Låt den rätte komma in (2008)


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aka Let the Right One In

まず警告。この映画は流血ホラーです。
下記リンク先、とくにスウェーデンの本家サイトは残酷なイメージを含みます。


両親が離婚し母と住む Oskar は、クラスメートの一部の少年たちから一方的ないじめを受けている。
その報復できない鬱屈を、隠し持ったナイフや殺人記事のスクラップで逸らしていた。
ある夜、彼は風変わりな少女 Eli と出会う。
彼女は年配の男とともに越してきた隣室の新しい住人で、その窓はポスターや厚紙で内側から閉ざされていた。
そのころ、町では猟奇殺人が連続する…。

直接的には、この映画のゲイ的なところというと Oskar 父のセクシャリティ。
週末訪れた彼と昼間楽しく過ごしていたのに、夕方知り合いの男がやってくると、息子そっちのけで酒とともに性的視線を交し合う始末。
父親役はハンサムで好感。
しかし相手の男が…単にルックスがうつくしくないという以上に変な気持ち悪さがあって非常に残念。

上記は Oskar の孤独感を物語るエピソードのひとつではあるけど、それはそれとして。
キモは " I'm not a girl. " と告げる Eli と Oskar との関係だと思う。
結局のところ、 Eli は外見こそ少女だけれど実質は少女でも少年でもなく、人間ですらない。

「少女じゃない」Eli と血の絆を交わそうとして自らナイフで掌を切った Oskar は、図らずも血に対して獣のようにあさましく豹変した Eli を見てしまう。
その様子にいったんは引いてしまう Oskar だったが、のちにもっと強烈なかたちで「絆」を交わすことになる。

淡々として冷ややかなうつくしい画面、淡々と冷ややかな想像を誘う死の断片。
孤独な捕食者としてのヴァンパイア映画。

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