主要キャラクター

Spartan-117 マスターチーフ (Master Chief Petty Officer John-117)

本作の主人公であるプレイヤー・キャラクター。通称「チーフ」
すでに全滅してしまった特殊部隊 "Spartan-II Project" (スパルタン-II・プロジェクト)の唯一の生き残り。ありとあらゆる武器と兵器の知識を備え、戦闘に関しては並ぶものがいないほどの実力を有する。
圧倒的な戦闘能力を持つチーフは実質上「人類最後の希望」であり、敵対するコヴナントからは畏怖の意を込めて『悪魔』 (The Demon) と呼ばれている。

コルタナ (UNSC AI number 0452-9, Cortana)

戦艦オータムに搭載されていた高度人工知能(AI)。オータム陥落の際にマスターチーフの神経系に自らをダウンロードさせ、以後行動を共にする。女性型の人格を持つ。また、他とコミュニケーションをとる場合には青白い女性形のホログラムを用いる。
マスターチーフと並んで出番の多いキャラクターだが、Halo2終盤でグレイブマインドと共にハイチャリティに留まることになる。

エイブリー・J・ジョンソン (Sergeant Major Avery J. Johnson)

マスターチーフやコルタナと共に、最初のHALOでの戦闘を生き残った数少ない人類。通称軍曹。
当初から圧倒的な存在感を残し、マスターチーフ以上の人気キャラとなる。HALO2からはレギュラーとなり、プレイヤーに多少ながら不審を抱かせつつも大活躍する。マスターチーフを除けば「最強の人間」と言っても過言ではない。
帽子と葉巻がトレードマーク。自称 " レディの要望には敏感な男 " 。

ミランダ・キース中佐 (Commander Miranda Keyes)

Halo 2から登場したUNSCの女性士官。ジェイコヴ・キースの娘。
前作における、デルタ・ヘイローでのインデックス争奪戦では地球軍の指揮を執り、最終的にはジョンソン軍曹とともに「アービター」達エリート族と手を結ぶこととなる。
冷静で的確な判断力の持ち主だが、自分の船を敵艦に接近させ共にワープさせたり、サブマシンガンで二丁拳銃スタイルを披露したりと、父親に劣らない大胆さを見せ付けている。

テレンス・フッド提督 (Freet Admiral Terrence Hood)

地球防衛プラットフォームである『ステーション・カイロ』の司令官。

アービター (The Arbiter)

元コヴナント艦隊司令官。エリート族。しかし、「悪魔」ことマスターチーフによりアルファ・ヘイローを破壊されたこと、またその際に蒙った甚大な艦隊の被害を引責してその任を解かれる。本来ならば「異端者」として処刑されるはずであったが、コヴナントの調停者(アービター)として名誉ある死を遂げることを選択する。
その後は預言者の手足となり様々な任に就くが、その過程で『大いなる旅だち』の真実を知り、コヴナントからの離脱を決意する。
Halo2の主人公でもあり、Halo3では強力なNPCとしてチーフをサポートしてくれる。

真実の預言者 (The Prophet of Truth)

コヴナントの最高司令官であり、すべてのコヴナントの頂点に立つ存在。プロフェット族。
すべてのコヴナントを救済へと導く『大いなる旅立ち』(The Great Journey)が目の前となり、それと共に人類対コヴナントの戦争そのものに王手を決めようとしている。しかし、その大いなる旅立ちこそが全宇宙の生命体を消し去るというリセットボタンである事実を、いまだ理解していない。

グレイヴマインド (Gravemind)

成長が臨界規模に達したフラッドが変貌した存在。フォアランナーによるHaloの起動により、一度破壊されている。
その多くは謎に包まれているが、遥か昔から時代の流れを見てきた存在であり、この物語で重要な役割を果たすと思われる。

種族

人類 (Humans)

説明するまでも無く人類。人間のこと。
コヴナントにより数々の植民地である惑星を破壊され、地球そのものが侵略を受ける今、人類の数は低下の一方をたどっている。
しかしながら不屈の精神を持つ海兵隊はその士気を失わず、チーフと共に旺盛な抵抗活動を続けている。

プロフェット族 (Prophets) / サンシューム

E.T.のような外見を持つコヴナント。他のコヴナントとは違い、プロフェット族はコヴナント内でも上級階級に位置するらしく、評議員などは存在するものの兵士としてのプロフェット族は今のところ確認されていない。
中でも「3人の預言者」はコヴナントの中でも頂点にたつ存在であった。

ブルート族 (Brutes) / ジラルハネイ

ゴリラのような外見をもつコヴナント。コヴナントの中では比較的新しい種族で、コヴナント軍に加盟してからも他種族とのいざこざが絶えなかった。
失脚したエリートに代わり、彼らブルート族がコヴナントの中核を成すようになった。

エリート族 (Elites) / サンヘイリ

コブナントの軍事方面を統括してきた種族であったが、教義の中心的概念である「大いなる旅」(The Great Journey)の解釈を巡り袂をわかつことになる。さらに、プロフェット族が下した裁定に対する強い怒りとフラッドの存在に対する大きな危機感により、エリート族はこれまで敵対してた人類と同盟を結ぶことになる。

ハンター族 (Hunters) / レクゴロ

常に2体1組で行動しており、拠点の防衛活動に主に従事している。
左腕には未知の物質で構成された巨大な盾を装備し、いかなる武器でも破壊が不可能である。その盾は接近戦の際には剣としても使用される。また、右腕には燃料式ロッドキャノンを装備しているため、歩兵は勿論車両と対峙してもまったく問題は無い。
ゲーム中で相対するキャラクターとしては最大の形をとるが、これは小さなワーム状の生物である彼等の群体である。

ジャッカル族 (Jackals) / キグヤー

グラント族に次ぐ小型コヴナント。華奢な体格を補うのかのようにエネルギー式の盾を持ち歩いている。
優れた視力や聴力を生かして、狙撃手や偵察活動にも従事していることが多い。
基本的に単独で出てくることが多い傾向にあるが、グラント族と共に登場する事が多く交流も深いようだ。

グラント族 (Grunts) / アンゴイ

小型のコヴナントで、最も下級に位置する。歩兵部隊の中核を成している種族で、知能は犬程度。また、基本的にエリート族のような他コヴナントの指揮下で戦うため、それらが戦闘で失われると、一目散に逃げていく。
ヤドカリのように背中には貝殻らしきものを背負っており、睡眠時はその中にうずくまるようだ。
独特の外見としぐさ、そして台詞からグラントに愛着を示すプレイヤーも多い。

ドローン族 (Drones) / ヤンミー

ハエのような外見を持つコヴナント。
空中からの攻撃を得意とし、全方位から攻撃を仕掛けてくる。他のコヴナントほど頑丈ではなく、小火器でも十分に致命傷を与えられる。

フラッド (The Flood)

フラッドの歴史は人類やコヴナントよりも長く、古の時代から脅威とされてきたらしい。
知性のある生命体に寄生して、その体と知識を我が物として増殖してゆく。
ゲーム中に登場するフラッドは「素体」「寄生体」「キャリア」の三つに分けられる。Halo3ではより戦闘に適した形に変形した寄生体も登場する。
Halo2より登場したグレイヴマインドはフラッドの進化の最終形である。

フォアランナー (Forerunner)

かつて人類やコヴナントよりも優れた文明を築いた種族。しかし、彼らでさえもフラッドを絶滅させるのは困難であり、フラッドの餌となる知的生命体を自らも含めて根絶させることを選択する。そのために建造されたのが究極の兵器『HALO』である。
作中に登場するターミナルによれば、彼らはHalo起動前に『ノアの箱舟』的な計画を行っていた模様である。

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最終更新:2013年10月10日 22:05