律あんまり調子にのるなよー」

唯「だいじょぶだいじょぶ~」ラッサラウェイ

律(唯のやつドラムやるつもりか…だがこれで偽物ってわかるはず…墓穴をほったな)

唯「わんつーすりー!」

ドンドンドンジャジャジャーン

澪梓紬「!」

唯「ふぅ…」

澪「うまい!」

梓「どうしたんですか律先輩!?」

紬「すごくうまいですね!最高!惚れた!」



律(唯!いつのまにドラムの練習なんてしたんだ!?)

唯(ふぇ?今のが初めてだよ?)

律(もうやだこの天才)

澪「律も唯もなんだかやる気みたいだし私たちも練習するか」

梓「そうですね」

律「ちょっ待って私ギターなんて…」

唯「なんか今日の唯は調子悪いみたいだから歌だけでいいよ」

律(唯…助かった…)



律「って歌うたうのかよ全然助かってねー!!」

唯「わんつーすりー」

律「あぁーもう!!…きみをみてると~いつもハートドキドキ~」

澪(おっ?)

梓(へぇ…)



律「だけどそれが一番むずかしいのよ~話のきっかけとかどうしよ~」(まさかこの恥ずかしいラップを歌うことになるとは…死にたい)

唯「ぷっ」
梓「クスクス」

律「あー!もぅ寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおー!!」

澪「ふふっ」
紬「プフーッ!!」

律(くっそー笑ってんじゃねーよ!てか澪は自分で書いた詞なんだから絶対笑っちゃダメだろ!!)



律(なんで私がこんな目に…あぁ言いだしたの私か…)

澪「けっこううまいじゃないか」

梓「はい、びっくりしました」

紬「でもラップはまだまだね~」

澪「これからは律がボーカルで決まりだな」

律「ちょっ!?私はもう二度と歌わな………え?」

梓「律先輩歌もいけるんですね」

律「えっ…律って…え?」

澪「まだわからないのか?最初から気付いてたんだよ」

律「」



律「みんな…ほんとに気付いてたのか?」

梓「はい」

紬「もちろん」

澪「私が律を間違えるわけないだろう…」

唯「だから言ったでしょ~みんなにはすぐにバレちゃうって~」

律「うぅ…みんな…」




律「みんなわかっててからかってたのかよヒドイよ!!わーん!!!」ピュー

ドア「バターン!」

梓「行っちゃった…」

澪「あれここは感動するとこじゃ…」

唯「律っちゃん私の服返してよー」ピュー



紬「とにかくこれで一件落着ですね…」

澪「そうだな、じゃあ私たちも帰るか」

さわ子「待ちなさいまだ終わってないわ!」

澪「さわ子先生!?」

梓「いたんですか?」

さわ子「えぇ、ずっと」



さわ子「何くわぬ顔で帰ろうとしてるけど…そろそろいいんじゃないかしら?」

澪「…」

梓「…」

紬「…」

さわ子「みんなの目はごまかせても、私はごまかされないわよ、憂ちゃん」

梓「憂!?」

澪「憂ちゃんだって!?」

紬「…」



澪「ムギが憂ちゃんだったなんて…」

憂「どうしてわかったんですか?」

さわ子「だってその眉毛、本当のたくあん張りつけてあるだけじゃない」

梓「どうりで今日はすっぱい臭いがすると…」




憂「先生はすごいですね、いつも私の変装見破っちゃいます」

さわ子「えっへん!」

梓「憂もかなりすごいけどね」

澪「毎回気付かない私たちもすごいよな」

梓「それで本物のムギ先輩はどこに?」

憂「………………………………………………聞きたい?」

梓「やっぱりいいです」

澪(聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない)ブルブル



憂「お姉ちゃんは律さんを追っ掛けて行っちゃいましたし私たちも帰りましょう」

さわ子「そうね、じゃあみんなまた明日」

こうして今日も平和な軽音部の一日が終わるのでした









澪「また私たち気付かれなかったな」

梓「あれから3ヶ月毎日入れ替わってるのに…」

澪「今度授業中も入れ替わってみるか」

梓「私勉強ついてけないですよ」

澪「そっか…」


おしまい