島・左近

小 姫:『行きますよ……!』

【所属】 M.H.R.R.
【役職】 柴田麾下、ネルトリンゲンの戦い参加部隊
【名前】 島・左近
【読み方】 しま・さこん
【種族】 人間
【元ネタ】 島左近
【字名】 不明
【戦種】 不明
【HN】 小 姫: 自分の娘を重ねて頼朝が命名
【登場巻】 7巻下

【人物】

M.H.R.R.所属の女性。
身長3mもの巨体に、白の長髪を持つ。

襲名元の島左近は、「三成に過ぎたるものが二つある。島の左近に佐和山の城」と謳われたほどの武人。

その巨体が持つ膂力に、長大なリーチ、そしてルドルフ二世同様の高い再生能力を武器とする。
「です」、や「ですよー」と丁寧なのかそうでないのかややわかりにくい語尾を使う。

元々ハプスブルク家が皇帝総長を作り上げるうえでの試作品であり、再生能力という点で見れば非常に優秀な素体だったらしい。
幼くして両親と離れ、実験施設で幼少期を過ごした。
様々な実験を行う過程で、彼女の再生能力は高いものの、痛みを消したり減衰する術式が体質的に全く効果を発揮しないことが判明。
左近の再生能力は四肢が吹き飛んでも瞬間的に再構築できるほどだが、刀などで身体を貫かれたりした場合、武器を引っ込抜いても抜く過程で激痛を感じ、刺さり続けていても身体は再生するが痛みは消えないという非常に厄介な体質を持つ。

その高い再生能力故に、実験を繰り返された結果身長は3mにまで伸びてしまい(故に彼女は巨人族ではない)、その身長に見合っただけの強大な筋力を得た。

辛い実験に耐える日々だったが、たまに来る自分と同じような存在の子供達が付き添いの親に抱きしめてもらうことを楽しみにしていることを知り、自分も両親に抱きしめ、頑張ったねと声をかけてもらうことを夢見ていた。
しかし計測を終え彼女が開放された時、すでに彼女は両親との身長差が開きすぎて抱きしめることの出来ないまでになっていて、そしてかけられた言葉は、「頑張ったね」ではなく謝罪の言葉。
自分の居場所がここにはないと悟った彼女は5年遅れで教導院に所属し学生生活を送るも、いじめにあい反撃でいじめっこに怪我を負わせてしまうが自分の家柄などで握りつぶされ、
そのことから彼女は自分の力を自覚するとともに、教室内でのバランサー役に徹したことで教師に褒められ、自分は何かに触れたり欲したりはならず、しかし何かを守らなければならない立場であるという思いを強くする。

いつも皆と一緒にいながら、率先はせず、触れず、助けたり手伝っても礼を期待しないで彼らが傷つきそうなら守る。
そんな彼女のスタンスは学生生活で構築された。

高等部に入ると、彼女の能力に目をつけた石田・三成が自分配下の島左近としての襲名を打診。
しかし冗談だと思った彼女は断り、二回目も断り、三回目、構築途中で表示枠の中とはいえ初めて三成が直接出向き、彼女は自分の力を役立てる場所として襲名を選ぶ。

彼女を島左近の逸話に恥じぬ猛将とする装備として鬼武丸という機動殻が与えられ、ネルトリンゲンにて初めて実戦参加。
鬼武丸の内部に顕現した源・頼朝の強引さにやや引きつつも、自分を抱きしめ、そして彼女が成したことにたいし素直に褒める彼の言葉に感謝。
ネルトリンゲンの戦いで砲弾などから戦士団の面々を守りつつ、鬼武丸と共に初の実戦をネイト・ミトツダイラ相手に行うが、戦闘経験の差と連携不足から敗北する。

その後、自分が守った戦士団の者達に、守ったことへの感謝の言葉をかけられ、鬼武丸と共にもっと強くなることを願った。

なお、三成は鬼武丸と左近を組ませたのは彼女なりに分析をかけたら性格的にあうのではないかと想ったため。

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最終更新:2014年07月03日 04:10