金蘭
あらすじ
少年とデートにいくことになりました。
登場人物
あさぎ
土場藩王、なんだかアホの子。
八神
土場藩国滞在ACE ヤンデレ
本編
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芝村 の発言:
あなたはかつてヤガミと待ち合わせた船着場にいる。
芝村 の発言:
八神は嬉しそうに、ベンチに座って足をぶらぶらしています。
あなたの隣だ
あさぎ
「よしー、今日は牧場ですよーヤギみにいきますよー」
(船からヤガミがみていたヤギでも見に行く気満々ですが、
可能でしょうか?)
芝村 の発言:
可能ですよ。
芝村 の発言:
八神はにこにこしている。
あさぎ
「なんか上機嫌だなぁ、いいことあった?」
芝村 の発言:
八神
「でーとはじめてなんです」
あさぎ
「あ、そうか。」
「うん、まあはじめてのデートが俺でなんか申し訳ないなぁ。」
芝村 の発言:
八神
「なんで、ですか?」
あさぎ
「ん、いやさ。もっと似合いの子がいるだろうに、と思っただけだよ」
芝村 の発言:
八神
「えー」
あさぎ
「君はまだ若いから、大人になって本当に好きな人ができた時に
後悔しないか、それだけが心配だ」
芝村 の発言:
八神はころころ笑っている
あさぎ
「こ、こらわらいごとじゃないんだぞー」
ぐりぐり頭をなでます
芝村 の発言:
嬉しそうだね。
彼にはそんなさきのこと、わからないようだ。
あさぎ
今必死ですからねぇ
「八神…えっとな。この前のときのこと覚えてるか?」
ちょっと小声で話しかけます。
少年の様子に変化はありますか?
芝村 の発言:
ぜんぜん。
少し嬉しそうにしてるだけだね。
芝村 の発言:
八神はうんとうなずいた。
八神
「かざってあります。」
あさぎ
「飾る?」
芝村 の発言:
八神
「はい」
あさぎ
「ぬいぐるみ?」
芝村 の発言:
八神
「射的の景品の」
あさぎ
「ああ、あのこかー、うん気に入ってくれたなら何よりー」
芝村 の発言:
八神はにこっと笑った。
あさぎ
「じゃあ、ヤギ見にいこうかー」
移動できますか?
芝村 の発言:
ええ。
あさぎ
では、移動します。
芝村 の発言:
ヤギは母島に多いけど、父島でも多くて困ってる
あちこちに銃の音がするよ
あさぎ
えええ
困っているとは
芝村 の発言:
ふえ過ぎてるんだ
駆除の対象になってる。
あさぎ
まさか野生で放し飼いに
芝村 の発言:
哺乳類で駆除対象なのは日本ではこれだけだね
あさぎ
飼われてたわけじゃないのですねー
あさぎ
「な、なんていうか…シャレになってないなー」
芝村 の発言:
もとはかわれてたんだよ。
で、第2次世界大戦で、島が放棄されて、その間に野生化して増えすぎた
あさぎ
飼われているところにいくことはできますか?
芝村 の発言:
ええ。もちろんいけますよ。>牧場
あさぎ
では、そちらにー
さすがに駆除されてる野生のヤギはいろいろな意味でまずい気が
芝村 の発言:
そだね。
ここはパン屋が経営する小さな農場だ。空は高く、ヤギが10頭ばかしのんびり草をはんでいる
あさぎ
「かわいいねぇ」
「前は船から見ただけだったけど…平和なとこがあってよかった、よかった」
少年と一緒に手を繋いでヤギを見てます。
芝村 の発言:
八神
「哺乳類ですね。偶蹄目みたいだ」
あさぎ
「詳しいねー」
芝村 の発言:
八神
「同定できるかなあ」
あさぎ
「同定?」
芝村 の発言:
八神
「はい」
「同定というのは、正確な種族を割り出すことです」
あさぎ
「へー、物知りだなぁ」
「なんかこう、俺はヤギはヤギだろ。とか思っちゃうんだけどなぁ。」
芝村 の発言:
八神
「ヤギがかわいそうです」
あさぎ
「そうか? 種族よりも、こうヤギの個性をみちゃうけどなぁ
たまにどんくさいのとかいるぞ」
芝村 の発言:
八神
「同じに見えても、きっと個性があると思います」
あさぎ
「そうだね」
「同じ顔のものがいても、みんな魂は別だな」
「・・・同じことだな。八神がヤガミの名を持っていても」
芝村 の発言:
八神は難しい顔をしている
あさぎ
「君はヤガミじゃない。同じであるわけではないし
同じである必要はない。」
芝村 の発言:
八神
「そうですね」
「ありがとう、嬉しいです」
あさぎ
「もういっそ。八神の名を捨てて、俺の子に・・・ならないか?」
「前に行っただろう、名を。あげると」
「いや、な。俺の子になるとかに関しては、
すぐに答えは出さなくていい。
せめて下の名前ぐらいは。」
芝村 の発言:
八神
「はい」
「僕でよければ、喜んで」
あさぎ
「いいのか?」
「俺の子になるってことは、つらいぞ。えーとたぶん。」
「あれだぞ。迷宮とか」
「勝手に出て行ったら怒られるぞ」
「ぬけがけ禁止ーっていって、みんなで追いかけてくるぞ」
芝村 の発言:
八神
「僕、一度も言った事ないです」
あさぎ
「いつか、一緒に行くか?
人型戦車もらったし」
芝村 の発言:
八神
「国の外にも、出たことはないです」
あさぎ
「いつか、じゃないな。近い未来だ。」
「・・・世界を見て、世界に見られなければならなくなる日がくる。
いいことばかりじゃない、つらいこともあるだろう」
「いつか自分自身にすら裏切られる日がくるかもしれない。」
「それでも、俺は君の親になるといった。
俺は何があっても君を見捨てない。
俺の子になれば、国のみんなが兄弟になる」
芝村 の発言:
八神
「はい」
「でも、怖くはないです」
あさぎ
「いいのか?」
「君がそういえば俺は、ずっと一緒にいよう。
つらいことは半分に、楽しいことは倍になるように」
芝村 の発言:
八神
「はい」
「みんなが一緒にいれるように、がんばります」
あさぎ
「うん。新しい人が増えても、それは愛情が減るんじゃない」
「増えるんだよ。
お姉さんに知り合いができたら、その人が君のお兄さんになる。
それがウチの理だ」
芝村 の発言:
八神は少し考えて微笑んだ。
「はい」
あさぎ
「うん。じゃあ、俺が考えたから相変わらずダメだが、
いやでなければ。君に名を1つ」
「君の師匠は星見司だと聞く、
そこから字をもらって、星蘭と」
「君が、キミにとっての蘭をいくつかみつけられるように
俺はそう願うよ」
芝村 の発言:
八神
「せいらんですね。はい。いい名前だと思います」
あさぎ
「古い言葉にね、金蘭の交わりというものがある。
親友が心を同じくするその堅さは、固い金をも断ち切るほどであり、
友情のまことの美しさは香りの高い蘭のようである。親友の固い友情の喩えだそうだ」
芝村 の発言:
八神
「僕だけの名だ」
あさぎ
「だから、君のための蘭が増えますように。
俺はそれだけを望む」
芝村 の発言:
八神
「はい。僕の蘭を、増やしていきます。言いつけどおりに」
あさぎ
「うん。」
芝村 の発言:
八神はにこっと笑った。
あさぎ
「そして、その友のために、自分の力を使っていこう。
俺が、俺の子のために、力を使うように」
芝村 の発言:
なにかねだる目だ
あさぎ
抱きしめてキスします
「愛してるよ。星蘭」
芝村 の発言:
八神
「はい」
あさぎ
「これだけは覚えていてほしい。何があっても君を守る。
たとえキミが何者で何をしても、憎むことは絶対にできない。」
芝村 の発言:
八神
「僕も、愛しています。誰よりも」
あさぎ
「それゆえに苦しむことはあっても、俺はそれを受け入れよう。
約束だ」
芝村 の発言:
八神は嬉しそうにうなずきました。
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芝村 の発言:
はい。お疲れ様でした。
あさぎ
お疲れ様でした
あさぎ
恥ずかしさで死ぬかと
芝村 の発言:
えー。
芝村 の発言:
綺麗なシーンではありましたが。
あさぎ
いや、その手のお笑いがからまないロール苦手なんですよー
芝村 の発言:
なるほど。
芝村 の発言:
そうかも。
芝村 の発言:
評価は+2+2でした。
あさぎ
ということは
あさぎ
+4+4ですね
芝村 の発言:
秘宝館には1,1で頼めます
あさぎ
はい
あさぎ
ありがとうございます。
あさぎ
となると次は試練でしょうか?
あさぎ
トラナ防衛に何か影響はありますか?
芝村 の発言:
今のところはないね
あさぎ
うわ、問い詰めなければムリでしたかー
あさぎ
なんとなく、安定させれば落ち着いて
相手を殺そうという気がなくなるかとおもったのですが
芝村 の発言:
問い詰めれば追い詰める
芝村 の発言:
微妙だね
あさぎ
ですよね。
芝村 の発言:
ええ。
芝村 の発言:
ということで解散しましょう。お疲れ様でした。
あさぎ
お疲れ様でしたー
最終更新:2008年01月01日 00:23