googleはサイト更新をこう見ている

Wikipediaは、どのようにページを更新してきたのか履歴を取っています。実はgoogleにも同じ機能が備わっています。過去から現在までそのページがどのように変化してきたのかを記録して残しています。それがどのような意味を持つのか説明します。

例えば、ページ内容を時間の経過とともに次のように書き換えたとします。

当サイトではお得なクレジットカードを紹介しています
    ↓
クレジットカードを比較することで自分にあったものを選ぼう
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家計の節約にクレジットカードをぜひ活用してみませんか

ページ内容を変えても「クレジットカード」のいうキーワードはいつまでも残っています。ということは、このページは「クレジットカード」というキーワードがとても重要なのだなとgoogleは認識して、「クレジットカード」で上位表示させようとします。サイトを更新したときに、上位表示したいキーワードを残しておくことがポイントです。

これはリンクについても同じことが言えます。サイトを更新しても発リンクが外れない場合、そのリンクは価値があるリンクだとgoogleは判断します。その結果、更新をするたびに発リンクの効果が高まります。逆にまったく更新をしない場合は、その発リンクは価値があるから残しているのか、それとも価値はないけれどサイトの更新を怠っているからリンクを外していないのか、googleは判断できません。ですから更新をしないと発リンクの効果は次第に弱まっていきます。最後には発リンクの効果は限りなくゼロになります。

つまり、更新頻度が高いページからリンクを受けると時間の経過ととも被リンクの効果はじょじょに高くなっていきます。逆にリンクをつけてもらったあと、まったく更新されないと被リンクの効果はなくなります。

重要なのは時間の経過とともに更新をすることです。例えば、ブログの場合は一日に12通投稿して1年間放置するよりも、毎月1通づつ投稿したほうが上位表示しやすいですし、そのブログからのリンクの効果は高くなります。
最終更新:2010年06月09日 20:50