おんざべっど!

梓「ん……ふぅ……?」

 目を開けると……手足が動かない。いや、正確に言うと動かせない。
 何だか柔らかぷにぷにした感触で拘束されていて……。

唯「あ、あずにゃん。起きた?」
梓「はう!? ゆ、唯先輩っ、どうしてこんな顔近いんで……いえ、裸っ!?」
唯「あれれ。冷たいなー、あずにゃん。ほんの五分前のことも忘れちゃったの?」

 ……あ、そっか。
 私、唯先輩とエッチして、簡単にイかされちゃって……失神した、のかな。

梓「んしょ……っとわぁ!?」

 とりあえず、身体を起こそうとした、のに。
 何コレ。唯先輩、五分って言ったけど……全身がぴりぴり気持ちよくて、まだ力が入らない。

唯「あん、危ないよあずにゃんっ」
梓「ど、どうもです」

 また、唯先輩が私を裸同士のままで抱き締める。
 丁度おっぱいのところに私の顔がきて、ううん、別に嫌とかそういうわけじゃないんだけど、思わず悪戯したくなってくるというか。

梓「…………」

 膨らみに、顔を埋めてみる。ふにふにのぽゆんぽゆんだ。
 ほの紅く染まった肌はまだ汗ばんでいて、私が触れると唯先輩がピクンと身を震わせた。

唯「あは。甘えんぼさんだねぇ、あずにゃん♪」
梓「やーらかいですね、唯先輩のおっぱい」
唯「ふふふ。あずにゃんへの愛がたっぷり詰まっているのさー」
梓「……私もこのくらいあったら、自信満々でそういうこと言えたんですけど」
唯「大丈夫だよ。あずにゃんのおっぱいだって、きっとすぐに大きくなるよ」

 根拠のない励ましだけど、嬉しい。成長期の真っ最中なんだし、ね。
 私も唯先輩の背中に腕を回して、もぎゅもぎゅと顔を押し付けた。
 柔らかくて、あったかくて、心臓の鼓動も伝わってくる。
 ……私と同じくらい、どきどきしてる。

梓「それでも、やっぱり羨ましいものは羨ましいです」
唯「う、ぅんっ、あずにゃん……何か、ちょっと、エッチぃ動き方だね……」
梓「はい。イった余韻もあって、特にエッチな気分ですから……はぷ」

 何となく口を開けて、滑らかな肌に歯を立てないようにかぶりつく。
 汗と涎が混じってぬるぬるぬめって、いやらしい音が鳴る。

唯「ふぅぅっ!?」
梓「あむあむ……んちゅ、ぺろっ……はぷっ、かぷはむまむ」
唯「くふんっ、んんっ! んぁっ、あ、は、あずにゃんっ……おっぱい食べちゃやだよぉ」
梓「くちゅっ、れるっ、ちゅううううっ……いいなあ、おっぱい……はむはむむ」
唯「んっ、あ、あっ、あんっ! ふ、ふぅ……け、結構、気持ちいいかも……」

 私を抱いていた腕の力が段々と緩み、行く当てをなくして結局シーツの上に落ちた。
 唯先輩は私がおっぱいを甘く食む度に肩を震わせて、続けて欲しいとねだっているかのよう。

梓「ん……ちゅ、ちゅっ、ちゅちゅ……ちゅうぅ……んちゅぅ、ちゅむ、ちゅ」
唯「ふぅっ……ん、んぁ、駄目、そんなに沢山キスしないでぇ、あ、ああんっ!」

 可愛い。唯先輩は、同じ女の子で後輩の私から見ても、とっても可愛らしい。
 ついばむようにキスを繰り返しながら、おっぱいの下から鎖骨、喉元へと少しずつ私の跡を残してゆく。
 この小さな赤い斑点は、月曜までに消えるだろうか。
 ……ううん。消えなくてもいい。むしろ、消えたら新しいキスマークを付けてあげたい。

唯「んぁ、あ、あずにゃぁん……はぅ、んっ、ん……あ、あっ……何だか、ぞくぞくしてきちゃうよっ」
梓「はい……ぴったりくっついてますから、唯先輩がぴくぴく感じてるの、伝わってきてるです」

 喉元から、おとがいに。そして――小刻みに熱い吐息を漏らす唇を、奪う。

唯「ふむっ!? ん、んーんっ、んぁ……あ、あー……れ?」

 でも、すぐに顔を離しちゃう。
 深くとろけるようなキスをしたいのは山々だけど、それじゃあまた、唯先輩のペースだ。
 そうなったら、私だけイっちゃって、唯先輩を気持ちよくしてあげられないから。

梓「……どうしたんですか、唯先輩? 舌出しちゃって……もしかして、べろちゅーしたかったんですか?」
唯「あっ、あうぅ……あずにゃんの意地悪ぅ……だって、だって、今の流れだと絶対べろちゅーだなって思ったんだもん!」
梓「ふふっ……唯先輩ってば、本当にエッチですね」
唯「ううぅ……」

 膝をすり寄せるように閉じながら、唯先輩は恥じらって身を縮こまらせた。
 ……本当に可愛い仕草。

梓「嘘ですよ。唯先輩が困って恥ずかしがるところを見たかっただけです」

 絶頂の余韻はいくらか薄れてきているけれど、興奮は更に募るばかり。
 唯先輩を抱き締めていた腕を放し、のしかかるような体勢になる――私が唯先輩をイかせてあげる番だから。

唯「あ、あずにゃん……お願いだから、意地悪しないで……私、あずにゃんに嫌われたかと思ったよ……」
梓「すみません。嫌いになんかなっていませんから、だから……泣かないでください、ねっ?」

 ちょっと……いや、かなりやりすぎたみたい。
 両の瞳を涙で潤ませて、今にも泣き出してしまいそう。
 お詫びの気持ちも込めて、今度こそディープキスをしますよ、と唯先輩の唇をちろちろと舐める。

唯「んくっ、ぐすっ……は、はう……あずにゃぁん……」
梓「アレです。小学生が、好きな相手を照れ隠しに思わずいじめてしまう、あんな感じですよ」
梓「でも……唯先輩を泣かせちゃうとは思いませんでした。もう絶対にしません」
唯「う、うん、絶対だよ? 今の、すっごく悲しかったし……」

 両手で唯先輩の柔らかほっぺを挟み込んで、狙いを定める。

梓「……ちゅ、ちゅっ……んるっ、れるぅ……あむっ」

 軽くニ・三回唇を触れ合わせた後、舌先をすぼめて唯先輩の口の中へ。
 本当に泣き出してしまう前に、ちゃんと私の気持ちを伝えないといけない気がしたから。

唯「ふあ、あむぅ……むちゅ、ちゅうっ、れるりゅ、ちゅく、くちゅちゅ……んぐ、んっ……んぁ……」
梓「ちゅる、じゅるぅ……んっ、んく、ん……はぷ」
梓「ど、どうです、唯先輩? 嫌いな相手に、こんなこと出来ると思いますか?」
唯「う、ううん。ありがと、あずにゃん。とっても安心した」
梓「……それだけ、ですか?」
唯「え?」

 唇から垂れそうな、ふたり分が混じり合った唾液をぺろっと舐め取る。
 その舌で、唯先輩の唇の周りの涎も綺麗に吸ってあげる。

梓「ちゅっ、ちゅ、ちゅちゅ……んちゅ、ちゅる……ん、ふ……安心しただけ、なんですか?」
唯「ふぁ……あ、え、えっとね、その……あずにゃんのキス……気持ち、いいよ……」
梓「……よかったです。そうやって言葉にしてもらえると、続けても大丈夫なんだって、私も安心出来ます」

 これは、私のわがまま。
 何もかもが独りよがりで、肝心の唯先輩が全然よくなかったら、って思うと不安になっちゃう私の勝手なお願い。
 なのに唯先輩は、恍惚としながら微笑んで、優しく私の頬をさすってくれた。

唯「私、ちゃんと言うよ? 気持ちよくなかったら、こーしてとか、あーしてとか、一杯注文付けちゃう」
梓「あ……ゆ、唯せんぱぁい……」
唯「だから、あずにゃん。心配しないでいいよ? 遠慮もしないでいいんだよ?」

 唯先輩は、ズルい。
 卑怯です。反則です。チートです。
 私の不安をわかっていて、それでいて、されるがままで。
 私の意地悪で泣きそうになってたのに、逆に私を慰めてくれたりして。
 本当に、唯先輩は……卑怯なまでに優しい。

梓「あ、あのっ……私、唯先輩みたいに上手に出来ないかもですけど、が、頑張ります……」
唯「うんっ。期待してるよ~、あずにゃんっ♪」

 ぎゅう、と抱き締められて、頭ごと身体を密着させられてしまう。
 もう少し唯先輩のおっぱいを堪能したかったのに……でも、うん。まだ始まったばかりだと思えば、後の楽しみに取っておける。

梓「……そういえば唯先輩、本当に太ってませんね」
唯「ん、くふっ……あん、あずにゃん、くすぐったぁい」

 唯先輩の片脚を、私の両脚で挟んですりすりとこすり合わせながら、おへその周りをなで回してみる。
 やわやわぷよぷよ、だけどお肉が余ってるわけじゃない。
 おっぱいも膨らんでるし、お尻も生唾を飲み込むような形だし……何て羨ましい。

唯「は、ぅんっ、んぁ……あ、あっ、はふ……くす、ぐった、いよぉ……」
梓「っふ、ふう、ふぁぅ、んんん……唯先輩、本気でズルいです……あんなにお菓子ばっかり食べてて、運動もろくにしてなさそうなのに……」
唯「あっ、あずにゃん?」

 私のお腹の余分なお肉が胸に行ったらどんなに嬉しいことか。
 ダイエットしてお腹を細くしたら、胸までちょこっとだけど薄くなっちゃうのに。

梓「いいなあ、いいなあ……はぷっ、あむむ。はぷちゅ、ちゅぷ……んちゅっ、ちゅ、ちゅちゅ」

 痩せても減らない、このおっぱいが羨ましいです。
 ふにふにで、ぽゆんぽゆんで、私と違ってしっかりとした揉み応えがありそうな大きさ。
 唯先輩にも、こんな風に私の身体で楽しんで欲しいんです。

唯「あっ、あふん、あず、あずにゃんっ! ちょっ、脚っ、汗と、エッチなおつゆで、ぬるぬるぅ……んふううっ!」
梓「唯せんぱぁい……んちゅ、ちゅ、ちゅく……ち、乳首、すっごく固くなってるです……ちゅうううっ、ちゅく、ちゅぱっ」
唯「ふあああああっ!? や、やんっ、あ、あっ、やあんっ! あずにゃん、私まだおっぱい出ないよぉっ!」
梓「出なくても美味しいですよ、唯先輩のおっぱい……んちゅく、ちゅうっ、ちゅる、ちゅちゅっ、ちゅぷ……んむっ、あむ」

 尖った乳首を唇に含んで、甘噛みする。
 唯先輩は胸を突き出すように仰け反りながら、ぷるぷると小さく手足を痙攣させ、気持ちいいと私に訴えてくる。

唯「んくっ、んんっ……あぅ、あ、あず、にゃんっ……おっぱいイイよぉ、きっ、気持ちいっ……ふああああああんっ!」
梓「はぷ……んちゅう、ちゅく、ちゅうぅ、ちゅむ……私なんかに吸われて感じちゃうなんて、唯先輩は敏感なんですね」
唯「はぅ、は、はあぅ……た、多分、違うよ……あずにゃんだから、こんなに、気持ちいーんだと思う……よ?」

 今は私が攻め役のハズなのに、きゅうんと胸の奥……と、下腹部の奥が切なくなってくる。
 唯先輩ってば、ズルい。ズルい、ズルい。
 可愛くって、気持ちよくなってるくせに、言葉だけで私を感じさせるなんて本当にズルい。

梓「そっ、それはどうもです……んくっ、ん……ええとですね、そろそろ……私も、唯先輩の……あ、あ、アソコ……を……ですね」
唯「ふぁ……うん、いいよ。来て、あずにゃん」

 はやる気持ちを堪えて、唯先輩の了解を得る。
 あ……私の指、唯先輩より太かったりしないかな?
 弦ダコが痛かったりしないかな?

唯「…………」
梓「…………」
梓「あっ、あの! い、痛かったらすぐ止めますから、すぐ教えてくださいね!?」
唯「う、うんっ」

 うん、そう、ギターを弾いているのは唯先輩も同じ。
 その指が気持ちよかったんだから、きっと、私の指でも唯先輩は気持ちよくなってくれる……といいな。

梓「じゃ、じゃあ、お邪魔します……」

 割れ目にそっと触れて、汗よりも涎に似た、でも涎よりねっとりした愛液を念入りに指先に塗り込める。
 しっかりとぬるぬるコーティングして、そして、唯先輩の入り口を探……り、当てた。
 余っている手は、あんまり上手に触れないような気がして……自分の股間に添える。

唯「んきゅっ」
梓「『んきゅ』って、先輩……」
唯「ご、ごめん……」
梓「いえ、すっごく可愛くって、きゅんとしました」

 唯先輩、痛がるかな? それとも、ちょっとでもいいから、感じてくれるかな?
 入れる指……私が自分でするのと同じ、中指で大丈夫かな?

唯「んっ……く、ふぅぅ……!」
梓「んくっ、は、はぅ……唯先輩……入れますよ……?」

 手首に軽く力を込めると、ぬちっ、と卑猥な音が聞こえて、次の瞬間には中指全体が熱く濡れた粘膜に包まれていた。

唯「はうぅんっ! ふあああ、あ、ああああああっ!」
梓「……あ、ゆ、唯先輩の中っ……すごぉい……」

 今わかった。
 唯先輩がこうしていた時、私に意地悪して、指を全部差し入れたわけじゃない。
 そして、この感触を自分のアソコと比べたくなった気持ちも、よく理解出来た。
 利き手じゃない方でいじるのは初めてだけど、私と唯先輩の中……かなり、違う。

唯「ん、ふっ……ふぅぅぅっ……! んく、あ、あずにゃぁん、あぅ、あぁぅ……指ぃ、ずんって、奥まで入れたら、びっくりするよぉっ!」
梓「す、すみません……唯先輩の中、とろとろに濡れてて、滑りがよすぎて入っちゃいました……」

 ぬるぬるしてるのは、愛液のぬめり。
 でも。ひくひくって、私の指を締め付けてきているのは、唯先輩の……膣の、ひだの凹凸。
 とっても細かくって、だけど柔らかくって、それなのに絡まってきて。
 どうしよう。唯先輩に気持ちよくなってもらう為に入れたハズの指先が逆に気持ちよくされちゃって、このままずっと、唯先輩を感じていたい。

梓「んぅ……はぁ、はぁっ……ゆ、唯先輩っ……ど、どおして、中っ、こんなに気持ちいいんですかぁ……?」
唯「ぅんっ? わ、私の中って、あずにゃんが? 気持ちいーの?」
梓「はっ、はい、すっごく……指動かしたいんですけど、締め付けが強くって、のるのる~って感じで……やだ私、まさか指が性感帯……?」

 指とか。いくら唯先輩のことが好きだからって、指はないよ指は。
 と思っていたら、私の唇に、唯先輩の――つい先程まで私のアソコに入っていた指が、そっと添えられた。


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