Kiss the Bride (2007)


ゲイ雑誌の編集者 Matt は自分宛に職場付けで送られてきた結婚式への招待状を受けとる。
新郎は高校時代親友で秘密の恋人でもあった Ryan で、相手は Alex という名の女性。
長年の空白やいまにも別れそうな同居中のボーイフレンドを顧みず、Matt は Ryan のいる故郷へ向かう…。

Latter Days (2003)C. Jay Cox が監督。
同作主演の Steve Sandvoss と共演の Amber Benson もキャスト。
Matt のBF・ Joey 役には Charlie David
…と期待させられるメンツだけど、全体に地味だった。主役のふたりとも表情や華に乏しいタイプというか。
Ryan 役の James O'Shea の日に焼けた背中、 とくに腰あたりの造形は非常にきれいで一見の価値あり。
しかしそれ以上の惹きがないかんじ。

とはいえ、Alex が一口には言い表しにくいけど魅力的な女性で――ゲイの Matt まで彼女と多少あやしくなるのは行きすぎとしても――Ryan を含めた3人がどうなるか、結婚の行先が最後まで読めないのはハラハラしておもしろい。
Matt が Ryan への思いを見つめるとともにかつての恋人たちを回想し、別れたのは彼らのせいではなく Ryan への愛を無意識に引きずっていた自分のせい…と気づくあたりもよかった。

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最終更新:2011年03月26日 12:42