オリオトライ・真喜子

「よっしゃ死亡フラグゲット―――!!」

【所属】 武蔵アリアダスト教導院
【役職】 教員
【名前】 オリオトライ・真喜子
【読み方】 おりおとらい・まきこ
【種族】 極東人(?)
【元ネタ】 不明
【字名】 リアルアマゾネス
【登場巻】 第1巻上~

【人物】

武蔵アリアダスト教導院に所属する教員の女性。
明るくさっぱりした教師らしい性格だが常にセメント。
トーリ達のクラスである三年梅組を受け持ち、いつもジャージを着用している。

黒い髪の毛を持ち、容姿は極東系なのだが目が青い。
IZUMO出身で学生時代はミツ(トーリらの祖母)の教えを受けていた。

浅間・智に『リアルアマゾネス』と言わしめる程高い運動能力を持ち、梅組の生徒全員を相手にしながらほぼ無傷で切り抜けるほど。
人間とは思えない戦闘力だが、Encyclopediaによると人種としては「極東人」。…人なんだ。
すらりとした良いスタイルを持ち、なかなかのオパーイだが、ホライゾンの世界では「普通」らしい。
表紙では10巻上を担当。…これで普通、だと…

その戦闘力は外部にも評価されているのか、IZUMO系武装のテスター(ただし生活用品)をしている。
常に腰にさして持ち歩いている長刀も斬撃重視の形状をしたIZUMO製だが彼女本人の持ちもの。
第1巻序盤における授業などで自分の髪の毛を斬るなど多少使うシーンはあるが、パンを盾にスライスしたり鞘をつけたままで殴る練習をするなど扱いが雑。

教師としては授業を自分ではなく生徒本人に行わせるものが多く、問われたことについて答えられれば得点を、
答えられなかったりミスがあれば事前申告していた「罰」を与える御高説をよく採用する。

教員であるため学生間の相対に関わる権利はなく、表立って戦ったり、他国との相対に出たりすることは無い。
その戦闘力が身内にしか向かないというのもある意味悲劇だが、そんな彼女も小さい頃の修行で、「師匠みたいなもの」に全然叶わなかったという。
最後に負けそうになったのは7年前とか。
武蔵にいた頃はアリアダスト最強とされていた石川・数正と相対したのは5年前なので、武蔵に来る前に何かあったようだ。

その戦闘力の高さ、IZUMO製としかわかっていない謎の長剣持ちと武蔵の面々と比較しても謎の多い女性。
経歴としてある程度わかっていることはあれど、「武蔵にどうしても来て教師やってみたかった」と言い、
武蔵には「会ってみたい人」もいて、会えて良かったと考えていると語る感想の謎。

武蔵にどうしても来たかった理由「会いたかった人」
彼女に剣を預けた「誰か」と言い、オリオトライの周りにはいまだに登場していない謎の人物の影がある。
また二境紋について知っていたり、かつて天竜を倒したこともあった等、ますます武蔵に来るまでの経緯の謎が増えた。

また、アニメ3話でトーリが後悔通りで右往左往している際、思わせぶりに謎の首飾りを握り応援している。

8巻上にて実地期末テストを行い、助っ人達も含めて武蔵を荒らす。
その後の会話で五年前に武蔵に現れて、当時教員最強だった石川・数正を倒してアリアダスト教導院の教員に収まったことが判明。
彼女との会話で負けると楽しい、負けても負けてもずっと楽しいと話していた。
クリスティーナは彼女の正体について察しているらしい。

10巻中にて暴走状態となった糟屋・武則と対戦し倒されそうになったネイト・ミトツダイラを助けるために
教員権限を使い乱入、難なく長剣を使い、糟屋を止めている。
その際、コントロールが効かなくなった半人狼の糟屋の攻撃を微動だにせず止める様子から、「ゴリラ」という徒名が追加された。






彼女の謎めいた正体。
それは、十本槍の大多数と同様、未来から抽出された「運命の自殺を止められなかった世界線」の人間ということ。

そしてオリオトライ・真喜子というのは偽名であり、本名は「葵・オリオトライ」――――
彼女こそが「トーリとホライゾンの娘」である。

気がついたのはホライゾンであり、理由としては、トーリら2人が生き延びた理由にある。
十本槍の面々が知っている未来ではトーリは間に合わなかったが、今回は間に合った
梅組面々の実力も高く、鍛えてあったのもそうだが、梅組連中が尖った戦力とは言え武蔵という集団の総合力が低ければ結局は他国に比べても下の存在でしかない。
梅組を抜かしても烏合の衆というわけではなく、武蔵戦士団を構成する学生の練度もかなり高められていた。
その総合力で三河争乱という出だしから一度辿ったルートとは異なる展開が生まれたのだ。

その原因は誰かが武蔵の学生を鍛えたから。そう、オリオトライが体育教師として生徒たちを鍛え上げた。
かつての歴史と比べると、文字通り”鍛え方が違った”のである。

オリオトライ・真喜子という名も、当初はファンの間ではオリオトライ→オリオン トライから「三本の矢」。つまり毛利元就ないしその関係者ではないかという推察があった。
だが3巻の小ネタで毛利・元就本人が登場したため、その説は否定されていたが正体が明らかにされるとともに由来が判明した。

オリオトライの方はスペルにするとORIOTRI、ORIはギリシャ語で地の果てを意味する。
実母であるホライゾン(極東で地平線の意)に繋がる言葉であり、後半部分のOTRIはOは丸、TRIはトーリ。
ORI(ホライゾン)O(間違いではなかったという意味の○)TRI(トーリ)で二人の子供だと言うことを表していた。

そして真喜子の方は「”真”においては”喜”美の”子”」と言う意味である。
トーリとホライゾンが死んだ世界では誰が二人の子供を生むことを望んだのか。
それはトーリの姉である喜美。要はは代理母と言うことになる。
真喜子という名前はNBによれば自分で考えた偽名であり、「産みの母を誇らしく思えるように」という意味が込められている。
また偽名を名乗る事で二境紋を出す運命の察知を少しでも逸らせようという狙いもあった模様。

十本槍の大多数、梅組の子供達の中で欠損を埋めるため外見年齢が低下した蜂須賀・小六を除けば、オリオトライのみ外見の年齢が合わない。
高等部2年である豊等に反して彼女は既に学生ではなく教員である。

これは地脈を通して自分達を過去に送ることが決まった際に、自分だけが試験的に抽出されるよう立候補したため。
後々やってきた福島らに比べ数年先に過去に戻ってきたオリオトライはIZUMOに確保されたものの、詳しい事情を漏らせば運命が察知する上、他国に話そうにもそれが原因で誰かが公主隠しにでもあってしまえばそれはIZUMOの起こしたテロか何かと判断されかねない。
何よりたった一人で抽出されたことから、オリオトライが話す出来事が本当なのかどうかも疑われており、周りは持て余してしまっていたようだ。
ただその情報を知った松平・元信はその後抽出された他の子供達から直接情報を取れるよう、IZUMOではなくP.A.Odaに送るよう手配している。

自分を除く子供達の肉親は運命との最終決戦かその後の世界消失に伴い死亡するため、運命との戦いをどうにかする必要があるのだが、オリオトライの場合両親が三河争乱で死んでしまうという前提条件の違いがあった。
そのため何とか三河争乱で両親を助けたかったが、それを行うことは他の面々から止められており間に合わないという判断だった。
それでも助けたかったのだ。会いたかった。

運が良かったのはIZUMOにはミツというオリオトライにとっては曾祖母にあたる人物が居たからであり、
安定化もそうだが色々と仕込んでくれたという。
結局自分ひとりで出来ることには限界があり、世界は優しくないし一人では世界を変えることなんてできないことから、教員となって親を含めた生徒たちを鍛える形でかつての失敗を覆そうと考えた。

会いたかった親達ややりたかったことである来たるべき日のための武蔵の面々の強化のために彼女は教師となって武蔵に乗り込んだ。(後に三日で親関連についてはアレだったとは答えている)

真実が明かされた後、トーリの一言に泣き出す場面もあった。
更にアニメにもなったオパーイ揉みに対しても触れられている。
なお、声優関係(オリオトライの担当声優さんは幼少期のトーリも演じている)についても作者は驚いたらしい。

11巻上では異母きょうだいたちや花園で共にいた者たちとも会話をしている。
また、講和会議の時、彼女が抽出された時を基点に話を進めることとなった。

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最終更新:2022年01月03日 03:38