得点!

①①①①①②②
唯澪紬梓和純さ

律「ありゃ、満点じゃなかったか」

さわ子「話題の振り方が無理やりと言うか予め用意された感じがしたから気まずくなかったけど加点したわ」

律「厳し~な~さわちゃん」

梓「純も……2点?」

純「えっ? あっ、うん……。さわ子先生と同じ理由かな」

律「……そっか。ならしょうがないな」

ぽん、と純の頭に手を置き撫でる。

さわ子「……(ほんとは1点にしようと思ったんだけどね。難しい年頃よね~)」

紬「(100点目指しちゃお~う)」

\唯澪律紬梓和純憂合
唯\⑧③③③⑦--24
澪⑧\③⑨③-⑦-30
律③③\⑥⑮--⑨36
紬③⑨⑥\③-34-55
梓③③⑮③\--⑦31

律「次は~梓&純~」

澪「これも7点濃厚だな」

梓「純~行くよ~」

純「う、うん」

和「(暇ね)」

唯「なかなか出番こないなぁ」


気まずさ選手権! リベンジマッチ!
六回戦 梓純

梓「やっと回ってきた。話したいことあったから」

純「話したいこと?」

梓「声のトーン落として」

純「え? でもそれだと気まずそうとか言われたり……」

梓「いいから。ポイント的にも余裕あるし大丈夫」

純「うん…わかった。ありがとう梓」

梓「で、律先輩のことなんだけど、何かあったの? 昨日」

純「うんうん。多分梓と和先輩と同じだよ。普通にご飯食べて……普通にゲーセン行って……駄菓子食べて」

梓「ならなんでさっき2点なんてつけたの? さわ子先生が2点つけてくれたから目立たなかったけど……。どう見ても1点な内容だったと思うよ?」

純「わかんない……。だからこんなモヤモヤしてるんだと思う」

梓「モヤモヤ?」

純「律先輩が昨日わたしと仲良くなりたいって言ってくれたの凄く嬉しかったんだ。けどそれって所詮このゲームの為にだよね?」

梓「……」

純「それとなんだかね……律先輩が憂と仲良くしてるの見て、一緒にゲーセン行くって言ってるの聞いて……嫌だった」

梓「もしかして……律先輩のこと、好きなの?」

純「ううん。多分そんなんじゃないよ。いっつも側にいて面倒見てくれたお姉ちゃんが実はめんどくさいながら面倒見てたってわかった瞬間……みたいな感じ」

梓「純、私はそんな律先輩とは親しくないけど……。ゲームの為だけに仲良くなるような人じゃないのは知ってるよ」

純「……」

梓「寧ろいい機会って思ってたと思う。私も和先輩を誘うときそんな感じだったし」

純「……ほんと?」

梓「ま、答えはあそこで一生懸命聞き耳立ててる人と話す時にもらいなよ」

律『聞こえね~』

純「うん、そだね。そうする」

得点!

③④③③③②⑩
唯律澪紬和憂さ

梓「あっれぇー!?」

さわ子「聞こえないのは一番つまらないわ」

律「そうだそうだー!」

紬「可愛かったけど聞こえないと可愛さ半減……」

澪「私の時もつけられたからな。平等だぞ梓」

唯「なに話してたか気になりますなぁ」

憂「ごめんね梓ちゃん」

和「面白くなって来たわね」

純「ごめんね梓!」

梓「うそーん」

\唯澪律紬梓和純憂合
唯\⑧③③③⑦--24
澪⑧\③⑨③-⑦-30
律③③\⑥⑮--⑨36
紬③⑨⑥\③-34-55
梓③③⑮③\-28⑦57

律「続きましては~ばんっ! ……唯&憂」

唯「やっと出番だね!」

さわ子「①。私寝てるから終わったら起こしてね」

和「①。先生風邪引きますよ?」

紬「①。お布団持って来ましょうか?」

澪「①。ムギ、布団なんてあるのか?」

律「①。さすがにないだろ。いくらムギでも」

純「①。ムギちゃん先輩ならもしかしたら!」

梓「①。仲の良い姉妹話を聞かせてもらいますか」

唯「え、えぇ~……」

憂「ふふっ///」←ちょっと嬉しい人の図


5分間唯と憂の楽しい姉妹会話があったとさ。

\唯澪律紬梓和純憂合
唯\⑧③③③⑦-⑦31
澪⑧\③⑨③-⑦-30
律③③\⑥⑮--⑨36
紬③⑨⑥\③-34-55
梓③③⑮③\-28⑦57


澪「二つ終わって31点か」

律「まだ一つ微妙なのが残ってるじゃん! MAX叩いたら唯も全然逆転あるって!」

唯「ふふ~ん。私と純ちゃんも仲良しなんだよっ!」

律「なにっ!? 中学の頃は家に来なかったって……しまった!」

唯「中学の時は、ね! 最近はよくあずにゃんと一緒に遊びに来るよ!」

梓「憂に会いにですけど」

唯「あずにゃあん……」


律「さ~て次いくぞ~」

律「次は~ゴソゴソっと。律&和」

和「やっと言いたいことが言えるわ」

律「えっ?」

和「三年間をこの5分間に込めるのは大変だけれど……私がんばってみるわね、律」

律「しょ、しょれは頑張らなくても……」

和「さあ行きましょう。さわ子先生、少しペン貸してもらっていいですか?」

さわ子「え、えぇ」

和「申請用紙の書き方を教えてあげないと」

澪「え? 書き方って……」

和「こないだ申請用紙の書き方がわからなくて出すのが毎回遅れるんだ~とか言ってたから」

澪「り~つ?」

律「行けど帰れど地獄……か」

和「澪には帰ってから怒られなさい。私が先だから」

律「きょ、今日は勘弁しておくんなましいい! ポイントが! ポイントがああっ」

和「じゃあ気まずくなさそうに笑いながらなんてどうかしら?」

律「そんなぁ……」

そうして律は和に連れ去られて行った。

唯「りっちゃん隊員に敬礼!」
紬「敬礼!」

さわ子「生徒会長恐るべしね」

それから5分間律は和にひたすら説教と申請用紙の大事さ、遅れるとどうなるかなどをひたすら説いたと云う。

得点!

④⑤③⑤③②⑩
唯澪紬梓憂純さ

律「ですよねー……」

澪「気持ち的には100点つけたい」

唯「ちゃんと出さなきゃ駄目だよ~?」

紬「がんばって部長」

梓「私にとってはいい反面教師です。ありがとうございます律先輩」

さわ子「担任としては見逃せないわね」

憂「(律先輩には悪いけど……和ちゃんを困らせるのはやめてほしいな)」

純「(さっき1点高くつけちゃったから、その分マイナスしとこ)」


\唯澪律紬梓和純憂合
唯\⑧③③③⑦-⑦31
澪⑧\③⑨③-⑦-30
律③③\⑥⑮32-⑨68
紬③⑨⑥\③-34-55
梓③③⑮③\-28⑦57

梓「もう誰が優勝するか全くわかりませんね」

律「そもそもわたしのは気まずさとは関係ない気が……」

和「日頃の行いが気まずさに繋がったってことよ」

律「はいすみません……」

澪「やっぱり和の説教は効くなぁ。私じゃこうはいかないよ」

唯「りっちゃんが戦意損失気味だから代わりにわたしがガシャポンするね!」

唯「なにが出るかな~なにが出るかな~?」

唯「はいっ! 出ました! 和ちゃん澪ちゃんだよ!」

和「さっき溜まったストレスを癒せそうね」

澪「うちの部長がご迷惑を……」

律「ああもうその話はやめてくれぇ~!」

和「だそうよ。いつまでも虐めるのも可哀想だからこれぐらいにしといてあげましょうか」

澪「和って怒らすと怖い……」

唯「和ちゃんと澪ちゃんは二年の時同じクラスだったからわたし達が知らない二人だけの秘密とかありそう!」

紬「それってなんだか素敵ね~」


気まずさ選手権! リベンジマッチ!
九回戦
澪和

和「澪とならまず気まずくなることもないけど、改めて話なさいって言われたらなんだか困るわね」

澪「いつも通りでいいよ。そう言えば生徒会は大丈夫? だいぶ長い時間拘束してこんなこと言うのもあれだけど……」

和「学園祭の用意やら何やらで結構忙しいわね」

澪「嗚呼、やっぱりっ! 今すぐ行ってもらっても私は全然構わないから!」

和「でもまあ生徒会の他の子達にはさわ子先生の用事ってことにしてるから大丈夫よ。それにそろそろ私がいなくても段取り組んでもらわないと来年困るもの」

澪「うぅ……でもやっぱりごめん」

和「いいのよ。私も楽しんでるし。もうこうやってみんなで何かする機会は数回あるかないかでしょう。いい思いで作りよ」

澪「和……。二年のクラス分けの時、和がいてくれてほんとに良かった!」

和「どうしたのよ急に?」

澪「ずっとずっと言っときたかったんだ。あの時和があのクラスにいてくれなかったら多分私……毎日学校行くのが苦痛になってたと思うんだ」

和「大げさね。クラスは違ったって放課後に唯達と毎日会えるじゃない。唯達が良くこっちに遊びに来たりしてたし」

澪「それでもなんだ! ほんとに……ほんとにっ……嬉しかった」

和「澪……」

澪「大学は別々になったけど…、これからもいい友達でいような、和」

和「ええ、勿論よ」

澪「学園祭頑張ろうな!」

和「ええ。澪のロミオ期待してるわ」

澪「えっ…?」

和「こないだ決まったじゃない。ロミオが澪でジュリエットが律って」

澪「……What?」

和「顔色悪いわよ? 大丈夫?」

澪「……アハハハハ……ダイジョブダイジョブ」

唯「しゅ~りょ~!」


得点!

②③②③②①④
唯律紬梓純憂さ

律「最後のやりとりがなかったらな~満点だったのに」

梓「その一言に限りますね」

唯「惜しかった!」

紬「でも澪ちゃんのロミオとりっちゃんのジュリエット楽しみよね!」

律「明日から練習が始まるんだ……今はそっとしておいてくれないか」

澪「はは、ははははは」

和「そんなにやりたくなかったのね……」

唯「澪ちゃんは恥ずかしがり屋だからねぇ~」

\唯澪律紬梓和純憂合
唯\⑧③③③⑦-⑦31
澪⑧\③⑨③17⑦-47
律③③\⑥⑮32-⑨68
紬③⑨⑥\③-34-55
梓③③⑮③\-28⑦57


唯「接戦だね!」

律「お前以外はな」

梓「最近7点の方が珍しくなって来ましたね」

律「良いことなんだか悪いことなんだか」

さわ子「見てる方にとっては面白くていいわよ!」

律「次々~」

唯「さ~て次は~ガラガラ~はいっ! わたしと純ちゃんだよ!」


気まずさ選手権! リベンジマッチ!
十回戦 唯純

唯「純ちゃん純ちゃん!」

純「はい、ってええっ?」

唯「わたしも純ちゃんと同じ髪型にしてみました!」

純「はあ……(相変わらず掴めない人だなぁ。どんな反応すればいいんだっての!)」

唯「触ってごらん!」

純「は、はあ」

モフモフ

唯「どうかな?」

純「モフモフしてますね」

唯「純ちゃんのも触っていい?」

純「はい、別にいいですけど」

ゴワゴワ

唯「ゴワゴワだったね……」

純「うぅ……気にしてるのに」

梓『珍しいですね、唯先輩がいじめてますよ』

憂『ち、違うよぉ! あれはお姉ちゃんなりの純ちゃんとのスキンシップなの!』

律『独特過ぎてわからん』

唯「でもね純ちゃん! 安心して! 私も仲間だよ!」

純「仲間って?」

唯「同じ髪型の仲間だよ! だから一人じゃないよ!」

純「……ってことは明日も明後日も明明後日もその髪型ですか?」

唯「ど、努力するよ!」

純「……気持ちだけは受け取っておきます。ありがとうございます唯先輩」

唯「えへへ。どういたしまして! 純ちゃんさっき悩んでたから慰めようと思って憂にやってもらったんだぁ」

純「そうなんですか(悪い人じゃないんだけどね……ほんと)」

唯「純ちゃんってジャズ研だよね?」

純「はい、そうですけど」

唯「ジャズ研って軽音部とどう違うの?」

純「どう違うって言われると難しいですね……」

唯「軽音部はかる~い音楽……じゃなくて……あれ? なんだっけ?」

純「軽音楽は確かそのままの意味だったような気がしますよ。クラシックとか行々しいものを簡単にした感じみたいな」

唯「ふむふむ」

純「ジャズは多分自由な音楽って感じじゃないですかね。感じ的に」

唯「けいおん部も自由にやってるよ!」

純「えっと……音楽的にですよ唯先輩」

唯「つまり軽音楽は簡単な感じの音楽で~ジャズは自由な感じの音楽ってことなんだね!」

純「多分そんな感じだと思いますよ」

唯「不思議だよね!」

純「何がですか?」

唯「だって音楽部とかだと合唱とか~後指揮者とかいたりするのに軽!がつくだけでこんなにさっぱりになっちゃうなんて!」

純「言われて見れば確かに……オーケストラとかは何十人いるのに……ちょっと軽くなりすぎましたね」

唯「軽音はオーケストラからの生き残りなんだよきっと。それか喧嘩別れしちゃったのか…」

純「派生したんだと思いますけど…」

唯「仲直りしなきゃ!」

純「どうやってですか?(面白いから止めないでおこ)」

唯「みんなで音楽部に入るんだよ!」

梓『軽音部消滅の危機!?』

純「でもそしたら唯先輩ギター弾けませんよ?」

唯「え?」


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