眼の形成

  1. 原腸胚の原口背唇部は、外胚葉に作用して、神経管へと誘導する。原口背唇部は最初に誘導をひきおこすため、特に一次形成体と呼ばれ、そのはたらきは一次誘導と呼ばれる。神経管の前端はふくらんで脳となり、後方は脊髄となる。
  2. ふくらみ始めた神経管の前方からがんぽう眼胞が形成され、眼胞が表皮に接すると、その中央部がくぼんで眼杯へと変化する。
  3. 眼杯は二次形成体として表皮にはたらきかけ、表皮から水晶体(レンズ)を誘導する(二次誘導)。
  4. 水晶体はさらに、三次形成体として表皮にはたらきかけ、表皮を角膜へと誘導する(三次誘導)。
最終更新:2009年05月21日 19:42
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