一旦口を離して、反対側のおっぱいの頂点に、口中にたっぷり溜まった涎を垂らす。
次の一手、っていうやつ。
梓「んぁ……あ……はあ、ねぇ、唯お姉様? どこでも、喜んでいじってあげますよ?」
唯「なっ、何か、こあいよ、あずにゃぁん……気持ちいいんだけど、だけど、いつものあずにゃんじゃないみたい……」
梓「唯お姉様が、私の変なスイッチを入れちゃったからです。お風呂の時までは、私も自制出来てたんですけど……もう、無理です」
私の唾液にまみれた方のおっぱいに、指を伸ばす。
てろてろぬちゃぬちゃ、そんな感触なのにやっぱり乳首だけはきゅんと固くて、唯先輩も可愛らしくあえぐ。
唯「ひゃぅぅんっ! んぁ、あっ、あぅぅんっ!」
梓「唯、お姉様ぁ……とっても、可愛いですよ……?」
唯先輩の両脚の間に、膝を割り込ませる。
そうしながら耳元を舐め上げ、私もされたように、すぼめた舌先を耳孔へ差し入れてゆく。
唯「んひいい!? ひゃ、あ、あああああああ!? や、あっ、ちょ、あずにゃ……んああああ!」
梓「ちゅうっ、ちゅ、れる、ちゅぷ……ちゅく、ちゅる、んふ……♪ ぐちゅっ、ちゅぐ、ちゅちゅ」
唯「ひゃら、や、あっ……やら、やらああああ、耳ぃ、あ、あずにゃぁん! 待って、あ、あっ、ふゃぁぁぁんっ!」
びくん、びくびくって唯先輩が全身を痙攣させたけど、構わず耳の奥を舐め続ける。
唯先輩の反応が可愛すぎて、なるほど責めたくなるわけだ、なんて納得しちゃったから。
梓「ちゅう、ちゅくく、んるっ……ちゅる、ぬぷ、ん、くぷ……れるるっ」
唯「ひゃあ、あっ、あ……! あずにゃ……! おね、がい、待ってよ、お願いだからあ!」
梓「んちゅ……そんなに感じて、耳は嫌でしたか? 唯お姉様」
唯「い、や、じゃない、けどぉ……か、感じすぎて、軽くイっちゃったのに……あずにゃん、止めてくれなくって……ちょっと、怖かったよ……」
梓「あ……」
口を離すと、唯先輩は快感に震えつつも、泣きそうな表情になっていた。
唯「んく……あ、あずにゃん。部室で同じことしたけど、仕返しにしては意地悪すぎるよぉ……」
梓「あっ、あの、仕返しとか、そういうつもりじゃなくって……唯先輩が、気持ちよさそうだったから……あ」
唯先輩、って言っちゃった。唯お姉様じゃなくって、唯先輩って。
唯「ん……いつものあずにゃんに戻った、かな?」
梓「あの、唯せん……お姉様……」
唯「あずにゃん。あのね、私、『唯お姉様』って呼ばれるのが嬉しいわけじゃないんだよ?」
唯「あずにゃんが、恥ずかしさを我慢して呼んでくれる姿っていうか、声色っていうか、そういうのが嬉しいの」
梓「……結構なご趣味ですね、唯お姉様」
唯「うん、今のは嬉しいけど嬉しくない」
とか言う割に、息を荒くして、頬も真っ赤に染めてる。
まあ、嬉しいには違いないんだろうけど、やっぱり状況が大事ってことかな?
梓「……唯、お、お姉様っ」
唯「な、なぁに?」
恥ずかしがって呼ぶと嬉しいんだって意識すると、余計に恥ずかしい。
でも。
梓「その……えと……私、こうしたいんですっ」
唯先輩の片脚を抱き寄せて、アソコ同士を触れ合わせる。
敏感な粘膜同士の接触、愛液で濡れに濡れてぬめって、腰の奥から力が抜けちゃう。
梓「あっ、あ、ああ、ふああああ!」
唯「んあ、あずにゃっ……にゃああああああんっ!」
脚の付け根。オンナノコ同士をこすり合わせた途端に、私の身体が快感にしびれる。
唯先輩もぴく、ぴくくんっと痙攣して、きっと、私と同じ。
唯「ふああぁ……あ、あずにゃん、い、今の、すっごく気持ちいかった……」
梓「わ、私もですっ……んっ、んぅ……でも、もう一回だけ、お願いします……ん、んふっ」
とろとろに濡れてぬめる割れ目同士を、ヌチャヌチャとこすり合わせる。
唯先輩も、私と同じくらいに濡れてる。エッチしたくて、興奮して、準備をしてたんだ。
唯「んぁ、あぅ、ああ、何これ、あっ、すごっ……あふ、あ、あずにゃん、怖い、こんなの私知らないよぉっ」
梓「だ、大丈夫です、私も、するの、初めてですけどぉ……んっ、あ、あは……一緒に、唯先輩と一緒にイきますからっ」
熱を帯びた粘膜が愛液に濡れ、こすれる度にいやらしい音を立てる。
熱く粘って、吸い付き合って、気持ちよくって……今まで、心底とか本当とか言ったけど、本当の本当に、堪らなく気持ちよすぎる。
唯「あぅんっ、あ、あずにゃ、んんっ! やら、あうんっ、あ、あああ! やらしっ……ふあ! あっ、あああん!」
梓「も、もう少し、で、イきます、私っ……はう、あ、はうん……唯先輩も、き、気持ちよく、なって、くれてますかっ」
唯「うんっ、気持ち、いっ、けど……ふあ! あ、ああっ! やら、あ、先に、イきそっ……あ、んあああああっ!」
そんなの、嫌です。絶対に許せません。
イきそうなら、私も……こんな、唯先輩と一緒に登り詰めようとしているんですから、一緒にイきます!
梓「んっ、んんっ……ちょ、ちょっとだけ、我慢してくださ、ぃ、唯先輩っ……私も、イく、もぉ、ちょっとで……イきます、からっ」
両腕で抱いた唯先輩の脚が、びくびくっと快感に震える。
駄目。そんなの駄目、一緒にイきたい、唯先輩と一緒に……!
唯「あ、あ、イくよ、イっちゃうよぉ! もぉ、あ、我慢、出来なっ……い、よ、ふあ……ふああああああんっ!」
梓「私もっ……イきます、イくっ、あ、イきます、唯先輩、一緒にイきますぅぅぅっ!」
思いきり、多分あんまり力は入らなかっただろうけど、唯先輩の脚を抱き締める。
ごめんなさい、ぺったんこな胸で。ごめんなさい、初めてだから上手に出来なくて。
唯「ふあぁ……! あ、あ、あずにゃ、んっ……んあ、にゃ、ふにゃぁぁ……」
梓「んっ、あ、んくっ……んんっ! んんん! んぁ、あ、あふっ……あ……あぅ……ん……」
ひくひくと震えて、唯先輩のアソコが痙攣して教えてくれる。
イったよ、って。あずにゃんと一緒にイったよ、って。
でも、私は小心者だから、嘘でも言葉にしてもらわないと、安心出来ない。
梓「ふぁ……あっ、あ、あああ……唯せんぱ、い……い、今、一緒に、イき、ました、か……?」
唯「うんっ、ん、あぅ……イった、よ……? すっごく、よかった……あずにゃんのアソコ、癖になりそおなくらい、気持ちいー……」
梓「や、やだ、何を言ってるんですかっ」
唯「ん……あ、ふああ……ほ、ほんとだよ? エッチぃくこすられて、とっても気持ちよくなって、イっちゃったんだもん」
梓「そう言うんなら、唯先輩のアソコだって……グチャグチャに濡れてて、こすってて気持ちよくって……思わずイっちゃいましたぁ」
唯「やぁん。そういう告白は恥ずかしいよ、あずにゃん」
梓「……そっ、それはこっちのセリフですっ」
でも、よかった。
唯先輩も、私と一緒にイってくれたんだ。
約束……したわけじゃないけど、ちゃんと、一緒に。
梓「……唯先輩」
脚を離して、倒れ込むように唯先輩に抱き着く。
いつもとは逆。
唯「ふぁ……あ、あずにゃん?」
梓「私、唯先輩と一緒にイけて……唯先輩がイってくれて、ものすごく嬉しいです」
唯「う、うん……気持ちよかったね、あずにゃん……」
きゅう、と抱き締め返される。
嬉しい。
抱き締められるのもそうだけど、唯先輩と一緒に気持ちよくなれたことが、何よりも嬉しい。
梓「んぅ……唯せんぱぁい……おっぱい少しでいいから分けてくださいよぉ……」
唯「ごめん、無理だよ」
梓「んにゅむ~……んむっ、はむはむ……わかってますけど、それでも……んむむ……ちゅぷっ」
唯「も、も、あずにゃんってば、しょうがないなあ……眠たくなるまでだよ?」
イったばかりで敏感になっているハズなのに、私がおっぱいを吸っても怒らない唯先輩。
それどころか、そっと布団をかけて、私の肩を抱いてくれて。
梓「ちゅ……ん……唯先輩……だいしゅき……」
唯「私も大好きだよ、あずにゃん」
梓「…………」
あったかくて、とっても気持ちいい。
疲れちゃったのか、段々眠くなってくる。
梓「……大好きです、唯お姉様」
唯先輩には聞こえないように、そう小さく呟いて目を閉じる。
大好きな人の体温を感じながら眠るって、何て幸せな心地なんだろう。
……おやすみなさい。
唯「ふふ……うん。おやすみね、あずにゃん。大好きだよ」
~一日目終了!~
ふつかめのあさ!
梓「お出かけしましょう、唯先輩!」
唯「……はく?」
朝食に作ったハムエッグトーストを頬張りながら、唯先輩が小首を傾げる。
唯「もくもく……ん、お出かけするの? 普段着しか持ってきてないけど、オサレなあずにゃんと並ぶと、あずにゃんが恥ずかしい気がするけど」
あ……そっか、唯先輩には何も言ってなかったんだっけ。
お出かけするのは無理か……はぁ。恥ずかしいとか思わないけど、唯先輩に気を遣わせるわけには……。
唯「あ、でも、折角だし新しい服買おうかな……あずにゃん、選んでくれる?」
いえ、それは勿論オールオッケー、無条件で大丈夫です。
梓「はい、喜んで」
唯「んじゃ、今日はお出かけしよー!」
梓「はいです♪」
お砂糖とミルクたっぷりのコーヒーを運んで、一緒にトーストを食べる。
何だか、どきどきわくわく。
いつもは大抵ウィンドウショッピングなのに、お出かけがこんなに楽しみだなんて、初めてかも。
しょうてんがい!
梓「あの……服を買うんですよね……?」
唯「うん、あそこの洋品店のおばちゃん、割引してくれるからお得なんだよ~」
って、思いっきり地元じゃないですか。
もっとこう、街に出てはっちゃける感じで期待してたんですが。
唯「あ! 可愛いの飾ってあるよ、あずにゃん!」
梓「はっ、はい」
急に走り出した唯先輩を追って、件のお店に入る。、
如何にも昔から営業してますよーていう、暗めの蛍光灯がちょっと不安。
歩道に出てるリングハンガーの服とか、もう頼まれても着たくない古臭いデザインだし。
唯「ほら、あずにゃん。これとか可愛い」
あれ?
梓「あ、ほんとに可愛い」
唯「こっちも」
あれれ? え?
もしかしてここ、不思議時空です?
地元の洋品店って地味な服しかないイメージがあったけど、ここに限っては認識を改める必要がありそう。
だって、唯先輩が着たらとっても可愛いだろうし、或いは格好いいだろうし、きっと幼く見えてきゅんとしちゃうような服も置いてあるし。
梓「唯先輩、どれにするんですか?」
梓「へ? あずにゃんが選んでくれるんでしょ?」
ああ、そうでしたっけ、約束しましたっけ。
梓「……じゃあ、あれ……あのワンピースなんて無難だし、どうですか?」
唯「あ、あれも可愛い。いいね、さすがあずにゃん! さっそく試着してくるよ!」
唯先輩はお店の奥に声をかけて、試着室に入る。
待つこと数分。
唯「じゃーん!」
梓「…………」
唯「あう? に、似合わなかった、かなぁ?」
梓「いっ、いえ、すっごく可愛いです! 一瞬、天使が舞い降りたかと思って言葉を失ってました!」
唯「やだなぁ、あずにゃん。天使はあずにゃんの方だよ~」
唯先輩はけたけた笑いながら、お店の奥に歩いてく。
話通り、綺麗な人が出てきて、タグをハサミで切ってもらって、お会計をして。
着替えた服を袋に入れた唯先輩が戻ってくる。
唯「じゃーん!」
梓「あの、それさっきやりましたから」
唯「じゃーん!」
梓「……すっごく可愛いです、唯先輩」
唯「えっへん!」
ふんす、って得意気に。
私が繰り返しネタだと気付かなかったら、きっといつまでも続いてたんだろうなあ……。
唯「さ、んじゃ次はどこに行こっか?」
梓「え?」
唯「今日はあずにゃんとデートなんだよね」
梓「えっ?」
唯「私はあずにゃんとデート中」
梓「……え? え?」
唯「だから、私はあずにゃんとデートちう。だよね?」
デートって、いえ、少しは考えてましたけど、はっきり言われるとその、何ていうか。
は、恥ずかしい……。
梓「お出かけとは言いました、けど……デートとまでは……」
唯「でも、つまるところデートなんだよね?」
梓「はい……」
唯「やっぱりデートだよ-」
はい。
いくら言い換えても、やってることは同じ。
好きな人とお出かけ、これ即ちデート、なのです。
梓「んと……映画とか、どうです?」
唯「カラオケ……」
梓「どこ行っても放課後ティータイムの歌は絶対に入ってませんよ」
唯「うぅ……わかってるよ、言ってみただけだよ……」
梓「……ラブホテル」
唯「……ねぇ、あずにゃん? まだ午前中だよ? さっき朝ご飯食べたばっかりだよ?」
梓「言ってみただけです、そんな気の毒そうな目で見ないでください」
勿論、期待は込めていましたけど。
それはそれとして、一旦戻って唯先輩の着替えを置いて、身軽になって出直した方がいいかな?
梓「唯先輩、私のうちに荷物置きに帰りませんか? 手ぶらで歩いた方が楽ですし」
唯「あ、うん、そーだねー」
うし。
これで唯先輩の手が空く、さり気なく手を繋げる。
唯先輩って普段はぽやぽやしてるから、ちゃんと手を繋いでいないと安心出来ないんだよね。
……というのはお察しの通り、建前なのです。
最終更新:2010年12月30日 22:51