24 Nights (1999)



最善のパートナーを得ることをサンタクロースに願う夢見がちなゲイ・Jonathan
24才の年の12月、彼の働くゲイ書店に求人応募の Toby が現われて一目惚れ。
Toby こそサンタの贈り物と思い込むが、彼には Keith という同居中の恋人がいて…というコメディ。

セクシーさはないけど、葛藤や軋轢もないし、いい意味でホームコメディ風の BL ぽい。
動画のシーンは、Toby と Keith が喧嘩して、Keith が Jonathan(+姉夫婦)の家に転がりこんだ翌日の Toby と Jonathan。
なんでそんな奇妙なことがというと、ストレートな人たちも変だから。
Jonathan(のび太状態)の思惑などお構いなしに Keith を強引にハウス・ゲストにしてしまった姉のせいで、Jonathan、Toby、Keith の関係も二転三転。

音楽3 is a Magic Number / Blind Melon で始まり、April Fools / Rufus Wainwright がエンディング。
舞台ベースだったのかセリフ主体、筋もキャストも派手じゃなく、ゲイものにありがちなこれ見よがしの肉体美も出てこない。
笑いの質はオフビート。妙な間+ときどきベタなギャグがおかしい。
地味な佳作枠だけど、自分は好き。
洋楽関連の小ネタもあちこちにあってたのしい。

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最終更新:2009年07月26日 08:59