澪「ちょっと待て、これ言い出したのは律だぞ」
唯「そうなの?」
和「何で…」
律「そ、その…、澪の身体の温もりを感じたくて…。それに…」
唯・和「それに?」
律「その…、気持ちいいよ、裸…///」
和「も、もういいわ。これ以上は私の身がもたない…」
唯「りっちゃんと澪ちゃんは週にどれくらいしてるの?」
和「唯…。あんたいい加減にしなさい…」
澪「毎日だよ」
和「…答えなくていい」
律「うん…、しのとありあがお腹にいる時はできなかったし…///」
和「もう一年たつのよね…?」
澪「和、何を言ってるんだ。婦婦(ふーふ)が愛を確かめ合う…。当然のことじゃないか」
和「いや、そうじゃなくて…」
澪「愛してるぞ、律…」ダキッ
律「澪…」
和「何が始まったの…」
唯「すぐ二人の世界に入っちゃうのが悪い癖なのです」
唯「ちなみに、高校の頃、部室ではいつもこんな感じでした」
和「そ、そう…」
澪「…」
律「…」
和「…二人の愛を確かめ合うのもけっこうだけど、何しにきたか忘れてない?」
澪「はっ…!律があんまりかわいくて、つい…」
律「はっ…!澪があんまり頼もしくて、つい…」
唯「ああもう…。もうすぐキスだったのに…」
和「あんたも思いだしなさい」
澪「そうそう、唯と梓の赤ちゃんを見にきたんだった」
唯「私も忘れてた!すずちゃんで~す!」
律「おお~、かわいいじゃないか!」
唯・和(あ、戻った)
唯「すずちゃんはしのちゃんとありあちゃんの一つ後輩になるんだね~」
唯「やっぱりあずにゃんの子供は後輩になる運命なんだね~」
和「いや、それ必ずなるでしょ」
唯「すずちゃん、先輩にご挨拶しましょうね~」
すず「…」
しの「…」
ありあ「…」
しの「わー!なー!」
ありあ「たー!」
すず「!?」
律「ずいぶん仲が良さそうじゃないか」
澪「当たり前だろ、私達の子供なんだから」
唯「先輩に遊んでもらってよかったね~」
すず「…」
和(気のせいか少し不安そうに見えるのは何故…?)
唯「ねえねえ、この子達も大きくなったらバンド組んだりするのかな?」
澪「いいな、親子でバンドか…」
律「う~ん…。でも三人じゃなあ」
唯「あれ?りっちゃん不満?」
律「いや、三人って廃部のイメージが…」
唯「そっか、じゃあムギちゃんに期待だね!」
和「あらあら」
澪「バンドもいいけど、和みたいに生徒会もいいかもな」
和「あらそう?」
唯「生徒会長はしのちゃんかな?ありあちゃんかな?」
律「なぜかイメージがしっくりくるのは何でだろ?」
唯「アイドルユニットとかもいいかもね!」
唯「グループ名は…」
唯「トリプルブッキング!」
澪「ははは、気が早いな」
和「ムギもいれてあげなさいよ」
唯「えへへ、ごめんごめん」
唯「というかムギちゃん遅いねえ」
和「あら?言ってなかったっけ?」
和「ムギ、用事で少し遅れるのよ。でも、そろそろくると思うけど…」
唯「そうなんだ~」
ぴんぽーん
律「噂をすれば?」
紬「ごめんください」
唯「ムギちゃんだ!」
紬「唯ちゃん久しぶりね」
唯「うん、みんなもう来てるよ!入って入って~!」
紬「おじゃましま~す」
澪「ムギ、久しぶりだな」
紬「ええ、みんな変わらず仲が良いのね//」
和「ムギ、ところで今日は何で遅れたの?」
紬「あの…、病院に行ってたの」
唯「え?病気!?」
紬「ううん、そうじゃなくて…」
澪「まさか…」
紬「赤ちゃんができてたの…」
和「ほんとなの!?」
紬「あなたの子よ…」
澪「すごいじゃないか!ムギ!和!」
律「おめでとう!」
唯「おめでとー!」
パチパチパチパチパチ
和「ちょっとやめてよ…。まだ正式に籍はいれてないんだから//」
唯「それじゃあ、ムギちゃんと和ちゃんの赤ちゃんとすずちゃんは同級生だね!」
紬「あら、その子が唯ちゃん達の赤ちゃん?とってもかわいいわね」
唯「ありがと~」
唯「ねえねえ、名前は何にする?」
紬「そうね…。女の子だったら『ことみ』にしましょう」
唯「男の子だったら?」
紬「男の子だったら……………」
紬「はっ…!私、男の子の名前ってわからないわ…。後で勉強しなきゃ…」
和「それじゃあ男の子だった時の名前は私が考えるわ」
澪「和に似たら、きっと働き者のツッコミ上手になるんじゃないかな」
和「私ってそんなにツッコミする?」
紬「私に似たら?」
澪「ムギに似たら…」
律・澪「………」
唯「きっとムギちゃんみたいにかわいい子になるよ!」
紬「ありがと♪」
律・澪(ナイス…)
律「いや~、それにしても思いがけずめでたい日になったなあ」
唯「そうだね~」
梓「みなさ~ん!いつまで立ち話してるんですか!」
梓「はい!お料理できましたよ!」
律「おお~!いつの間にかすごい料理が!」
唯「あずにゃん、途中から姿が見えなくなったと思ったら…」
唯「さすがは私のお嫁さん!できた子だよぉ~!」ムギュー
梓「お嫁さんは唯でしょ!」
梓「さあ、早く座ってください」
律「じゃあ遠慮なく~」
紬「ふふふ、それじゃあ私がとびっきり美味しいお茶をいれるから、乾杯しましょう」
唯「おお~!やっぱり私達といったらこれだよね~!」
紬「ふふ、さあどうぞ」
澪「唯、乾杯の音頭を頼むぞ」
唯「うん!え~と、それじゃあ…」
唯「では!私達の赤ちゃんの輝かしい未来と!」
唯「私達の変わらぬ友情に!」
一同「かんぱーい!!」
終
ありがとうございました
一応、バンドは産休と育児休暇でお休み中みたいな感じで
それでは失礼します
※憂ちゃんは純ちゃんと一緒になったと脳内補完しとくわ
それ書こうとして忘れてました…
最終更新:2010年12月27日 03:01