律「あついなー」

紬「そうねー」

澪「ゆーいー、ん~」すりすり

唯「はなして」ぺちぺち

澪「やーだ」ごろごろ

唯「あうぅ……」しゅー

律「……あついなー」

紬「……そうねー」


紬「きょうのおやつはかき氷なの」

律「あたまがいたいー」

澪「唯、たべさせてあげる。あーんして」

唯「わたしひとりでたべれるもん」

澪「あーん」

唯「えいっ」ぐいっ

澪「もがっ……ひゅ、ひゅめたっ!?」

唯「つーん」

澪「きーん」


紬「ことしのなつは、蚊が多いわね」

律「唯は蚊にうまれたらよかったのにな」によによ

唯「なんで?」

律「澪にいくらでもちゅーちゅーできるからな!」

唯「……えいっ」ぼこっ

律「ガハァ!」

唯「~~~~~!!」


澪「ゆいー、うちわであおいであげる」

唯「べつにいいよ」ふいっ

澪「えんりょするな」ぱたぱた

唯「……ありがと」

律「なんで腰のあたりばかりあおぐんだ?」

澪「ちょっとしたイベントを期待して」

唯「ていっ」げしっ

澪「うぐっ」

唯「もー!もー!」

澪「ごめんね、反省するよ」

唯「つーん」

澪「おわびにぎゅーしてあげるから」

唯「……いらない」ふいっ

澪「ほら、ぎゅー」すりすり

律「反省してないだろ」

唯「~~~~~」てれてれ

律「そして、許してるだろ」



紬「やすみ明けは学祭ね」

律「わたしメイド喫茶やりたい!」

唯「だめ」

律「どーしてさ」

唯「澪ちゃんが……」


澪「ゆいいいい!」すりすり

唯「は、はなして!」ぺしぺし

澪「やだ!もう一生はなさない!」べたべた

唯「……」ぷしゅー


律「……なるほど」



紬「じゃあ、唯ちゃんはなにがやりたいの?」

唯「おばけ屋敷!」

律「……なるほど、おばけになって澪を追いはらうのか」

紬「唯ちゃんはかわいいから、びっくりさせるのむずかしいんじゃないかしら」

唯「わたしかわいくない」

紬「え?」

唯「か わ い く な い ! 」

紬「ひやぅっ!?」

律「びっくり成功」

ガチャッ

澪「こんにちはー」

唯「!!」

澪「ゆいー!まっててくれたのか!」ぎゅう

唯「に、にゃー!にゃー!」ばたばた

律「……唯さん、それはなに?」

唯「…………ねこむすめ」しゅー



澪「合宿をします!」

律「うおお!海?山?」

澪「あそびでいくんじゃありません。バンドの強化合宿!」

律「唯の水着姿がおがめるかもなー」

澪「……ち、ちょっとならあそんでもいいかな」

唯「……」とてとてとて

律「ん?」

唯「えいっ」べしっ

律「あいたっ」

唯「わたしぜったい水着なんかきない」つーん

律「どーしてさ」

唯「澪ちゃんがみるから」

澪「唯の水着みたいなー」によによ

唯「……ほらね」

紬「唯ちゃん、だいじょうぶよ。水着は見ずにきれるから」

唯「……」

澪「……」

律「……」

紬「……ぁぅぁぅ」


律「でも、どこに泊まるんだ?」

澪「唯のおうち、ダメ?」

唯「……」べしっ

澪「あたっ」

律「ダメだったか」

澪「……ムギ、別荘とかない?」ひりひり

紬「ありますよ?」

律「あるんかいっ!」

唯「あ……」

律「ん?どうした?」

唯「なんでもない」つーん

律「ホントは泊まりにきてほしかったんだろ」によによ

唯「……なことない」

律「んー?」

唯「そ ん な こ と な い も ん っ ! 」

紬「ぴゃー!?」

澪「え?泊まりにいっていいの?」

唯「だめー!だめなのー!」ぱたぱた



合宿ぜんじつ!

唯「……じゅんびできた」

唯「あとはねるだけ」ぽふっ

唯「あしたは……」


澪『唯、とってもかわいいよ。もっとよくみせて』

澪『そのふく、唯によくにあってるよ』

澪『このままずっと、唯といっしょにいたいな』


唯「~~~~~!!!!!」ばたばた

唯「はっ!」

唯「ダメダメ、はやくねなきゃ」ぽふっ

唯「……」

唯「……澪ちゃん……」

唯「~~~~~!!」ころころ



よくじつ!

憂「おねーちゃん、そろそろおきたら?」

唯「んくー」すやー

憂「もう、それわたしのパジャマじゃ……ん?」

唯「んみー」すかすか

憂「おね……ちゃん?」

唯「はっ!!」ばっ


数十分ご!

唯「……ごめんなさい」へんにゃり

律「まったくー、もうすこしで電車のりおくれるとこだったぞー」

唯「うぅ……」ずーん

澪「まあまあ、きにするなよ」

唯「みおちゃん……」ぐすっ

澪「ねぐせ唯も、かわいいよ」

唯「~~~~~」ぺしぺし


澪「ゆうべあまりねれなかったの?」

唯「……ん」こくこく

律「えっちなことでもかんがえてたのかな?」によによ

唯「……!!」

律「およ?ゆいさんお顔がまっ……ガハァ!」

唯「~~~~~!!!!!」ばしばしばしばし

律「いたっ、しぬ!しんじゃうから!ウゴハァ!」

澪「もうひとり、あんまりねれなかった子が」

紬「……んー」うとうと

唯「ねがおかわいい」

律「澪とどっちがかわいい?」

唯「!!」

律「どっち?」にやにや

唯「……」ぎりぎり

律「ギブギブ」ぶくぶく

澪「おまえもこりないな」

紬「ゲル状がいいの」


律「うおー!海がみえてきたぜー!」

澪「きれいだなー、唯もみなよ」

唯「……みないもん」つんっ

澪「唯といっしょにみたいと、たのしくないなー」

唯「……」うに

澪「いはいいはい」

唯「……じー」うにうに

澪「はのひいなー」



律「うおー!ついたどー!」どーん

紬「つきましたね」

唯「……」もじもじ

澪「どうした、テンション低いぞ」

唯「……日焼けしちゃう」

澪「……ぷっ」

唯「なに?」がうー

澪「そんなこと気にしてたの?へんなの」

唯「つーん」ぷいっ

澪「だいじょうぶ。唯は焼けてもきっとかわいいから」

唯「……」てれてれ

律「どった?」

澪「黒唯もかわいいだろうな、って」

律「ゆいー、黒いこといってみて」

唯「そのまま死ね」どーん

律「ゴフッ」


澪「さて、さっそく」

律「およぐどー!」すぽーん

澪「はやっ!?」

律「へへー、くるまえに水着きてきたんだぜー!」

澪「こら、練習がさきだって」

唯「……」とてとてとて

律「ん?」

唯「……」ぎゅ

律「唯はあそびたいとさ」にやにや

澪「くっ、卑怯なまねを!」

紬「わたしもあそびたいわあ」

澪「いいもん、わたしひとりで練習するから」ぷんっ

唯「……」とてとてとて

澪「なんだよぅ」

唯「……澪ちゃんも、いっしょ……」ぎゅう

澪「唯……」

唯「……」てれてれ

澪「……おほん、しょうがないな!唯につきあってあげるか!」

律「うぷぷぷぷ」


律「唯、水がしょっぱいよ!」

唯「塩だよりっちゃん!」

澪「唯、やっとげんきになってくれたな。うれしい」

紬「澪ちゃんはほんとに唯ちゃんがすきね」

澪「まあな。かわいい妹みたいでね」

唯「!!」

律「唯、水が鉄のあじがするよ!」

澪「ほあぁあ、水がまっかに!?」

唯「~~~~~」だくだく


律「おちついたか?」

唯「ごしんぱいおかけしました」

澪「……唯」

唯「なに?」ふいっ

澪「もうだいじょうぶだよ」ぎゅっ

唯「……」どきどき

澪「わたしがついてるからな」がくがく

律「ムリしやがって。血がこわいくせに」


2