里見・義頼

「私と彼女のような連中を救ってくれ……!」

【所属】 里見教導院
【役職】 総長連合総長
【名前】 里見・義頼
【読み方】 さとみ・よしより
【種族】 人間
【元ネタ】 里見義頼
正木憲時
(成瀬正義)
【字名】 家臣殺し
【戦種】 重武神騎乗士【ナイトストライカー】
【HN】 八房
【登場巻】 第3巻・上~下

【人物】

里見教導院の前総長清武田の改造制服に極東の上着を着込んだ青年。

かつては里見・義頼(先代)の副臣で、里見家の重臣、「正木・憲時」の襲名者であったが、とある歴史再現の際に義頼を殺害し今の地位についた。
そのため"家臣殺し"という字名で呼ばれ、義頼の妹だった里見・義康から激しい憎しみを向けられている。
姉の敵ということもあるのだが、そんな彼が八犬武神の制御キーである村雨丸を抜いて八房に認められたことがその憎しみにさらに拍車をかけている。

だが、"家臣殺し"の実態は、義頼がP.A.Odaの侵攻を止める為に行った引責自害のカモフラージュ。
自殺した彼女の意を汲んで一切の釈明をせずに口を閉ざし、里見領内の怒りや疑問を一身に受ける事で義康を護っていた。

小国とはいえ一教導院の総長だけあって戦闘能力は高く、八犬武神の旗機である八房と合一し村雨丸を駆使して戦う。
生徒会長でありながら卓越した戦闘技能を持つ義康よりもさらに上を行く強さを誇り、負けず嫌いな義康でさえ彼には勝てないと自覚させるほど。

江戸湾上空まで長引いた三方ヶ原の戦いを終わらせる為、P.A.Odaマルガ・ナルゼに対し「成瀬・正義」として特攻、死亡するよう強引な取引を持ちかけてきた際、
成瀬の姓名を臨時襲名、八房の代替機として持ち込んでいたかつての愛機を駆って、羽柴航空艦隊の旗艦である安土に単身で特攻をかける。
その際に長浜や小艦十八隻を大破、二十一隻に中破以下の損害という単騎とは思えぬほどの成果を上げつつ肉薄するが、後一歩というところで羽柴・藤吉郎の手により忠もろとも爆砕し死亡する。
それでもなお忠の犬顔部品は羽柴の肉体に噛み付き、最後まで聖譜記述というレールに逆らおうとする姿勢を見せた。

成瀬正義の臨時襲名に関しては、三方ヶ原の戦い開始以前から申請は通してあったらしい。
作中で酒井学長が、それに関すると思われる内容のつぶやきを漏らしている。

武蔵勢と深く関わったにもかかわらず性格が変わらなかったというすごい人。
逆に登場は3巻の上中下のみと全体から見れば短いながらもその後も名前が出てきたり彼の生き様が武蔵に与えた影響は今もなお大きい。

なおアニメ版第9話に義康と共にサプライズ登場を果たした。

10の中にて、羽柴(三成)は忠を精査したときに戦闘情報は残っていたが”残念”は残っていなかったと言うことを明かす。
託せる者に全て託したということであろう

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最終更新:2023年08月08日 14:37