城主
別名
佐良山城
遺構
曲輪・土塁・竪堀・枡形虎口
歴史
概要
院庄館の詰城として築かれたため、北に院庄館がある。さらに、この城の東には
皿山城・
荒神山城・
神楽尾城など主要な城跡が存在する。
遺構は、不規則な五角形の主郭を帯郭が囲い、南と東に曲輪群が展開する。帯曲輪は土塁が南西にあり、帯曲輪南には枡形虎口を伴い帯曲輪の南の曲輪と連結する。南の曲輪南はなだらかな尾根があるがそれを切るように横堀が二条存在する。その東には連続竪堀が存在する。この竪堀群の南は嵯峨山山頂であるが、山頂部にも人工的な削平地が存在する。また。主郭を取り囲む帯曲輪東にも小さな曲輪が存在する。
縄張り図
所在地
津山市中島
交通
自家用車
軽トラなら城跡直下までいけるが、道が狭いので麓に停めて登るのがよい。
公共交通機関
JR津山線佐良山駅 徒歩40分
登城口
注意
未整備の部分があるので藪こぎ覚悟で行かなければいけない。
写真
遠景写真
城内写真
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山頂碑 |
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登城記録・感想等
ぴっちゃん 10/08/14(霧)
この城は、北に
院庄館があり東には
篠山城があります。
城跡は山頂部にはなく山頂から北に延びた稜線上にあります(山頂部も遺構として何かあるようです。)
遺構は、不規則な五角形の主郭を帯郭が囲い、南と東に曲輪群が展開し南にはやせ尾根を切るように横堀がありその東には畝状連続竪堀群が存在します。見所としては、(草刈りをされてたので夏でも遺構がはっきりと見えるので)この竪堀群とその上にある曲輪から見える帯曲輪の切岸。
なお、道はいくつか道があるそうですが、東の登り口が道がしっかりしているので登りやすいと思います。
ある程度は整備されていますが、肝心な枡形は草がかなり生えており藪こぎしないとたどり着けない状態でしたので、あきらめました。行くなら草が枯れる冬がいいかもしれません。
こた 10/08/14(霧)
居館推定地
山麓?
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参考文献
「日本城郭大系 13」
更新日
2010年11月06日
最終更新:2010年11月06日 21:38