源・義仲

【所属】 M.H.R.R.
【名前】 源・義仲
【読み方】 みなもとの・よしなか
【種族】 鬼型長寿族
【元ネタ】 源義仲
【字名】 駒王丸
【登場巻】 7巻下

【人物】

500年前、源義仲を襲名した鬼型長寿族の男性。
種族としては鬼型の長寿族というよりは鬼型の魔神族に近かったといい、口からビームが得意技だった。

史実の源義仲、木曽義仲とも称される人物は、源平合戦において源氏側の主力であった3人の中のひとり。
だが平家を京から追い出す役目を果たしたものの、京でもてはやされた結果堕落し、平氏の追討に失敗。
追討途中自分に代わって入京しようとした頼朝に対抗しようとするが、頼朝と義経の軍勢に討たれる。

伊子、後の巴御前とは同じ信濃出身の馴染みの中であり、3人の中では最も早くに襲名を決め、京でキャリアを積んでいた。
そして伊子の襲名が行われ、伊子の護衛役として巴御前も共に入京。
京で揃った3人は平和な日々を過ごしていたが、後の義仲の歴史再現を、「京の重要人物に二重襲名させることで穏便に解決する」という提案がなされ、それに関する談合が関白達との間で行われていた。
だが壇ノ浦にて幼い帝の入水に寄る神器紛失、さらに義仲追討の歴史再現を行うにおける京の荒廃についての相談を行うという名目で、
伊子の父親役であった松殿・基房を始めとする当時の関白達は内裏に向かい、その奥にいるに初めて謁見を果たす。

その結果、そこで決定されたのは歴史再現の準拠。
紛失する天叢雲の剣はレプリカを作ること以外、義仲が討たれることも全て史実通りに行うものとする、というものだった。

その決定がなされ伊子の護衛役だった巴御前と、数人の仲間とともに逃亡生活を送るも、義経の軍勢に囲まれ、巴御前を逃し自らは義経に討たれたという。
彼は逃亡中、平家物語にあるように「信濃に残してきた女のことが気になる」と口にし、からかうつもりで「京に残した伊子以上に気になる女が信濃にいるのか」と問いかけた巴御前に対し、義仲は彼女の信濃でのかつての名前を口にしたという。
伊子を騙していたのかと詰め寄る巴御前に対し、義仲は騙していたのは巴御前の方だと言い、巴御前も出立前の伊子のやり取りに対し、ようやく得心がいった。

残念があり、死後も幽霊として今もなお現世にとどまり続ける巴御前とは対照的に、歴史再現を強制され討たれた義仲は幽霊とはならず、罪人として首塚も作られながら、彼は祟ることもなかった。

だが、500年後、羽柴前田・利家の協働で開発された機動殻に本人の遺骨と霊体を用いた駒王丸として復活する。

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最終更新:2014年09月28日 01:35