伊達・成実

「残念ね。私は、一人身よ」

【所属】 仙台伊達教導院武蔵アリアダスト教導院
【名前】 伊達・成実
【読み方】 だて・なるみ(しげざね)
【種族】 極東人?
【元ネタ】 伊達成実
【字名】 不明
【戦種】 全方位機殻師
【HN】 不退転
【登場巻】 第4巻上~

【人物】

上越露西亜にある仙台伊達教導院副長を務めている女子学生。

あえて役職持ちを少なくしている伊達家の中で副長の座を預かるだけあり高い戦闘力の持ち主。
また、どんな相手にも手を抜かず頑固で融通が利かない面を持つ(ウルキアガにも強いくせに手を抜かないと評されていた)。

彼女の肉体は四肢が義肢で補われているが、これはかつて政宗との訓練中呼び出してしまった青竜の暴走によって喪われてしまったため。
そのため入浴の際は各部の機構を締めて防水態勢にした状態で行っている。

戦闘では位相空間から不転百足を呼び出し全身に着用し戦う他、義肢に不転百足のパーツを部分的に取り付けて戦うことも出来る。
また、ムカデの顎を模した顎刀を武器とし、四肢を空中に無限に射出し、それを接続&解除を繰り返すことで空中を走るように移動するという技術も持つ。
戦闘のモットーは非戦、あるいは戦わないで勝つといった方法をとる(主義が非戦であるために戦わないと言うわけではない)。
交戦を避けるのは、不転百足を装着時の戦闘力が個人のものとは思えないぐらいに爆発的にありすぎるため。
……ウルキアガの時に強引だったのは向こうの干渉が予想の斜め上で、向こうも強引だったからと思われる。

伊達・政宗を妹のように大切に思っているが歴史再現故に将来的には伊達家を離れることになっているため、暴走する青竜に対してはたとえ刺し違えてでも止める覚悟をしている。

4巻上の序盤にて武蔵勢を牽制しに来たのだが、そこに出てきたウルキアガに予想外の言葉をかけられ困惑。
さらに、「姉キャラ」である政宗の攻略に熱中するウルキアガにさんざんセクハラめいた言動をされ、逆に意識し始める。
4巻中では、舞踏会のドレスを選ぼうと裸でいたときに青竜が暴走し、裸Yシャツ姿で出撃した上、その場でウルキアガから渡されたエロゲの特典である紐パンを穿くという、ある意味衝撃的な行動を取った。

4巻下の青竜の一件で、一緒に青竜を止めようとするウルキアガに反発し、相対戦を申し込まれたため交戦。
激戦の末敗北し、その直後に実は自身が攻略対象であった事を告白され、それを承諾し、青竜を止めるために共に戦う。

姉キャラで無いこと以外は義肢や不転百足を含めて、ウルキアガのストライクゾーンだったらしい(装甲=不転百足を纏っていて格好よく、中身が柔らかくて捕食感を煽るのがポイントだったらしい)。
そのため、胸はウルキアガの好みの並乳であると推測される(挿絵でも浅間を基準とする巨乳には届かず、かと言ってミトツダイラと比べても小さいとは言えないレベル)。

青竜を止めた後、ノヴゴロドへ乗り込み参戦。
4巻下のラストでは武蔵へ歴史再現も兼ねて留学し、ウルキアガと共に暮らすこととなる。
ちなみに彼のことは「キヨナリ」と呼び、そこで彼がついたウソについて知る。

武蔵に来てからは巫女のバイトを始め、武蔵の濃い面々に対し、片倉という前例があるためか割りと速い慣れを見せた。
なお好物は蕎麦。伊達家の環境的な要因と、手早く出来るためとのこと。

親は教導院の初等部教員をしている。
出奔した事を建前で誤魔化すためにわざとらしく片倉が捜索願を出したが冷静にすぐに怒ると書かれていた。

小田原征伐には、伊達家代表として参戦。
武蔵代表のうどん(オス)と上越露西亜代表の求婚してきた何かに連勝を収める。

そしてネルトリンゲンの戦いでは駒王丸に苦戦する巴御前に変わり参戦するが、駒王丸を撤退させることには成功したものの、肉を切らせて骨を断つ戦法により不転百足を全損してしまう。

【余談】

現在のキャラ紹介では史実通りのだて・しげざねとルビが振られ、別の部分になるみと表記されている。

ほぼ間違いなく前作に当たる終わりのクロニクルにおける長田・竜美のリボーンキャラ。
相方であるウルキアガがアレックスに対応していると思われる。
前作を読んでいると彼らのやり取りにニヤリとするか、ほろりとするかは人によるだろう。

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最終更新:2023年08月06日 13:47