柊かがみの日常

by金森まさみ氏

柊かがみの日常
~ある日の事~
「ふぅ…今日の予習終わりっと♪あ~疲れた」
あたしの名前は柊かがみ今年の春凌桜学園を卒業し都内の大学に進学した、卒業式の日こなたが
「ねぇみんなあたし達は今日この学園を卒業するけどあたしはみんなの事忘れないからね」
するとそれに応えるかのように
「うん、こなちゃんあたしもこなちゃんやゆきちゃん事忘れないよ!」
「私も泉さんかがみさん、つかささんの事忘れません」
「あたしも皆と同じよ、みゆきそしてこなた、あんた達はこの学校で知り合った最高の親友よ」
我ながらこっ恥ずかしいセリフと思いながらつい口に出してしまった、第一本当の事だしね…
その後進学の為の準備やら一人暮らしの準備やらでそうこうしてる内にこなた達と連絡する事が少なくなり気が付けば大学一年生の五月…
「ふぅ…こなた達今頃どうしてるかな…」
この前連絡した時は皆それぞれの大学で楽しくやってるそうだ…つかさやみゆきと連絡取った時には二人とも彼氏が出来たらしい…
まぁみゆきは容姿端麗でナイスバディおまけに分け隔てる事なく人と付き合えるから自然と注目を浴びるでしょうし、

つかさと謂えば高校の時は人見知り激しいかった方だったけど料理専門学校に進学してからはそんな自分を変えようと努力した結果趣味の合う友達にも恵まれその友達の紹介で今の彼氏と付き合う事になった訳…皆充実した学生生活を送ってる中…

「彼氏かぁ…あたしも欲しいな…まぁ…無い物ねだりしてもしょうがないっか…」


コンコン…
「あっは~い」
カチャカチャギィ…
「今晩はかがみ♪勉強でもしてた?」
「まさみ、どうしたの?こんな時間に」
「うん♪今日でた課題の事でちょっと判らない所が会ってさ後…ジャーン!」
「ジャーンってあんた…またお酒持って来たの?」
「うん♪課題終わったらかがみと一緒に呑もうかと思ってね♪」
はぁ~まったく…半場呆れながらも
「まったくあんたは…まぁいいわ…上がって」
「はいよ~お邪魔しま~す ♪」

このまさみと言う女性…かがみが大学に入学した際知り合った友達、
大学入学当時高校と時同様すぐ友達が出来ると思っていたけど…
根っからの気真面目な性格とちょっとキツめの言動の物言いが災いして気が付けは大学内では孤立…
話しかけてくる人もいない大学とアパートの往復のだけの退屈な大学生活のさなか声を掛けてくれた女性…

性格はあたしから見た印象としては勝ち気で面倒見がよく思った事はハッキリ言う性格かな…?
後は無駄にポジティブで酒好きな所か…まぁ今まであたしの知り合った中でこなたやみさおとは違うタイプの人かな…
しかし…なんだろうね…この感じ…まさみと一緒に居ると心がウキウキと楽しくなる…

大学で知り合ってまだ日が浅いのにね…やっぱり人間って自分とタイプと違う人間に惹かれてしまうのかしら…

「でっ…どこが判らないの?」
「う~んとね…ここの例文がちょっちね…」
そこの例文は今日出された課題あたしもちょっと悩んだ所だったけど
ちゃんと講義を聞いてれば解けなくはない例文だった…

「ここはこうしてこの前習った授業を参考にして……」
「ふんふん…あっ!?そっか♪そうゆう事なのね♪なるほど、
いや~かがみの教え方って判りやすいね♪
「全くあんたは…講義中居眠りしてるから聞き逃してるんでしょ」

「いや!面目ないしかしあの教授の授業ってなんか眠くなるんだよね♪」

「まぁあんたはバイト三昧で夜遅く帰る事もあるしね、
けどあんたも曲がりなりにも学生なんだからその辺少しは自覚しなさいよ」
「ハイハイ♪もぅかがみは真面目だねぇ」
「あんたが不真面目なだけだ!」
まったく…とっ、まぁこんな感じであたしの生活続いて行く…
まぁ悪くはないけどね♪その後勉強も終りまさみと飲み比べをして
大変な事になるんだけどこれは別の機会に話すわ…流石に恥ずかしいし…

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最終更新:2008年03月19日 15:25
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