北条・氏直

「まってますから……」

【所属】 印度諸国連合
【名前】 北条・氏直
【読み方】 ほうじょううじなお
【種族】 長寿族&自動人形
【元ネタ】 北条氏直
【字名】 不明
【戦種】 全方位武術師
【登場巻】 3巻上

【人物】

印度諸国連合の北条家当主。目を伏せ、濃い色の肌をした長寿族の女性。
思った事をそのまま口に出すタイプで、それ故に相手と険悪な雰囲気になることも多い。
走狗小太郎を側近く置く。

頭部には三日月のようにも見える左右非対称の牛の角が伸び、幼い頃より病弱だったため身体の一部を自動人形に置き換えている。
現在の身体は彼女が生身の状態で普通に成長した場合を"過小シミュレート"し反映させたもの。
だが、抜群のスタイルを持つ。
自動人形の高速演算を妄想に無駄遣いすることがたまにある。

目を伏せているのは失明しているからではない(3巻上p590で目を伏せているから見えないという記述がある)。
彼女の両目は義眼“千手輪廻”となっており、色は金色。光を流体として引き寄せる能力を持つ。
故にわずかな時間の先読みが可能となり、自動人形の高速思考と合わせれば、どのような状況にも対応できる最強の視覚。
普段氏直が目を閉じているのは、常時この義眼の能力を発動させないためと思われる。

両肩と腰に刃渡りだけで1m半はある長大な刀を2本ずつの計4本装備し、それを用いた接近戦から、術式火薬で刀を加速発射し重力制御で回すことで中距離の射撃戦にも似た格闘戦をこなす。
自動人形の身体は感覚を人間の数百倍に引き上げるため、弾丸を回避するのも容易い。
また、空間から"天下剣山"と呼ばれる長大な刀を大量に収めた鞘を出現させ、神術火薬で撃ち出すことによりあらゆる距離に対応した格闘戦を行うことが出来る。
目を伏せていても自動人形の思考速度を持つため、周辺の空気の流れから相手の行動を読んで回避することも可能。
刀を使う武術師でありながら、「全方位」というある意味矛盾した戦術をこなす実力者。

なお、ノリキとは顔見知りであり彼が関東にいた頃の幼馴染。

安土江戸から回頭する際には、P.A.Oda滝川・一益により武蔵牽制の役を命じられた。
しかし、滝川の白鷺城が武蔵に発見され、神流川の戦い歴史再現が宣言されると、手出しを控え戦況を見守る姿勢に徹する。

毛利とは連携をとっていたようで、小田原征伐と備中高松城攻めの二重再現を行うことに同意しており、毛利・輝元と共に武蔵交渉団と今後について議論する。
トーリの言動にペースを乱されながらも、輝元と戦争の歴史再現を目指していたが、本多・正純により、「P.A.Odaからの関東解放」という真意を暴かれる。
だが、北条・毛利が武蔵と手を組むかどうかの逡巡の間に、場にはM.H.R.R.大谷・吉継が現れる。

大谷を毛利勢が撃退した後、武蔵にて天正壬午の乱の歴史再現となる交渉を主にネシンバラと行い、小田原征伐を各勢力間の相対戦とすることとした。

小田原征伐の相対戦では小田原城に篭もり、襲ってきた叔父の氏照の身体を破壊した。
小田原征伐の最終戦でノリキと相対し、"天下剣山"を持って全力で彼を倒そうとするも、彼が自分用に開発していた創作術式霜月からの弥生月と、負荷により両腕が破損したことにより敗北。
そして北条・氏政の歴史再現として、刀で自身の義眼“千手輪廻”を斬り裂く事により"切腹"し盲目となるも、ノリキにプロポーズされ、それを受諾している。

その後北条の解体と共に、かつての身体を捨て新しいボディを得て(7下時点で角を外している)、一般市民として武蔵へ搭乗。
ノリキといっしょに暮らしている事が8下で彼の口から語られた。いつの間に…
現在の姿がどのようなものかは定かではない。挿絵はおろか登場シーンしかないためわからない。
NB序章編ではノリキは毎日彼女がいる家に帰っているそうである。

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最終更新:2020年03月10日 01:40