検証8:厩戸の顔の比較
池田版厩戸の顔と山岸版の厩戸の顔を比較しました。
特に鼻の横の部分、目の上の部分の影を線で表すものは山岸凉子独特のもので、まずは1971年の「雨とコスモス」という作品ではじめて劇画的にこの描き方を用いました。これは読者から非難轟々で、「こんな怖い絵やめてくれ」と言われたそうです。(検証40参照)
その劇画的な手法が段々と洗練されていき、日出処の天子のこの絵柄へとなりました。
この手法は他の漫画家にも沢山影響を与えているので、池田理代子だけではないのですが、同じ聖徳太子をモチーフにして、ここまで似せるのはコピーでしかないのでパクりと思えます。
一番下の絵は、どちらも厩戸が父の死という現実に、はじめて涙を流すシーンで、 顔の表情を変えずに涙だけが流れる、という姿があまりにも同じだったので比較してみました。
特に鼻の横の部分、目の上の部分の影を線で表すものは山岸凉子独特のもので、まずは1971年の「雨とコスモス」という作品ではじめて劇画的にこの描き方を用いました。これは読者から非難轟々で、「こんな怖い絵やめてくれ」と言われたそうです。(検証40参照)
その劇画的な手法が段々と洗練されていき、日出処の天子のこの絵柄へとなりました。
この手法は他の漫画家にも沢山影響を与えているので、池田理代子だけではないのですが、同じ聖徳太子をモチーフにして、ここまで似せるのはコピーでしかないのでパクりと思えます。
一番下の絵は、どちらも厩戸が父の死という現実に、はじめて涙を流すシーンで、 顔の表情を変えずに涙だけが流れる、という姿があまりにも同じだったので比較してみました。