トビー

「遊びは面白い。そうでしょう?」

【所属】 ノヴゴロド真田教導院
【役職】 総長連合第一特務
【名前】 加藤・段蔵
【読み方】 かとう・だんぞう
【種族】 天竜
【元ネタ】 加藤段蔵
【字名】 飛び加藤
【戦種】 忍者
幻術使い
【HN】 不明
【登場巻】 第4巻・上~

【人物】

4巻上にてマルファ・ボレツカヤの補佐を務める初老の男。
極東出身で帰化していないらしく、表示枠は鳥居型(実際には、真田に合わせていただけだと思われる)。

福島・正則のことを気にかけていたようだが、面識はない模様。

4巻下にてP.A.Odaノヴゴロド侵攻が始まった直後、身内の死によりマルファのもとを惜しみながら去る。

名前、出自など謎の多い人物で、当初は正体がわからずマルファとの会話から、元・上杉謙信配下の“飛び加藤”こと加藤段蔵ではないかと考えられていた。

5巻下にてその正体が判明。
考察の通り、戦国屈指の忍者、加藤段蔵の襲名者で、強力な幻術の使い手。
マルファの元にいたのは歴史再現のこともあり、上杉・景勝との繋がりを保ってくれていたからとのこと。

”飛び”加藤から、西洋風にトビーという愛称をつけられていたようである。
真田教導院の者からは「大先生」の名で呼ばれる。
その実力は、人狼女王にも匹敵するものだとみられている。
圧倒的な実力を持つ彼は「人の姿をした化物」と称され、先代の猿飛らが「あいつ」呼ばわりしていることもあり天竜が人化しているとも考察されたが、その正体はやはり天竜であり、“幻竜”と呼ばれる。
彼は天竜としては例外的に、竜が人に対する恐れを持った故に、人の姿で生み出された存在である。
死の間際に初めて現した天竜としての姿は鳥型であり、青い体に冠に似た竜角と六枚翼。そして長大な飾り羽根つきの尾羽根をもつ。

かつては源・九郎・義経やマルファと手合わせをしたこともあったらしい。
上杉配下として一定期間所属していたという歴史再現のためにマルファの執事としてノヴゴロドにいたが、上記の通り身内の死により真田教導院へと帰還。
学校行事を消化中の加藤・清正達を急襲し、追い詰められていた六護式仏蘭西武神二体を回収し、彼女たちを翻弄して去っていった。
彼の術にはまった福島や加藤は首を切り落とされかけた。
2頭身ほどの紙で出来た張り子の首を胴体から外すことで、元となった人物の同じ箇所にダメージを与えることが出来るようだ。

その原理は相手の心を喰うというもの。相手が恐れを抱いたところから攻撃が飛んできたり、不安な心理が罠を作り出したりする。
段蔵への攻撃が命中するという期待を逆転させ、攻撃者に攻撃を跳ね返すことも出来る。

巴里での備中松山城水攻めの折、福島や加藤と再戦し、一瞬の隙を突かれて竜でいう逆鱗に当たる位置に一ノ谷の直撃を受けて敗れる。
そして正体を現した後、空へ飛翔して感謝しつつ流体として消滅した。

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最終更新:2013年09月18日 16:30