検証19:王子が動かない!(上段:山岸版、下段:池田版)
山岸版では、厩戸は死んだように動かなくなることや、死んだように眠っていることがよくある。
右の場面は、毛人が王子の元へかけつけると、舎人の調子麻呂と淡水が
「目も開いているし息をしているのに、動かないのだ、まるで生きる屍のごとく」
と心配しているシーン(この後毛人が部屋に入っていくと目を開いたまま動かない王子がいる)。
左は調子麻呂が、「毒を盛られたか?」と心配して王子の元へかけつけると、王子が死んだように眠っているので「王子!!」と声をかけているシーンである。
右の場面は、毛人が王子の元へかけつけると、舎人の調子麻呂と淡水が
「目も開いているし息をしているのに、動かないのだ、まるで生きる屍のごとく」
と心配しているシーン(この後毛人が部屋に入っていくと目を開いたまま動かない王子がいる)。
左は調子麻呂が、「毒を盛られたか?」と心配して王子の元へかけつけると、王子が死んだように眠っているので「王子!!」と声をかけているシーンである。
同じく池田版でも王子はしばし動かなくなる。
右側は、河勝が王子の元へかけつけると、舎人達が「目もしっかりと開いているのに動かない、まるで魂の抜け殻のように」と話しているシーン。
左は、王子が目を開けたまま動かないので「王子!」と河勝が声をかけているシーンである。
右側は、河勝が王子の元へかけつけると、舎人達が「目もしっかりと開いているのに動かない、まるで魂の抜け殻のように」と話しているシーン。
左は、王子が目を開けたまま動かないので「王子!」と河勝が声をかけているシーンである。