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  ★ 検証画像




●参考資料







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検証18:この時代に薔薇の花があるか


山岸版『日出処の天子』LaLa 1980年8月号の扉絵

 この時代にない薔薇をつけた王子のパロディ風の扉絵。
 薔薇は、万葉集にやっと茨(うばら)という文字が、600年代後半から700年代にかけて二首のみ出てくるが、それさえ現在のバラ科に属するものかは解っていない。 (漫画に出てくる時代は500年代後半)
 現在のいわゆるバラは中国原産で、中国との国交が確立されてから入ってきたもの。
 遣隋史以前の飛鳥時代にこんな風に描くこと自体、史実としておかしいのである。

 山岸凉子はあくまで創作漫画として日出処の天子を描き、編集に「女の出ない漫画なんて!」と言われたため、華やかにする様々な努力をしたと語っている。
 まず当初は刀自古を登場させ(でも連載四回目にいなくなっちゃいました、とも語る)、他に王子を女性的に描き、男性だが花をつけさせ、男しか出てこなくても華やかになるようにした。
 この演出に関しては、「日出処の天子舞台裏」という漫画にも、「王子の演出には調子麻呂がすごく努力してる」とパロディにしている。(→調子麻呂の苦労
 また、創作漫画としての自由さ、面白さとして「なかなかクリアーだな」などという当時にない単語も使わせたことも話題になった。


池田版 創隆社『聖徳太子』第6巻 P86

 厩戸の髪に当時は存在しなかったはずの薔薇の花が描かれている。
 ちなみに後ろの額田部女王の服装にも薔薇の模様が描かれているが、当時この様な模様を織り出す技術は存在しないはず。













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