律「今年はクリスマスライブでもすっかー!」

梓「律先輩……受験勉強はいいんですか?」

律「う……」

唯「一日ぐらいいいじゃん!やろうよー!」

梓「私はいいんですけど……」

紬「私も大丈夫よ♪」

律「澪は……」

澪「もちろんオッケーだ」

律「だよな……って、え?」

澪「オッケーって言ったんだよ」

梓「意外です……」

唯「そんなの澪ちゃんのキャラじゃない……」

紬「……」ホッペウニー

澪「なんだよ、私がクリスマスライブやったらおかしいのか?」

律「い、いや、おかしくはねーけどさ」

澪「実はクリスマスに向けて作詞してたんだ」

梓「な、なるほど、それでクリスマスにその曲を演奏したいっていうことですね」

澪「まぁそういうことだ」

紬「どんな歌詞なの?」

澪「見るか?」




「イヴ・エクスプロージョン」
作詞:mio akiyama

今年もやってきたクリスマス

恋人たちの一大イベント

街の景色は星達のダンス

でも私の心は真っ暗闇

カップルなんか爆発しちゃえ☆

爆発爆発爆発爆発…

(以下繰り返し)





唯律紬梓「……」

澪「ど、どう?///」

律「うん、コメントできない」

唯「はは、澪ちゃんの想いが詰まった歌詞だね……」

紬「こ、これに見合った曲を作る自信はないわぁ……」

梓「ここまでハッキリと気持ちを伝えられるのは……10周ぐらいしてカッコいいです……」

澪「おおむね好評みたいで良かった///」

唯律紬梓(んなわけねーだろ……)

澪「じゃあ早速……」

律「ああ、やっぱハッキリ言うわ」

律「こんな歌詞ねーよ!」

澪「……!?」

律「クリスマスにこんな歌聞かされたらどんな顔すればいいのか分からなくなるっての!」

澪「笑えばいいと思うよ?」

律「笑えねーよ!」

律「とにかくこの曲はボツだからな」

澪「……」シュン

律「あーもう、過激な歌詞に反して外面は可愛いな畜生!」

唯「この曲はともかくとしてクリスマスライブは何歌おっか」

紬「澪ちゃんの曲はともかくとして、私は、Honey sweet tea timeちゃん!」

梓「さっきの曲はやりませんけどホッチキスとか良いかもしれませんね」

澪「う~……」

律「場所はどうすっかな?」

唯「私の家とか?」

律「やけにアットホームだな!」

梓「学校は借りられないんですか?」

律「クリスマスイヴだったら借りられる……のかな?」

紬「じゃあ私生徒会室行くね!」

澪「……」

律「ほら澪、いつまで拗ねてんだよ」

澪「あの歌詞使わないと私参加しないからな!」

唯「ええー、そんなー」

梓「澪先輩汚い!」

律「あー分かった分かった、なんとか遜色ないように改変して曲つけよう、な」

澪「ホントか!?」パァァ

律「ったく、何故態度に邪気が現れないんだよ……」

紬「大丈夫だって!」ガチャ

律「そうか、それは良かった」

澪「じゃあ早速さっきの曲を仕上げよう!」

紬「……は?」

律「あー、さっきムギがいない間にさっきの歌詞を採用しないとクリスマス中止のお知らせが出てな」

紬「ほ、本当にアレをやるの……!?」

律「いや、流石にそのままじゃなくてこっちでテキトーに改変するけどな」

紬「ほっ……」

澪「自分の歌詞が推敲されるのってドキドキするな!」

梓「澪先輩テンション高いですね……」

律「あ、澪は向こうで講堂使用の紙書いててくれないか?」

澪「う、うん、あとでできたものを見るのもオツなものだからな」

律「さて……」

唯「これをどうするか、だね」

紬「うーん……」

律「出だしからアレなんだけど、サビだけでもどうにかしないと」

紬「そうだ!私の想いが爆発、なんてどう?」

唯「なるほど!それならなんとなく恋の歌っぽいかも!」

梓「まぁ爆発するのは怒りや嫉妬ですがね……」

律「よし、じゃあそういう方向で行くぞ!」

律「よーし、こんなもんでどうだ!」

唯「私達のフルパワーだね!」

梓「こんなもののためにフルパワーを出しちゃうのもですけどね……」

紬「いいじゃない、クリスマスライブ、やりたいでしょ?」

梓「まぁ、そうですけど」

澪「お、できたのか?」

律「ああ、とりあえず目を通してくれ」




「イヴ・エクスプロージョン」
作詞:mio akiyama etc.

今年もやってきたクリスマス

恋人たちの一大イベント

街の景色は星達のダンス

でも私の心は真っ暗闇…だってあの人はまだ私を照らしていない

私の気持ち爆発しちゃう☆

エクスプロージョン☆Myハート

イヴ・エクスプロージョン

以下略




律「……ど、どうだ?」

澪「すごい!いい感じだな!」

唯「……ほっ」

紬「じゃあ私、早速作曲してみるね!」

澪「たのんだぞ!」

梓「やっぱノリノリだこの人」



♪クリスマスイヴ♪

唯「さぁ、学園祭で最後だと思ってた放課後ティータイムまさかの復活です!」

観客「わー!」

唯「みんな来てくれてありがとうね!」

観客「わー!」

唯「今日はクリスマスイヴですね!」

観客「そーですね!」

唯「クリスマスといえばサンタさんの色が赤いのって某コーラ会社の宣伝って噂あるじゃないですか」

唯「あれも実は都市伝説らしいですよ!」

観客「へぇ~」

唯「じゃあ1曲目!澪ちゃんがこの日のために作詞して、ムギちゃんが作曲したこの曲!」

唯「イヴ・エクスプロージョン!」

ジャカジャカジャンジャン♪

唯「今年もやってきたクリスマス♪恋人たちの一大イベーント♪

唯「街の景色は星達のダンス♪でも私の心は真っ暗闇…だってあの人はまだ私を照らしていない♪」

唯(さぁ、次は澪ちゃんだよ!)

澪「カップルなんか爆発しちゃえ☆爆発!爆発!爆発!爆発!」

観客「……」

律「おいマイク止めろ」

澪「爆発!爆発!」

律「やめろ」

澪「爆発!爆発!」

律「やめろォ!」バシィ

澪「殴ったね!?」

律「二度はぶたんぞ、次やったら絶交だからな」

澪「……」

澪「だって……」ウルッ

律「……」

澪「だって、私だって恋がしたかったんだもん!」メソメソ

律「澪……」

澪「クリスマスは二人でお出かけして、これ似合う?ってわざとらしく聞いたりして!」

澪「晩御飯はチキンとシャンパンとケーキがいいの!」グスン

律「お前偏ってんな、いろいろ」

澪「だから!」

律「澪……」

澪「……?」

律「私じゃ、ダメか?」

澪「り……つ……」

律「私は残念ながらシャンパンとかケーキとか用意する事はできない」

律「でも、お前と一緒にいてやれる、一緒に笑っていられる」

律「それだけじゃ、不満か?」

澪「私……私っ!」

律「だからさ、ライブの後、うちに来いよ」

澪「……うん!」

観客「わー!」


梓「なんだあいつら爆発しろ」ボソッ

紬「今度は梓ちゃんが!」

唯「みなさーん!次の曲の前に一つ!」

唯「外国ではクリスマスイヴは家族で過ごす日なんだよ!なんで日本は恋人のイベントなんだよ!」

律「唯、お前もか!」


おわり