時刻は21時すぎ。自室で机に向けてペンを走らせる。

しばらくするとトタタタタと階段を上る音。

唯「ういー。」

お風呂上りのお姉ちゃんです。

憂「おかえり、お姉ちゃん。」

唯「えへへ…ただいま。」

例の如く髪も乾かさないまま私のベットにダイブします。

唯「ういー、おいで?」

憂「…うん。」

照れ隠しと、覚悟を決めるため小さく息を吐き、机から離れます。

照明を落とし、羽織っていたカーディガンを脱ぎます。花の蜜に吸い寄せられるようにお姉ちゃんの元へと向かいます。

私にとって行為中や後よりもその腕の中に入るまでの今この瞬間が一番緊張するのです。


唯「ぎゅー。」

お風呂上りの湿ったいお姉ちゃんの体温がすでに湯冷めした私の体を温めます。

せっけんの香りの中からちゃんとお姉ちゃんの香りもしてそれだけで幸せな気分になります。

お姉ちゃんの顔が近づいてきて、反射的に目をぎゅっと閉じます。

唯「んー。」

憂「…んっ」

唯「…憂リップ塗った?」

憂「…まだ。」

唯「唇カサカサだよぉ?」

そういうとお姉ちゃんは舌で潤すように私の唇の輪郭に沿ってなぞります。

生暖かい舌で焦らされるようにされ、たまらず私も口を開けます。

待ってましたとばかりに口の中に柔らかい物が入り背中に沿える手がぎゅっと閉まります。

中身の少ないイチゴジャムのビンの様に私の口内を隅々まで舐めとります。


両親のいない夜。その日だけお姉ちゃんの恋人はギー太ではなく平沢憂になるのです。


唯「うーいーぎゅーっ。」

憂「んっ…お姉ちゃん…」

ゆっくりと体重をかけてベットに押し倒されます。ぬいぐるみを除け、目の前にはお姉ちゃんの優しい笑顔です。

お姉ちゃんは私の上に乗ったまま抱きしめて、その重さも心地良いです。

憂「…?」

ふわふわでマシュマロみたいなお姉ちゃんの感触。でも何か違和感を感じます。

太ももにいつもと違う…何か固い物が当たっています。

憂「…お姉ちゃん…?」

唯「えへへ、気づいちゃった…?」

憂「何か変のが当たってるんだけど…」

唯「…生えちゃった。」

憂「え?なにg…んっ」

唯「ういー。ちゅ…れろ」

言い終わる前に唇を塞がれます。さっき十分過ぎるほどキスをしたのにお姉ちゃんはまだ足りないみたいです。

もちろん私もいくらしても足りません。

憂「…は…お姉…ちゃん…。」

唯「…ちゅる…ちゅ…ちゅ…。」

頬に添えていた手が首に唇と共に流れます。跡が残らない程度に首筋を吸われ、それだけで身もだえする私はお姉ちゃんの背中に手を添え耐えます。

呂で一日の汚れを清めた体がお姉ちゃんの唾液や汗で染まっていきます。

真っ白なキャンバスにお姉ちゃんの絵具で塗られるようで、それを幸せに感じるのは私が心からお姉ちゃんが大好きだからと思います。

背中を浮かすとすかさずお姉ちゃんの手が入ります。

唯「…んー?」

今日つけていた下着はホックが固すぎたせいか外すのに苦労しています。

憂「…外そうか?」

唯「だーめ。外すのが好きだからいーの」

そういってカチャカチャと手を動かします。ちょっと背中がくすぐったいです。

唯「ふー…やっと取れた。」

ホックが外されトレーナーを脱がされます。

下着が無くなった事で胸を圧迫する物がなくなり楽になりました。いくらお姉ちゃんに温まれているとはいえ真冬で上半身裸はちょっと寒いです。

わさわさと手を添えられ、お姉ちゃんの掌の通りに私の胸の形は変わります。

唯「うい、あったかいね。」

憂「うん、お姉ちゃんも。」

唯「…ちゅー。」

憂「…ん」

お姉ちゃんも服を脱ぎます。中に何も来ていなかったらしく、一枚脱いだだけで上半身裸になってしまいました。

ぴったりとくっついて柔らかくて…でも相変わらず太ももに違和感を感じます。

私もお姉ちゃんもパジャマのズボンを履いていますが、気持ちお姉ちゃんのそこは周りの体温より熱い気がしました。

憂「お、お姉ちゃん…。」

唯「んーなあに?」

憂「その…太ももに…」

唯「…うい。」

左手をお姉ちゃんに掴まれお腹の方に導かれます。戸惑いながらも”それ”に触れます。

今まで何度もお姉ちゃんと肌を重ねましたがこのような物は知りません。

憂「…お姉ちゃん…これって…。」

唯「さっき言ったでしょ?」

唯「生えちゃったって。」

あっさりと言うとお姉ちゃんは私の手をそれに添えさせたまま愛撫を続けます。

手に少し余るくらいの大きさのそれは…実物ははっきりと見たことはありませんが、男性の陰茎でした。

唯「んーういっ…ちゅぱ…」

憂「んぁ…ちゅ…はぅ…」

これは本当にあれなのでしょうか?そもそもなぜそんなものがお姉ちゃんの体に?

でも以前純ちゃんに装着可能の男性器のアダルトグッズがあると聞きました。これはそれなのかな…?

でもおもちゃにしては温かさがあったりとやけにリアルです。そういう使用なのでしょうか?

唯「憂…」

ぎゅっとまた体に圧が掛ります。普段は包み込むように抱きしめられますが今日は体を上下する様に、私の体にそれを擦りあてるようにします。

憂「…んっ」

びっくりしてふいに強く握るとお姉ちゃんから吐息が漏れます。

顔を上げるといつものアイスに夢中な時の様な顔ではなく、切なそうに濡れた目で私を見つめるのです。

唯「憂のおっぱい気持ちいよぉ」

憂「んぁ…お姉ちゃん…。」

いつもより愛撫が雑な気がします。私の体を沿うように撫でるその手は今夜は揉む様に、掴む様に触れ、何かに焦らされているみたいに…。

唯「憂…パンツ脱がすね…?」

憂「う、うん。」

一旦体を離し、全裸にされます。


唯「えへへ、…可愛い。」

光悦とした表情でため息を付き、頭をなでなでされます。

憂「お姉ちゃん…聞いてもいい?」

唯「んー?」

憂「これって…本物…?」

唯「…見てみる?」

本当はちょっと怖いです。お姉ちゃんがいつもと違う人みたいで。

ごそごそとズボンを脱ぐとむわっといつもと違う匂いがしました。

暗闇でも目が慣れた私には細部までは分からなくても形がはっきりと見えました。

柔らかくて丸みの帯びたお姉ちゃんの体には似合わず、そこだけゴツゴツとして上を向いていて、小さいころ見たお父さんの物とは全然違いました。

まるでとってつけたような違和感があります。

唯「…触ってみる?」

憂「…え?」

唯「怖い?」

憂「ちょっと…」

唯「そっかぁ」

お姉ちゃんは私がそれに触れるのを躊躇するのが分かっていたのか特に残念そうもなく頬を撫でました。

16年間一度も男性と付き合ったことのない私でも異性間のセックスは人並み程度には分かります。

普通の行為は指ではなく男性器を挿入する。お姉ちゃんの指しか受け入れたことのない私にはそれがとても大きく…怖く感じます。

唯「ういー。んっ…ちゅうううう」

憂「んっ…んっ」

軽く歯を立てられお腹を強く吸われます。

唯「…跡…付いちゃったね。ちゅ…」

憂「うん…。」

お腹にお姉ちゃんのキスマークが刻まれます。季節は冬です他人には絶対見られないし見せられないけれどお姉ちゃんはいつもここに跡をつけます。

唯「冷蔵庫の自分のアイスに名前書くでしょ?あれと一緒だよー。」

いつしかお姉ちゃんはそういっていました。食べ物と同じ扱いなのはちょっと考え物ですがお姉ちゃんにとってキスマークは”憂は私の物”と言う意味らしくそれがとても嬉しく思います。

それにお姉ちゃんにとってアイスはギー太や、和ちゃん、軽音部のみなさんくらいに大好きなもの。それと同じ扱いならむしろもっと喜ぶべきなのかなと思います。

憂「…んぁ…」

お姉ちゃんの手が下腹部に回ります。二本の指で陰核を挟む様に小刻みに震えます。

唯「えへへ、濡れてきたよぉ」

憂「ぁう…」

唯「憂、足開いて?」

お姉ちゃんが髪を耳に掛け私の陰部に埋めます。熱いしたが私のそれを唾液で浸しぺろぺろと犬の様に舐めます。

憂「んっ…ふ、あ…お姉ちゃんっ…」

唯「うい気持ちい?」

憂「うんっ…気持ちいよぉ…」

唯「えへへ、可愛い」

憂「!?っ…あっ…」

指を挿入されベットのスプリングが静かに揺れます。

憂「お姉ちゃんっ…急にっ…」

唯「すっかり慣れてきたね?」

初めてお姉ちゃんに抱かれたのは中3の頃です。

しばらく間が空くときもありましたがもう3年もお姉ちゃんと体を重ねています。

お姉ちゃんによって濡らされ声を出させられ、いつのまにかパヴロフのイヌの様にお姉ちゃんが触れようとするだけで体が反応し受け入れる体制になります。

唯「憂…。」

いつもとは少し違うトーンで名前を呼ばれます。

唯「挿れて…いい?」

言われるとは思っていましたが…やっぱりいざそうなるとどう反応していいか分かりません。

憂「えっと…質問していい…?」

唯「うん。」

憂「その…妊娠…するよね…?」

唯「大丈夫だよ。」

さっき脱いだズボンのポケットから何やら取り出します。

唯「お父さんの部屋から持ってきたんだ。」

4cm四方のギザギザの袋に入った物。まさかこれを使う日が来るとは思いませんでした。

唯「ちょっと待ってね。」

お姉ちゃんがベットの淵に腰を掛け背を向けます。お姉ちゃんの白い背中をじっと見つめます。ちょっとこの間が気まずいです。

唯「…よしっ」

練習したのでしょうか冷静になる間もなくすんなりと装着が終わりました。

唯「ういーいい…かな?」

憂「え…うん…多分…。」

唯「ゆっくり入れるから痛くなったら言ってね?」

以前お姉ちゃんにお尻をいじられた時と同じ様に気遣われます。

唯「…ぎゅっ」

憂「…お姉ちゃん。」

唯「えへへ、憂と両手繋げるっていいね。」

いつも最後は右手は挿入されて両手を繋ぐのは不可能です。

些細な事ですがそのセリフはきゅんと胸を締め付けました。

唯「よいしょっと…。」

大げさに足を広げられ固い物が股間に当たります。

薄い膜で覆われたそれはゼリーが付いているみたいで冷っとしました。

唯「ほっ」

憂「…んっ」

ぎゅっ、ぎゅっと押し付けられます。

お姉ちゃんが十分にほぐしてくれたので予想していたよりは痛みはありません。

唯「…ん?…ん?」

憂「…?お姉ちゃん…?」

唯「むむ…ちょっとごめんね」

手を離され、お姉ちゃんは自分のそれを手に当てます。

憂「…どうしたの?」

唯「…柔らかくなっちゃった。」

憂「…」

どうしていいかわからず私は硬直したままお姉ちゃんの様子を見守ります。

お姉ちゃんは自分の手でそれを握り、上下させます。

無言で性器を弄るお姉ちゃんとその様子を見る私。ちょっとシュールですね。

憂「…そうすると気持ちいの?」

唯「うん。」

”気持ちい”。普段お姉ちゃんが上で私が下なので、行為は私が気持ちよくなる一方です。

頑張れば私もお姉ちゃんがしてくれるようにすることも可能ですが、お姉ちゃんは「私は憂が感じるのをみて幸せだからいいんだよ。」と言います。

憂「わ…私がする…?」

唯「ほえ?」

憂「その…私がお姉ちゃんの…」

唯「大丈夫だよ。憂怖いでしょ?」

憂「…っ」

唯「それに初めては憂の中がいいんだよぉ」

お姉ちゃんは私がまだそれに戸惑いを感じているのが分かっている。

私を初めて感じるのは私の膣内がいい。

そんな風に思っていてくれてるお姉ちゃんが大好きです。

唯「すんっ」

どうやら挿入できる状態になったみたいです。

唯「ういーいくよー?」

憂「うん…」

またお姉ちゃんのそれが当たります。さっきの感触とは全然違いとても固いです。

本当にこれが私の中に入るのでしょうか?でも、赤ちゃんが出てくるくらいなんだから…大丈夫なのかな?

唯「…う」

憂「んん…。」

ミチミチと静かに音が鳴ります。

唯「痛い?」

憂「大丈夫…」

まだ我慢できる範囲です。

唯「我慢しなくてもいいんだからね?」

憂「平気だよ…?」


憂「お姉ちゃん…」

唯「んー?」

憂「ちゅうして…?」

唯「うんっ」

緊張のしすぎで興奮が冷めてきました。それを補うようにお姉ちゃんと舌を這わせあいます。

大好きな人とのキスはそれだけで満ちてきて何よりお姉ちゃんの笑顔がそばにあるだけでとても安心します。

唯「んんーちゅっ…れろお…」

憂「ちゅうう…ぴちゅ…くちゅう…ちゅ」

キスをしながらそれが当たります。気のせいかもしれませんが固さが増した気がします。

唯「ぅぁ」

膣口をつついだり全体に擦り合わせたり、敏感なのかそうする度お姉ちゃんの声が漏れます。

女性と違い、男性は挿入すると高確率で射精すると聞きます。今夜初めてお姉ちゃんが私で絶頂を迎えてくれるのかもしれません。


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