鈴木・孫一

「もう、狩らなくていい世界を、私にくださいよ…!」

【所属】 P.A.Oda
【役職】 守護委員会 : 特選係
【名前】 鈴木・孫一
【読み方】 すずき・まごいち
【種族】 人型魔神属
【元ネタ】 鈴木(雑賀)孫一
【字名】 不明
【戦種】 全方位射撃手
【HN】 三本足
【登場巻】 3巻中

【人物】

P.A.Odaの守護委員会特戦係を務める人型魔神属の女性。
左目を巻き布で覆っており、それを外すと青の鳥目型義眼が露出する。

彼女はP.A.Odaの砂漠、恐らくオスマン帝国側の出身。
幼いころ彼女の家が所属していた教導院が歴史再現によって無くなってしまい、
周りにいた人々と、商人だった孫一の両親も階級通り身分を剥奪されてしまった。
彼女だけは将来のある身として身分を保ち、移動商人に預けられた末、銃を持ってP.A.Odaに対して抵抗を始める。

そして孫一は安定を求めた。変わらない己がほしいと、一生部屋があり寝場所があることが確定している「安定」に心底憧れた。
その結果「雑賀孫一」の名を襲名し、もう戦い続けなくても良いようにP.A.Odaの、羽柴側に身を置いた。
M.H.R.R.と協同し、戦国大名でも屈指の力を持つ羽柴であれば、三十年戦争で負けても、羽柴が滅んでも、M.H.R.R.として続いていく。
安定を求める彼女には、覇権を欲すれば欧州らが叩き潰しに来るであろう武蔵に移るという選択肢はなかった。

羽柴は解釈上の敗戦国になるだろうと踏んでいた孫一であったが、武蔵は三河騒乱による一件を経て反抗を開始。
世界の安定を乱し、歴史再現に振り回されること無く、今まで一度も手に入らなかった平穏を欲する彼女から「安定」を奪おうとする武蔵は、鈴木・孫一にとって敵でしかなかった。

ヤタガラスという3挺1組みの神格武装を操る。
これらを用いた砲撃戦、狙撃戦を得意とし、一斉射撃よりも銃身の冷却を絶えず挟むことにより連続した射撃を行う。
また第二次木津川口の戦いの再現での経験から、3挺のうち2挺を自分の体に接続し空中を飛行しつつ残った一挺で射撃する戦法を編み出した。
本来ヤタガラスとは熊野系神社で労働奉仕する霊獣型走狗とされるが、彼女の使う銃がヤタガラスという名前なのは、
史実の雑賀孫一が使用していた長銃の名前が「ヤタガラス」であったため。
愛銃であるヤタガラスを彼女は「ヤタ」と呼ぶ。

初登場は第二次木津川口の戦いの歴史再現。
雑賀衆からP.A.Odaに鞍替えする試しとして村上水軍と織田水軍の戦いに参戦し、九鬼・嘉隆と共に出陣し奮闘するも、K.P.A.Italia側から参戦した立花・道雪によって自艦を破壊され撤退した。

その後は関東解放に登場。自身の聖譜記述で後は何をやっていたのか分からないを利用し戦争に参加していたが、
関東解放終了後に九鬼達と共に撤退する。

きみとあさまでにも登場。
武蔵アリアダスト教導院の先代総長生徒会長鳥居・元忠と同郷であることが明らかになった。
鳥居は、ムラサイであった彼女に平然とポークカレーを食わせたりしていたらしい(ムラサイは豚を食うの禁止)。
鳥居と共に歴史再現である伏見城の戦いを彼女の頼みで行おうとするが、それが果たされると鳥居が死んでしまうために邪魔が入ったりもし、最終的には浅間のインターセプトで防がれた。

彼女はP.A.Odaの人間であり、創世計画の詳細についても知っている。
「終わらせて、しかし終わらせない」全ての関係性が消失しまっさらになる創世計画を彼女は「無」という安定であると捉えた。
ある意味究極の安定である創世計画の成就のため、山崎の合戦の歴史再現として武蔵に乗り込み、キヨナリ・ウルキアガと対戦。

空中を飛び回り、同じく飛行する半竜であるウルキアガに対し善戦するも、今まで決して振り返ってこなかったことを指摘され、
姉がいなかったため送り迎えイベントなどが発生してこなかったことから彼に敗北した。

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最終更新:2020年03月11日 04:55