<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><rdf:RDF 
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" 
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
  xml:lang="ja">
  <channel rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/">
    <title>ビッチ系総合 まとめ @ ウィキ</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/</link>
    <description>ビッチ系総合 まとめ @ ウィキ</description>

    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:date>2012-04-23T19:30:42+09:00</dc:date>

    <items>
      <rdf:Seq>
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/115.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/1.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/114.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/113.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/112.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/111.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/110.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/109.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/108.html" />
                <rdf:li rdf:resource="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/107.html" />
              </rdf:Seq>
    </items>
	
		
    
  </channel>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/115.html">
    <title>淫美の連鎖</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/115.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;4-067 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/13(金)
22:51:13.27 ID:J+JcxZiq&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;span style=&quot;color:#F88;&quot;&gt;属性：女子高生、処女、ピル、人妻&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-068 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/13(金)
22:52:34.31 ID:J+JcxZiq&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　放課後の女子校の校舎には、まだ思春期の学生特有の甘く温かな空気が残って&lt;br /&gt;
いた。&lt;br /&gt;
　数学の準備室では、中年の教師がタバコをくゆらせていた。&lt;br /&gt;
　彼はある人を待っていた。この５分後が約束の時間。&lt;br /&gt;
　ほどなくノックの音。&lt;br /&gt;
「あの、中野です」&lt;br /&gt;
「ああ、入れ」&lt;br /&gt;
　辺りを見て、素早く部屋に滑り込んだ茶系のセーラー服の少女は、ドアの鍵を&lt;br /&gt;
かけた。&lt;br /&gt;
　振り返った瞬間、背中にかかった黒髪がふわりと舞った。&lt;br /&gt;
　その顔の丹精さと愛らしい大きな二重の瞳、白くきめ細かい肌に校内の誰もが&lt;br /&gt;
目を奪われた。嫉妬を覚えることも忘れ、つい目で追ってくる同性のクラスメー&lt;br /&gt;
トに朗らかに接し、誰にも分け隔てなく笑顔を向ける少女。&lt;br /&gt;
　その美貌はこの数ヶ月で目を見張るほど磨きがかかった。以前はスレンダーな&lt;br /&gt;
細長い腕や脚が目立ったが、明らかに女らしいラインが目立つようになり、下着&lt;br /&gt;
のサイズも変わってきた。&lt;br /&gt;
　その裏に、友人は恋人の存在を疑うが、彼女はそれを否定した。&lt;br /&gt;
「彼氏？　やだ、そんなの、いないって！」&lt;br /&gt;
　それは、事実だった。彼は恋人などという甘ったるいものではなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-069 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/13(金) 22:54:50.18
ID:J+JcxZiq&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「見られなかったろうな？」&lt;br /&gt;
「はい、確かめました」&lt;br /&gt;
「約束より早く来るとはな。……お前、そんなに欲しいのか？」&lt;br /&gt;
「そ……そんなんじゃ、ありませんっ！」&lt;br /&gt;
「んー、違うのか、そうかそうか」&lt;br /&gt;
　教諭は少女に近づくと、スカートの中に手を差し入れた。指は的確に少女の股&lt;br /&gt;
間を包む下着を狙った。&lt;br /&gt;
「あっ！　いやっ！」&lt;br /&gt;
「欲しいんだろ、なんだ、このヌルつきは？」&lt;br /&gt;
　かあっと赤くなってうつむく顔に嗜虐心がそそられる。だから、半笑いを浮か&lt;br /&gt;
べて教師は下着の上から指を激しく震わせた。&lt;br /&gt;
「あっ！　あああっ……」&lt;br /&gt;
　その腕を思わず掴んで止める。突然の激しい刺激に、脚の力が抜けた。教師は&lt;br /&gt;
少女を抱きとめて、湿り気を帯びた声で耳に囁いた。&lt;br /&gt;
「早く脱げよ、シたいんだろ？」&lt;br /&gt;
　少女は従順に、リボンを解いて胸のボタンを外し、皺にならないようにそっと&lt;br /&gt;
椅子にかけた。&lt;br /&gt;
　ミルクをなめらかに拡げたような肌が現れ、中央にレースをあしらった大人っ&lt;br /&gt;
ぽい白の下着に包まれた発育の良い乳房に目が行く。&lt;br /&gt;
　スカートに手がかかり、床につけないように脚を抜いた。上とそろえた白の下&lt;br /&gt;
着は、前後にレースが施され、その隙間から素肌が透けていた。ウエストの見事&lt;br /&gt;
なくびれと、その真ん中の可愛いへそ、すんなり伸びる脚の先の足首までの白い&lt;br /&gt;
ソックス。&lt;br /&gt;
　少し内股に恥ずかしそうにしている美少女の、これ以上無い裸体を、しゃぶり&lt;br /&gt;
つくすように上から下まで何度も見てから、&lt;br /&gt;
「じゃ、その机の上に寝そべるんだ」&lt;br /&gt;
　スチール製の透明なカバーが敷いてあり、教師が担当する授業の日課表が差し&lt;br /&gt;
込まれただけで書類も本も置いていない机。そこに少女は体を横たえた。&lt;br /&gt;
　その上から、少女の肩口を机に押さえつけ、少女の顔を見やる教師。少女もそ&lt;br /&gt;
の視線から逃れずにじっと見つめた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-070 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/13(金) 22:56:47.78
ID:J+JcxZiq&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　教師は艶やかな少女のピンクの唇に吸い付いた。やがて舌が押し込まれ、歯ぐ&lt;br /&gt;
きをなぞった。少女は強いタバコの匂いを不快に思いながら、やがて口内で舌同&lt;br /&gt;
士で触れ合った。&lt;br /&gt;
　唾液が少女の頬の横を落ちる。&lt;br /&gt;
　教師は下着の上から乳房をやわやわと愉しむ。その頂点をつぶしたり上下に揺&lt;br /&gt;
らしたり、下着と肌の間に指をつっこみ乳房に埋めてみたりした。やがて、背中&lt;br /&gt;
のホックを外すと布地は頼りなくなり、そのまま少女の首のあたりに押し上げた。&lt;br /&gt;
　人は美しいものを見たときに、行動が止まる。教師も、その乳首の薄い色や、&lt;br /&gt;
昂奮にしこって天を向く様、盛り上がりながらも流れないでいる乳房の張りや、&lt;br /&gt;
肌が白過ぎてうっすら浮き出た静脈に、右の乳房の谷間側にある小さなほくろに、&lt;br /&gt;
いつも目を奪われる。&lt;br /&gt;
「いや……見すぎ、です」&lt;br /&gt;
　そうやって目で味わってから、汗っぽい手がその感触を欲しがる。しっとりし&lt;br /&gt;
た表面を手のひらでたどり、やがて乳首を指で回し、左右に倒した。&lt;br /&gt;
「や……ん、あ……」&lt;br /&gt;
　身じろぎする彼女の声が恥じらいを含んで甘い。励まされたようで、もっとし&lt;br /&gt;
たくなる。&lt;br /&gt;
　本能的に左の乳房を頬張った。&lt;br /&gt;
「あ！　……んんっ、ああっ」&lt;br /&gt;
　すぐに強く吸い付いて、陰圧の中でさらにしこる乳首に舌でねぶり上げた。同&lt;br /&gt;
時に右の乳房に指を埋めて、その乳首も指でこねた。&lt;br /&gt;
「ふあっ！　ああっ！　……いやぁ、いやぁ！」&lt;br /&gt;
　そうしながら教師は盛り上がったズボンを少女の膝に押し付けていた。ねちっ&lt;br /&gt;
こい愛撫に翻弄されて思わぬ動きをする脚で、彼もまた快感を味わっていた。　&lt;br /&gt;
　手が下りていく。白の下着は明らかな淫らな沁みを拡げてしまっている。その&lt;br /&gt;
真ん中に指を置いて、一段と固くなった芽を捕らえて揺らした。&lt;br /&gt;
「ああんっ！　それ、それ、だめぇ……」&lt;br /&gt;
　教師にしがみついて動きを封じようとする。だが、それは役に立つことは無く、&lt;br /&gt;
教師の思惑のまま、下着の上から弄ばれた。&lt;br /&gt;
「いやあ、あん……あっ！　ほんとに、それ、だめですぅ！」&lt;br /&gt;
「いやらしい顔しやがって。もうすっかりオンナの顔だ」&lt;br /&gt;
　上気した目元と頬。潤んだ瞳からは、涙がこぼれて髪の中に消えていく。&lt;br /&gt;
　教師は体を起こした。ズボンのベルトを緩めて下着ごと脱ぐために。そして野&lt;br /&gt;
太く黒光りした陰茎を少女の白い下着に差し向けた。&lt;br /&gt;
「ピルは飲んでいるよな。ヘマして妊娠なんかすんなよ」&lt;br /&gt;
「……飲んでます。心配ないです」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-071 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/13(金) 22:58:17.81
ID:J+JcxZiq&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　少女だって、こんな下種な言葉を吐き、下劣な行為に及ぶ男の子供を宿すよう&lt;br /&gt;
なことは絶対に避けたかった。&lt;br /&gt;
　半年前にこの部屋で強引に処女を奪われ、脅迫めいたことを言われて続いてい&lt;br /&gt;
る関係。&lt;br /&gt;
　避妊具を使わないで行為に及ぶ彼への防衛策として、ピルを使うようになった。　&lt;br /&gt;
　ただ、少女は今、別の目的で避妊薬を飲んでいた。&lt;br /&gt;
　少女はもともと生理が不順気味で、にきびやひどい腹痛などに悩まされ続けて&lt;br /&gt;
きた。ところが、薬と相性が良かったようでホルモンのバランスが改善し、少女&lt;br /&gt;
の肌や体調が整った。&lt;br /&gt;
　加えて、性的な刺激が体形へ影響していた。ウエストはそのままにバストとヒ&lt;br /&gt;
ップが発育して、人々を魅了するようになった。&lt;br /&gt;
　いつしか少女もセックスの魅力に取り付かれていた。男性を生で味わいたい、&lt;br /&gt;
そのまま精を子宮で受けたいという自らの欲求のため、毎日薬を摂り、こうして&lt;br /&gt;
脚を開くようになっていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　白い下着のクロッチ部分をずらすだけで、繋がることができる。　　　&lt;br /&gt;
　幾度とおこなった行為でも、少女の肉襞は少し色づいた程度で、厚ぼったくな&lt;br /&gt;
ることはなかった。&lt;br /&gt;
　ただ、奥から湧き出た蜜が下着との間に糸を引くほど湧き出るようになり、そ&lt;br /&gt;
れが少女の欲情の深さを示していた。&lt;br /&gt;
「自分で開けよ」&lt;br /&gt;
　教師が命令すると、少女は裂け目を自分の指で開いた。その中の肉の色の鮮や&lt;br /&gt;
かさと、恥ずかしそうに自分で性器を見せ付ける様に、教師の昂奮も最高潮に達&lt;br /&gt;
した。&lt;br /&gt;
　そのすぼまりに、太く開いた傘を擦り付けて粘液をまぶす。&lt;br /&gt;
「ふっ……あふ……あう……」&lt;br /&gt;
　先端全部にぬるつきをコーティングさせると、本能的に開閉して男根を誘う泉&lt;br /&gt;
の入り口に、どす黒い肉茎を呑み込ませていった。&lt;br /&gt;
「うっ……はあああああ！」&lt;br /&gt;
　押し入ってくるものから与えられる稲妻のような快感。すっかり虜になってい&lt;br /&gt;
るその感覚に抑えられない吐息と声。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-072 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/13(金) 23:00:35.90
ID:J+JcxZiq&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　教師は中ほどまでで、その侵略を止めて少女の反応を味わった。&lt;br /&gt;
「ああ、お前の胎内（なか）は最高だ。包み込んでぐねぐね動きやがる……」&lt;br /&gt;
　少女が意識しないのに男を奥へ奥へと誘（いざな）っていく淫らな蠕動に、毎&lt;br /&gt;
回教師は酔った。その位置で淫壺をこじるように腰を左右に振った。&lt;br /&gt;
「はああっ！　……いや、もっと……もっと……」&lt;br /&gt;
　欲情が煽られる動きに、少女はつい我を忘れて求めてしまう。&lt;br /&gt;
「ちんぽを……おちんぽを、奥に叩きつけて！　私をずんずんしてぇ！」&lt;br /&gt;
　一層湧き出る潤滑液。教師は容赦なく最奥まで少女を貫いた。&lt;br /&gt;
「あはあっ！　これぇ！　ああああっ！　おちんぽ！　きてるぅ！」&lt;br /&gt;
「お前は絶対俺のものだからな！　この体、たまんねえ！」&lt;br /&gt;
　少女は快楽に喘ぎながら、ふっと笑う。&lt;br /&gt;
“あなたは、オトコの中の一人よ”&lt;br /&gt;
　腕を教師の背中に回し、脚を腰にからめて、心の中でつぶやく。&lt;br /&gt;
“ちっちゃな翔真（しょうま）くんも、大学生の直哉（なおや）も、サラリーマ&lt;br /&gt;
ンの弘（ひろむ）さんも、定年を迎えた昭三郎（しょうざぶろう）さんも、私を&lt;br /&gt;
気持ち良くしてくれる”&lt;br /&gt;
　気が遠くなるような肉棒の抜き差しの激しさに、声を抑えられない。&lt;br /&gt;
“気持ちよくなるほど、私、綺麗になっていく”&lt;br /&gt;
　性急になってきた動きに、胎内を焼くようなペニスの熱さに男の限界が近いこ&lt;br /&gt;
とが分かった。自分の意識が遠のいていくのと、どちらが早いか分からなかった。&lt;br /&gt;
「ふうっ！　出るぞ！　もっ、もう駄目だ！」&lt;br /&gt;
「ああっ！　ああっ！　だひてっ！　ん……わたひ……いくぅ！　いくぅ！」&lt;br /&gt;
「ああ……あああっ！　出すぞ！　出すぞ！　……孕め！　真由子（まゆこ）！」&lt;br /&gt;
「くううううぅ！　…………うっ！　………………あっ！　…………んはあ！」&lt;br /&gt;
“ああ、もう、ちんぽたまんない！　あたし、ばかになっちゃう！”&lt;br /&gt;
　注ぎこまれている感覚が、例えようの無い幸福感にすりかわっていく。&lt;br /&gt;
　強烈な快楽に思わず肢体を反らせながら、少女は長い睫毛の瞳をうっとりと閉&lt;br /&gt;
じた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-075 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/14(土)
09:48:39.22 ID:0cZvPAfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　◇　　　◇　　　◇&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　○○女子高の新聞部の企画会議。特集記事の担当を決める時に上村紗雪（うえ&lt;br /&gt;
むらさゆき）は、そっと手を上げた。それから、小さく少し震える声で、&lt;br /&gt;
「あたし、考えている企画があります。近所の読者モデルで有名な方がいるので、&lt;br /&gt;
インタビューを取ってきます」&lt;br /&gt;
　全員が目を見張った。&lt;br /&gt;
　２年生の紗雪は部の中では一番おとなしく、どちらかといえば写真撮影とかレ&lt;br /&gt;
イアウトとか地味な仕事を好み、人と接しての取材は苦手だった。物怖じしない&lt;br /&gt;
下級生が取材する横で録音することもあり、取材ができない子として扱われてい&lt;br /&gt;
たのだ。&lt;br /&gt;
　その紗雪が取材する。それも相手は読者モデル……意外なことだらけで、本当&lt;br /&gt;
のところ、皆とまどった。&lt;br /&gt;
　顧問の竹原（たけはら）は、嬉しそうな顔で、沈黙を破った。&lt;br /&gt;
「いいぞ、上村。ターゲットもずいぶんレベルが高いな」&lt;br /&gt;
　その言葉に紗雪の顔は、ぼっと火がついたように紅く染まった。&lt;br /&gt;
　それから銀縁の眼鏡の奥の目を伏せて、&lt;br /&gt;
「雑誌だと気さくないい人そうで、綺麗な人だし、綺麗でいる秘訣とか、女の子&lt;br /&gt;
の関心が高いことを訊いて来ます！」&lt;br /&gt;
「アポ取れてる？　その読者モデルって誰なの？」&lt;br /&gt;
　部員から質問が出る。&lt;br /&gt;
「アポは、まだ、です。でも、取ります。アポを取るのは――」&lt;br /&gt;
　紗雪は少し息を吸って、&lt;br /&gt;
「――中野真由子さんです。必ず、やります！」&lt;br /&gt;
　中野真由子は、ここ数年その美貌と洗練されたライフスタイルがさまざまな雑&lt;br /&gt;
誌に何度も取り上げられている。歳の離れた夫との間に一人男の子がいること、&lt;br /&gt;
化粧品やスキンケア用品などは化学物質を含まないものを厳選していること、掲&lt;br /&gt;
載雑誌が女性誌だけでなく、ハイティーン向け、マイナーな業界誌など多岐に渡&lt;br /&gt;
ることまでは研究済みだった。&lt;br /&gt;
　ただ、女子校の新聞部の取材に応じてくれるかは、やってみないとわからなか&lt;br /&gt;
った。だから、その名前を出したとき、アンテナが高い部員は、おっ、というよ&lt;br /&gt;
うな顔をしてから、すぐにやや不審な顔で紗雪を見やった。&lt;br /&gt;
　それでも竹原はうなずいた。&lt;br /&gt;
「やってごらん。どうしてもアポ取れないなら、俺も手伝う。みんなも取れない&lt;br /&gt;
アポあったら、俺に相談してくれ。――じゃ会議続けて」　&lt;br /&gt;
　紗雪は竹原に熱い視線を送った。&lt;br /&gt;
　その想いを伝えたいけれど、伝えてはいけないし、悟られたくないけれど、気&lt;br /&gt;
づいて欲しい。&lt;br /&gt;
　地味な自分はどうしても竹原の関心を向けられない。無防備に元気にしなだれ&lt;br /&gt;
かかれる他の生徒のようなことができないでいる。&lt;br /&gt;
　だから紗雪は決心していた。これを成功させて優しい言葉をかけてもらいたい。&lt;br /&gt;
褒められたい。&lt;br /&gt;
　おとなしい自分が、自分に振り向いて欲しい、という気持ちから、行動に移せ&lt;br /&gt;
たのが嬉しくて、つい顔がほころぶのを紗雪はうつむくことで隠していた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-076 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/14(土) 09:50:27.18
ID:0cZvPAfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;◇　　◇　　◇&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　読者モデルにインタビュー。&lt;br /&gt;
　中野という表札の豪奢な白い邸宅の前で、クリーム色のブレザーと青いスカー&lt;br /&gt;
トの制服の紗雪は立ち尽くした。&lt;br /&gt;
　こんなに上手くいくとは思わなかった。&lt;br /&gt;
　練りに練った取材内容、雑誌社を通じてのアポ取りと、初めてのことの連続だ&lt;br /&gt;
ったが、周りの協力を取り付けながら、実現できたことが信じられなかった。&lt;br /&gt;
　アポはあっさりと通った。けれど、まず取材するのは紗雪ひとりだけ、また紗&lt;br /&gt;
雪の顔のアップの写真、胸から上の写真と全身写真を送れという条件が変だなと&lt;br /&gt;
思いながら、そのとおりに制服姿の画像をメールで送信した。　　&lt;br /&gt;
　恐る恐るチャイムを鳴らすと快活な声がした。外壁の戸の鍵が開く音がして、&lt;br /&gt;
上村さんね、入って入って、と促された。そこを入って敷石をたどって行くと、&lt;br /&gt;
大きな１枚板の玄関の扉があり、紗雪がそこにたどり着く寸前に開いた。&lt;br /&gt;
「いらっしゃい。道、迷わずに分かったかしら」&lt;br /&gt;
　その人からは、華という光が発せられていた。&lt;br /&gt;
　しっかりとメイクした顔の小さいこと。自信からあふれる笑顔はやわらかく、&lt;br /&gt;
誰もが惹きこまれてしまうのは当然のことだった。&lt;br /&gt;
　黒髪をしっかりまとめあげ、それを木製の品の良い髪留めいた。&lt;br /&gt;
　淡いブラウンのノースリーブワンピース。そこから伸びる、白く太くも細くも&lt;br /&gt;
無い腕。ウエストを同じ生地の帯でゆるく締めて体形が分かりづらいが、それで&lt;br /&gt;
も細身であることは分かる。スカートは膝上５センチほどで、形のいい脚にも目&lt;br /&gt;
が言ってしまう。&lt;br /&gt;
　こういう人間っているんだ、と紗雪は呆然とした。自分や周りの女性とはまる&lt;br /&gt;
で違う姿と雰囲気に、完全に圧倒されて声も出なかった。&lt;br /&gt;
「……あ！　し、失礼しました！　あたし、○○女子校の上村紗雪と言います。&lt;br /&gt;
このたびは――」&lt;br /&gt;
「入って。今日は本当に楽しみだったの、あなたに会えるのが」&lt;br /&gt;
　こんな言葉をにこやかに言われて、紗雪は完全に舞い上がった。なんだか涙が&lt;br /&gt;
出そうになった。&lt;br /&gt;
　心を躍らせながら、大きな玄関で慌てて靴を脱ぐ紗雪。&lt;br /&gt;
　その姿を真由子が舐めるように見つめていることに、紗雪は気づいていなかっ&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
　それこそ、三つ編みで一つにした長い黒髪の先から、脱いだ靴を揃える指先、&lt;br /&gt;
黒いソックスのつま先まで、真由子の脳に連写写真を保存するかのように焼き付&lt;br /&gt;
けられていることなど、想像すらしていなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-077 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/14(土) 09:52:21.58
ID:0cZvPAfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「――若さを保つ秘訣？　……それ、難しい質問ね」&lt;br /&gt;
　何個かの質問を終え、予想以上のコメントをもらって、少し緊張が解けた時。&lt;br /&gt;
　真由子は、紅茶のカップを膝の上のサーバーに優美に置いた。苦笑いもたっぷ&lt;br /&gt;
り余裕を含んだものだ。&lt;br /&gt;
　白い壁と茶系の家具で統一されたリビングで、二人は白いソファに腰掛けて差&lt;br /&gt;
し向かいで話していた。脚を組んでゆったりと座る真由子は、細い眉を少し寄せ&lt;br /&gt;
て悩ましげな表情をしても、惚れ惚れしてしまうほど様になっていた。&lt;br /&gt;
「若さって、とても相対的なものよね。あなたが若いと思う人は私には老いてい&lt;br /&gt;
る人かもしれない。私がその秘訣を伝えても、他の人に役に立たないものかもし&lt;br /&gt;
れない。いえ――」&lt;br /&gt;
　笑顔の中で瞳が一気に翳りを帯びた。&lt;br /&gt;
「あなたの人生を劇的に変えてしまうものかもしれないわ」&lt;br /&gt;
　紗雪は硬直した。無難な質問だったはずなのに、こんな雰囲気になってしまう&lt;br /&gt;
なんて。選びに選んだものだったし、実はある雑誌の記事を読んだ上で、そのと&lt;br /&gt;
きの答えを期待していたものだった。&lt;br /&gt;
「あ、あの、中野さんを素敵にしているもの、女の子はみんな知りたがってると&lt;br /&gt;
思うんですよね。中野さんにしか効かないかもしれないものでも、ぜひ伺いたい&lt;br /&gt;
のですが？」&lt;br /&gt;
「そんなに知りたい？」&lt;br /&gt;
　悪戯っぽい口ぶりに紗雪は少し安心して、ええ、是非、と重ねて言った。&lt;br /&gt;
「月並みすぎて悪いけれど、偏りの無い食事、適度な運動、紫外線を避けること――」&lt;br /&gt;
　矢継ぎ早に出てくる言葉。紗雪はそれをメモしようとするが、あまりに多いの&lt;br /&gt;
で途中であきらめた。その記録は机の上のＩＣレコーダーで取ってある。&lt;br /&gt;
「――それに、社会性も必要ね。自分がこの社会に必要とされているということ。&lt;br /&gt;
また、自分から必要とすることも体が活性化するわ」&lt;br /&gt;
「社会性。わかります」&lt;br /&gt;
　自分が竹原先生に認められたいということと同じかもしれない、と共感のうち&lt;br /&gt;
に復唱した。&lt;br /&gt;
「この世には男と女しかいないのだから、その関わりを持つ方法を知ることね。&lt;br /&gt;
――ね、紅茶冷めちゃうわ？　飲んで飲んで。あなたのためにちょっといいのを&lt;br /&gt;
淹れたの」&lt;br /&gt;
　紗雪は慌ててカップに口をつける。緊張で乾いた喉に、適度な温度の芳しい紅&lt;br /&gt;
茶が、するするとカップ半分の量、簡単に流れていった。&lt;br /&gt;
「今、関わりの方法という話が出ましたが、それはどんなものですか」&lt;br /&gt;
「それこそ、私を磨き上げ、生きていく糧になるものよ」&lt;br /&gt;
　輝く白い膝を組み替えて、真由子は少女を見つめた。&lt;br /&gt;
　気さくに話を聞かせてくれていた女性が、急に雰囲気を変えた。　&lt;br /&gt;
「それはね……セックス。セックスよ」&lt;br /&gt;
　彼女は、しっかり、ゆっくりと２度も女子高生に答えた。&lt;br /&gt;
　紗雪は当惑した。冗談なのか、本気なのかわからなくて、自分の聞き間違いの&lt;br /&gt;
ような気もした。&lt;br /&gt;
「ええと……え？　あの……」&lt;br /&gt;
「セックスを愉しんでしまうのよ。男に愛されて、愛して女性ホルモンを出すの」&lt;br /&gt;
　正面のソファに座る紗雪に諭し始めた。&lt;br /&gt;
「いい女でいるということは、フェロモンが出ている証拠。私の場合、ちょっと&lt;br /&gt;
顔が良かったから男が寄ってきたけど――」&lt;br /&gt;
　こういう美人が言ってのける自賛に、紗雪は気圧（けお）されながら、認めざ&lt;br /&gt;
るを得なかった。&lt;br /&gt;
「たくさんの男とセックスしたわ。抱かれたし、抱いた。年上も、年下も。もの&lt;br /&gt;
すごく偉い人とも、無一文の人ともしたの。妊娠しないための薬も良かったみた&lt;br /&gt;
い。どんどん肌が綺麗になっていった」&lt;br /&gt;
　言い終わってから、大きな二重の目で紗雪を見据えた。紗雪はたまらず目を伏&lt;br /&gt;
せた。&lt;br /&gt;
「私ね、あなたが来たとき、『昔の私だ！』って思ったわ。にきびっぽくて、い&lt;br /&gt;
つもむくみ気味で、髪がパサついてて、何より――」&lt;br /&gt;
　優しくて強い瞳で、紗雪を見つめる。&lt;br /&gt;
「――自分の秘めた綺麗さに気づいていなかった」&lt;br /&gt;
　真由子は立ち上がって、紗雪の隣に座った。ぐらりと、自分の体が沈み込む方&lt;br /&gt;
に自然に傾いた。自分の頭が真由子の肩に乗った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-078 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/14(土) 09:54:37.96
ID:0cZvPAfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;“え、何？　あたし、どうなっちゃったの？”&lt;br /&gt;
　体が思うように動かない。それがわかっていて、真由子に寄りかかっている。&lt;br /&gt;
「あ、あの、あたし……」&lt;br /&gt;
「いいのよ。紗雪ちゃん、楽にしてね」&lt;br /&gt;
　ぬくもりが紗雪の体に溶け込んできた。ほのかな香水の薫りが、さらに紗雪の&lt;br /&gt;
頭の中を心地良く麻痺させていく。何故だか、涙が自然ににじんできた。&lt;br /&gt;
　そのやわらかくなった肩を抱き寄せて、真由子は紗雪の頬に手を当てて、自分&lt;br /&gt;
の方に顔を向けさせた。間近すぎる麗人の瞳のきらめきに、紗雪はた易く惹きこ&lt;br /&gt;
まれてしまった。&lt;br /&gt;
　緩んだ唇に唇が重なった。甘い接触にくらりとするのもつかの間、真由子の舌&lt;br /&gt;
が忍び込み、下唇と歯を撫ぜた。紅茶と口紅の薫りが口腔に滑り込む。&lt;br /&gt;
“紅茶？！”　&lt;br /&gt;
　何か薬を入れられていたことに紗雪は気づいた。&lt;br /&gt;
　けれど、初めての行為は甘美の極まりだった。つい真由子に体をまかせてしま&lt;br /&gt;
いたくなった。&lt;br /&gt;
　だが、紗雪は理性を振り絞って、力のこもらない腕で突っぱねようとした。レ&lt;br /&gt;
コーダだって停止しないままで、悩ましげな息や衣擦れの音は録音され続けてい&lt;br /&gt;
た。眼鏡の奥の目は、怯えを隠せなかった。&lt;br /&gt;
「いへまへん、いへませんたら………………んんっ！」&lt;br /&gt;
　拒否の分だけ、舌は残酷なくらい奥に潜り込む。そして、麗人は少女に唾液を&lt;br /&gt;
注ぎ込むように、上向けた顔に深いキスを見舞った。&lt;br /&gt;
「……んんっ？！　…………んむうううっ？！」&lt;br /&gt;
　手がブレザーの中に滑り込んで、胸の丸みを確かめる。女性の手に収まってし&lt;br /&gt;
まう慎ましいふくらみに、&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃん、可愛いおっぱい。敏感なのね。体が熱くなってる」&lt;br /&gt;
　と服の上から一番高いところをつまんだ。　&lt;br /&gt;
　紗雪は頭を振って、拒否する。&lt;br /&gt;
“怖い！　こわい！　こわい！”&lt;br /&gt;
　自分が逃げることが出来ない状態で淫らな愛撫を、しかも初対面の女性から受&lt;br /&gt;
けて、とにかくおののくことしかできない。&lt;br /&gt;
「やらっ！　いやらっ！」&lt;br /&gt;
　そんな少女の表情を堪能して、口の端を上げて嗤うと、真由子は紗雪の膝にお&lt;br /&gt;
いていた手を肌に沿わせて、奥に忍びいれようとした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-083 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/15(日)
13:06:19.04 ID:kYqrOT7O&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　リビングのドアが開いた。&lt;br /&gt;
　若い男。細身の黒のスーツ、青いシャツ。少し茶系の髪は耳にかかる長さ。&lt;br /&gt;
「ああ、もう始めていたんですね」&lt;br /&gt;
「亮二（りょうじ）くん、おっそーい」&lt;br /&gt;
「この娘（こ）かあ、素朴な感じがすっげえそそる」&lt;br /&gt;
「……？！　……？！」　&lt;br /&gt;
　見知らぬ男性に三つ編みの髪をいじられて、ただでさえ父親以外の男性と縁が&lt;br /&gt;
無い紗雪は気が動転してしまっていた。&lt;br /&gt;
　紅茶に仕込まれていただろう薬物のせいか、目に見えるものがぶれて見え、ど&lt;br /&gt;
んな男性なのか、はっきりとしない。だが、自分が真由子にに体をまさぐられて&lt;br /&gt;
いる状況をこの男性に見られてしまった事実は大変なショックだった。&lt;br /&gt;
「あとね、女の子にいやらしいことしている真由子さんも、すげえ綺麗だ」&lt;br /&gt;
　近寄ってきて真由子の隣に座ると、ノースリーブの服の隙間から手を差し入れ&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
「ああ、真由子さん、乳首こんなに立たせて。……バイだったんですか？」&lt;br /&gt;
「ふふ……ん……かもしれない」&lt;br /&gt;
　亮二に耳をキスされ、うっとりと目を閉じてから、真由子は紗雪に囁いた。&lt;br /&gt;
「この男の子は亮二くん。私の助手、かしら。んー、本当のことを言えばセフレ。&lt;br /&gt;
わかる？」&lt;br /&gt;
　恋愛のことに疎い紗雪だが、セックスフレンドの略ということは知っていた。&lt;br /&gt;
　頭の中が疑問符で埋まっていく。今、自分にされている仕打ち、真由子と亮二。&lt;br /&gt;
動揺と混乱で、整理が出来ない状況。&lt;br /&gt;
　真由子の指が紗雪のスカートをめくっていく。震えてしまう腕は抗えず、その&lt;br /&gt;
まま指の侵入を許してしまう。&lt;br /&gt;
「やっ！　うあっ……やめ……」&lt;br /&gt;
　紗雪の肌の白さに合った白い下着に降りた指は、やわらかな感触を求めてさま&lt;br /&gt;
よう。&lt;br /&gt;
「ど……して。……ふあっ……こんな……あんっ……」&lt;br /&gt;
　週に数度だけする自分の指での慰め。けれど、いつもの数倍の心地良さが体に&lt;br /&gt;
生まれる。&lt;br /&gt;
　紅茶の薬がいけない。薬のせいで、自分はヘンになっている。&lt;br /&gt;
　不条理な今の状態にそう言い聞かしても、同性が繰り出す的確で気を配った責&lt;br /&gt;
めに、淫らな吐息が漏れてしまう。&lt;br /&gt;
「亮二くんっ！　ああっ！　はああっ！　……そんなに強くクリいじらないで！」&lt;br /&gt;
　紗雪の耳元で喘ぐ真由子。&lt;br /&gt;
　亮二の手は、読者モデルの股間に入り、激しくまさぐった。&lt;br /&gt;
　引き抜いた手の濡れた指先をかざして、&lt;br /&gt;
「ノーパンかよ。真由子さん、ほんとに淫乱なんだなぁ」&lt;br /&gt;
「だって、家の中だもん……」&lt;br /&gt;
「この子の前に座ってたんでしょ、見えちゃうかもしれないじゃない」&lt;br /&gt;
「ふふ……いいの、見られても。今日はそのつもりだったから」　&lt;br /&gt;
　目元に妖しい雰囲気を漂わせた真由子は、紗雪のシャツの青いリボンを解いて、&lt;br /&gt;
ボタンを外し、へそを探ってから指を上にせり上げていき、カップの中に潜り込&lt;br /&gt;
む。もう片方の手の指は、下着の湿りを愉しんでから、時折生地をくぐって直に&lt;br /&gt;
襲う。&lt;br /&gt;
「はぁ、はぁ、はぁ！　……あん、ん、ん、ん！」&lt;br /&gt;
　自分の指を噛んで耐える紗雪。&lt;br /&gt;
「ああ、紗雪ちゃん、その仕草可愛いなあ。……ああ、俺、もう脱ぎますよ！」&lt;br /&gt;
　愛液に濡れた指のまま、亮二は服を脱いでいく。脂肪が少ない筋肉質な体が現&lt;br /&gt;
れ、あっと言う間に、前を大きく膨らませた下着姿になると、紗雪の前に立った。&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃん、見てよ。君の卑猥な顔のせいでこんなになってるんだ」&lt;br /&gt;
　と、ずり下ろした下着から飛び出して上を向く棒状の黒いペニス。その根元は&lt;br /&gt;
毛をそり落としてしまっているため、長く見えてしまう。&lt;br /&gt;
「やらっ！　やらぁぁっ……」&lt;br /&gt;
　初めて見てしまった勃起状態の節くれたそれ。&lt;br /&gt;
　もう、どうしていいのかわからない極限に追い詰められ、意識が遠のいていく。&lt;br /&gt;
　紗雪は底が深く柔らかなソファの中に沈み込んでいった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-084 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/15(日) 13:11:14.45
ID:kYqrOT7O&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「――――んあっ！　はっ！　はっ！　おぅ！　りょ、りょうじくん！」&lt;br /&gt;
「真由子さん、今日、激し過ぎ！」&lt;br /&gt;
　再び目を開いた紗雪の前で、さっき真由子が座っていたソファの上で、全裸の&lt;br /&gt;
亮二の膝に、ワンピースを着たままの真由子がまたがっていた。&lt;br /&gt;
　ソファのスプリングを使って真由子は体を上下に弾ませ、亮二は真由子の背後&lt;br /&gt;
で、服の上から胸を鷲づかんでいる。&lt;br /&gt;
　股間から聞こえる、粘りを帯びた、にちゃ、ちょぷ、という音。汗や、営みの&lt;br /&gt;
生々しい匂いが、対面の紗雪まで振り撒かれている。&lt;br /&gt;
　亮二の手が、ワンピースのスカートの中に入っていく。&lt;br /&gt;
「やあん！　クリだめえ！　感じすぎちゃう！　くぅ！　ああん！」&lt;br /&gt;
　髪留めが取れて、長い髪が振り乱されていた。上気した顔で焦燥混じりに訴え&lt;br /&gt;
る真由子は、出迎えてくれた華やかな女性とはまるで別人のようになってしまっ&lt;br /&gt;
ていた。&lt;br /&gt;
“せっくす……してるの？　なんで？　旦那さんいるのに……”&lt;br /&gt;
　回復したばかりの意識はまだ覚束ない。しかし、真由子が着ているスカートで&lt;br /&gt;
見えないながらも、真由子の妖しい表情から、今まさにセックスの最中であるこ&lt;br /&gt;
とを確信した。&lt;br /&gt;
“いやらしい……のに、綺麗……中野さん、すっごく綺麗な顔……”&lt;br /&gt;
　とろんとした思考の中で、二人が舌を擦り付けてから、むしゃぶりつくキスを&lt;br /&gt;
交わすのを見ていた。&lt;br /&gt;
「……あ……やら……」&lt;br /&gt;
　紗雪の体が、にわかにぞわぞわっとさざめいた。二人の行為に、紗雪の中に芽&lt;br /&gt;
生えつつある女性の欲求がかき立てられていた。&lt;br /&gt;
　膝をすり寄せた。いつもしているように、自分で秘所に手を差し向けようとし&lt;br /&gt;
て、すんでのところで留まって、スカートの端を指でつまんだ。&lt;br /&gt;
「はぁ……あらぁ、目が覚めたのね、紗雪ちゃん。私たちを見て、感じちゃって&lt;br /&gt;
る？」&lt;br /&gt;
「ち……ちぎゃいます……」&lt;br /&gt;
　見透かされた気持ちを否定する。&lt;br /&gt;
「なかのひゃんが……えっちになるくすりを……こうちゃに……」&lt;br /&gt;
「私は、精神安定剤しか、入れてないわ。ふふふ……」&lt;br /&gt;
　ふくみ笑いの妖艶さが、紗雪を優しく拘束していく。&lt;br /&gt;
「『えっちになる』のは、あなたの素質だわ。いやらしい、紗雪ちゃん？　――&lt;br /&gt;
あうっ！　あああっ！」&lt;br /&gt;
　再び亮二に激しい動きを見舞われ、天井を見上げた真由子。&lt;br /&gt;
「この服、脱がしちゃうよ」&lt;br /&gt;
「ああ、そんな、下からなんて？！」&lt;br /&gt;
　亮二はワンピースのスカートをウエストまでまくり上げた。さらに、一気に上&lt;br /&gt;
まで持っていって、服を床に落とした。&lt;br /&gt;
　シミ一つ無く、セックスの昂奮で艶を増した光沢のある肌。&lt;br /&gt;
　前を向く乳首が乗った乳房は、きちんと張りのある丸さを維持して、男の突き&lt;br /&gt;
上げに合わせて揺れている。右の乳房にあるほくろは淫猥さを彩るアクセサリー&lt;br /&gt;
になっていた。&lt;br /&gt;
　ウエストもたるみどころか、若い女性のような絶妙なカーブに思わず手を伸ば&lt;br /&gt;
したくなる。&lt;br /&gt;
　さらに亮二は、真由子の膝を開かせて、さらに奥を指で開いて、紗雪に見せ付&lt;br /&gt;
ける。&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃん、ちんぽがまんこに入っているの、わかる？　で、真由子さんはビ&lt;br /&gt;
ッチだから、こんなところにピアスしてるんだ」&lt;br /&gt;
「あ、はずかしい……いや、見ちゃ、いやぁ……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-085 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/15(日) 13:12:37.78
ID:kYqrOT7O&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　さっき見た逞しいものは、やはり毛をそり落としてある開かれた真由子の中に&lt;br /&gt;
埋め込まれて行き来していた。欲深く色づいて呑み込む肉の中から、濁った恥蜜&lt;br /&gt;
が流れ落ちていた。&lt;br /&gt;
　襞の最上部の表皮に金色のピアス。亮二はそのピアスに指で淫液を塗って、そ&lt;br /&gt;
れを露出してしまっている淫蕾に当てる。&lt;br /&gt;
「ひやあああっ！　りょう、じ、くん！　&lt;br /&gt;
「締まってきたよ。真由子さん、イっちゃえ、ほらあ！」&lt;br /&gt;
「あああああっ！　…………はっ！　んっ！」　&lt;br /&gt;
　亮二に体をもたせ掛けるように体を反らせて、真由子は動かなくなった。&lt;br /&gt;
　すぐにがくんがくん、と跳ねる肢体。閉じることを忘れた脚の付け根の肉の入&lt;br /&gt;
り口から、その証しが滴った。&lt;br /&gt;
　あきれた表情ながら、満更でもない亮二が、しこりきった乳首を弄りながら、&lt;br /&gt;
「真由子さん、紗雪ちゃんに見られてるから、すぐイっちゃったの？」&lt;br /&gt;
　恍惚の表情をはしたなく晒して、真由子は呼吸を整えてから答えた。&lt;br /&gt;
「そう……かもぉ。すっごいのが、きちゃった……」　　　&lt;br /&gt;
「でもさ、紗雪ちゃんがさびしそうだ」&lt;br /&gt;
「わかってる。お膳立てするからぁ……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　真由子は亮二の膝から降りると、猫のように床を四つんばいで紗雪の足元にや&lt;br /&gt;
ってきた。&lt;br /&gt;
　動けないでいる紗雪のスカートのホックを外して、抜き取ってしまう。&lt;br /&gt;
「や……やめへぇ……」&lt;br /&gt;
「ああ、本当に綺麗な脚……」&lt;br /&gt;
　すねから膝までキスの雨を降らせて、腿の内側をねっとりと舐め上がる。&lt;br /&gt;
「いやぁ……」&lt;br /&gt;
　弱弱しい拒否の言葉は何の効き目も無くて、真由子は真っ白の下着に手をかけ&lt;br /&gt;
て、ずり下ろす。&lt;br /&gt;
「ああ……もうべとべと。ぺったりくっついて」&lt;br /&gt;
「はずかひいこと、いわないれ……」&lt;br /&gt;
「見せて……紗雪ちゃんのここ、見せてね」&lt;br /&gt;
　亮二とのセックスで快感に濁っていた目は、今はきらきらして、しどけなく緩&lt;br /&gt;
んだ紗雪の秘密の場所を暴いている。&lt;br /&gt;
「やめへぇ、やめへよ……いやぁ」&lt;br /&gt;
　少ない茂みの閉じた部分を開くと、その中身は身持ちの堅い少女らしく薄い肉&lt;br /&gt;
の中から桜色の裂け目が現れた。執拗で丁寧な真由子の手ほどきを受けて、今ま&lt;br /&gt;
で経験したことがない恥ずかしい液を沁み出させていた。&lt;br /&gt;
「可愛いわ。私もあなたの頃は、こうだったの」&lt;br /&gt;
　真由子は、顔を近づけると、少女の性器にキスをした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-086 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/15(日) 13:14:36.07
ID:kYqrOT7O&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ひやあああっ！」&lt;br /&gt;
　反射的に、膝を閉め、手で真由子の顔を押そうとした。真由子は、紗雪の腰に&lt;br /&gt;
抱きつくようにして顔を埋め、そのぬるみのとば口から、一番上の紅芽まで舐め&lt;br /&gt;
上げた。&lt;br /&gt;
「ひっ！？　んあああっ！」&lt;br /&gt;
　しつこく少女の汁を掬い上げる真由子。濡れてやわらかい舌先の心地良さに、&lt;br /&gt;
少女の声は抑えられない。&lt;br /&gt;
「ああんっ！　ああっ！　んっ！　んあああっ！」&lt;br /&gt;
　しこりきって、表皮から剥き出した敏感な突起を、唾液をたっぷり乗せた舌で&lt;br /&gt;
左右や円を描いて可愛がる。&lt;br /&gt;
「それは！　やめぇ！　おかひくなっちゃうのぉ！」&lt;br /&gt;
　激しい舐め取りをしたかと思うと、甘噛みを見舞う。&lt;br /&gt;
「ひいい！　い……うあっ！　あうっ！　あうっ！」&lt;br /&gt;
　舌と唇と歯で織り成す、さまざまなバリエーションの刺激。&lt;br /&gt;
　永遠に続くかと思われる長い愛撫に、体も心も蕩けていく。&lt;br /&gt;
いつしか、鋭角だった腿の角度は、大きな鈍角に緩まっていた。真由子の舌の&lt;br /&gt;
技巧に紗雪は完敗して、女性の悦びの只中に引き込まれていた。&lt;br /&gt;
「処女のくせに、エロい声出す娘だね」&lt;br /&gt;
　亮二は、湯上りのように肌が染まった少女を横抱きにして、背中から回した手&lt;br /&gt;
で乳房を包み込んでやわやわと揉んだ。&lt;br /&gt;
　耳の穴に息を吹きかけた。すかさず小さな肩をすくめた反応に嬉しそうに微笑&lt;br /&gt;
むと、紗雪の手をとって、自分の腹に置かせた。&lt;br /&gt;
　それから、耳元に唇をつけながら尋ねた。&lt;br /&gt;
「さっき、おちんちん見たね？　嫌だった？」&lt;br /&gt;
　紗雪は目を閉じながら、こくん、とうなずいた。&lt;br /&gt;
「汚そうだった？　ごつごつしていそうだった？　嫌なとこって、そんな感じ？」&lt;br /&gt;
　首を振る少女。自分がどうなってしまうのかわからない恐怖と、全裸で誇示す&lt;br /&gt;
るデリカシーの無さが嫌だった。&lt;br /&gt;
「だったら、触ってみると、なあんだと思うよ。ほら」&lt;br /&gt;
　亮二は自分の手を重ねて、汚れを綺麗に拭ったそそり立つものを握らせた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-087 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/15(日) 13:15:40.96
ID:kYqrOT7O&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「……！！」&lt;br /&gt;
「どう？　温かいだろ。堅くてビンビンするところもあるけど、ぷにぷにしてい&lt;br /&gt;
るところもあって」&lt;br /&gt;
“あ、本当だ……”&lt;br /&gt;
　かろうじて自分の指が回りきる肉の棒の感触は、血の流れを受けて熱く、血管&lt;br /&gt;
の筋はグロテスクだがやわらかい。&lt;br /&gt;
「僕は、その先端の広がっているところを軽くこすられるのが好きなんだ。君の&lt;br /&gt;
性器と同じように、男の性器もいじられると気持ちよくなってしまう――」&lt;br /&gt;
　そこに手を移されて上下に動かすと、ペニスは小さく痙攣して先端から透明な&lt;br /&gt;
露を浮かべた。&lt;br /&gt;
「――さあ、上手くできるかな？」&lt;br /&gt;
　励まされるように、胸を揉まれる。&lt;br /&gt;
　目がくらみそうになりながら、紗雪はそこを重点的にこすった。&lt;br /&gt;
「ああ……上手いね、紗雪ちゃん……とっても気持ちいい……」&lt;br /&gt;
　褒められて嬉しくなった紗雪は、より熱心に手を動かした。&lt;br /&gt;
　自主的に手を動かし始めたのを見て、亮二と真由子は目くばせをした。&lt;br /&gt;
　舌での愛撫をやめた真由子は、銀色に光る金属の器具を手にして、それを紗雪&lt;br /&gt;
の秘所にあてがおうとしていた。紗雪の視線に気づいた真由子は、その器具をか&lt;br /&gt;
ざして見せた。鼻毛を切るための小さなはさみだった。&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃんの処女膜、切っとくわ。だってこれから――」&lt;br /&gt;
　にっと笑って、続けた。&lt;br /&gt;
「――亮二くんと初めてのセックスするのに、痛みや出血は嫌でしょ」&lt;br /&gt;
「男のちんぽを入れられると、真由子さんみたいに狂っちゃうよ。だから、もっ&lt;br /&gt;
とさすってね」&lt;br /&gt;
“……そう、ね。このおちんちん、あたしのなかに、入れられちゃうんだわ――”&lt;br /&gt;
“もう、どうにでもして……”&lt;br /&gt;
　薬と衝撃の連続と失望、さらに開発されつつある性感と期待が、少女の抵抗を&lt;br /&gt;
失わせていた。&lt;br /&gt;
　注意深くはさみを入れる真由子をじっと見つめているように見える紗雪。&lt;br /&gt;
　眼鏡の中に見える瞳の焦点は、もう合っていなかった。&lt;br /&gt;
　冷たかった刃物の感触も、自分の体温に溶けて消えていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-091 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/17(火)
19:48:13.57 ID:95TOfBbw&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　全ての服を脱がされて、バスタオルを敷いたソファにピンク色の体を横たえた&lt;br /&gt;
紗雪。&lt;br /&gt;
　その足元にいる亮二は、紗雪の片方の膝を立てさせ、もう片方の足をソファの&lt;br /&gt;
背もたれにかけた。&lt;br /&gt;
「…………」&lt;br /&gt;
　こんなに大きく脚を開いても、すでに抗うことを忘れて脱力した少女。&lt;br /&gt;
　今日までずっと秘めていた部分を晒して、今、そこに男性のペニスの大きな先&lt;br /&gt;
端が上下に擦りつけられた。&lt;br /&gt;
「ん……あん……」&lt;br /&gt;
　僅かに反応する紗雪の声を聞いて、真由子はふくらみがわかる紗雪の乳房を手の&lt;br /&gt;
ひらで包んで、乳首をやさしく転がした。&lt;br /&gt;
「ん……中野、さん」&lt;br /&gt;
「真由子でいいわ」&lt;br /&gt;
「あたし……こわい……」&lt;br /&gt;
「亮二くんは優しくしてくれるからね。安心して？」　&lt;br /&gt;
「真由子さん……キス……キスして」&lt;br /&gt;
　とにかくすがりたい気持ちを、真由子との口づけで甘えることで溶かした。&lt;br /&gt;
　その時、亮二が亀頭の分だけを紗雪のすぼまりに納めた。&lt;br /&gt;
「ふっ！　……ふうう」&lt;br /&gt;
「痛い？　だめ？」&lt;br /&gt;
　口を離した真由子に聞かれ、ふるふると頭を振った。&lt;br /&gt;
　実際、潤滑液がふんだんなせいか、さっきの真由子のおかげか、痛みや苦しみ&lt;br /&gt;
はなく、自分の体に何かが入った違和感に戸惑いを見せた。。&lt;br /&gt;
「入り口の締め付け、すごいよ、気持ち良いよ、紗雪ちゃんのここ」&lt;br /&gt;
　亮二は大きく息をついた。静かにふた呼吸すると、亀頭を外に出しては入れた。&lt;br /&gt;
その度に、ぐちゅり、じゅぼ、という音が響く。　　&lt;br /&gt;
「……ん……んん？……はぁ……んはぁ……」&lt;br /&gt;
　クリトリスからの刺激とは違う、曖昧な感覚。不愉快なものではなく、亮二が&lt;br /&gt;
出し入れを繰り返すたびに、感動的に深く大きくなる。&lt;br /&gt;
「……ああ……ああん……や……これぇ」&lt;br /&gt;
「良くなってきた？　すごいヌルヌルだよ」&lt;br /&gt;
　かき出されるぬるつきは、ゆるゆると滴って、敷いたタオルにたどり着いてい&lt;br /&gt;
た。それを見てから、亮二は入れた状態で動きを止めた。&lt;br /&gt;
「徐々に、紗雪ちゃんのまんこ、開拓しちゃうよ。」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-092 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/17(火) 19:49:42.86
ID:95TOfBbw&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　真由子は、紗雪の眼鏡を外して、たたんだ制服の上に置いた。&lt;br /&gt;
　覆いかぶさるように深いキスを始める。同時に胸への強めの愛撫を再開する。&lt;br /&gt;
　亮二は、１ミリ単位で肉塊を埋める振幅を深くした。紗雪の声や体の反応に注&lt;br /&gt;
意しながら、焦らずに奥をうかがった。&lt;br /&gt;
「んっ！　んんっ！　……ふーっ、ふーっ……んはっ！　はあ！」&lt;br /&gt;
　熱い男のものが過ぎるたびに、じんじんと起きてくる言いようの無い感覚、頭&lt;br /&gt;
を痺れさせ、体の末端まで伝わっていく快美感。&lt;br /&gt;
　一突きごとに長くなっていくストロークに、少女の頭の何かが書き換えられて&lt;br /&gt;
いく。&lt;br /&gt;
「いいの？　紗雪ちゃん、おちんぽ、いいの？」&lt;br /&gt;
「……いいっ……ああんっ！……ちんぽ……すごい……」&lt;br /&gt;
　恥ずかしい言葉で真由子に訊かれて、ついそのまま答える紗雪。&lt;br /&gt;
「ちんぽって言っちゃうんだ？　すっげえやらしい子だな――お、ここが行き止&lt;br /&gt;
まり」&lt;br /&gt;
　辛抱強く奥を探っていた亮二が動きを止めた。まだ全部を入れていないが、&lt;br /&gt;
紗雪の処女だった場所は、最奥に黒い陰茎を呑み込んで蠢いている。&lt;br /&gt;
「女の人は、中が感じる人と、外側が好きって人がいるけど――」&lt;br /&gt;
　亮二は、深く埋めたまま、慎重に円を描いて腰を動かす。&lt;br /&gt;
「ふあっ！？　……んあんっ！　ひあっ！　……だっ……めぇ！」&lt;br /&gt;
　適度にしなる堅さの肉をほぐされ、先端を子宮口になすりつけられる。&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃんは、初めてで、中で感じて、こんなにアヘ顔になるんだね」　　　&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃん、ほんと、可愛い」&lt;br /&gt;
「んなああ！　ひやぁ！　……うううっ！」&lt;br /&gt;
　乳首を舐める真由子は、指を脇腹に滑らせて、お尻の形を愛でて、茂みの中に&lt;br /&gt;
潜り込ませて、クリトリスをくじった。&lt;br /&gt;
「きゃうう！　それ、ほんと……やめてぇ！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-093 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/17(火) 19:51:51.11
ID:95TOfBbw&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「俺、動くよ。我慢できなくなってきた」&lt;br /&gt;
　抜ける寸前まで腰を引くまでの、ひっかかる傘の部分の刺激。&lt;br /&gt;
　奥まで入れたときの、好きなポイントをいちいち擦って、最後に奥をこじる有&lt;br /&gt;
無を言わさない堅さ。&lt;br /&gt;
　それが快楽という麻薬で少女を連続で、継続で追い詰めていく。&lt;br /&gt;
「ああっ！　ああっ！　んはっ！　ふうああっ！　……っくあ！」&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃん、我慢しないで。怖がらないで、感じればいいの」&lt;br /&gt;
「あああっ！　まゆ、こさあん……あたし、ヘンっ！　ヘンなのぉ！」&lt;br /&gt;
「いいのよ。そのまま、どこまでも気持ちよくなってもいいの」&lt;br /&gt;
　胸に当てられた真由子の手を思わず握る紗雪。&lt;br /&gt;
　少女は、終わりの見えない男の力強くリズミカルな動きに、ついには意識が吹&lt;br /&gt;
き上げられるような気がした。&lt;br /&gt;
“なにこれ、ああ、なんにもかんがえられないよぉ！”&lt;br /&gt;
　誰に触られ、誰と体を交わし、自分がどこにいて、自分がなぜここにいるか、&lt;br /&gt;
ついには自分が誰かも曖昧になるほど、頭が白く濁っていく。&lt;br /&gt;
「はぁ！　はぁ！　あたし、これ、なにっ！　すごいのっ！　すごいっ！」&lt;br /&gt;
「紗雪ちゃん、イっちゃいなさい。さっきの私みたいに、突き抜けちゃいなさい」&lt;br /&gt;
「ああっ！　もう、だめっ！　だめっ！　だめええええっ！」&lt;br /&gt;
　その瞬間、紗雪の体が固まり、ぴくりぴくりと痙攣を始めた。&lt;br /&gt;
「ああ、すげえ締まる。俺も、出そう！」&lt;br /&gt;
　亮二は、少女への手ほどきという役目を投げ捨て、自分本位の動きに変わった。&lt;br /&gt;
　射精を促す自らへの報酬のように、容赦の無い打ち込みを紗雪に見舞った。&lt;br /&gt;
「…………ふはっ！　あ……あっ！　あっ！　うあっ！」&lt;br /&gt;
「ああ、ぐぅ！　ほうら、出る！　紗雪ちゃんの中に、出る！　……くああっ！」&lt;br /&gt;
　我慢を重ねて勢いを増した迸りが、最奥に飛びかかった。それが開発されたて&lt;br /&gt;
の少女の中に幾度も注がれた。&lt;br /&gt;
　びくんびくんと、自分の中で跳ねるもの、その度に温かいものが溜まっていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
“せーえき、だされてる……”&lt;br /&gt;
　分かっていても、もうどうすることもできない。&lt;br /&gt;
“あかちゃん、できちゃう……けど……ああ……きもちいいの……”&lt;br /&gt;
　子宮から放たれる禁断の多幸感に、少女はなす術も無く酔っていた。&lt;br /&gt;
　劇的な快楽が終わってから、余韻交じりに繰り返す波にも、心が満ちる気がし&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「じゃ、あーんして？」&lt;br /&gt;
　真由子に言われて、口を開ける。薄目を開けると、錠剤だった。&lt;br /&gt;
「アフターピル。妊娠しないようにね。でも毎日のピルのほうが妊娠しないのよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
“ああ、真由子さんの言ってたこと、わかりましたぁ……”&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　言葉にならない実感。それを全身で受け止めて、錠剤が体の中に落ちていくの&lt;br /&gt;
を感じながら、紗雪はソファの中に沈み込んだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-094 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/17(火) 19:55:20.08
ID:95TOfBbw&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;◆　　◆　　◆&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「上村さんって変わったよね」&lt;br /&gt;
「うん、スカート上げて、脚出し始めたよね」&lt;br /&gt;
「肌、きれい過ぎ……ねー、誰か紗雪が使ってるファンデ知ってる？」&lt;br /&gt;
「ちょっとぉ！　いつの間にか、あの子に胸負けてたあ！」&lt;br /&gt;
　紗雪は変わってしまった。&lt;br /&gt;
　真由子の家に通うようになり、美のノウハウを学ぶようになった。&lt;br /&gt;
　ストレッチ、栄養と料理方法、化粧品の選び方、コーディネートの極意――&lt;br /&gt;
　その一環として、その度にセックスを重ねた。オトコの悦ばせ方、オンナの悦&lt;br /&gt;
び、ひとつひとつ丁寧に学んで行った。&lt;br /&gt;
　ピルを飲むと全く違う世界が開けた。生身で挿入される悦びと愛され方に耽溺&lt;br /&gt;
していった。それに体調も良くなり、肌も見違えるほどきめ細かくなった。&lt;br /&gt;
　その結果、洗練された動き、磨き上げられた肌、大人びた物腰と余裕、女性ら&lt;br /&gt;
しいプロポーションで、一躍校内の評判となった。　　　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「なんだ、この記事は！」&lt;br /&gt;
　新聞部の部室。他の部員を帰らせて、紗雪と竹原だけの部屋。&lt;br /&gt;
「俺をからかってるのか！　出来の悪いいかがわしい体験手記じゃないか！」&lt;br /&gt;
　机の上に叩き付けた原稿と写真。裸の紗雪が男に組み敷かれた場面だ。&lt;br /&gt;
「出来悪かったですか？　体験はしましたが。画像もご覧になったんでしょう」&lt;br /&gt;
「上村……お前なあ……」&lt;br /&gt;
「先生がおっしゃったことですよ。『見聞きしたことをそのまま記事にしろ』っ&lt;br /&gt;
て。だから、あたしは真由子さんのところで、セックスしてきました」&lt;br /&gt;
「何を言ってるのか分かってるのか。お前、頭がおかしくなっちまったのか、最&lt;br /&gt;
近のお前、何だかヘンだぞ！」&lt;br /&gt;
　その言葉にも艶然と微笑む余裕に、竹原は言葉を失った。&lt;br /&gt;
　紗雪は、入り口のドアを閉めるとゆっくりと鍵をかけた。&lt;br /&gt;
　それから、三つ編みを止めていたリボンを解くと、軽くウエーブがかった長い&lt;br /&gt;
黒髪が流れた。紅いフレームの眼鏡をたたんで、机に置いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;4-095 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;淫美の連鎖&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2012/04/17(火) 19:58:19.76
ID:95TOfBbw&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ねえ、先生。オンナが綺麗になる方法わかっちゃったあたし、見たくないです&lt;br /&gt;
か？」&lt;br /&gt;
　そっとたくし上げる始めるスカート。太ももの部分が終わると、毛を剃りあげ&lt;br /&gt;
てしまった股間が現れた。&lt;br /&gt;
　紗雪は片方の足を机に載せると、片手の指で割れ目の肉を開いた。&lt;br /&gt;
　埋もれていた襞の一番上に光るもの。&lt;br /&gt;
　小さな銀色のピアスがつけられて、その下の秘芽は露出して尖っていた。&lt;br /&gt;
「オンナになっちゃったんですよ、あたし」&lt;br /&gt;
　妖しく笑う紗雪。おとなしかった少女が、今、何かに取り憑かれたかのように&lt;br /&gt;
男を誘っている。&lt;br /&gt;
「今、いっぱい、いっぱい、いろんなオトコの人としちゃってます――」&lt;br /&gt;
　かすれた声で、囁くように。&lt;br /&gt;
「――ナマで、いっぱいしちゃってます。先生、最後にナマでしたの、いつです&lt;br /&gt;
か？」&lt;br /&gt;
「お前……」&lt;br /&gt;
「先生、あたしとナマでしませんか？」&lt;br /&gt;
　生徒のそのふしだらな姿から目をそらせない教師。それどころか、血走りかね&lt;br /&gt;
ない位の視線を送り始めて、ズボンの前が少しずつ膨らみ始めた。&lt;br /&gt;
　黙って教師は紗雪に近づいて、見上げる紗雪を見つめる。&lt;br /&gt;
　やがて、鼻息が荒くなり、机にかけた膝に手をかけ、ひざまずくと開いた肉の&lt;br /&gt;
部分に顔を埋めた。&lt;br /&gt;
「ああん！」&lt;br /&gt;
「上村、内緒だぞ。こんなことばれたら、破滅なんだからな」&lt;br /&gt;
「『頭のおかしい』あたしと……んあっ！　……したいんですね」&lt;br /&gt;
“ああ、竹原先生もオトコなんだぁ”&lt;br /&gt;
　舌が入ってくる。思わぬ長さのものが中に滑り込む感覚に、吐息が漏れた。&lt;br /&gt;
「ああ、すごいです……」&lt;br /&gt;
　紗雪は目を細めて上を仰いだ。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　きもちいいって素敵。これがあるから、生きてるのが楽しい。&lt;br /&gt;
　自分が日々輝いている、活力がみなぎるという実感が湧く。&lt;br /&gt;
　オトコに愛される自分にしてくれるピルと、そのきっかけを与えてくれた真由&lt;br /&gt;
子に感謝している。&lt;br /&gt;
　自分が想いを寄せた先生は、今、あたしのもの。その満足感に、腰のあたりに&lt;br /&gt;
ぞくぞくっと快感が走った。&lt;br /&gt;
　先生は、どんな格好であたしを抱いてくれるの。どんな愛撫をするの。どんな&lt;br /&gt;
形をしてるの。どのくらいの量を注ぎ込んでくれるの。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　指を尻の肉に食い込ませて、貪っている教師の頭を手で抱えて、紗雪は少し強&lt;br /&gt;
く自分から押し付けた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2012-04-23T19:30:42+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/1.html">
    <title>top</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/1.html</link>
    <description>
      #ref(vljiko029901.jpg)
by 3-260　at ビッチな娘が一途になったら第３章
　
（2ch エロパロ板）ビッチ系総合まとめ@wiki

　　　このwikiは、2ch エロパロ板 の三つのスレッドを、
　　　見やすくするためにまとめたものです。
　　　また、内容において、性にまつわる表現が多いため、
　　　１８歳未満の方及び不快感を感じる方は閲覧をご遠慮ください。
　　　連絡の必要がある場合は、musiqueあっとま～くhyper.cx (HN:musique)まで。
 
&amp;bold(){ビッチな娘が一途になったら第３章}（DAT落ち）　
　　[[&gt;&gt;http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1260763640/l50]]
　ビッチな娘が一途になったら第２章（DAT落ち）
　　[[&gt;&gt;http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238110338/]]
　ビッチな娘が一途になったら（DAT落ち）
　　[[&gt;&gt;http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1215117459/]]

&amp;bold(){【痴女】淫乱な女の子でｴﾛﾊﾟﾛ・4【絶倫】}（現行スレ）
　　[[&gt;&gt;http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313756415/l50]]
　【痴女】淫乱な女の子でｴﾛﾊﾟﾛ・３【絶倫】
　　[[&gt;&gt;http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236449416]]
　【痴女】淫乱な女の子でエロパロ【絶倫】（DAT落ち）
　　[[&gt;&gt;http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196538373/]]
　＃淫乱/変態/痴女のSSを書こう＃（DAT落ち）
　　[[&gt;&gt;http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138909626/]]

&amp;bold(){腹黒女が純真な男に惚れてしまうSS 第２章}（現行スレ）
　　[[&gt;&gt;http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1281024655/l50]]
　腹黒女が純真な男に惚れてしまうSS（DAT落ち）
　　[[&gt;&gt;http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211651251/l50]]　　

　　まとめ人さん（メンバー）募集中
　　ブラウザでソースをTerapad等で見ることの出来る方ならＯＫ
　　というか、そうじゃなくても問題なし
　　右上の「参加」から入ると可能……なはず……
　　うまくいかないときはmusiqueあっとまーくhyper.cxまでメールを
　　　　　    </description>
    <dc:date>2012-03-04T09:20:48+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/114.html">
    <title>明美と岡沢</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/114.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;03-952 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:33:32.14
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;b&gt;1/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「悪いけど付き合えない」&lt;br /&gt;
　目の前の男は私こと丹羽明美に信じられないことを言った。&lt;br /&gt;
　放課後、新校舎と旧校舎の間で私とそいつは向かい合っている。&lt;br /&gt;
「な、なんで！？」&lt;br /&gt;
　曰く、私の交友関係が気に食わないらしい。別にいいじゃん、五股でも……いや今は六だっけ？&lt;br /&gt;
　愛されるならたくさんの人に愛されたいし、そんな私とデートしたり一緒に寝たりするのなんて光栄じゃない。&lt;br /&gt;
　まあ、なんか勘違いした男が浮気するなとか言うけど、そういう奴一人で私が満足できるわけないし。&lt;br /&gt;
「俺は帰るけど、もっと人の気持ちをわかるようになった方がいいよ、丹羽さん」&lt;br /&gt;
　そう言って、男（そういや名前知らなかった）は鞄を持ち直して帰っていった。&lt;br /&gt;
「んー……」&lt;br /&gt;
　まずい。&lt;br /&gt;
　何がまずいってあの男に振られた事じゃない、最近目に見えて告白の成功率が下がってる事だ。&lt;br /&gt;
　髪型もいわゆる清楚系だし、顔も良い、ついでに身長も１５０台後半で女としてちょうど良い、なら問題は……&lt;br /&gt;
　下を見ると学生服がスっと下まで伸びていた。問題はこれか。&lt;br /&gt;
　いや、でもこの胸はやっぱり私の唯一の短所として必要でしょ。完璧な女じゃ逆に近寄りづらいだろうしね。&lt;br /&gt;
どうせさっきの奴も恋人がどうとか言いつつおっぱい星人だっただけだ。私は悪くない。&lt;br /&gt;
「よしっ！　帰ろう！」&lt;br /&gt;
　野良犬にかまれたと思って私はこれを忘れることにした。急に空いちゃった予定は彼氏でも呼び出そう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-953 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:36:48.22
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;2/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「うあー最近男日照りー……」&lt;br /&gt;
　彼氏は七人共（よく考えたらあと一人居た）バイトとか何かで昨日は会えなかった。&lt;br /&gt;
　私を独りにするとか彼氏共は何を考えているんだろう。今度一人一人に高い貢ぎ物を請求しよう。&lt;br /&gt;
　というわけで昨日寂しい夜を過ごし、涙で枕を濡らした私は机の上で伸びていた。&lt;br /&gt;
「それ、私への当てつけ？」&lt;br /&gt;
「ひかりは彼氏いないのがアイデンティティだから良いじゃない」&lt;br /&gt;
　丸められた国語の教科書が頭に降ってきた。&lt;br /&gt;
「痛いじゃない」&lt;br /&gt;
「私の心はもっと痛い」&lt;br /&gt;
　すこんっと良い音を響かせてまた叩かれた。こんなんだから彼氏できないのよ。&lt;br /&gt;
　彼女は園山ひかり、何というか長いこと一緒にいる親友のようなものだ。&lt;br /&gt;
「っていうか明美、彼氏居なかったっけ？　……それも十人くらい」&lt;br /&gt;
「今はもう七人……」&lt;br /&gt;
　すこんっ&lt;br /&gt;
「まだ七人でしょ、いい加減一人に絞りなさいよ」&lt;br /&gt;
「愛するよりも愛されたいマジで」&lt;br /&gt;
　すこんっ&lt;br /&gt;
　国語の教科書でこう何度も叩かれるとちょっとイラッとするけど、まあつきあいも長いし大目に見てやろう。&lt;br /&gt;
「ほら、あのお金持ってる大学生とかサッカー部の主将とかいたでしょ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-954 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:39:54.65
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;3/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「二人とも振られた……」&lt;br /&gt;
「え、そうなの？」&lt;br /&gt;
「浮気するなんて最低だーだって」&lt;br /&gt;
　思い出すだけで腹が立つ、私くらい美人なら浮気しなきゃほかの男に失礼でしょ。&lt;br /&gt;
「あーあんたが悪いね」&lt;br /&gt;
「なんで！？」&lt;br /&gt;
　ごすっ&lt;br /&gt;
「……～～！！」&lt;br /&gt;
　国語の教科書の角で叩かれた。畜生覚えてろよ……&lt;br /&gt;
「当たり前でしょ、あんたはアラブの石油王か」&lt;br /&gt;
　私より恋愛経験の少ない（ここ重要）ひかりに説教される覚えはないのだが、叩かれた頭が痛くてしゃべれない。&lt;br /&gt;
　その後もひかりは、日本ではどうのとか、浮気がいけないだとか、一般論で私がだめな理由をくどくどと話す。&lt;br /&gt;
「全く、あんたは相手のことを考えることを知りなさい」&lt;br /&gt;
　またそれだ、私だってちゃんと考えてるのに、なんでそんなことを言うんだろう。&lt;br /&gt;
「……じゃあ、どうすればいいのよ」&lt;br /&gt;
「どうするって言うか、浮気しなければいいのよ」&lt;br /&gt;
　ぺちんっ&lt;br /&gt;
　こんどは私が叩いた。ひかりの頭はあんまり良い音がしない。&lt;br /&gt;
「……理由を聞きましょうか」&lt;br /&gt;
「ひかりはぜんっぜんわかってないね、私みたいな女の子とおつきあいしたい男の子なんていっぱい居るんだから」&lt;br /&gt;
「で、その男の子は付き合ってどうしたいと思ってるかわかる？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-955 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:43:01.60
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;4/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ヤりてーっておもってる」&lt;br /&gt;
「……ごめん、あんたってそういう子だったね」&lt;br /&gt;
　む、なによそのかわいそうな物を見る目は。&lt;br /&gt;
　ひかりの考えていそうなことは、どうせ古くて凝り固まった価値観なんだろうけど、この顔はちょっとムカつく。&lt;br /&gt;
「はぁ……どうしてこの子はこんな風に育っちゃったんだろう」&lt;br /&gt;
「なによーじゃああんたの言うとおり一人に絞ってやってやるわよ」&lt;br /&gt;
　飽きるまで。&lt;br /&gt;
「じゃあ一人に絞らないとね、今つきあってる男から？」&lt;br /&gt;
「うん、じゃああいつにしよ、ほらバンドやってる……」&lt;br /&gt;
　私は携帯をとりだして彼氏フォルダを開いてメールを立ち上げる。&lt;br /&gt;
「え、今送るの？」&lt;br /&gt;
「どうせいざとなったら新しい彼氏作ればいいっしょ」&lt;br /&gt;
　＜他に好きな人ができましたさようなら＞&lt;br /&gt;
「っと、はい一斉そうしーん」&lt;br /&gt;
　飽きた男にはいつもこう送ることにしている。大体どんな奴かとか聞いてくるけどそんなのは無視だ。&lt;br /&gt;
「あれ、明美……」&lt;br /&gt;
「ん？」&lt;br /&gt;
　ひかりが不思議そうな顔をして私を見る。なによ、あんたがいったんじゃない。&lt;br /&gt;
「一斉送信って、そのバンドやってる彼にも……」&lt;br /&gt;
「……あっ」&lt;br /&gt;
　気づくと同時に送信完了の文字。&lt;br /&gt;
「送られちゃった……」&lt;br /&gt;
　血の気が引く、というのはこういう状況なんだろうか。一気に体温が下がったような気がした&lt;br /&gt;
「ええっ！？　間違って送ったってすぐ送らなきゃ！　って明美？」&lt;br /&gt;
「……いやな夢を見たの、付き合ってる彼氏全員にお別れのメールを」&lt;br /&gt;
　すこんっ&lt;br /&gt;
　……はい、わかってます。夢じゃないですよね。&lt;br /&gt;
　ああ、どうしよう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-956 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:46:10.40
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;5/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
＜ふざけんなよビッチが＞&lt;br /&gt;
　放課後、そんなメールが届いて七人目の彼氏が他人になった。&lt;br /&gt;
「くおお……」&lt;br /&gt;
　まさか誤送信だって言い訳したらそこから浮気がバレるとは……&lt;br /&gt;
　しかも全員からビッチと言われて別れる羽目になるとは思わなかった。&lt;br /&gt;
　誰に振られようがどうでも良いけどタイミングが悪すぎる。&lt;br /&gt;
　まさかこの私が、世の男に愛を（性的な意味で）振りまいている私が、彼氏ナシになるなんて……&lt;br /&gt;
「明美ー、何とかなった？」&lt;br /&gt;
　ぺちんっ&lt;br /&gt;
　元凶が明るい調子で話しかけてきたので数学の教科書を丸めて叩いてやった。&lt;br /&gt;
「うううー……あんたのせいよ、ひかり」&lt;br /&gt;
「あー、だめだったかー、まあ彼氏居ないのもさ、なれれば悪くないわよ」&lt;br /&gt;
「なれたくないーオメコに蜘蛛の巣が張るー」&lt;br /&gt;
　こうなったら繁華街でおっさんでも捕まえて……やっぱ止め、おっさんの裸想像したら吐き気してきた。&lt;br /&gt;
「こうなったら今から彼氏作るわよ！　ひかりに彼氏ができるくらい今はあり得ない状況だし！」&lt;br /&gt;
「あんたの中であたしはそういう位置づけなのね……もうつっこまないけど」&lt;br /&gt;
　そうと決まれば教室の男子に片っ端から話しかけなきゃ。&lt;br /&gt;
「……って、あれ？」&lt;br /&gt;
　男がぜんぜん居ない、というか私とひかりの他に二、三人しか人が居ない。しかも女の子だけ。&lt;br /&gt;
　おかしいなと思って時計を見ると、放課後になって三十分位たっていた。そりゃ人もいないわ。&lt;br /&gt;
「男全員帰っちゃってるじゃない！」&lt;br /&gt;
　すこんっ&lt;br /&gt;
　数学の教科書を取られてそのまま一本取られた。&lt;br /&gt;
「なぜ叩かれたの私」&lt;br /&gt;
「いや、男居るから」&lt;br /&gt;
　ひかりが指した指の先には、教室の隅でイヤフォンしながらラノベを読んでるオタク（名前知らない）が居た。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-957 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:48:22.97
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;6/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「いやいやひかり、人間には三つ性別があってね、男と女とオタクね、ちなみにオタクは恋愛市場から……」&lt;br /&gt;
　すこんっ&lt;br /&gt;
　はい、わかってます。&lt;br /&gt;
「オタクかー……」&lt;br /&gt;
　彼氏が居なくて今ものすごい緊急事態とはいえ、この私がオタクと付き合うとか有って良いのかな？&lt;br /&gt;
「どうせあんたのことだから、オタクと付き合うとかあり得ないとか思ってるんだろうけどね」&lt;br /&gt;
　う、図星……&lt;br /&gt;
「ぐぬぬ……わかったわよ！　あいつにする！」&lt;br /&gt;
　そういって私は勢いよく立ち上がる。&lt;br /&gt;
　ひかりの想像通りにさせるのは何か癪だし、彼氏増やすまでのつなぎだと思えば……&lt;br /&gt;
　大股でオタク（やっぱり名前知らない）の机の前まで歩いていくと、机に手を叩きつけてこちらを向かせる。&lt;br /&gt;
「え、何……丹羽さん」&lt;br /&gt;
　オタクはあわてた様子でラノベを閉じて、イヤホンを耳からひっこ抜いた。&lt;br /&gt;
「あんた、私と付き合いなさい！」&lt;br /&gt;
「う、うん、いいけど……」&lt;br /&gt;
　よし、彼氏ゲット！&lt;br /&gt;
　丹羽明美、彼氏居ない歴五分以内でストップ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-958 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:51:27.19
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;7/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　未だにポカンとしているオタクから目を背けてひかりに視線を送る。ひかりも唖然としていた。&lt;br /&gt;
「あんたの度胸には毎度のこと驚かされるわね」&lt;br /&gt;
「断られるわけないんだからさっさとやればいいのよ」&lt;br /&gt;
　今回なんかもてなさそうなオタクだし、チョロいもんよ。&lt;br /&gt;
　オタクの方は読んでいた本を鞄にしまって、帰るための準備を始めているようだ。&lt;br /&gt;
「いや、一人に絞るって話の後だったからてっきり厳選するんだと思ってたのよ、あたしは」&lt;br /&gt;
「あ」&lt;br /&gt;
　いかん、忘れてた。&lt;br /&gt;
　いやまだ大丈夫、そんな自分で決めたルールでもないのに律儀に守る方がどうかしてるのよ。&lt;br /&gt;
　そう、明日にでも別の彼氏を作ってあのオタクと別れれば問題ない。&lt;br /&gt;
「あんたまさか……」&lt;br /&gt;
「えーと、丹羽さん、俺はどうすればいいかな？」&lt;br /&gt;
「と、とりあえず！　カラオケいくわよ！　えーと……」&lt;br /&gt;
　そのまんまオタクって呼んでも良いけど、なんというか眠そうな顔と妙に柔らかい雰囲気といい……&lt;br /&gt;
　オタクっていうより、どこかの癒し系ゆるキャラみたいな奴だ。&lt;br /&gt;
　趣味は完璧オタクなんだろうけど。&lt;br /&gt;
「岡沢だよ、丹羽さん」&lt;br /&gt;
　語呂良いし、こいつのあだ名オタ沢で決定。&lt;br /&gt;
「そういうわけだから、じゃあね、ひかり」&lt;br /&gt;
　不安そうに私達を見ているひかりに手を振って空いてる方の手でオタ沢の手をつかんで私は教室から出ていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-959 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:52:32.15
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;8/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　まさかカラオケで時間いっぱいまで歌い続けるとは思わなかった。&lt;br /&gt;
「楽しかったよ、ありがとう」&lt;br /&gt;
　まあ私も結構歌ったけど、女の子と、しかもこんな美人と一緒にいて変な気を起こさないとかマジで変な奴だ。&lt;br /&gt;
　早速ヤるのもちょっとがっついてるようでイヤだけど、フェラくらいはしてあげても良いかなーと思ってたのに。&lt;br /&gt;
　そんなわけで夜の駅前を二人で歩いてるわけだけど、今まで付き合ってきた男となんか違うんだよね、こいつ。&lt;br /&gt;
　胸チラしても押しつけても恥ずかしがるだけだし、そんな嫌悪感もないし彼氏なんだから襲ってきてもいいのに。&lt;br /&gt;
「ところで丹羽さん、付き合ってって言われたからそうしたんだけど、用事って何だったの？」&lt;br /&gt;
「は？」&lt;br /&gt;
　なに言ってんのこいつは。&lt;br /&gt;
「いやいや、用事って何？　付き合ってるんでしょ、私達」&lt;br /&gt;
「え……えええ！？」&lt;br /&gt;
　オタ沢が本気でビビってる声を上げる。&lt;br /&gt;
　もしかしてこいつ「恋人として」じゃなくて「用事があるから」だと思ってたのか？&lt;br /&gt;
　ってことは、さりげなく彼氏居ない歴数時間……？&lt;br /&gt;
「いいから付き合いなさい、私と！　恋愛感情を持って！」&lt;br /&gt;
「え、いや……でも俺、丹羽さんの事全然知らないし」&lt;br /&gt;
「いいから！　私だってあんたみたいなオタクの事全然知らないから！」&lt;br /&gt;
「そんな、お互い知らない人同士で付き合うなんて、なおさらダメだよ」&lt;br /&gt;
　ああ、こいつのことよくわかんないけど、これだけは分かるわ……一緒にいるとイラつくタイプだ。&lt;br /&gt;
「あーもー、分かったわよ！　今日のはデートじゃなくてただ遊んだだけ！　それでいいでしょ！？」&lt;br /&gt;
「ちょっ、丹羽さん！？」&lt;br /&gt;
　回れ右して自分の家の方向に足を向ける。彼氏は居なくなるし変な振られ方するし、今日は厄日ね。&lt;br /&gt;
　後ろでオタ沢が何か言ってるけど、私にはもう興味も何もなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-960 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:54:32.10
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;9/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ああ、今日は本当に厄日だ。&lt;br /&gt;
　今までそういう事がなかった訳じゃないし、ていうか半年に一回位あったし、そこまで怖いわけじゃないけど。&lt;br /&gt;
「明美さぁ、俺言ったよな、浮気したら絶対許さないって」&lt;br /&gt;
「はぁ……だから別れたんでしょ？」&lt;br /&gt;
　近道しようと思って通った公園の真ん中、目の前には四人の男、まあ多分やることはヤることなんだろうけど。&lt;br /&gt;
「それだけじゃ気が収まらねえんだよ！」&lt;br /&gt;
「……ってちょっと、離しなさいよ！」&lt;br /&gt;
　男のうち一人が私の腕を掴む。&lt;br /&gt;
「なんだよ、いいじゃんどうせ浮気してたんだし、俺らにも抱かせろよ」&lt;br /&gt;
「なんで付き合ってもいないあんた等に抱かれなきゃいけないのよ！」&lt;br /&gt;
　残りの三人も私の腕を掴んだり服を脱がせようとしたり、強い力で私を押さえつけてくる。&lt;br /&gt;
　数回経験してるとはいえ、慣れる訳じゃないし、怖くない訳じゃない。&lt;br /&gt;
　さらに付け足すならこういうのは優しくしてくれないから嫌いだ。&lt;br /&gt;
「うるせえな、何か口につっこんで黙らせちまおう、どうせ口は使えねーし」&lt;br /&gt;
　そう言うと元彼の男は手持ちのスポーツバッグからタオルを取り出して私の口にそれを押し込んできた。&lt;br /&gt;
　あまりに強く押し込まれた所為でのどの奥からカラオケ店で食べた物が上ってきて苦しい。&lt;br /&gt;
　口の中いっぱいにタオルが詰め込まれると、次は私を引きずって茂みの奥へ向かい始める。&lt;br /&gt;
　ああ、結局今回も犯されちゃうんだ。&lt;br /&gt;
　私は力を抜いた。どうせマグロになってればつまらなくなってすぐ終わるから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-961 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:56:07.56
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;10/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「お、こいつようやく観念したか、さっさとヤっちまおうぜ」&lt;br /&gt;
　ああ、ひかり……うらむからね、あんたを。&lt;br /&gt;
「へへっ、その後どうするよ？」&lt;br /&gt;
「まあ俺んち連れ込んでセックス三昧だな、おまえ等も参加していいぜ」&lt;br /&gt;
　え、ちょっと待って、ここでヤって終わりじゃないの？&lt;br /&gt;
「おっと、動くなよ、どうせやること同じなんだから抵抗したって無駄だぞー」&lt;br /&gt;
　いつだったか、家で監禁されてそのまま犯されまくって死んじゃった事件を思い出した。&lt;br /&gt;
　これはやばいって、今までのよりずっとやばい、死ぬ。&lt;br /&gt;
　さっきまで力を抜いていた体にもう一回力を込めて、必死に体を動かす。&lt;br /&gt;
「や、やめろおまえら！！」&lt;br /&gt;
　裏がえりがちの声がその場に響いた。&lt;br /&gt;
「……なんだお前」&lt;br /&gt;
　見ると、足がガクガクふるえているオタ沢が居た。&lt;br /&gt;
「い、いやその……そう言うことは良くないと……って宇わっ！？」&lt;br /&gt;
　話の最後の方に進むに従って語気が弱くなり、挙げ句の果てオタ沢が歩き出すと同時に足をもつれさせて転んだ。&lt;br /&gt;
　一瞬でも助かると思った私がバカだった。&lt;br /&gt;
「ハハハッなんだこいつ、バカじゃねえの？」&lt;br /&gt;
　バカっていうかヘタレっていうか……あ、でもこれなら……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-962 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:56:57.38
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;11/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あっ！？　待てよこのアマ！」&lt;br /&gt;
　気が抜けたのか、呆気にとられたのか、私を押さえつける男の力がゆるんでいたので、私は遠慮なくふりほどいた。&lt;br /&gt;
　そして、遠慮なく逃げる。いやあ生きてるって素晴らしい。&lt;br /&gt;
「え、ちょっ、逃げるの！？　丹羽さん！？」&lt;br /&gt;
「ちっ……お前、責任はとれよ……」&lt;br /&gt;
「うわわ、ご、ごめんなさいっ！」&lt;br /&gt;
「ごめんで済んだら警察はいらねえんだよ！」&lt;br /&gt;
「ぎゃああ！　警察必要なの俺の方……ゆ、許してー！！」&lt;br /&gt;
　そんな会話が聞こえてきたが、そんな物は無視だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-963 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;明美と岡沢&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/12/24(土) 03:57:36.06
ID:fRw2Bq6q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;12/12&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ってわけで昨日はあんたの所為でひどい目にあったのよ……」&lt;br /&gt;
「いわゆる身から出た錆じゃない」&lt;br /&gt;
　昨日は本当に災難だった。&lt;br /&gt;
　彼氏は居なくなるしオタ沢と付き合ったと思ったら自覚してなかったし、元彼とその取り巻きに襲われかけるし……&lt;br /&gt;
「で、結局彼氏は作れなかったのね」&lt;br /&gt;
「うん、でもしばらく男はいいかな、ちょっと今回はさすがにあぶなかったし、いろいろ冷静になる」&lt;br /&gt;
　彼氏いない歴は更新しちゃうけどね。&lt;br /&gt;
「あ、丹羽さん、おはよう、あの後大丈夫だった？」&lt;br /&gt;
　声のした方を向くと、顔半分がガーゼで埋まってるオタ沢が居た。&lt;br /&gt;
「うわっ！？　岡沢君どうしたのその顔！」&lt;br /&gt;
「あーうん、でもしばらく関わらない方がいいよ、あんたも昨日みたいなのはゴメンでしょ？」&lt;br /&gt;
　ひかりは無視して、私はオタ沢に言ってやった。&lt;br /&gt;
　相当かっこわるいとはいえ、助けてくれたんだし、忠告くらいはしてあげよう。&lt;br /&gt;
「でも俺たち付き合ってるんでしょ？　それおかしくない？」&lt;br /&gt;
「え？」&lt;br /&gt;
　何で？　ていうか付き合ってすら居なかったじゃん。&lt;br /&gt;
「別れた後しばらく考えたんだ。そんでつきあい初めてからお互いのことを知るのも悪くないなって思ってさ」&lt;br /&gt;
　結果はこれだけどね、と付け足してオタ沢は笑う。&lt;br /&gt;
　ってことは、私って今彼氏居る状態？&lt;br /&gt;
「……岡沢君、君って本当に良い人だね」&lt;br /&gt;
「ふーん、まあおもしろいし、オタ沢くらいなら付き合っても良いか、よろしくね」&lt;br /&gt;
　涙を拭くジェスチャーをしているひかりはほっといて、私はオタ沢に笑いかけた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-12-24T12:14:27+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/113.html">
    <title>真央</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/113.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;03-915 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/17(月)
02:14:36.42 ID:mV5x+O2u&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;font color=&quot;#FF6666&quot;&gt;注意：両想いになってもほかの男とやっちゃうビッチ。&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
真央(まお)は中学校のころはじめての彼氏が出来たけれど、その彼は絶倫でちょっと変態だった。&lt;br /&gt;
それで真央はパイズリもフェラもアナルも青姦も。&lt;br /&gt;
バイブを入れてのデート、下着を付けないで一日すごしたり・・・・と。&lt;br /&gt;
特殊な痴漢プレイも全て彼氏にみんなやってるよと言われると「普通の男女がやるエッチ」だと勘違いしてた。&lt;br /&gt;
そして快楽に溺れた真央は、気持ちいい事がやみつきになっていき、感覚が麻痺してた。&lt;br /&gt;
彼氏が友達を連れてきて三人でエッチしようと言ったときも。&lt;br /&gt;
はじめはおかしいと抵抗したけど、彼氏が望むならとこれも当たり前のことだと思ってた。&lt;br /&gt;
彼氏が一番大好きなら、いいと思ってた。&lt;br /&gt;
真央の勘違いは高校生になっても続く。&lt;br /&gt;
中学生レベルの女の子は性に興味津々の癖に、そのことについては恥ずかしがって話さなかった。&lt;br /&gt;
だから、真央は皆そういったエッチの事はおおっぴらには話さないだけで、皆していると。&lt;br /&gt;
その勘違いが持続していたのだ。&lt;br /&gt;
高校生になると彼氏とのエッチをおおっぴらに話す女子が増えてくると、真央は自分と彼氏の関係がおかしいことに気がつく。&lt;br /&gt;
そして、悲しいけれど真央は彼氏と喧嘩別れしてしまった。&lt;br /&gt;
その頃にはもう彼氏には愛情が無くて・・・・でも、教え込まれた体は疼く。&lt;br /&gt;
友だちと合コンに言って、ダメだと思ってもお持ち帰りされる。&lt;br /&gt;
でも彼氏との特殊なプレイに慣れていた真央には、はっきりいって物足りない。&lt;br /&gt;
だからといって、彼氏でもないのにエッチしちゃうことはいけないことで・・・・&lt;br /&gt;
分かっていても合コンでお酒を飲んでスキンシップが多くなって。&lt;br /&gt;
体を触られると気持ちよくって、もっともっと気持ちよくなりたいと抵抗できなくなっていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そんなビッチな生活をしていた真央が初めて恋をした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
合コン帰りにエッチな気持ちよりも、お酒をのんだ気持ち悪さのほうが勝って一人で帰ってた。&lt;br /&gt;
多分お酒に何か混ぜてたんだろう。その時の真央にはわからなかった。&lt;br /&gt;
そんな時にトイレを借りようと入ったコンビニで心配してくれた、店員の女の子。&lt;br /&gt;
吐いてたら背中をさすってくれたり、水をくれたりと・・・・&lt;br /&gt;
お客さんが少ない時間だったからかもしれないけど介抱してくれて、タクシーも呼んでくれた。&lt;br /&gt;
そんな大騒ぎした割には家に帰って次の日の夕方にはすっかり元気になったけど。&lt;br /&gt;
それで、何故かその子の顔、さすってくれた暖かい手の感触が忘れられなくて。&lt;br /&gt;
次の日にそのコンビニに言ってお礼を言いたくて、その子のシフトを聞き出した。&lt;br /&gt;
そしてその時間に行ってみると・・・・・女の子だと思っていた子は、女の子のように可愛い男の子だった。&lt;br /&gt;
あの朦朧とした意識では女の子に間違ったのは仕方ないけど、正常な頭では男の子だって、ちゃんと分るような可愛い顔。&lt;br /&gt;
でもふんわりした喋り方や可愛い顔に似合わず、言葉の端々や考え方、中身はすごくしっかりしてて男らしい。&lt;br /&gt;
しかも聞いてみれば真央より年上の受験生だった。名前は史敏(ふみとし)君。&lt;br /&gt;
史敏君に会いたくて、真央はその家に帰るにはちょっと遠回りのコンビニに通った。&lt;br /&gt;
受験生だから史敏君のシフトは少ない。&lt;br /&gt;
会えたり会えなかったり。&lt;br /&gt;
そんな事で一喜一憂したり。&lt;br /&gt;
服装もメイクも、史敏君の隣にたってもおかしくないおとなしい感じに真央は変えた。&lt;br /&gt;
元彼にも・・・そして今までエッチした男の子とも感じたことのなかった気持ちに真央は気付かなかった。&lt;br /&gt;
気づいたときは真央は史敏君に初恋してると気がついて泣いた。&lt;br /&gt;
あんなに体を重ねて、男性遍歴は普通の女の子より遥かに多いのに、はじめての恋。&lt;br /&gt;
元彼とは何となく付き合って、何となく好きだなと思った・・・・けど今の気持ちと比べるとあれは恋じゃなかった。&lt;br /&gt;
そして同時に、こんなビッチな真央のことを史敏君が好きになってくれるなんてないと気づいた。&lt;br /&gt;
真央の過去を聞けば、話せば意外と古風で硬派な史敏君が軽蔑すると。&lt;br /&gt;
それで、真央は史敏君に会えなくなる。会いに行けなくなる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-916 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/17(月)
02:24:46.09 ID:mV5x+O2u&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;二ヶ月は史敏君の居るコンビニに行かないか、行っても入らずに働いている姿をこっそり覗くぐらいだった。&lt;br /&gt;
そしてある日の放課後、いつものようにコンビニにこっそりのぞきに行こうとした道の途中で真央があったのは史敏君だ。&lt;br /&gt;
なんで今日は道路で史敏君を見るんだろうかと、いつもコンビニの制服しかみたことなかったので。&lt;br /&gt;
敏史君の制服姿にすごくびっくりする真央。&lt;br /&gt;
――すごくなのはいつもの見慣れた服じゃないのと、制服が偏差値が高くて有名な学校だったからだ。&lt;br /&gt;
目があった瞬間、真央は即ダッシュで逃げた。&lt;br /&gt;
会いたくてたまらなかったけど、会うのが怖かった。嫌われるのが怖かったから。&lt;br /&gt;
でも史敏君はあっさりと真央に追いついて手をつかんだ。すると真央は逃げられない。&lt;br /&gt;
それどころかもっと触って、抱きしめて・・・・無茶苦茶にしてと、思ってしまう。&lt;br /&gt;
でもそんなことを言うと、嫌われると思っていた。&lt;br /&gt;
そんな真央に史敏君は言った、付き合って欲しいと。最近真央がコンビニに来なかったから学校の近くで真央を探してたと。&lt;br /&gt;
そして真央はその告白に「はい」と返事する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
卑怯にも全てを隠して。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ちゃんと将来のことを今から考えてちゃんと勉強して。&lt;br /&gt;
キラキラしててフツーの学生生活を送ってる、爽やかな史敏君にふさわしくない汚い女だって自分が一番良くわかってる。&lt;br /&gt;
自分が今までやってきたことは、知らなかったとは言え軽蔑されること。&lt;br /&gt;
そして、今でもそれが真央の中では当たり前で、誘惑に負けそうになってる。&lt;br /&gt;
でも卑怯だとわかってても史敏君を失いたくなくて、真央は隠すことを選んだ。&lt;br /&gt;
友達にも紹介しないし、真央の過去を知られないように努力した。&lt;br /&gt;
幸せだけど本当の自分を隠すつらい日々。&lt;br /&gt;
本当の自分は好きになってもらえない子。嘘の自分でも好きになってもらおう。&lt;br /&gt;
もっともっと史敏君とえっちぃ事したい。史敏君の裸ってどんなのしてるんだろう、形は、色は？　舐めたい、舐めて欲しい。&lt;br /&gt;
そんな痴女だと軽蔑されても仕方ないことをデートの時はずっと考えてる。&lt;br /&gt;
でも史敏君の考える男女交際って・・・・真央には物足りない健全だ。&lt;br /&gt;
手をつなぐとか、映画見に行くとか・・・・遊園地の観覧車の中でしたキスは唇に触れるだけ。&lt;br /&gt;
全年齢の少女雑誌で夢見る乙女がするようなデート。&lt;br /&gt;
一方真央は成年誌レベルの刺激が欲しくてたまらない。&lt;br /&gt;
でも、爽やかな史敏君を見るとそんなこと言えなくて。言ってしまったら軽蔑されると我慢する。&lt;br /&gt;
今までビッチだって罵られても、ヤリ目的でさかった目で公衆便所のように見られても何とも思わなかった、のに。&lt;br /&gt;
もし史敏君にそんな目で見られたり嫌われたと思うだけで、涙が出てきそうなほど胸がきゅっと痛くなる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そんな時。花火大会の帰り、史敏君が送ってくれるって行ったのに大勢の人がごった返すホームで真央ははぐれてしまった。&lt;br /&gt;
ケータイのメールで真央の家の駅で降りて会おうと連絡を取ると、ぎゅうぎゅうの電車で真央は痴漢にあってしまう。&lt;br /&gt;
今まで、自分でエッチな気分を収めてきた真央にとっては、久々の人から与えられる刺激に、すぐに感じてしまう。&lt;br /&gt;
服の上から触られたとき、やめてくださいと抵抗したのに。&lt;br /&gt;
小さく消え入るような声に、真央がおとなしい子だと勘違いしたのだろう、実際は真央は感じないように我慢してたのに。&lt;br /&gt;
痴漢の動きは段々と大胆になっていき、手は服の中に侵入した。そして、ブラの上からでも乳首がビンビンに張り詰めていることに気がつかれる。&lt;br /&gt;
すると大胆になり、下半身も触る。もう真央は抵抗できない。&lt;br /&gt;
ダメだとわかってるのに、敏史君にも触らせたことがないのにと思いながらも与えられる快感に酔っていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
気が付けば、降りる人の波に押されて痴漢に引っ張られ電車を降りていた真央。&lt;br /&gt;
痴漢にまるで恋人同士のように、人気のない場所へと連れて行かれると、たいした抵抗もできないままに犯された。&lt;br /&gt;
まるで熱でうかれているように、思考も体も麻痺して言われるままにパイズリしながらフェラして立ちバックで腰を降って、純粋に快楽だけを求める。&lt;br /&gt;
元彼に教え込まれたように・・・・そして流されるまま気持ちいいことだけがしたくなる。&lt;br /&gt;
「気持ちよくなりたい」真央の頭にあるのはそれだけだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
白濁の生臭い臭いにまみれて、気がつくと真央はひとり残されていた。&lt;br /&gt;
バッグの中の携帯がキラキラと輝いて震えている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
真央は泣いた。&lt;br /&gt;
自分の心の弱さと、史敏君を裏切ってしまったという気持ちで罪悪感で胸が押しつぶされそうで。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
続くかも？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-12-24T12:12:18+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/112.html">
    <title>わたしは恋をする</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/112.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;03-893 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　1/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/05(水)
23:27:22.63 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;第一話&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　あーあ、今の私って“やな女”なんだろうな。&lt;br /&gt;
　そう思いながら冷やかに目の前の少女を見やる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　いかにもこの前まで高校生でした、という風の幼さをまとった少女。&lt;br /&gt;
　流行の色に髪を染めて、きちんと化粧をして、爪の先まで気合の入った&lt;br /&gt;
英恵（はなえ）を見上げる瞳は怯えている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　どうしてこんなことになったんだっけ、どうしてこんなに汚く&lt;br /&gt;
なっちゃったんだけ、どうして――。&lt;br /&gt;
　つるつると心の上辺をすべる思考を切ったのは、少女のか細い声だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あの、雄介さんの彼女、さん、ですか……？」&lt;br /&gt;
　ゆうすけさん、だって。&lt;br /&gt;
　黒く焦げ付くような怒りがぶわりと腹の底からせりあがり、&lt;br /&gt;
英恵はとっさに眉をひそめることで堪えた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　それでも、意地悪な声は彼女の理性を振り切って唇からほろほろと&lt;br /&gt;
零れ落ちていく。&lt;br /&gt;
「彼女じゃないよー」&lt;br /&gt;
「えっ」&lt;br /&gt;
「ただ、仲良かっただけ。週一でセックスするくらいに」&lt;br /&gt;
　一瞬期待した後にどん底に落とされて、呆けたように立ちすくむ&lt;br /&gt;
少女に、英恵は優しく微笑んでみせた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-894 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　2/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/05(水)
23:33:23.88 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　実際、雄介と英恵は仲の良い友人というくくりで収まる関係ではあった。&lt;br /&gt;
　普通と違ったのは、そこに体の関係が含まれるという点だけだ。&lt;br /&gt;
　もっとも、これまで雄介に特定の恋人はいなかったし、英恵に至っては&lt;br /&gt;
雄介以外にも複数の男と関係があった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　にっこり笑って小首を傾げるだけで、男はすぐ言うとおりになる。&lt;br /&gt;
　男たちの独占欲を浴びて、それが爆発する寸前で逃げるのが快感だ。&lt;br /&gt;
　たがだが二十歳になったばかりの小娘が興じる遊びではなかったが、英恵は&lt;br /&gt;
いつからか奔放にそれを楽しんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　雄介も彼女ほどではないが同種の人間だった。&lt;br /&gt;
　気軽に英恵と寝て、後腐れなく、そのことで生じるさまざまないざこざを&lt;br /&gt;
楽しんでいる風でさえある。いや、あった。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
「でもねー、あんな可愛くって純粋そうな子にまさかはまっちゃって、&lt;br /&gt;
しかもそんなことになってようやく私も気づいちゃうなんて、ばかなのかなぁ」&lt;br /&gt;
「さっきから何言ってんのかわかんねーよ酔っぱらい」&lt;br /&gt;
「私もよくわかんない」&lt;br /&gt;
「バーカ」&lt;br /&gt;
「ムカつく」&lt;br /&gt;
　勢いよくジョッキをテーブルに叩きつけて、けれど思った以上に硬く大きな&lt;br /&gt;
音が響きわたったことに慌ててまわりを見渡す。&lt;br /&gt;
　大それた意地悪をしでかすくせに小心者な彼女を鼻で笑って、佐藤は&lt;br /&gt;
グラスに口をつけた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-895 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　3/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/05(水)
23:44:09.69 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　サークルも学年も違う。佐藤とは確か学園祭の警備でパートナーを&lt;br /&gt;
組まされ、そこからだんだんと飲み友達になった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　電話番号は知っていてもメールアドレスは知らないし、飲むときに&lt;br /&gt;
必ずたこわさを注文することは知っていても彼女がいるかは知らない。&lt;br /&gt;
　そういう、楽な相手だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「佐藤って最初はもうちょっと礼儀正しかった気がする」&lt;br /&gt;
「そっすか？　尊敬の念が消えたかな」&lt;br /&gt;
「……あーそうですか」&lt;br /&gt;
　年下なのにずけずけとものを言うところも楽でいい。&lt;br /&gt;
　空いたジョッキをテーブルの端に押しやって、そろそろ焼酎でも&lt;br /&gt;
いくかとメニューを広げる。&lt;br /&gt;
　下戸の佐藤は、ジントニックをちびちびと舐めるように飲んでいる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「で、結局何。今日ってふられたから残念会？」&lt;br /&gt;
「ふられたんじゃないもん。付き合っても告白してもないんだから」&lt;br /&gt;
　子どものように頬を膨らますと、佐藤が大げさにため息をつく。&lt;br /&gt;
　雄介ならこういう仕草をすると「英恵かわいい」とにこにこしていたっけ。&lt;br /&gt;
　そんなことを思い出しては心臓がじくじくと痛む。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　振られていないけど「寝るのはもうやめよう」と言われた。&lt;br /&gt;
　「俺、やっと好きな子できたよ」と言われ、真剣な顔で「俺は英恵も&lt;br /&gt;
大好きだから幸せになってほしいよ」と言われた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　まさかその瞬間に恋心を自覚するなんて、ばかもいいところだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-896 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　4/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/05(水)
23:53:06.14 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;第二話&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　こんな日に他の男のところに行ってもむなしいだけだ。&lt;br /&gt;
　それでも、雄介が何度も訪れたマンションに帰る気にはなれなくて、&lt;br /&gt;
佐藤と別れたあとすぐに男の家に足を向けた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　男は英恵が急に訪ねてきたせいか少し驚いたようだった。&lt;br /&gt;
　けれどすぐ柔らかく笑って抱きしめてくれる。&lt;br /&gt;
「どうしたの英恵、酔ってるの？」&lt;br /&gt;
「飲んだからね」&lt;br /&gt;
「肌が赤い」&lt;br /&gt;
　くすくす笑いながら、男の指が英恵の首を撫で、Ｖ字にゆったりと&lt;br /&gt;
広がったニットの胸元を撫でた。&lt;br /&gt;
　英恵は敏感だ。&lt;br /&gt;
　あっという間に心臓が跳ねて、耳に息を吹きかけられると途端にくたりと&lt;br /&gt;
体の力が抜けた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　服の上から、ブラジャーのホックをはずされる。&lt;br /&gt;
　一気に脱がされるかと思いきや、男はニットの上からごく軽く、乳首を&lt;br /&gt;
こすった。&lt;br /&gt;
　ぴくんと震えた肩に男は目を細くした。深い呼吸でどうにか平静を&lt;br /&gt;
保とうとする英恵の呼吸の合間をぬってもう一度。少しごわついた布地と&lt;br /&gt;
一緒に敏感な部分を押し潰され、英恵は思わず声を出す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　のけぞった喉元に舌が這った。ああ、とため息にも嬌声にもとれる&lt;br /&gt;
音がもれ、煽るような自分の声に英恵は顔を赤らめる。&lt;br /&gt;
「ベッド、行こ、よぉっ……」&lt;br /&gt;
　男の首筋にかじりついて許しを請えば、男は満足げな笑い声を喉の奥で漏らした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
◇◇◇&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-897 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　5/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/05(水)
23:56:23.97 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　雄介の夢を見た。&lt;br /&gt;
　まだ体の関係もなく、雄介くんと呼んでいた頃だ。&lt;br /&gt;
　その頃にはもう英恵はすっかり英恵で、色んな男に手を出しては&lt;br /&gt;
問題を起こしていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　誰の男を寝取っただの、どこのサークルの男が食われただの、色んな&lt;br /&gt;
噂――もちろん真実もたくさんある――に疲れていた頃だ。&lt;br /&gt;
　その日もなんとかくんの彼女とかいう女が友人を連れて文句を言いに&lt;br /&gt;
サークルの部室まで来ていて、浴びせられる悪口にうんざりしていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「調子乗ってるよねー。大して可愛くもないのにさぁ」&lt;br /&gt;
「ねえ。人の男取って楽しい？　汚い女」&lt;br /&gt;
「サイッテー。ブスのくせに」&lt;br /&gt;
　英恵も自分のだらしなさは自覚しているので彼女たちを非難することも&lt;br /&gt;
できないが、それでも傷つくものは傷つく。&lt;br /&gt;
　嵐に堪えるように無言を突き通す英恵に飽いたか、女たちは口々に&lt;br /&gt;
罵りながら、やがて離れていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　部室に英恵しかいないからいいものの、誰かが来たら気まずくて&lt;br /&gt;
恥ずかしいなあという焦りもあったから好都合だ。&lt;br /&gt;
　ほっと息をついたところで、カランと何かが落ちる音がした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　まさかと壁際に回ってみれば、空の缶ジュースを慌てて拾い上げる&lt;br /&gt;
雄介と目があってしまった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-898 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　6/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/05(水)
23:59:42.29 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　横に吹き出しをつければ間違いなく「しまった！」と書いてある&lt;br /&gt;
顔に、すべてを悟る。&lt;br /&gt;
「あー、びっくりした。女の子って怖いよね」&lt;br /&gt;
「……雄介くん、見てたの？　いつから？」&lt;br /&gt;
「ジュース買いに言ってたんだけど……入りづらくて」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　苦笑する雄介に慌てて謝ると、彼は首を振って、&lt;br /&gt;
「大丈夫だよ英恵ちゃん。英恵ちゃんは可愛いんだから」&lt;br /&gt;
ぽんぽんと頭を撫でた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　「大して可愛くもない」とか「ブス」とか言われたことで英恵が&lt;br /&gt;
傷ついていると思ったのだろう。&lt;br /&gt;
　英恵が傷ついたのはもっと別の何かだったが、思いもかけない&lt;br /&gt;
優しい声と手に泣きそうになった。&lt;br /&gt;
　もっと撫でてほしかった。&lt;br /&gt;
　優しさに触れていたかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　なんだ、結局はじめの方からずっと好きだったのかと気づいたときに&lt;br /&gt;
目が覚めて、場違いに明るい空気に英恵はこっそり目元をぬぐった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-899 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　7/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:03:08.23 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;第三話&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　家に帰りたくなくて、友達の家を転々としている。&lt;br /&gt;
　雄介とあの可愛い子がめでたく付き合い始めたと聞いて、サークル&lt;br /&gt;
からも足が遠のいた。&lt;br /&gt;
　最初は男たちの家に通っていたが、はたと気づいてしまってやめた。&lt;br /&gt;
　物腰や顔立ち、体つき、みんなどこかで雄介に似ていた。雄介の&lt;br /&gt;
代りに色んな男と寝ていたのかと自分の執着をつきつけられて、&lt;br /&gt;
いたたまれなくなって連絡を絶った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「俺ン家だけはやめてくださいよ。英恵さん料理できなそうだし」&lt;br /&gt;
「お客様に家事をさせる気？」&lt;br /&gt;
「普通家に泊めてもらったお礼に料理とか片づけとかすんじゃねーの」&lt;br /&gt;
「男も家事できないともてないよ。私は顔がいいから大丈夫だけど」&lt;br /&gt;
「いや大丈夫じゃねーし」&lt;br /&gt;
　佐藤と飲む回数もぐっと増えた。&lt;br /&gt;
　雄介とは似ても似つかない粗野な言い回しがありがたい。&lt;br /&gt;
　「佐藤と友達でよかった」とにっこりすれば、うんざりした顔で&lt;br /&gt;
おざなりな返事をされた。&lt;br /&gt;
　まったくもってかわいくない後輩だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「英恵さん、こんな毎日飲んでたらダメになっちゃうんじゃね」&lt;br /&gt;
「毎日じゃないもん」&lt;br /&gt;
「ほぼ毎日じゃん。俺、誰よりも英恵さんと会ってる気がするんだけど」&lt;br /&gt;
　雄介とはもう会わないの、とにやにやした顔で聞かれ、冷酒を&lt;br /&gt;
ぶっと吐き出すはめになった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-900 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　8/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:05:20.79 ID:PlU7frUa&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ゆ、ゆ、ゆう」&lt;br /&gt;
「別に噂にはなってねーよ。英恵さんが酔っぱらっては雄介の&lt;br /&gt;
話するだけ」&lt;br /&gt;
「雄介さんって呼びなさい。佐藤の方が後輩なんだから」&lt;br /&gt;
「そこかよ！」&lt;br /&gt;
　ぱん、と強めに額をはたかれて英恵はうめく。&lt;br /&gt;
　うなるついでに「もう会わない、ようにする」と決意をぼそぼそと&lt;br /&gt;
言ってみた。&lt;br /&gt;
「私、雄介のこと、すごく好きだったみたい。だからもう、誰とも&lt;br /&gt;
寝ないでおく。……いや、寝るなら雄介と全然違う人にする」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　だらしない自分がこのままずっと男と寝ないのは無理だろうという&lt;br /&gt;
確信もあって、結果的には消極的な決意になった。&lt;br /&gt;
　佐藤はむっつりと黙りこんで英恵を見ている。&lt;br /&gt;
　不機嫌そうな顔に、英恵はふっとほころぶように笑った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「佐藤っていい子だよね。もしかしなくても心配してる？」&lt;br /&gt;
「ばっかじゃねーの。あんなテンプレみたいな天然に負けるとか」&lt;br /&gt;
「しかもね、すっごいくだらない意地悪もしちゃったよ」&lt;br /&gt;
「あーあ、やな女」&lt;br /&gt;
　ぽんぽんと小気味よい悪口が降ってきて、英恵はふふふ、と笑う。&lt;br /&gt;
　笑ううちに視界がにじんだ。ふふふ、と声を出すとにじんだ視界が&lt;br /&gt;
ぱちんと零れる。ぱたぱたと頬をすべり、てのひらに落ちた。&lt;br /&gt;
　笑い上戸だと思っていたが、案外自分は泣き上戸なのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
◇◇◇&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-901 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　9/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:07:21.67 ID:Hf7FbQep&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　会わない会わないと言っていれば本当に会わないものなのかと&lt;br /&gt;
英恵は少なからず驚いた。&lt;br /&gt;
　バイトの仲間が数人立てつづけに辞めた。おかげで英恵のシフトが&lt;br /&gt;
増え、それを理由にサークルに顔を出すことはほぼなくなった。&lt;br /&gt;
　最後に「あんまり来れなくなる」と挨拶に行ったときでさえ、&lt;br /&gt;
雄介は講義でいなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　店長に言ってなるだけたくさん、そして遅くまでシフトを入れて&lt;br /&gt;
もらえば、家に帰っても夢も見ず眠れる。&lt;br /&gt;
　大学に行ってまじめに講義を受けて、ときどき友達や佐藤と飲む。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　そんなことを数ヶ月繰り返して、ゆっくりゆっくり、心に残る&lt;br /&gt;
雄介の気配を薄めていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　うまくいったと思っていたそれは、けれど、一度でも会ってしまえば&lt;br /&gt;
たちまちに揺らぐ程度の浅いものだったのだ。&lt;br /&gt;
　久しぶりに、しかも中庭の自動販売機なんて微妙なところで&lt;br /&gt;
ばったりと顔を合わせてしまい、英恵は頭が真っ白になった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「英恵！　何かすっごく久しぶり。サークル来いよー」&lt;br /&gt;
　彼女に意地悪を言って困らせたこと、聞いてないの？&lt;br /&gt;
　そう言いたくなるほど爽やかな笑顔だ。&lt;br /&gt;
　羞恥と場違いな怒りがぎゅうっと心臓を縮みこませ、それなのに&lt;br /&gt;
その笑顔を見ているとそこに甘い疼きが加わる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-902 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　10/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:16:58.60 ID:Hf7FbQep&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　まだ好きかもしれない。断定すると一気に崩れてしまいそうで&lt;br /&gt;
怖いから、臆病にも空とぼけてみせる。&lt;br /&gt;
　好きかもしれない。&lt;br /&gt;
「雄介、久しぶり。彼女は元気？」&lt;br /&gt;
「あ、そうだよ。英恵、あいつにすごいこと言ってくれたね」&lt;br /&gt;
「……あー……可愛いからつい意地悪言っちゃった」&lt;br /&gt;
「泣かれたよ。参った、あれは」&lt;br /&gt;
　苦笑しながらもひとみが優しい。&lt;br /&gt;
　泣かれて、たぶん文句もたくさん言われて、雄介はきっといっぱい&lt;br /&gt;
謝って、そうしてうまくいったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「よかったね、雄介」&lt;br /&gt;
　心からの言葉だった。&lt;br /&gt;
　雄介がこんな風に笑うことを英恵は知らなかった。泣く女をそれでも&lt;br /&gt;
自分の手元に必死に置いておく男だということも。&lt;br /&gt;
　すべては彼女が相手だからだ。&lt;br /&gt;
　だから胸を噴き出すような感情に蓋をして笑ってみせる。&lt;br /&gt;
「英恵は最近そういうのないの？」&lt;br /&gt;
　鈍い男め。憎まれ口を喉の奥に押し込む。&lt;br /&gt;
　邪気なく微笑む雄介に、力ない笑みを返したときだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あ」&lt;br /&gt;
　雄介と英恵の声が重なった。それからもうひとつ、第三者の声も。&lt;br /&gt;
　引き寄せられて、どんと肩が誰かの胸板にあたる。雄介の&lt;br /&gt;
きょとんとした視線をたとって、英恵も視線を持ち上げる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　面倒くさそうに眉根を寄せた佐藤の目が、英恵をまっすぐに&lt;br /&gt;
睨みつけていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-903 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　11/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:20:46.36 ID:Hf7FbQep&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b&gt;第四話&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　英恵を引き寄せた腕をぱっと外し、佐藤が気まずげに視線を&lt;br /&gt;
放り投げる。&lt;br /&gt;
「……す、んませ、ん」&lt;br /&gt;
　態度を決めかねているような声だ。&lt;br /&gt;
　もしかしたら絡まれていると誤解したのかもしれない。&lt;br /&gt;
　あるいは、雄介の言葉を聞いていたのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ぎゅう、と胸が痛くなった。&lt;br /&gt;
　今更のように雄介の声が小さな針のようにちくちく英恵の&lt;br /&gt;
心臓に降りかかってくる。&lt;br /&gt;
　佐藤の腕をぐいと捕まえ、英恵は雄介に向かっておどけたように&lt;br /&gt;
微笑んでみせた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「さっきの話、この子が関係してるかもよ。じゃあね、雄介」&lt;br /&gt;
「え！　マジで！　ちょっと待って英恵」&lt;br /&gt;
「やーだ！　じゃあねー」&lt;br /&gt;
　ぱっと瞳を輝かせた雄介にけらけら笑って、英恵は佐藤の腕を&lt;br /&gt;
引っ張って歩き出す。&lt;br /&gt;
　佐藤はおとなしくついてきてくれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　中庭を抜け、講義棟を抜け、正門を通り過ぎる。&lt;br /&gt;
　病院を横目に大きな月極駐車場を横切り、マンションの&lt;br /&gt;
エントランスに入ろうとしたところで制止がかかった。&lt;br /&gt;
「英恵さん、ここは？」&lt;br /&gt;
「私の家。４０５号室」&lt;br /&gt;
「はぁ？　何で――」&lt;br /&gt;
「寝よう」&lt;br /&gt;
　大きく目を見開く佐藤を一瞥し、英恵はもう一度、きっぱりと言った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「寝よう、佐藤。もう全部忘れたい」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-904 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　12/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:27:46.77 ID:Hf7FbQep&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　鈍い男なんて大嫌いだ。&lt;br /&gt;
　女の意地悪にも、その真意にも気付かない男なんて。&lt;br /&gt;
　大嫌い大嫌い、でも本当は。&lt;br /&gt;
　ぐるぐるとまとまりのない言葉が宙を舞い、しかし終着点も&lt;br /&gt;
見つけられず心のあちこちに転がっていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　怒りのせいか、驚きのせいか。雄介の何でもない一言に&lt;br /&gt;
頭を殴られたような衝撃を覚えたことは事実だ。&lt;br /&gt;
　寝る相手にしてはいけない男を――友達をむりやり誘ってしまうくらい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　佐藤は目を見開いたまま、しばらく何も言わなかった。&lt;br /&gt;
　やがて掠れた声が「何で」と呟く。&lt;br /&gt;
　勢いづいたのか、英恵が口を開くより先に、&lt;br /&gt;
「だって英恵さん、あいつがまだ好きなんじゃねーの」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　語尾の上がらない、断定の響きに薄くわらう。&lt;br /&gt;
　かもしれない、なんて逃げ道をこの男は作ってくれない。&lt;br /&gt;
　かわいげのない後輩だ。&lt;br /&gt;
　でも、同時にすごく優しい。今も真剣にひとみが話しかけてくる。それで本当に&lt;br /&gt;
いいのか、と聞いてくる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　その目に睨みつけられ、すっと頭が冷えた。&lt;br /&gt;
　とんでもないことを言ってしまったという感覚が遅れて&lt;br /&gt;
やってきて、英恵はうつむく。&lt;br /&gt;
「……佐藤、ごめん」&lt;br /&gt;
「うん」&lt;br /&gt;
「何か、きついなーって思ったときにちょうど佐藤がいたから、つい」&lt;br /&gt;
「ついかよ」&lt;br /&gt;
「面目ない」&lt;br /&gt;
「あんま危ないことすんなよ英恵さん」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-905 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;わたしは恋をする　13/13&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/10/06(木)
00:30:39.74 ID:Hf7FbQep&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　はあ、と荒っぽいため息を吐かれ、英恵は眉を下げた。&lt;br /&gt;
　自分のよくない噂を佐藤はきっと知っているだろう。&lt;br /&gt;
　今更誰と寝たところで変わりもしない英恵を、けれど彼は心配&lt;br /&gt;
してくれたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ごめんね、と最後にもう一度謝ると、佐藤はフンと鼻を鳴らした。&lt;br /&gt;
「やっぱりまだ好きなんじゃん」&lt;br /&gt;
「はあ、そうなのかも」&lt;br /&gt;
「半年くらい経つんじゃないっけ？　まだ忘れられないんすか」&lt;br /&gt;
「はあ、情けないことに」&lt;br /&gt;
「俺が忘れさせてやろうか」&lt;br /&gt;
「はあ、そ……んん！？」&lt;br /&gt;
　ぎょっと顔を上げる。しまった動揺した、と思ったときにはもう&lt;br /&gt;
顔が熱くなっていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　いつものほほんとしている上に男をたぶらかしてばかりいるので&lt;br /&gt;
誰に気づかれたこともないが、英恵はすぐに動揺するし顔も赤くなる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　頬が絶対、赤い。&lt;br /&gt;
　ほとんど泣きそうな英恵を見下ろして、佐藤が心底呆れたと&lt;br /&gt;
言いたげに声を張り上げた。&lt;br /&gt;
「バッ……！　冗談に決まってんだろうが！」&lt;br /&gt;
　頭を豪快にはたかれて、視界に星が散る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ぐらぐらする頭をさすって文句を言いながら、ショックが尾を&lt;br /&gt;
引いていないことに英恵はほっと息をついた。&lt;br /&gt;
　じわ、と目元に何か熱いものが浮かんでくるのは、頭が痛いから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　心臓は痛いし存分に引きずっている。でも、英恵はまだ笑える。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-12-24T12:09:46+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/111.html">
    <title>堕ちる夏</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/111.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;04-012 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:15:57.88 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;堕ちる夏&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　暑い夏は、思考しないほうがいい。まともに働かない頭に仕事を&lt;br /&gt;
させるほうがおかしい。&lt;br /&gt;
　体調をやっと維持できる中、難しいことは考えられない。&lt;br /&gt;
　だから、ただの生き物になる。&lt;br /&gt;
　ただ、悦楽の行為にふける。キモチイイことの虜になればいい。&lt;br /&gt;
　もう、欲望にからめとられたほうがいいに決まってる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　じゅぼっ、じゅぼっ、ぐちゅぅ……&lt;br /&gt;
　午前なのにすでに蒸し暑い。開け放っている窓が多いのに、風が&lt;br /&gt;
通らない。&lt;br /&gt;
　淀んだ空気にまとわりつかれて、あたしは少年のペニスを頬張っていた。&lt;br /&gt;
　固い。熱い。瑞々しい。&lt;br /&gt;
　青い匂い。男だけれど、どこか熟さない植物の香り。&lt;br /&gt;
「はあ、あ……ああ！　……すごいです。水野さん！」&lt;br /&gt;
　取り繕うこともできずに、素直に欲望の虜になっている少年。&lt;br /&gt;
　そうよ。それでいいの。気持ちよくなりなさいな。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　不条理、姦淫、不道徳。&lt;br /&gt;
　そんな言葉がくるくる回り、そのただ中でも口の動きは止められない。&lt;br /&gt;
　牡が欲しい。体内にとりこんでしまいたい。&lt;br /&gt;
　興奮と、嗜虐と、本能。&lt;br /&gt;
　そこにカラダを委ねてしまえばいいの。考えちゃいけないの。&lt;br /&gt;
　　&lt;br /&gt;
　含んだつるつるの先を最高に速い動きで舐める。上目づかいで少年にも&lt;br /&gt;
見せつける。&lt;br /&gt;
「うわ……ぐ……それじゃ……出ちゃう」&lt;br /&gt;
「だぁめ。だらしないこと言わないの」&lt;br /&gt;
　ラバー張りのダイニングチェアーに下半身裸で座る俊（しゅん）は情け&lt;br /&gt;
ない顔で、あたしを見下す。弱音を吐く割に、タンクトップのあたしの胸&lt;br /&gt;
元の谷間から目を外さない。&lt;br /&gt;
　舌を触れさせながら、竿の横を降りて行き、すっかりたくまった袋へ。&lt;br /&gt;
　そのまま、全体を軽く舐めるとキュッと縮まり、うごめく。&lt;br /&gt;
　そこからおもむろに、ねちっこく、中のボールを舌で弄ぶ。&lt;br /&gt;
「すげ……キモチイイ……です……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-013 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:17:14.12 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;◆　　◆　　◆&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
その訳は？　と他人に訊かれたとすれば、力なく歩く近所の俊が可哀そう&lt;br /&gt;
だったから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ここは山間の小さな町。&lt;br /&gt;
　俊はこの近所の高校の野球部の名手……だった。&lt;br /&gt;
　先週の県予選の決勝で、彼は落胆の対象になった。&lt;br /&gt;
　打ち取ったはずのゴロで俊がまさかのトンネル。外野に転がるボールが&lt;br /&gt;
戻る前に逆転サヨナラのランナーが駆け抜けたのだ。&lt;br /&gt;
　初めての甲子園出場かと地元の盛り上がりはすごかった。まだ決まっても&lt;br /&gt;
いないのに応援の申し込み・寄付の回覧板、くす玉、商店街の飾り付け……&lt;br /&gt;
　この地に来て１年足らずの私も、毎朝あいさつしてくる俊を清々しく、快く&lt;br /&gt;
思っていたところだった。&lt;br /&gt;
　俊は家に閉じこもっていたらしい。毎朝明るく礼儀正しく挨拶する俊を見&lt;br /&gt;
かけなくなり、気がかりになっていたところだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「おはよ、宮島君」&lt;br /&gt;
　何もなかったような口調。さりげなさを全面に。&lt;br /&gt;
　家の前を掃き清めていた私は、たまたま家の前を通る俊に声をかけた。&lt;br /&gt;
　スポーツ刈りの顔は見事に焼けているが表情はそぐわないくらいに暗い。&lt;br /&gt;
濃い緑色のＴシャツから伸びるこれ以上日焼けできない腕、茶色のカーゴ&lt;br /&gt;
パンツの逞しいふくらはぎは、ユニフォームで隠れるのだろう対照的に白い。&lt;br /&gt;
「……おはよっす」&lt;br /&gt;
　礼儀正しさは抜けないけれど、今までの生気は抜けてしまっている。&lt;br /&gt;
　切れ長の目。あたしに声をかけられ反射的に伏せた目。色のない瞳。&lt;br /&gt;
　元気ないのね。無理もないわ。地元の期待をどん底に落としたのだから。&lt;br /&gt;
　だから、思い出させてあげる。&lt;br /&gt;
「今日、部活行かないの？　休み？」&lt;br /&gt;
　何も知らないかのような微笑も添えて。言葉の内容とのギャップに交互&lt;br /&gt;
に動揺する少年。&lt;br /&gt;
　それがとてもたまらない。&lt;br /&gt;
「いや、部活、引退しましたから……」&lt;br /&gt;
「引退って……え？！……あ！……あ、あたし、しばらく県外に出てて」&lt;br /&gt;
　知らないふりで、うろたえるふり。&lt;br /&gt;
　ーー楽しすぎ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-014 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:18:03.66 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　すまなそうな顔と、明るいお姉さん顔を浮かべて、俊の手をとった。&lt;br /&gt;
　日焼けの手、と紫外線に気をつけ続けた手。それが重なると、俊はあたしを熱く&lt;br /&gt;
見た。それから可笑しいくらい照れて目をそらした。&lt;br /&gt;
　俊が言うには、手をとった時の笑顔がとても良かったって。&lt;br /&gt;
　あら、ごめんね、つい出ちゃった。&lt;br /&gt;
　あたしの場合、憐みの笑顔ほど綺麗に出るものはないの。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　その瞬間、体の奥で、疼くものを感じる。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ーーこの子を、今、自分の良いようにしたい&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　どろどろと、熱い何かに、頭の中が占領されていく。&lt;br /&gt;
　手のひらに乗せて、人差指ではじくほどにたやすく操りたい。&lt;br /&gt;
　子犬のようにすがりつく、その目を突いてから、抱きしめたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　俊のカラダを見つめる。&lt;br /&gt;
　胸は広いのにウエストはシュッと引き締まって。&lt;br /&gt;
　いいお尻してる。ぴんと上がっていて、いかにもバネがありそう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ーーこの子、欲しい&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ね、お詫びに上がって行ってよ。暑いから麦茶でもどう？」&lt;br /&gt;
　少年の家まで歩いて４，５分なのに、家に誘い込む。まんざらでもない&lt;br /&gt;
俊は、おめおめとついてくる。　&lt;br /&gt;
　季節は夏で、あたしの服装は白のタンクトップと太ももがあらわなデニム&lt;br /&gt;
パンツだったから。&lt;br /&gt;
　ことに上半身は露骨なほどに下着の線も見えていたから。&lt;br /&gt;
　主人が出張して１か月になっていたから。&lt;br /&gt;
　オトコに飢えていたから。&lt;br /&gt;
　理性はとろけていたから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　本当の訳は、この子と滅茶苦茶にセックスしたかっただけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-015 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:19:24.23 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;◆　　◆　　◆&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　口を離す。ペニスの先とあたしの舌に伸びるきらきらした糸は、大部分&lt;br /&gt;
が俊の欲情の証し。&lt;br /&gt;
　キッチンにかけてあるタオルで、俊の手を後ろで縛った。抵抗すること&lt;br /&gt;
もなく、ただ息を荒くしている少年のペット化の第１段階。&lt;br /&gt;
「……何、するんですか」&lt;br /&gt;
　半ば夢うつつのような顔をあげた。あたしは、口の端を手の甲でぬぐい、&lt;br /&gt;
聖母のような笑みで答える。&lt;br /&gt;
「プレイよ。プ・レ・イ。興奮するんだから」&lt;br /&gt;
　あたしがね。なすすべもなく、痴態をさらす少年を、今、ここで見たいの。&lt;br /&gt;
　指で汗みずくになったＴシャツをお腹からはがすようにして、その裾を&lt;br /&gt;
めくって俊のスポーツ刈りにかぶせた。&lt;br /&gt;
「うわっ……なに……」&lt;br /&gt;
　うろたえるのを無視して、鍛えこんで深く切れ込んだ筋肉を見る。&lt;br /&gt;
「……すごい。鍛えてるのね……」&lt;br /&gt;
　盛り上がった胸。脂肪ではなく、筋肉に乗って尖っているその先端。&lt;br /&gt;
　舌で弾いた。&lt;br /&gt;
「わっ！……あっ……」&lt;br /&gt;
　男のくせに、舌のひと撫でひと撫でに律義に跳ねる。&lt;br /&gt;
　じゃあ、と塩辛いそこを、含んだり、吸ったり、あま噛みしたり。&lt;br /&gt;
「うぉ……あっ……やめて、よ……」&lt;br /&gt;
　逃げようとすれば、元気な高校生なら逃げられるのに、乳首と下半身を&lt;br /&gt;
ギンギンにして喘いでいる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ちょっと前まで悲劇のヒーローぶっていたくせに。&lt;br /&gt;
　蒼い顔して、近所も歩けなかったくせに。&lt;br /&gt;
　バカみたいにさかって、悦に入って声あげてる。&lt;br /&gt;
　なんだか、ちょっとムカついた。&lt;br /&gt;
　だから、あたしは下着だけの姿になった。&lt;br /&gt;
　　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-016 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:20:23.26 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ね、俊君、あたし、今、服脱いで下着だけなのぉ」&lt;br /&gt;
　耳に唇を寄せて囁く。&lt;br /&gt;
「この下着を、あなたの口で取ってよ。そのままの格好で」&lt;br /&gt;
「え……？」&lt;br /&gt;
　興奮といきなりの提案で、何を言われたか判らなかったらしい。だから&lt;br /&gt;
耳に口を押しつけて、その襞をさするように、&lt;br /&gt;
「口で下着をとってごらんなさいよ。まずブラのホックを外すの」&lt;br /&gt;
　と、フロントホックのブラジャーの谷間に、俊の口を埋めさせた。見えない&lt;br /&gt;
中でＥカップの胸に押しつけられて、それでも口が動いてホックを探っている。&lt;br /&gt;
　必死になってる。ふふ……&lt;br /&gt;
　すでに口の部分のＴシャツは俊の唾液で、色が変わっている。うまくいかな&lt;br /&gt;
い。焦れているのがわかる。&lt;br /&gt;
　だからなのか、俊は頬や鼻の位置で、あたしの乳房の大きさや柔らかさを&lt;br /&gt;
確かめ始めた。一番高い位置を何度も押してくる。&lt;br /&gt;
「何してるの。外さないと、終わりにしちゃうぞ」&lt;br /&gt;
　頭を抱きしめてやる。すると俊は再びホック外しに没頭し始めた。&lt;br /&gt;
　異常な鼻息。濡れた布に包まれての息苦しさと、獣のような興奮。&lt;br /&gt;
　そこにあるものを味わえず、バカげたゲームをさせられている。&lt;br /&gt;
　数分たって、とうとうホックを挟んで、外した。&lt;br /&gt;
「ホックは外れたからぁ……ブラをくわえたままでいてよ」&lt;br /&gt;
　忠実な飼い犬になった俊は、ブラの端をくわえてじっとしている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　なんて間抜けな姿なの！&lt;br /&gt;
　吹き出しそうになる。下半身丸出しにして勃起させ、手を縛られ、上半身の&lt;br /&gt;
乳首をてらてらと光らせて、Ｔシャツをかぶって、ブラをくわえている少年。&lt;br /&gt;
　ぞくぞくする。あたしの色香に負けて、こんな無様なことをしている少年が&lt;br /&gt;
いることに、体の奥が熱くなる。&lt;br /&gt;
　恥ずかしいくらい、濡れてる……&lt;br /&gt;
　少し生臭い匂い。俊はそれに気が付いているかもしれない。&lt;br /&gt;
　とってもＨな気分なのを隠せない。&lt;br /&gt;
　あたしは、あたしを墜とす。&lt;br /&gt;
「さ、今度は口で下の下着もとってぇ……」&lt;br /&gt;
　背中を俊に近づけて、ガチンガチンの肉の塊に、お尻を押しつけた。&lt;br /&gt;
　俊は、ブラを床に落とした。それから、まず汗ばんだ胸をあたしの背中に&lt;br /&gt;
押しつけて、うなじの匂いを嗅いだ。&lt;br /&gt;
　口を肩口に押しつける。&lt;br /&gt;
　そこから、背骨に沿って、顔を下へ下へと落としていく。&lt;br /&gt;
「……あ……うん……」&lt;br /&gt;
　ちょっと、いい。もともと背中を撫でられるのは好きだから、声が出てしまう。&lt;br /&gt;
　顔は、腰を過ぎてから下着のゴムの所で止まって、それをさっきの要領でくわ&lt;br /&gt;
えた。&lt;br /&gt;
　下される。お尻が外気に触れる。蒸れた匂いが高まる。&lt;br /&gt;
　ーーーその瞬間。&lt;br /&gt;
「きゃあ！」&lt;br /&gt;
　あたしは、背中から体当たりをされて、フローリングに倒された。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-017 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:21:31.89 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　俊はうつぶせのあたしに覆いかぶさった。その上で、上半身をくねらせている。&lt;br /&gt;
手を縛ったタオルを取ろうとしている。&lt;br /&gt;
「くっ……くっそ……取れねえ！」&lt;br /&gt;
「……！　……あぅ……」&lt;br /&gt;
　ずり下げたあたしの下着に、しっかり俊の熱いものが埋まっている。その勢い&lt;br /&gt;
で再び下着が上がり、俊は気づいていないようだが、その先端は、すっかり準備&lt;br /&gt;
されている肉芽に、ともすれば布越しに擦れる。&lt;br /&gt;
　焦れている俊。汗に濡れたタオルは思いのほか容易にとれない。あまりにも&lt;br /&gt;
進展が見られないと思ったのか、体の動きが止まった。&lt;br /&gt;
「はあ、はあ、はあ……あ、チンポが水野さんに……」&lt;br /&gt;
　その体勢に気づいた俊は、手っ取り早く欲望を満足することにしたらしい。&lt;br /&gt;
　一番深く埋まるような角度にすると、私めがけて腰を突いた。&lt;br /&gt;
「……あん……あ……」&lt;br /&gt;
　にゅちゅ、ちょぷ……と音がする。布地はクリトリスも周りの襞も道連れに&lt;br /&gt;
して、俊の動きで刺激する。&lt;br /&gt;
　試し試しだったその動きは、確信めいた律動に変わる。&lt;br /&gt;
　やだ、気持ちいい……　&lt;br /&gt;
　声がでちゃう。&lt;br /&gt;
「あ……あん……いやあ……あぅ……やん……」&lt;br /&gt;
「水野さん、水野さん！　……すげえよ！　……うわ、はあ、はあ……」&lt;br /&gt;
　フローリングの床と汗で、徐々に滑って頭の方にずれていく。逃がさないように、&lt;br /&gt;
それを続けようとする少年。&lt;br /&gt;
　すごい、熱情。若い性。&lt;br /&gt;
　とうとう、壁に頭が当たり、あたしは逃げられなくなった。&lt;br /&gt;
「やあ……あ、あ、あ、あ！　……あん！」&lt;br /&gt;
　これ以上にないスピードの動き。最後の高まりに俊は声を上げた。&lt;br /&gt;
「うわあ！　……ああっ！　ああっ！……」&lt;br /&gt;
　熱い。ショーツの布を何度も打つ液。あたしの秘所の表面をベトベト&lt;br /&gt;
にして、俊の熱い塊は、お尻の上でまだ脈動している。　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　男はバカだわ。&lt;br /&gt;
　所詮は射精すればいい動物だもの。&lt;br /&gt;
　女のパンツに出すことを選んだ若い男は、もう私の手中に入っている。&lt;br /&gt;
　俊、あなたは、私が遊んであげる。&lt;br /&gt;
　熊に蜜を与えるように、薬漬けにするように。&lt;br /&gt;
　ずっと忘れられなくしてあげる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-018 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/23(火)
20:22:30.18 ID:9NDcmvWN&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　俊は興奮しきった呼吸を止められないらしい。&lt;br /&gt;
　ベトベトの汗と、お互いの欲の液とが綯い交ぜになった空間で、息の音は&lt;br /&gt;
異常な空気をさらに高めている。&lt;br /&gt;
　私は、上に乗って脱力した俊を払いのけて、寝そべったまま訊いた。&lt;br /&gt;
「少しは落ち着いたの？」&lt;br /&gt;
「はあ、はあ……ん、俺、なんだか……すみません！　……はあっ、はあ！」&lt;br /&gt;
　うつぶせで激しい息遣い。少年にはきつかったかもしれない。&lt;br /&gt;
「あなた、童貞なの？」&lt;br /&gt;
　簡単に理性を捨て去った俊を、軽く責める。&lt;br /&gt;
「はあ……はあ……」&lt;br /&gt;
　床に目をおとす。必死の形相で、真っ赤な顔をさらに赤くして、&lt;br /&gt;
「…………………………童貞っす」&lt;br /&gt;
「やっぱりね」&lt;br /&gt;
　つまらない質問だったけど、これを自らの口で答えさせるのは、なかなか&lt;br /&gt;
良かった。&lt;br /&gt;
　でも、私も満足したいの。　自分だけ気持ち良くなるなんて許さない。&lt;br /&gt;
　私は、腹ばいの俊の腰に跨った。全体重で乗ると俊は声を上げた。&lt;br /&gt;
「うわっ、チンポが、チンポがつぶれて、痛ぇ！」&lt;br /&gt;
「喚くんじゃないよ！　エロ野球バカがっ！！」&lt;br /&gt;
「……！？」&lt;br /&gt;
　今まで優しげな近所のお姉さんが、こんな暴言を浴びせるとは思わなかった&lt;br /&gt;
ようで、俊はたじろいでいる。&lt;br /&gt;
　－－たまんないわ。&lt;br /&gt;
　私は俊の背中に、乳房を乗せた。そして、耳の横に唇を寄せて優しく&lt;br /&gt;
甘く囁いた。&lt;br /&gt;
「エッチ、したいの？」&lt;br /&gt;
　俊は叱責に身を固くしていたが、意識を取り戻したように答えた。&lt;br /&gt;
「し、したい！　いえ、したいです！」&lt;br /&gt;
「なら、約束してくれる？」&lt;br /&gt;
　俊に熱い息を耳に吹きかけた。&lt;br /&gt;
「あたしとのことは絶対内緒。あと、あたしに逆らわない。いい？」&lt;br /&gt;
「はい！　約束します！」&lt;br /&gt;
　いい返事。犬はこうでなくっちゃ。それしか取り得がないんだから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-022 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/24(水)
18:36:28.71 ID:ZIQsNvSH&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;◆　　◆　　◆&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　こんなの中に出されたら、一発で妊娠しそう……&lt;br /&gt;
　さっき出された下着の精液は、長く太い筋が幾筋も、そしてクロッチ部&lt;br /&gt;
に大きな円の粘りがこびりついていた。&lt;br /&gt;
　洗面台の水を出すと、俊の体液を洗う。だいたい洗い流すと、水をためて、&lt;br /&gt;
そこにブラとショーツをつけ込んだ。&lt;br /&gt;
　俊は、この横の風呂場でシャワーを浴びている。&lt;br /&gt;
「シャワーを浴びててよ。でもあなたの家の人にバレるから、シャンプー&lt;br /&gt;
とかソープとか使っちゃだめ」&lt;br /&gt;
　そう言って、風呂場に入れた。&lt;br /&gt;
　汗まみれの俊の服。それを全部、洗剤をセットせずに全自動の洗濯機に&lt;br /&gt;
入れてスイッチをオン。&lt;br /&gt;
　それから、洗面台の鏡の横の右の開き戸を開いた。&lt;br /&gt;
　その一番上にあるピルケースを振った。カラカラと２，３のアフターピル&lt;br /&gt;
が入っていることを確かめた。&lt;br /&gt;
　映っているあたしの全裸。白い肌にしっとりと汗で艶めいている。体がも&lt;br /&gt;
う止められなくなっている。表情には狂気にも似た艶がほの見える。&lt;br /&gt;
　自分で見ても、どうしようもなく美しく、オンナな姿。&lt;br /&gt;
　あたしは策略通り、そのまま俊がいる風呂場に入った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「わああっ！」&lt;br /&gt;
　俊は、まさかシャワー中に入ってくるとは思わなかったらしい。見開いた&lt;br /&gt;
目が動揺を隠しきれない。とっさに股間を手で隠した。&lt;br /&gt;
　いい表情！　さっきの獣のような息遣いと凄いギャップだよ。&lt;br /&gt;
「ふふ。あたしも体がベトベトなの」&lt;br /&gt;
　いたずらっぽく笑う。&lt;br /&gt;
　昼間のクリーム色のタイルの風呂場はとても明るい。俊の引き締まって&lt;br /&gt;
日に焼けた体も、あたしの真っ白で柔らかなラインの肢体も、しっかり鮮&lt;br /&gt;
やかに見える。&lt;br /&gt;
　洗い場は１畳に満たない。とても二人の距離が近い。&lt;br /&gt;
　どうすれば、俊を困らせ、いやらしくさせられるかな？&lt;br /&gt;
　あたしは少し考えてから、ほんのりと恥じらいを込めて尋ねた。&lt;br /&gt;
「……一番ベトベトしてるところ、わかる？」&lt;br /&gt;
「え？……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-023 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/24(水)
18:38:02.19 ID:ZIQsNvSH&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　大人の男なら、まずいやらしい想像をして、にやけながら指をさし向けて&lt;br /&gt;
くるだろう。&lt;br /&gt;
　この少年はたじろぐだけ。けれど、小声で答える。&lt;br /&gt;
「女の人って……その……あそこが濡れるんですよね？」&lt;br /&gt;
「あそこって、どこ？」&lt;br /&gt;
「あの……その……股のとこの……」&lt;br /&gt;
「どう？　その手で一つ一つ確かめてみない？　……まずは顔から……」&lt;br /&gt;
　あたしは俊の両手を取って、あたしの頬に触れさせた。&lt;br /&gt;
　隠されていたものは、すでにビクンビクンと息づいている。&lt;br /&gt;
　顔から、喉元、鎖骨、肩口……&lt;br /&gt;
　俊は、あたしの手を外し、いきなり乳房を揉んできた。&lt;br /&gt;
「……あ……どう？　べとべとしてるの？」&lt;br /&gt;
「べとべとっていうか、すべすべ、です」&lt;br /&gt;
　指が埋まる感触を無遠慮に楽しむ少年は、口からさかんに呼吸をしている。&lt;br /&gt;
　指の先をその頂に突き刺して、動かしてきた。&lt;br /&gt;
「……あん……あっ……だめぇ」&lt;br /&gt;
　あたしのあおるようなわざとらしい声に、俊はきらきらした目で、やわらかさ&lt;br /&gt;
に夢中になっている。&lt;br /&gt;
「しゃぶって、みて……」&lt;br /&gt;
　その声に躊躇なく紅い蕾に吸いついて、唇で先端を甘噛みする。そこを舌で&lt;br /&gt;
左右に舐めた。&lt;br /&gt;
“あ、ちょっと、今のいい”&lt;br /&gt;
　まぐれの愛撫を受け流して、あたしは空いている俊の手をつかみ、下へ導いた。&lt;br /&gt;
　初めて触るであろう女の肉の部分に当てて、指の上から指で圧した。&lt;br /&gt;
「あっ！　水野さん、ぐちょぐちょで熱い……」&lt;br /&gt;
　心底驚いた顔で感想を報告する少年は、ますますあたししか考えられなくなっ&lt;br /&gt;
てる。上手に片手で胸を触り、片手で秘所をまさぐる器用なことは童貞にはでき&lt;br /&gt;
ない。ただ遮二無二自分の欲望をぶつけてくる。血走った目で、あたしという&lt;br /&gt;
女を凝視している。&lt;br /&gt;
　欲しくなってきた。でも、もう少し、あたしはあたしを焦らす。焦らされた後&lt;br /&gt;
のご褒美は格別なのを知ってるから。&lt;br /&gt;
「俊君、とても上手。それじゃ、もっといいこと教えてあげるから」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-024 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/24(水)
18:38:46.59 ID:ZIQsNvSH&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　&lt;br /&gt;
　あたしはバスタブの縁に腰掛けた。&lt;br /&gt;
　目の前には、さっき大量にほとばしったことを忘れたかのように、上に向けて&lt;br /&gt;
ビクつく俊の獣じみたもの。&lt;br /&gt;
　欲しいものを目の前に、気づかれることなく、あたしはほほ笑みかけた。&lt;br /&gt;
「俊君、さっきあたしが舐めてあげた時、気持ち良かったでしょ？」&lt;br /&gt;
　俊は、あたしを見下ろして、こくんと頷いた。子供っぽくてかわいい。&lt;br /&gt;
「女もおんなじで、ペロペロされると、気持ちいいの……わかるでしょ？」&lt;br /&gt;
　あたしは、脚を開く。ゆっくりと少し腰をよじって、俊の目を見据えながら。&lt;br /&gt;
　両手で開く。明るい中、少年の前で、どろどろに蕩けているところを見せつけ&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
　我を忘れた牡は、瞬時に四つん這いの体勢になって、複雑な花びらに吸いつい&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
「……うあっ……あはぁ……はあっ！」&lt;br /&gt;
　少年はところかまわず吸う。襞も、期待にしこった芽も、指先も、愛液が湧き&lt;br /&gt;
出る泉も。&lt;br /&gt;
　ちゅぼっ、じゅぶっ、じゅっじゅっじゅっ、じゅじゅじゅーっ&lt;br /&gt;
　すする音が、風呂場に響く。粘膜を震わして、あたしをきわどく追いつめる。&lt;br /&gt;
「……ああっ！　……んっ……んっ……すっごい……あっ！」&lt;br /&gt;
「……はぁ！　はぁっ！　なんか、しょっぱくて、ぬるぬるしてて……」&lt;br /&gt;
　テクニックなんてものはなく、ただ遮二無二がっついてくる少年のスポーツ刈&lt;br /&gt;
りを両手に収めた。頭全体を撫で回す。短い髪の毛が手のひらを刺激して、その&lt;br /&gt;
感触もクセになる。&lt;br /&gt;
「はあ、はあ……ね、指……入れて……えっちな液が、出てるとこ……」&lt;br /&gt;
　あたし、トびそうになってる。童貞に無茶苦茶にされ嬉しがってる。&lt;br /&gt;
　そんな自分のあられもない姿に、背筋（せすじ）がぞくぞくする。&lt;br /&gt;
　俊は自分で女の柔襞を開くと、無遠慮にぬるみの中に、人差指を挿し入れた。&lt;br /&gt;
「あ……あ……その入り口を……いじって」&lt;br /&gt;
　素直に円を描いて、まわりの壁をなぞってる。じんじんと快楽が広がり、思&lt;br /&gt;
わず歯を食いしばる。&lt;br /&gt;
「くっ！　……ふっ！　……あぅっ！」&lt;br /&gt;
　でもだめ、腰が砕けそう。あたしはバスタブに手をついて、背を反らした。　&lt;br /&gt;
「はあ！　……ああ！　……あん！　あああん！」&lt;br /&gt;
「うわ、ぱくぱくして、吸いついて、ぞろぞろしてて、すげえ！」&lt;br /&gt;
　勝手に指を奥にくぐらせる少年。好奇心旺盛なきらきら目は、あたしの性器&lt;br /&gt;
で遊んでいるかのようで。&lt;br /&gt;
「くぅ！　……やだ！　……やだ、ずぼずぼ……あああっ！」&lt;br /&gt;
　おもちゃにされているあたし。さっきまで俊を手玉に取っていたあたしは、&lt;br /&gt;
指一本でとろとろにされていく。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-025 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/24(水)
18:39:51.66 ID:ZIQsNvSH&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「もう、いいでしょ。俊のちょうだい……」&lt;br /&gt;
　今、あたしは、どうしようもなく、メス。&lt;br /&gt;
　男を迎え入れたいメス。　&lt;br /&gt;
　あたしは、かろうじてバスタブから立ち上がり、火照りきった体をタイルの&lt;br /&gt;
壁にもたせかけた。そして、片脚を真横に持ち上げて手で支え、もう片手で女&lt;br /&gt;
の奥を開いた。&lt;br /&gt;
　俊は抱きついてきた。それから上がった脚を支えて、すばやく先端をすぼまり&lt;br /&gt;
に狙いをつけた。&lt;br /&gt;
「あ、避妊……」&lt;br /&gt;
　俊が思い出したようにつぶやくと、あたしは、両手で頭を引き寄せてキスを&lt;br /&gt;
した。面喰った少年の唇をほどき、舌を滑り込ませた。しばらくはあたしのなすが&lt;br /&gt;
ままだったが、動きを真似て、舌をからませ、躍らせた。&lt;br /&gt;
　粘膜と粘膜がからむキスをされながらのセックスほど、体がしびれるものは&lt;br /&gt;
ないのだけど、俊はキスに応じるのがやっとだ。&lt;br /&gt;
　まったく。焦れるじゃない。&lt;br /&gt;
　あたしは、鉄のように固い茎の部分を掴むと、先端のずる剥けの部分をだらし&lt;br /&gt;
なく蜜を垂らす泉にキスさせた。&lt;br /&gt;
「なあんにも、考えられなくしてあげる……」&lt;br /&gt;
　その言葉に、俊は目の色を濁らせた。若い性欲そのままに、一気に熱い分身&lt;br /&gt;
を埋め込んできた。&lt;br /&gt;
　ずるぅぅぅぅぅ……&lt;br /&gt;
「あああっ…………」&lt;br /&gt;
　あたしの中の形が変わってる。容積にモノを言わせるのでなく、堅いものが&lt;br /&gt;
有無を言わさず、中の肉をひずませていく。&lt;br /&gt;
　ずぐっ　ずんっ！&lt;br /&gt;
「……はあっ……ああっ……奥……ぐりっと、されてる」&lt;br /&gt;
「ああ、あったけえ。……なんかぐにぐに動いてる……あ、きゅっと締まった」&lt;br /&gt;
　あけすけにあたしの中の感想をうわごとのようにつぶやく。&lt;br /&gt;
「……ねえ俊、あたし、気持ちいい？」&lt;br /&gt;
「はい、水野さんのここ、すっげえちんぽ、包んでます」&lt;br /&gt;
「こっから先、まんこバカになってね……」&lt;br /&gt;
　もう一度抱きしめて、耳元で囁いた。&lt;br /&gt;
「あたしも……ちんぽバカになるから……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-026 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/24(水)
18:43:12.05 ID:ZIQsNvSH&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ああっ！　ああっ！　ふぁ！　ああっ！　……むうっ！　んっ！　むあっ！」&lt;br /&gt;
　体力にあかせての突き上げられる肉棒が、あたしの中を往復する。いや、&lt;br /&gt;
あたしの底をこじり開けようと、力をためてから飛び込んでくるような動きの&lt;br /&gt;
連続。&lt;br /&gt;
　決して滑らかな動きではないけど、あたしというオンナを求める本能。少年&lt;br /&gt;
の不器用な挿入に、愚かなくらいあたしは酔っていた。&lt;br /&gt;
　オトコの唇が欲しくてたまらない。&lt;br /&gt;
「ああっ！　……ね、俊キス……して……キスを……」&lt;br /&gt;
　俊からしてくる初めてのキスは、舌であたしの唇を舐めてきた。あたしは&lt;br /&gt;
それに舌で応え、口の外で舌同士がぶつかり合った。やがて、二人の口の中&lt;br /&gt;
で互いの唾液の海で泳いだ。&lt;br /&gt;
　ぱんっ！　ぱんっ！　ちょっ！　ぷちょ！　ぐちゅ！　じゅぶ！&lt;br /&gt;
　俊があたしの体に打ち付ける音、あたしの溢れる液のはぜる音、無思考の&lt;br /&gt;
中で行われる淫猥な口の音。&lt;br /&gt;
　この風呂場に響く音は、いやらしいものしかない。&lt;br /&gt;
　それに、二人の体臭と、汗と、もっとも接触した部分からの匂いは、互い&lt;br /&gt;
の熱を嫌がおうにも高めてしまう。&lt;br /&gt;
「……ぷはっ！　……あっ！　……あ、あ、ああっ……ああっ！」&lt;br /&gt;
「すっげえ、奥に吸いこんでる！」　&lt;br /&gt;
　口づけも苦しい。本当に死んでしまいそうなほど、あたしは追いつめられ&lt;br /&gt;
てきた。それほどに力ずくで犯されている。あまりに強い腰の突きに、床に&lt;br /&gt;
ついていた足が時たま浮くほどに。&lt;br /&gt;
　立って、られない。&lt;br /&gt;
「はあっ……ね、ねえ俊……仰向けになって。あたしが上になる」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-031 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
17:52:24.47 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　一瞬何を言われたのかわからない感じの俊は、少し名残惜しそうに、あた&lt;br /&gt;
しの中から引き抜いた。そして、様々なものに濡れた床に膝を立てて寝そべ&lt;br /&gt;
った。それでもう床はいっぱいいっぱい。&lt;br /&gt;
　汗だくの俊。もし布団でシてたら、シーツどころか中綿まで汗で沁み渡って&lt;br /&gt;
たろうから、風呂場でのセックスは正解だった。&lt;br /&gt;
　好き放題あたしを蹂躙した赤黒いものは、白いクリームをべっとりつけた&lt;br /&gt;
まま、お腹の上に張り付いて脈を打っている。&lt;br /&gt;
　その上にまたがった。カチカチの肉を後ろ手で持ち上げて、あたしが欲し&lt;br /&gt;
いところにあてがってから、そのまま腰を落とした。&lt;br /&gt;
　ああ、一気に埋まっていく！&lt;br /&gt;
「ああああん！　……はあ　……はあ　……俊の、ガチガチ……」&lt;br /&gt;
「……水野さん、俺のこと、『俊』って呼んでる」&lt;br /&gt;
　あ、ほんとだ。もう、こんなに体を重ねていて、互いの性器でよがって&lt;br /&gt;
いるんだから、もう、『俊君」なんて呼べない。&lt;br /&gt;
「水野さんって、名前なんていうんでしたっけ？」&lt;br /&gt;
　充血してふくらんだ乳りんを弄り、すっかりしこった乳首の先端をつまむ&lt;br /&gt;
俊。&lt;br /&gt;
「あんっ　……あたし、香織（かおり）……」&lt;br /&gt;
　可笑しい。今頃名前を教えてる。あたしも、それほど余裕がなかったんだ。&lt;br /&gt;
「名前可愛いいのに、こんなにやらしいなんて」&lt;br /&gt;
「あら、可愛いのは名前だけ？」&lt;br /&gt;
「いえ、香織さんは、セクシーで、綺麗でかわいいです」&lt;br /&gt;
　悪い気はしない。ーー正直、嬉しさと満足感。例えピロートークだとしても。&lt;br /&gt;
「あたし、動くから……」&lt;br /&gt;
　膝を立て、ペニスの長さに合わせての上下動。入る時も抜くときも目が眩む&lt;br /&gt;
快淫感。&lt;br /&gt;
「ああっ！　んはあっ！　はっ！　……んあっ！　んっ」&lt;br /&gt;
「ちんぽ締める襞が、はみ出してる！」&lt;br /&gt;
　結合部分が丸見えで、その淫猥な光景に喜びを隠しきれない俊。&lt;br /&gt;
「香織さん、ぬるぬるで気持ちいい！」&lt;br /&gt;
　男のくせに、目をつむってのけぞって。童貞が生で女の淫らな肉に呑まれて&lt;br /&gt;
恥ずかしい言葉を口走っている。&lt;br /&gt;
あたしは、自分の片手でクリトリスを撫でつけた。一段と強く俊を締め上げ&lt;br /&gt;
たはず。&lt;br /&gt;
「……あたしの……おまんこ……あんっ　うんっ　……好き？」&lt;br /&gt;
「ああっ！　ああっ！　締まる！　香織さんの、好きだぁ！」&lt;br /&gt;
　胸が鷲掴まれてる。指の跡で紅く細く染まってる。&lt;br /&gt;
　あたしは、俊の唇を襲う。そのまま、唾液は舌を伝って流れこんでいく。&lt;br /&gt;
　野球少年の締まった肉体を抱きしめながら、腰だけを激しく上下に振り続け&lt;br /&gt;
た。抜くときに締めつけて、ちょうど陰茎をしごくように。&lt;br /&gt;
「ああっ！　香織さん気持ち良すぎ！　中のひだひだ……ああっ！」&lt;br /&gt;
　しばらくすると、胸を触っていた俊の手は、爪が立たないのに床のタイルを&lt;br /&gt;
かいていた。&lt;br /&gt;
　切なそうな顔と呼吸。俊は、それほどもう切羽詰まっていた。&lt;br /&gt;
「うわっ！　出るっ出るっ！　香織さん！」&lt;br /&gt;
　突然、あたしの体を持ち上げるほど、反射的に体をのけ反らせた。&lt;br /&gt;
「いいよっ！　出していいよっ！　中でいいからっ！」&lt;br /&gt;
「うわっ！」&lt;br /&gt;
「あああんっ！」&lt;br /&gt;
　お腹の中の温かさ。胎内の奥の奥にはまって、律動する堅い茎がすごい強さ&lt;br /&gt;
で体液を吹き出していた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-032 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
17:54:26.10 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ふふっ　すっごい出てたね……」&lt;br /&gt;
　あたしは、上気して目がうつろの少年に微笑んで、ついでに米粒のような乳&lt;br /&gt;
首を指の腹でこねた。&lt;br /&gt;
　まだ、あたしの内臓の中で精液と愛液で溺れながら息づくモノ。&lt;br /&gt;
　今日、この短時間で２回も爆発していながら、それでも萎えないモノ。&lt;br /&gt;
「ね、あたし、そんなに良かった？」&lt;br /&gt;
　さすがに汗が吹き出て、頬に張り付いた髪を取りながら、聞いてみる。&lt;br /&gt;
　唾を飲み込み、息を整えながら、俊はやっと口を開いた。&lt;br /&gt;
「中の襞が、ちんぽをくるんでて、ぎゅんぎゅん絞るから……」&lt;br /&gt;
「ふふふ……まんこバカになれた？」&lt;br /&gt;
「俺、香織さんのまんこのためなら、なんでもやる」&lt;br /&gt;
　ああ、罪作りなことしちゃったかな？&lt;br /&gt;
　童貞に生で入れさせて、エロエロに締めつけて中出しさせちゃうなんて。&lt;br /&gt;
　しかも、ただでさえ、いやらしいことでいっぱいの学生の頭をまんこバカ&lt;br /&gt;
にしちゃった。&lt;br /&gt;
　でも、いいや。目的はセックス一択だったんだから。&lt;br /&gt;
「まだ、堅いよ。……今度は、あたしをイかせて」&lt;br /&gt;
「できるかな？　それに、疲れてきて……」&lt;br /&gt;
「大丈夫よ。運動部で体力はあるんでしょ？」&lt;br /&gt;
　あたしは、俊の耳に口づけながら囁いた。&lt;br /&gt;
「あたしの、弱いところ、教えちゃうから……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-033 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
17:55:15.01 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　あたしは立ち上がると、寝そべったままの俊にお尻を向けた。そこから片&lt;br /&gt;
方の膝だけ床につけて、ぐちょぐちょで節くれたものを手で欲深い蜜壺に&lt;br /&gt;
誘（いざな）った。&lt;br /&gt;
「ああああんっ！」&lt;br /&gt;
　表裏が違うだけで、感触がだいぶ違う。これはこれでいいのだけど。&lt;br /&gt;
　でも、もっと、自分を墜していく。&lt;br /&gt;
「俊、あたしの背中……両手で支えてて」&lt;br /&gt;
　俊が肩甲骨のあたりに両手が当てられるのを確かめてから、つながったまま&lt;br /&gt;
俊の方に徐々に体を預けた。お尻、腰、背中……。ついには、俊の顔の隣に、&lt;br /&gt;
あたしの頭が来た。俊の体の上に、裏返しで乗っかった格好。&lt;br /&gt;
「ね、はずれないように、ゆっくりでいいから、腰を動かして……」&lt;br /&gt;
　慎重に動き始める。ゆらゆらとした前後動で、じれったさも感じる緩さ。&lt;br /&gt;
　あたしは、その動きに合わせて、腰をずらし、少し深く入ったときに、&lt;br /&gt;
「ああっ！　そこっ！　そこが、いいとこなのぉ！」&lt;br /&gt;
　強くされていないのに、わずかなストロークで、もう腰が砕けそうになる。&lt;br /&gt;
「わかる？！　……その、先っちょの、擦れてるとこ……ああん！」&lt;br /&gt;
「ここで揺するといいんだ、香織さんは？」&lt;br /&gt;
「そう！　ああん！　そう……なのぉ！　…………ああ？！」&lt;br /&gt;
　あたしのスイートスポットがわかって、暴発の危険も減って、少年らしか&lt;br /&gt;
らぬ余裕が生まれた。あたしの指示を待たずに、早い振幅を見舞ってきた。&lt;br /&gt;
「あ！　あ！　あ！　……くぅ、ぐっ！　……あはぁ！　ああっ！」&lt;br /&gt;
　両手が下から伸びてきて、前後にぶるんぶるん揺れている乳房を捕まえた。&lt;br /&gt;
好き放題に揉みしだき、指を埋め込んでいる。&lt;br /&gt;
「ああっ！　だ、だめぇ！　すご……すごい……ああああん！」&lt;br /&gt;
　ぐぼっ！　ぼちゅ！　ぶぼっ！　ぶぷっ！&lt;br /&gt;
　どうしようもなく恥ずかしい音がしてる。空気が入って震える襞。&lt;br /&gt;
「やっ！　ちょっと、止めてよぉ！　恥ずかしいから！」&lt;br /&gt;
俊はそれを無視して、手をお腹、下腹部に滑らせ、さかんに往復している&lt;br /&gt;
部分の上の固い芽を、指でつぶした。さっき、あたしがやったことを真似し&lt;br /&gt;
たらしい。&lt;br /&gt;
「やああああっ！　ああっ！　あうっ！　……くうううんっ！」&lt;br /&gt;
　体をよじらさずにいられない。快感に耐えるために指を咥えずにいられな&lt;br /&gt;
い。たまらず、胸にある俊の手首を無意味に掴んでいた。&lt;br /&gt;
　意識に、もやがかかっていく。男から送りこまれる熱を伴った情欲から、&lt;br /&gt;
容赦ない痺れが、体中に広がる。&lt;br /&gt;
　追い打ちをかけるように、男は腰の動きを痙攣のような細かい動きに変え&lt;br /&gt;
た。数倍の頻度でピンポイントを責められて、あたしは一気に、簡単に、&lt;br /&gt;
昇りつめた。&lt;br /&gt;
「ふっ！　うっ！　うううっ！　……キちゃう！　ひゃあっ！　あっ……」&lt;br /&gt;
　伸びてしまう脚。弾みでタイルの壁を蹴っていた。&lt;br /&gt;
「くっ！　………………ふぅっ！　………………はぁ！　はぁ！　はぁ！」&lt;br /&gt;
　ああ、これ！　これがほしかったの！&lt;br /&gt;
　なんにも、かんがえられないで、ふわふわと、ただよって。&lt;br /&gt;
　ーー頭が軽く痛むくらいの絶頂。体、いうことが利かない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-034 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
17:56:14.49 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「香織、すごい、きゅって、締まってた！　イったんでしょ？　セックス&lt;br /&gt;
っておもしれー！」&lt;br /&gt;
　嬉々として俊は耳元で聞いてくる。追いつめたと勘付いてなお、胸を触り&lt;br /&gt;
結合部をまさぐっている。&lt;br /&gt;
「はぁ……はぁ……はぁ…………俊！　ちょっと、触んないで！」&lt;br /&gt;
　果てた後の強すぎる愛撫にイライラした。それと心地よさに浸りたい気分&lt;br /&gt;
を台無しにするような無邪気すぎる言葉。&lt;br /&gt;
　経験のない少年に、見事なくらいに追いつめられた口惜しさもあった。&lt;br /&gt;
　俊は、あたしの機嫌を損ねたと気づき、それ以上のいたずらをやめ、何も&lt;br /&gt;
言わなくなった。&lt;br /&gt;
　息が整って、少しずつ体が元に戻ってくると、あたしは、俊の肉棒を触っ&lt;br /&gt;
た。信じられないくらいに固く、あたしの胎内をまだ侵略したがってる。&lt;br /&gt;
　あたしは俊の唇をせがんだ。濡れた粘膜を吸うだけで、甘い電気を受ける。&lt;br /&gt;
「あのね、女ってイった後は、何されるのもダメなの。体が動かせないし、&lt;br /&gt;
何にも考えられないの。触られるのもつらいの」&lt;br /&gt;
　教え諭すあたしの声を熱心に聴いている少年。さっき女を滅茶苦茶に追い&lt;br /&gt;
つめておきながら、子犬のようにしゅんとしてる。&lt;br /&gt;
　かわいい。バカなだけに、キュンとして。&lt;br /&gt;
　ムラムラとする。&lt;br /&gt;
　だから、今度は男根を抜いてまで向い合せになり、深くねっとりとした舌&lt;br /&gt;
の絡み合い。唇のすれ合い。直接的なお互いの味わい。&lt;br /&gt;
　キスも性交の一つなんだと、あらためて思い知らされる。&lt;br /&gt;
　あっ！&lt;br /&gt;
　さっき中に出されたものが、お尻を伝って流れ落ちているのがわかる。そ&lt;br /&gt;
の緩慢な滑りに、また、あたしの女が目覚め、熱くなる。&lt;br /&gt;
「俊……あたし、またシたくなっちゃった……」&lt;br /&gt;
　お湯もないのにムンとしている風呂場の中で、もう衝動は抑えられない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-035 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
17:57:27.07 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「……んっ！　ああああああんっ！」&lt;br /&gt;
　右を下にして寝そべったあたしの左の太ももに抱きつくようにして、俊は&lt;br /&gt;
こなれたあたしの中を進んだ。&lt;br /&gt;
「簡単に入ってく……」&lt;br /&gt;
　相変わらず最初の一挿しを興味深げに見つめてる。惜しむかのように徐々&lt;br /&gt;
に埋めていく。あたしも気持ちいいけれど、俊も視覚で楽しんでいる。&lt;br /&gt;
「ふぅぅぅ…………あんっ！」&lt;br /&gt;
　一番奥で止まって、それで甘美な衝撃を受ける。素直なお腹と腰が、卑猥&lt;br /&gt;
にひくつく。&lt;br /&gt;
「……そのまま、左右に、腰……揺らして」&lt;br /&gt;
　ゆさゆさと動き始めると、埋め込んだやわらかい先と、行き止まりが、ぬめ&lt;br /&gt;
りの中、キスを始めた。&lt;br /&gt;
「ああああっ！　……いぃっ！　…………い、い、ひぅ！」&lt;br /&gt;
　あられもない声が漏れてしまう。ぎゅっと目を閉じてしまい、涙がにじみ&lt;br /&gt;
出てしまう。&lt;br /&gt;
「……わかった？！　はぁ！……一番奥！　……奥を！」&lt;br /&gt;
　自ら進んで弱点をさらして、息を絶え絶えになっている。バカになっちゃ&lt;br /&gt;
ってる。狂っちゃてる。&lt;br /&gt;
　当然、俊はあたしを責めにかかる。固く、熱く、届くもので襲いかかる。&lt;br /&gt;
突いて、擦って、回して、圧して……&lt;br /&gt;
「ふぁん！　ああん！　ふぁめっ！　ふぁめ！　あっ！　あっ！　あっ！」&lt;br /&gt;
　『ダメ』が言えない。ろれつが回ってない。また、力が抜けちゃう。&lt;br /&gt;
　頭にタイルの壁が当たってる。逃げられない中、あたしは言いように少年&lt;br /&gt;
に生で犯されちゃってる。&lt;br /&gt;
「うわ、香織、また締まってきた！」&lt;br /&gt;
　目を薄く開けると、俊の顔も切なそうに、眉にしわが寄っている。&lt;br /&gt;
　そして、これまでにない、肉棒の頑強さ。&lt;br /&gt;
「あっ！　あっ！　あああああっ！　……………かはっ！　……はっ！」&lt;br /&gt;
　た易く、別の世界にトんだ。&lt;br /&gt;
　俊は、あたしの乱れた姿を見て、息の整うのを見計らうと、すぐさまピストン&lt;br /&gt;
にいそしむ。まるで、そんな機械のように。&lt;br /&gt;
「やああん！　ちんぽバカ……になるぅ！　う、う、う……」&lt;br /&gt;
　－－そうやって何度、快楽の淵に追いやられたか判らない。&lt;br /&gt;
　目尻から涙、口の端からよだれが止まらない。おびただしい濁った蜜は、お互&lt;br /&gt;
いの陰毛の奥に沁み渡っている。&lt;br /&gt;
　突かれている内臓の響きで、いつまでも高まっている。&lt;br /&gt;
　すっかり俊のものの形にされてる。&lt;br /&gt;
「香織、出る、うわっ、出るよ……」&lt;br /&gt;
「はぁっ　はぁっ　はぁっ！」&lt;br /&gt;
　何を言われてるのかわからない。どうされているのか、どうでもいい。&lt;br /&gt;
　あたしを無茶苦茶にしてぇ！&lt;br /&gt;
「…………うわあああっ！　……あああっ！」&lt;br /&gt;
「ああっ！　…………はぁっ！　……はぁっ！」&lt;br /&gt;
　俊は震えると、若い精をあたしの胎内に注ぎ込んだ。&lt;br /&gt;
　そのまま、あたしに突っ伏すと、キスを求めてきたので、物憂げに応じた。&lt;br /&gt;
　飽きるほど舌を吸ったころに、とうとう陰茎は力を無くしてあたしの中から&lt;br /&gt;
こぼれおちた。&lt;br /&gt;
　二人して、膝を痙攣させている。あたしの中から、今の二人のように溶けあった&lt;br /&gt;
粘液が漏れている。&lt;br /&gt;
「……ああ」&lt;br /&gt;
　思わずため息が漏れた。&lt;br /&gt;
　タイルの冷たさが気持ちいい。&lt;br /&gt;
　気だるくて、起き上がれないのも気持ちいい。&lt;br /&gt;
　今のあたしは、もう、何にも必要なものがなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-036 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
17:59:01.57 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;◆　　◆　　◆&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　俊と抱き合ってから４日後。&lt;br /&gt;
「じゃ、忘れ物は無いよな」&lt;br /&gt;
「うん！」&lt;br /&gt;
　あたしは主人が運転するハイブリッドのセダンの助手席に乗り込んだ。&lt;br /&gt;
　夫婦二人の荷物を乗せたトラックが後からついてくる。&lt;br /&gt;
　もう６度目の転勤。慣れてしまったが、やはり多いと思う。&lt;br /&gt;
「あーあ、今度はどこだっけ？」&lt;br /&gt;
「○○市だよ。工場の移転があってさ……」&lt;br /&gt;
　体が大きくて、熊みたいな主人は、人望が厚い。つい頼まれて仕事を引き受け&lt;br /&gt;
ちゃう。……そんなところと、抱きしめがいのある体が好き。&lt;br /&gt;
　それで、鈍感で、あんまり拘束しなくて、あたしに全く疑いを持たないのは、&lt;br /&gt;
好きだし、嫌い。&lt;br /&gt;
「あの辺は、前に××町にいたんだっけ？」&lt;br /&gt;
「４０ｋｍは離れてたけど、しばらくいたな」&lt;br /&gt;
　××町は、たしか……悟（さとる）だったね。&lt;br /&gt;
　前のところは、和孝（かずたか）、その前は克司（かつし）と奏太（そうた）&lt;br /&gt;
……千尋（ちひろ）はどこの子だったっけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　夫の転勤地で、夏の長期出張の度にあたしは男の子と体を重ねた。すでに経&lt;br /&gt;
験済み子もいたけど、たいていは童貞をいただいてきた。&lt;br /&gt;
　童貞、いいね。&lt;br /&gt;
　強烈な快感に目をトロンとさせちゃったり、体中が跳ねちゃったりして、い&lt;br /&gt;
たずらし甲斐がある。&lt;br /&gt;
　でも、水鉄砲のように射精したり、出してもなかなか萎えない若さが魅力。&lt;br /&gt;
カチンカチンに興奮するのもかわいい。回数で勝負して、一生懸命にあたしを&lt;br /&gt;
気持ち良くしてくれる健気さにゾクゾクする。&lt;br /&gt;
　でも、ズブズブな関係になる前に、あたしからさよならする。いつも夏の&lt;br /&gt;
転勤間際にさっといなくなる。&lt;br /&gt;
　男の子たちも夏のいい思い出の一コマになっていると思うけど、あたしの影&lt;br /&gt;
響は大きいのかな。童貞を捨てた女の子を結構覚えている男子が多いとも聞く&lt;br /&gt;
けど。あたしみたいな女が、普通と思っちゃったかな。&lt;br /&gt;
　あたしなんか、処女を捧げた人の顔も名前も思い出せない。&lt;br /&gt;
　しかも、あたしは男の子たちに本名を言っていない。万が一居場所を突き止&lt;br /&gt;
められないように、そこまで気を使ってる。&lt;br /&gt;
　あたしの本名は水野美沙緒（みさお）。貞操なんて守っていない。完全な名&lt;br /&gt;
前負け。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;04-037 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;堕ちる夏&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/25(木)
18:00:26.70 ID:ZaFv4l3+&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　信号待ち。そこであたしはぎょっとする。&lt;br /&gt;
　自転車を押して歩く俊。その横に白い半そでのシャツに、茶色のロングスカ&lt;br /&gt;
ート、ピンクの花のヘアピンをつけたかわいらしい女の子が屈託なく笑ってい&lt;br /&gt;
る。&lt;br /&gt;
　あら、彼女いるんじゃない。&lt;br /&gt;
　あの後の帰り際、『香織さん、またヤらせてくれない？』なんて言ってた癖&lt;br /&gt;
に。&lt;br /&gt;
　そういうあたしも転勤を知りながら、『来週のこの日にね。絶対秘密、連絡&lt;br /&gt;
もダメ。来るのもね』なんて約束したけど。&lt;br /&gt;
　俊も、見ているあたしに気づいた。それから、黒い顔を赤黒くして、あから&lt;br /&gt;
さまにうつむいてしまった。&lt;br /&gt;
　本当にバカ。さすがにバレるでしょうが。&lt;br /&gt;
「あー、あの子、野球の地区予選でエラーした子だよね」&lt;br /&gt;
　あたしは、何もなかったかのようにペットボトルの水を飲んだ。俊の横を車&lt;br /&gt;
は通り過ぎた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　夏の狂おしい熱風は、秋の涼しい風に、遠くまで押しやられてしまう。&lt;br /&gt;
　主人がしっかりつなぎとめてくれなかったら、あたしは、また、夏の暑さに&lt;br /&gt;
堕ちていく。どこかの少年を道連れにして。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-08-25T17:40:37+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/110.html">
    <title>やらしいセックス</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/110.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;03-531 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:33:55.91 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「利行君の口に合うのって、これかなあ」&lt;br /&gt;
　分かってるくせに。メールでしっかり伝えたのに。&lt;br /&gt;
　焦らしてる。それもそれと分かるようにやっているから、余計に焦れる。&lt;br /&gt;
「その右手の奴です。……そっちは左手！　……そうです、それ！」&lt;br /&gt;
「ふふ、怒らないの」&lt;br /&gt;
　昼下がりのマンションの一室の良く整理されたダイニング。悦子さんは僕に&lt;br /&gt;
歩み寄って来る。白いタートルネックのセーターとベージュのスカート。栗毛&lt;br /&gt;
の軽いウェーブの髪に成熟した女性のにおい立つ雰囲気をまとっているが、気&lt;br /&gt;
品の良さも滲み出している。&lt;br /&gt;
「じゃ、これ、ね」&lt;br /&gt;
　悦子さんは、右手の球状の口枷を僕の口に押し込んだ。さっきは革製の布の&lt;br /&gt;
ものをかざされたので怒ってしまったのだ。&lt;br /&gt;
　腰掛けた僕の前で、口枷のベルトを頭の後で止める。僕の顔にセーターの胸&lt;br /&gt;
が触れるか触れないか。心をくすぐる化粧品の香り。&lt;br /&gt;
　計算ずく。ずるい、女性だ。&lt;br /&gt;
「これでできあがり。……やだ、何興奮してるの？」&lt;br /&gt;
　僕の脚はダイニング用の椅子の足にベルトで縛られている。手首はタオルで&lt;br /&gt;
結ばれ、頭のうしろに固定され、やはり革の紐で椅子の 足に繋がれていた。&lt;br /&gt;
　僕は全裸。隠し切れない欲望は、痛みを伴うほど屹立し、脈拍と共に動いて&lt;br /&gt;
いた。口の端から落ちた雫は、その根元の茂みに落ちた。&lt;br /&gt;
　……僕はこれを望んでいた。これをずっと待っていたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-532 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:35:12.21 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　　◆　◆　◆&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　このシチュエーションをとあるサイトに載せたのは軽い気持ちだったが、女&lt;br /&gt;
性のナマの裸すら見たことも無い自分の日ごろの夢想そのもので、反応など全&lt;br /&gt;
く期待していなかった。サイトに送ることで、どこか自分の欲求を昇華させた&lt;br /&gt;
に過ぎなかった。&lt;br /&gt;
　送信して2日後に、女性の名前で送られてきたメール。いつものスパムとは&lt;br /&gt;
違うアドレスのものをつい開けてしまう。&lt;br /&gt;
“とある人妻です。イタズラしたくなっちゃいました―”&lt;br /&gt;
　今思えば最初のこの一文から、僕はそそられてしまった。股間のものをい&lt;br /&gt;
いようにいじられる感触をも想像した。&lt;br /&gt;
“道具もいろいろありますヨ♪　いじめてあげるね”&lt;br /&gt;
　という文句にも思わず体を熱くした。&lt;br /&gt;
　具体的な日時、場所と服装、髪形と34歳という年齢まで書いてあり、あま&lt;br /&gt;
りに出来すぎの話に疑ったが、もしかしたらという期待に胸が高まって仕方&lt;br /&gt;
なかった。&lt;br /&gt;
　大学の講義をさぼっての、平日の午前のとある駅前のショッピングモール。&lt;br /&gt;
まばらな女性客の中に浮いてしまっている僕は、気恥ずかしく待ちあわせの&lt;br /&gt;
ベンチで小さくなっていた。&lt;br /&gt;
　その僕の前に立った女性―茶の革のブーツ、茶のスカート、白のセーター&lt;br /&gt;
と薄緑のショール。深い栗色のロングヘアを揺らし、色白な瓜実顔の中の大&lt;br /&gt;
きな目をくしゃっとほぐして、&lt;br /&gt;
「あなた？　利行君？」&lt;br /&gt;
　34歳には見えない。人妻に見えない。自分よりは年上そうだが、快活そう&lt;br /&gt;
な声に幾分甘えの含んだ感じで、先走った妄想の斜め上を行っていた。&lt;br /&gt;
「はい、悦子さん……ですか？」&lt;br /&gt;
「初めまして。ふふ……」&lt;br /&gt;
　初対面の僕に包み込むように微笑みかける。それからかがんで、僕の耳に&lt;br /&gt;
鮮烈なレッドの口紅の唇を寄せて、少し低い声で、それでも明確に囁いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「やらしいセックス、しましょうねえ？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-533 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:37:30.50 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　思えばそのまんまの言葉だ。セックスはいやらしいのだから。&lt;br /&gt;
　でも、人が行き来する場で、はっきりとそれでいて諭すように言われば、&lt;br /&gt;
それは呪文になってしまう。その呪文はファミリーレストランでの食事中&lt;br /&gt;
も、見も知らない家庭の部屋に入っても、ずっと耳に繰り返されていた。&lt;br /&gt;
　期待どおりのシチュエーションに、そんなスパイスがあれば、当然興奮&lt;br /&gt;
してしまう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「で、これはオプションね」&lt;br /&gt;
　さっきの革の布を僕の目に押し当て、それを頭の後に縛られる。&lt;br /&gt;
　僕は彼女に何もできない。触りに行くことも、視線を刺しに行くことさ&lt;br /&gt;
えもできないでいる。予想もしない追い討ちをかけられて、軽く恐怖する。&lt;br /&gt;
その恐怖にわくわくしている。&lt;br /&gt;
　ふぅっ&lt;br /&gt;
　温かな息を耳に。僕はぞわりと顔を震わせ、反射的に守るように自分の&lt;br /&gt;
腕で耳を隠す。細い指の爪の先で反対の耳の産毛に指を滑らせる。&lt;br /&gt;
「ううっ……」&lt;br /&gt;
　声が上がってしまう。&lt;br /&gt;
「ふふ、かわいいんだ」&lt;br /&gt;
　そう言いながら、僕の耳の中に舌が入っていく。つぷり、にちゃ、と&lt;br /&gt;
聴覚をダイレクトに揺さぶった。尖らして、奥底を探られる。&lt;br /&gt;
「ふう……おお……おおおっおう」&lt;br /&gt;
　くすぐったい。そういう感想さえも表せないじれったさが、どこまで&lt;br /&gt;
も自分の今の不甲斐なさを増幅させていく。&lt;br /&gt;
　不意に、股間の固い棒を悦子さんが握った。冷たさの中にじんわり伝&lt;br /&gt;
わる温かさを感じる間もなく、先端のずる剥けの部分を集中的にさする。&lt;br /&gt;
「ううう……おうおう……ぐう」&lt;br /&gt;
「こんなに固くしちゃうから辛いのよ。……でも固いけど、細っぽいの&lt;br /&gt;
ね。チンポって感じじゃないよね。そうね、オチンチンちゃんって感じ？」&lt;br /&gt;
　言うことが恥ずかしい言葉。言われて恥ずかしい言葉。&lt;br /&gt;
　耳元に焼き付けられる容赦ない囁きのなぶりに、僕は正直に反応して&lt;br /&gt;
いく。&lt;br /&gt;
　もう、高まっていく体。内腿がわななき、下腹が震える。&lt;br /&gt;
「おおお！　うううう！　あおお！」&lt;br /&gt;
「利行くぅん。もう出しちゃうの？　気持ちよくなっちゃったの？」&lt;br /&gt;
　呻きと共に、壊れた機械のようにうなずくことしかできない。それを&lt;br /&gt;
無視して、睾丸の辺りに指を滑らせて、笑いを含み、&lt;br /&gt;
「イっちゃいたいの？　じゃ、イっちゃったら今日はおしまいにしま&lt;br /&gt;
しょうね」　&lt;br /&gt;
「ううう！　おっ！　ううう！」&lt;br /&gt;
　今度は馬鹿みたいに首を振る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-534 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:38:42.94 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　手の動きは早くなっていく。頭の芯に綿でも詰まったように朦朧と&lt;br /&gt;
し、脊髄に濃厚な刺激が矢継ぎ早にやってくる。&lt;br /&gt;
　狂おしい発射の衝動がすぐそこに迫る――&lt;br /&gt;
　そこで、手が離れた。　&lt;br /&gt;
「やあね、そんなに一人で気分盛り上げちゃって」&lt;br /&gt;
　遠いところから、悦子さんの声だけが聞こえる。目をふさがれたせい&lt;br /&gt;
で彼女の体温や息遣いまでも感じられたのに、今それすらもなく、おそ&lt;br /&gt;
らく部屋の外から、妙にクリアに侮蔑をともなって響いている。&lt;br /&gt;
「みっともなくて、堪え性のないオチンチンちゃん。――毛を剃ってみ&lt;br /&gt;
ようか？　どうせ要らないでしょ？」&lt;br /&gt;
　揺さぶられまくる自尊心。椅子に縛られ、なすすべもないままに弄ば&lt;br /&gt;
れる、この状況に頭が痺れている。&lt;br /&gt;
　うなずいてしまったらどうなるだろう。&lt;br /&gt;
　お願いです。汚らしい陰毛を剃り落としてください、と意思表示した&lt;br /&gt;
ら…&lt;br /&gt;
『さもしい子ね』などと、さらに僕を罵り、それからハサミや剃刀の刃&lt;br /&gt;
物の冷たさと危険さを感じながら、もっとひどい屈辱にまみれることが&lt;br /&gt;
できるだろうか。&lt;br /&gt;
　見えない中、妄想が錯綜し、増大する。勝手な至福の中、布ずれの音&lt;br /&gt;
がする。続いてぱさりと布が床に落ちる音。&lt;br /&gt;
　僕のあごに両手が添えられ、頬にやわらかいマシュマロのような肉の&lt;br /&gt;
感触。――乳房だ。彼女の息の音と、肌を滑る乳首の固さで気づいた。&lt;br /&gt;
咥える事も、舐めることも出来ないのに、つい唇でその突起を捕らえよ&lt;br /&gt;
うとする。&lt;br /&gt;
「ふふ、必死ね。――かわいい！」&lt;br /&gt;
　ぐっと顔に胸を押し付けて、頭を撫でてくれた。貶められて、褒めら&lt;br /&gt;
れて、嵐の中の小船のように、いいように狂わされていく。&lt;br /&gt;
　彼女の体がずり下がり、まっすぐに僕の胸に口を押し当てる。そのま&lt;br /&gt;
ま僕の乳首を舐め、甘噛みを見舞われる。&lt;br /&gt;
「……ふーーっ！　おう、おう！」&lt;br /&gt;
　ちゅちゅ、ちゅば！　ぴちょぴちょぴちょ……&lt;br /&gt;
　音を立てて吸う、乳りんに沿って舌が回る……執拗なしゃぶりだけで、&lt;br /&gt;
僕はもう発射の準備が出来てしまっていた。　&lt;br /&gt;
「女の子みたい。そんなに乳首が感じるのぉ？」&lt;br /&gt;
　がくんがくんがくん……&lt;br /&gt;
　もっと責めてもらいたくて、精一杯の意思表示に何度もうなずいてし&lt;br /&gt;
まう。口の両端からは、もう唾液がだらだらだ。&lt;br /&gt;
「じゃあさ、もっと“いいこと”しようね？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-535 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:39:35.82 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　ぐらりと体が右に傾いで、ゆっくりと椅子ごと倒れていく。&lt;br /&gt;
「ふっ！？」&lt;br /&gt;
　僕は予想もしないことに体を固くしたが、どうやら危険がなく、横た&lt;br /&gt;
えられることが分かると、身を任せていた。右の腰が冷たいフローリン&lt;br /&gt;
グに触れ、それから、椅子が完全に倒された。たった今まで口に納めら&lt;br /&gt;
れてた乳首が、外気に触れてひんやりする。&lt;br /&gt;
「とても無様ねえ。こんな格好した人っていないでしょうね」&lt;br /&gt;
　頭の上から含み笑いと共にかけられる言葉。放置プレイは好きじゃな&lt;br /&gt;
いこともメールには書いた。積極的に弄繰り回して欲しいとも書いた。&lt;br /&gt;
　話が違うと思うと同時に、急に鼻の前に、香りがした。芳醇でなめら&lt;br /&gt;
かな香り――&lt;br /&gt;
「これ、何の匂いかわかる？　本当は利行君のカウパーでいいと思った&lt;br /&gt;
んだけど、あんまり出ないから、このオリーブオイル使うよ」&lt;br /&gt;
　僕があまり先走りがでないのは事実だ。でも何にオリーブオイルを使&lt;br /&gt;
うのだろう。&lt;br /&gt;
　僕の背中に悦子さんが回る。それから、手でお尻と椅子との隙間を作&lt;br /&gt;
ってから。&lt;br /&gt;
　つるり、ずうううっ&lt;br /&gt;
　僕の肛門に指が一本入ってきた。&lt;br /&gt;
「うっ！……ううーっ！？」&lt;br /&gt;
　体を思わず硬直させると、悦子さんはまた笑う。&lt;br /&gt;
「ほんとに女の子なんじゃないの？　そんなに鳴かないでよ」&lt;br /&gt;
　かき回す指。螺旋。円運動と、直進運動の溶け合い。肉体的には、わ&lt;br /&gt;
ずかに痛い。精神的に苦しさと恥ずかしさと、蹂躙されている悔しさと。&lt;br /&gt;
　でも、ある一点！　そこをこすられると、自分の熱い肉に響くような&lt;br /&gt;
快感が走り、そのたびに声が止められない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-536 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:40:28.85 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「うっ！……うっ！……ううううっ……ううっ！」&lt;br /&gt;
「いいの？　ここが甘いの？」&lt;br /&gt;
　快感は狂ったようなうなずきに代えるしかない。たまらず足をバタバ&lt;br /&gt;
タさせて紛らす。&lt;br /&gt;
「ここ、いっぱい弄ったら、出ちゃう？」&lt;br /&gt;
　出ちゃう！　懸命なうなずき。&lt;br /&gt;
「出ちゃったら、セックス無しなの、わかってるよね？」&lt;br /&gt;
　それは困る。したい。悦子さんとしたい。&lt;br /&gt;
　それなのに、指は止まらない。震わせるように責めてくる。さらに、&lt;br /&gt;
「もう一本増やしまーす」&lt;br /&gt;
　深く苦しく押し込まれる。螺旋、往復、振動、ピンポイント。&lt;br /&gt;
　いつしか、床の面の顔によだれがたまっているのに気づく。それほど&lt;br /&gt;
声が止められず、思考が呆（ほう）けていく。悦子さんにいいように犯&lt;br /&gt;
される今の自分に、震えるほど悦楽を感じている。&lt;br /&gt;
「これがいいのね？　これ！　ほらっ！！」&lt;br /&gt;
　その部分を2本指で、連続で震わす。この攻めで、腰が、蕩ける。&lt;br /&gt;
　もう、出る！&lt;br /&gt;
「うーっ！　うーーっ！　うっ、うっ、うっ！」&lt;br /&gt;
「こう！？　こう！？　出ちゃうの！？」&lt;br /&gt;
「うーーーーーっ！！」&lt;br /&gt;
　暴れてガタガタと床を鳴らす椅子の音は気にならなかった。&lt;br /&gt;
　それくらいの、今まで感じたこと無かった噴出感と、強烈な快感に。&lt;br /&gt;
　目隠しで目の前は暗かったが、意識が遠くなり、暗転した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-537 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/16(火)
18:41:40.39 ID:Jl7D58vp&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　ーーめのまえがしろい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　薄ぼんやりした景色の中、気付け薬の強烈な匂いで、横倒しのリビン&lt;br /&gt;
グの風景に強引に引き戻された。&lt;br /&gt;
「！！」&lt;br /&gt;
「利行君、イっちゃったねえ、ほら、すんごいの。窓見て」&lt;br /&gt;
　目隠しを取られていたことにも、今気づいた。リビングの窓、自分の&lt;br /&gt;
位置から2メートルは離れているのに、そこに白濁が飛んでいて、ゆっく&lt;br /&gt;
り下に落ちている。ほとばしりで、そこまでの軌跡も分かってしまう。&lt;br /&gt;
自分の腰の辺りには、直径３ｃｍほどの溜まりになっていて、しぼみき&lt;br /&gt;
った分身から未練がましく、残りが垂れている。&lt;br /&gt;
「あんなに飛ぶのって初めて見た。お掃除が大変。……でも」&lt;br /&gt;
　少し残念そうに、諭すように肩に手をかけた。&lt;br /&gt;
「あんなに出ちゃ、もう立たないでしょ、おちんちん。また今度にしま&lt;br /&gt;
しょうか？」&lt;br /&gt;
　見上げると悦子さんは、出会った時のようなやわらかな笑みで僕を見&lt;br /&gt;
ている。&lt;br /&gt;
　トップレス。もちのようにふくらんだ乳房の上の、ツンと前を向いた&lt;br /&gt;
乳首の色の薄さが、その歳に似つかわしくなく、若々しく、みずみずし&lt;br /&gt;
い。&lt;br /&gt;
　あのおっぱいに顔を埋めたい。揉みしだいて、舐めて、吸い付いて、&lt;br /&gt;
揺すって見たい。&lt;br /&gt;
　むずがゆさを感じて、それが体にこみ上げてきて、硬くなるモノ。&lt;br /&gt;
「んーっ！　ううううーん！」&lt;br /&gt;
「えっ？　あらあら」&lt;br /&gt;
　悦子さんは、女神のような微笑からサキュバスのような艶笑に変えた。&lt;br /&gt;
「ふふ、もう少し、楽しませてもらえるようね？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-542 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:42:06.04 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ああ、やっぱり拘束されるのが似合うのね、利行君は」&lt;br /&gt;
　椅子に繋がれた革の紐はほどかれ、再び目隠しされ、手首はタオルで&lt;br /&gt;
後ろ手で縛られて、寝室に誘（いざな）われた。そこで、大きさはおそ&lt;br /&gt;
らくセミダブルのベッドに仰向けで寝かされ、膝をベルトで縛られた。&lt;br /&gt;
手首はベッドの頭のところで固定されてしまったらしい。&lt;br /&gt;
　無防備な格好への拘束は、どうしても期待で体中が敏感になってしま&lt;br /&gt;
う。&lt;br /&gt;
　そんなところに、先ほどの発射で汚れた僕の先端に、たよりないもの&lt;br /&gt;
が当てられ、やさしく拭われる。悦子さんがティッシュで掃除してくれ&lt;br /&gt;
ている。&lt;br /&gt;
「やせっぽちの子って『ああ、いじめてやりたい』って思っちゃう。そ&lt;br /&gt;
れに色が白いから黒いベルトがとっても映えるの」&lt;br /&gt;
　嬉々として言う。需要と供給がぴったり合って、僕もうれしい。&lt;br /&gt;
「ど変態だと、このおちんちんちゃんも大変なんじゃない。嗜好が合わ&lt;br /&gt;
ないと満足できないんじゃない？」&lt;br /&gt;
　掴まれた肉棒は、それでもびくんと震える。悦子さんの手が嬉しい。&lt;br /&gt;
　でも、もっとうれしいのは……&lt;br /&gt;
「こんなふうに、踏んでくれる人なんていないでしょ！」&lt;br /&gt;
　竿の部分を、すこしひんやりしたものに、へその方向に踏まれる。お&lt;br /&gt;
そらくはストッキング地の足で、情けない僕のものはみっともなくひしゃ&lt;br /&gt;
げているだろう。&lt;br /&gt;
　悦子さんはさらに、足に前後動を加える。執拗に、時折強く踏みつける。&lt;br /&gt;
　足の指先。僕の先端にこすりつけたり、カリの部分をなぞってみたり、&lt;br /&gt;
袋をいじってみたり。&lt;br /&gt;
「ふうううっ！……ううううう！……」&lt;br /&gt;
　さっき出したばかりなのに、被虐の快感に、もう、高まっていこうとす&lt;br /&gt;
る。腰が動き、背中が反ってしまう。&lt;br /&gt;
「ね、今度出したら、本当にお預けなんだから！　我慢なさいっ」&lt;br /&gt;
　無理なことだ。ど変態が夢にまで見たあこがれのプレイに興じて、その&lt;br /&gt;
Ｍさを煽るＳな女の人の容赦の無い言葉を投げつけられれば、それで果て&lt;br /&gt;
ないほうがおかしい。&lt;br /&gt;
「おう！……ううううっ！……おおおおっ！…………う？」&lt;br /&gt;
　もう3秒このままなら、また吐き出してしまうというときに、離れた足。&lt;br /&gt;
本当にこっちの高ぶりを心憎いほどわきまえている。そこがたまらない。&lt;br /&gt;
「ねえ、そろそろあたしのことも楽しませてくれない？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-543 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:43:42.98 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　布がぱさりと床に落ちた音。その後で、彼女はベッドに乗って、僕の顔&lt;br /&gt;
の左右のスプリングが軋んだ。今、僕は跨がれている&lt;br /&gt;
　悦子さんの足がずれて、代わりに少し重いものが両耳の横へ。素肌の感&lt;br /&gt;
触。太腿だ。&lt;br /&gt;
　僕の胸に暖かで、液体に濡れた重さの感覚が乗った。悦子さんのお尻に&lt;br /&gt;
踏まれている。&lt;br /&gt;
「上手にできたらぁ、アイマスクは取ってあげるから」　&lt;br /&gt;
　鼻先から口元にぺチャリと濡れそぼったもののが押し付けられる。しば&lt;br /&gt;
らくは動かずにいたが、魅惑的な芳香を伴って、そそのかすように口枷を&lt;br /&gt;
過ぎ、鼻筋を辿る。&lt;br /&gt;
　熟れた悦子さんの秘貝は、やがて鼻の適度な固さを気に入り、それで肉&lt;br /&gt;
の中をこじり始める。芳醇にとろとろしたものが、鼻の穴にも流れ来るが、&lt;br /&gt;
僕は言い尽くせない享楽の中で、動かせる頭を突き上げることで、彼女の&lt;br /&gt;
欲望に応えようとした。&lt;br /&gt;
「あん……うん……うん……そうよぉ……そんな感じ……ふうん……」&lt;br /&gt;
　鼻の先をクレパスに沿って擦り付ける。上の方の、女の人の甘い突起を&lt;br /&gt;
とらえるようになると、彼女の吐息は切なく、熱く、短く、強くなる。&lt;br /&gt;
　夫は単身の長期出張だと語った彼女は少しの刺激で声を荒げた。&lt;br /&gt;
「……いっ……はっ……やん、あん……はあっ！……それ……あっ！」&lt;br /&gt;
“ＳとＭは表裏一体だ”という言葉は、まったくそのとおりだ。Ｍが喜び&lt;br /&gt;
そうなことをＳは繰り出す。でもその想像は突きつめれば、Ｓの中にある&lt;br /&gt;
Ｍとしての欲がある証しなのだ。僕は今、奉仕をしているのではない。悦&lt;br /&gt;
子さんの中のＭに応えるＳで、敏感な部分を嬲っている。&lt;br /&gt;
　左右の動き、円の動き。強弱や一度止めてからの、突然の振動。&lt;br /&gt;
「ああん！……ああん！……あああ、利行君……いっ……はあっ！……」&lt;br /&gt;
　腰や太腿が痙攣している。あの上品ないでたちの悦子さんが、こんなに&lt;br /&gt;
も、はしたなく声を乱している。&lt;br /&gt;
　――もっと、泣かせてやろう&lt;br /&gt;
　さらに多くの振動を与えようとした瞬間に。&lt;br /&gt;
　ピンポーンというチャイムの音、それから。&lt;br /&gt;
　ガチャン、ガチャ、ガチャ……キイ&lt;br /&gt;
　玄関のドアが開けられた音。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-544 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:45:44.72 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ただいまあ！」&lt;br /&gt;
　弾けるような女児の声。&lt;br /&gt;
　僕は大いに慌てる。玄関先にある戸を開ければ、ダイニングに繋がる。&lt;br /&gt;
先ほどの狂態の始末はしなかったはずだ。横倒しになった椅子、撒き散ら&lt;br /&gt;
された白い粘液を見れば、いくら子供といえど、怪しむだろう。&lt;br /&gt;
「おかえりなさい、千佳。今、ちょっと洗濯物の整理をしてて出られない&lt;br /&gt;
のぉ！」&lt;br /&gt;
　そういいながら、悦子さんは僕の頭に手を回し、革の目隠しを取り去った。&lt;br /&gt;
しばらく感じなかった光を受けて、目の前はぼんやりしている。&lt;br /&gt;
「テレビのお部屋も、散らかしちゃったの。だから入らないでくれるかしら？」&lt;br /&gt;
「ふうん。……手伝おっか？」&lt;br /&gt;
「いいわ。お母さんでないとできないの」&lt;br /&gt;
　やり取りのうちに次第に視界が回復する。初めて見る目の前にある淫猥な&lt;br /&gt;
肉のほどけ方。しどけなく開いて、よだれのような女の欲の蜜を垂れ流して&lt;br /&gt;
いる。僕が見ているのを見て、からかうように外側の襞を指で開いて見せ付&lt;br /&gt;
ける人妻。&lt;br /&gt;
　素肌という白いスクリーンの前で咲く赤いグラジオラス。奥の縁が褐色で&lt;br /&gt;
ありながら、盛んにひくついて男を誘っている。茂みは長方形に生え揃い、&lt;br /&gt;
軽くくびれたウエストはしっとりとなだらかで、さっき見たおっぱい越しに、&lt;br /&gt;
淫らに目元を潤ませた悦子さんの白い喉。&lt;br /&gt;
　僕の心はそぞろだ。彼女の家族に痴態を晒してしまうのか、夢にまで見た&lt;br /&gt;
淫靡な光景に本能のままに振舞えばいいのか。&lt;br /&gt;
「いいよ、チカ、手伝う！」&lt;br /&gt;
「本当にいいのよ――そこに塾のカバン置いてあるでしょ。学校のカバン置&lt;br /&gt;
いていってらっしゃい」　　&lt;br /&gt;
　硬直してしまっている僕を哂うように、ぐちょぐちょの鼻先に近づくしこ&lt;br /&gt;
り。鼻筋を舐めるように動くのと、&lt;br /&gt;
「はーい、いってきます！」&lt;br /&gt;
　という声はほぼ同時だった。&lt;br /&gt;
　――どこまでもドキドキさせる人なんだろう。子供が帰ってくるなんて聞&lt;br /&gt;
かされてなかった。&lt;br /&gt;
　そして、どこまでも貪欲に性を貪るんだろう。娘との会話の途中で、腰を&lt;br /&gt;
僕の顔に押し付けてくるなんて。&lt;br /&gt;
　かなわない。全部悦子さんの手のひらの中で踊らされている。主導権なんて&lt;br /&gt;
握れないんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-545 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:47:04.01 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「驚いた？　娘が帰ってきてびびったの？」&lt;br /&gt;
　興奮と動揺に目線が定まらない僕に、上から嬉しそうに尋ねる悦子さんの&lt;br /&gt;
口角は上がっている。&lt;br /&gt;
「変態だから、見られてもいいんでしょ？　残念だったんじゃない？」&lt;br /&gt;
　背筋（せすじ）が震えてしまう。年端もいかない見ず知らずの女の子に、&lt;br /&gt;
縛られて勃起してしまっている姿を見られるのは、最悪の恥辱かもしれない。&lt;br /&gt;
　けれど、このシチュエーションに悦子さんの肉のひくつきと蜜の溢れ方だっ&lt;br /&gt;
て、僕の鼓動に負けてはいない。もう、顔中は悦子さんの芳香にまみれている。&lt;br /&gt;
　悦子さんも浮気現場を娘にみられるという、この上ないスリルに身をやつし&lt;br /&gt;
ているのだ。&lt;br /&gt;
　僕たちは今、微妙なギブ・アンド・テイクの中にある。&lt;br /&gt;
　悦子さんは体をよじって、僕の下腹部を見る。&lt;br /&gt;
「あらあ、縮み上がらないのね。やっぱり感じたの？　ドスケベなおちんちん&lt;br /&gt;
ちゃん。さっきより、もっと大きくなってない？」&lt;br /&gt;
　軽く筒のあたりをつかんで、上下にしごく。&lt;br /&gt;
「ううっ……ふうっ……うおっ……」&lt;br /&gt;
　ふいの攻撃に、縛られた太腿が痙攣する。　&lt;br /&gt;
「ふふふ……」&lt;br /&gt;
　ベッドサイドの戸棚から小さな赤いビニールを掴み、口を使って破った。肌&lt;br /&gt;
色をしたゴムの避妊具を唇ではさみ、ずり下がって僕の節くれだったものを包&lt;br /&gt;
んだ。&lt;br /&gt;
　とうとう、女の人の中に入る。期待に震えて熱く固まった血潮が、悦子さん&lt;br /&gt;
の蕩けた花壷を狙っている。&lt;br /&gt;
「はあっ……ふっ……」&lt;br /&gt;
　潤滑油をシャフトにまぶす。それだけの行為に、この人妻は扇情的に身をく&lt;br /&gt;
ねらせる。悪戯っぽく僕の目を見て反応を楽しんでいるのだ。&lt;br /&gt;
「……ううう！……ううう！」&lt;br /&gt;
　早く、早くっ！　入れたい、入れたいっ！&lt;br /&gt;
　言葉に出来ていないのに、叫ばずにいられない欲望。自分が自分でいられな&lt;br /&gt;
い、ただセックスに支配された獣のように腰を跳ねさせる。&lt;br /&gt;
　そのとき、口枷が外された。口の中を支配していたボールが糸を引いて顔の&lt;br /&gt;
横に転がった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-546 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:48:05.23 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「利行君、何？　どうしたいの？」&lt;br /&gt;
　僕の両肩を手でシーツに押し付けて、顔の真上で問いただした。長時間拘束&lt;br /&gt;
されて痛むあごのせいで、声が出しづらい。&lt;br /&gt;
「……せっ……せっくす、したいです……」&lt;br /&gt;
「セックス？　何、それ、どういう風にするものなの？」&lt;br /&gt;
　ここへ来てまだ焦らそうとしている。苛立ちを隠せない僕は説明を始める。&lt;br /&gt;
「それは！……あそこを、あの中に」&lt;br /&gt;
「なあに、それ？　なんだかわかんない。ーーきちんと言いなさい！」&lt;br /&gt;
　僕はその教師のような叱責に軽い電気を受けている。具体的に悦子さんにお&lt;br /&gt;
願いする言葉を選んでいる。&lt;br /&gt;
「悦子さんの……お……おまん、こに……」&lt;br /&gt;
「はっきり言いなさい！」&lt;br /&gt;
「おまんこに！　……僕の、ち……ちんぽを」&lt;br /&gt;
「ちんぽじゃないでしょ、こんな細っぽいの！『おちんちんちゃん』って教え&lt;br /&gt;
たでしょ？」&lt;br /&gt;
　僕は衝撃を覚えた。あんな恥ずかしい言葉で、自分の性器を呼ばなくてはい&lt;br /&gt;
けないのか。カリは確かに大きくなく、鉛筆のように細長い感があるがそんな&lt;br /&gt;
に粗末なものなのか。&lt;br /&gt;
　けれど、そんなに粗末なもので彼女に侵入することは本当に望外で光栄なこ&lt;br /&gt;
となのかもしれない。悦子さんと言う辛辣で意地悪な女神に服従することこそ&lt;br /&gt;
が、するべきことなのだ。&lt;br /&gt;
　口を開いて、小声で言った。&lt;br /&gt;
「悦子さんのおまんこに……僕のおちんちんちゃんを入れたい」&lt;br /&gt;
　口が震えてしまうような屈辱。それが体中にさざ波のように甘美に広がる事&lt;br /&gt;
実。僕は顔を真っ赤にして、目をシーツに移す。　　　&lt;br /&gt;
「あらあ、人にお願いする言い方かしら？」&lt;br /&gt;
「悦子さんのおまんこに、僕のおちんちんちゃんを入れさせてください」&lt;br /&gt;
「人にお願いするなら、目を見て言いなさい！」&lt;br /&gt;
　あご先を指でつままれて、正面を向くように強制されて。どうしようもなく、&lt;br /&gt;
ぞくぞくする。&lt;br /&gt;
　もう、逆らえない。&lt;br /&gt;
　僕ははっきりお願いした。&lt;br /&gt;
「悦子さんのおまんこに、僕のおちんちんちゃんを入れて、やらしいせっくす&lt;br /&gt;
をしたいのです」&lt;br /&gt;
　悦子さんは、息を荒くしている。上体を起こし、高いところから僕を見下すと&lt;br /&gt;
黒のストッキングを履いた右足で僕の額を踏んだ。&lt;br /&gt;
「もう一度！」&lt;br /&gt;
「僕のおちんちんちゃんを、悦子さんのおまんこに挿し込みたいです！」&lt;br /&gt;
「こんなことする女としたいの？」&lt;br /&gt;
「こうしてくれる悦子さんだから、したいです！」　&lt;br /&gt;
　足を浮かせると、今度は足の指を口に突っ込んだ。もう、わかっている。ス&lt;br /&gt;
トッキングの生地越しの足指を吸い、舐めまわし、軽く噛んだ。&lt;br /&gt;
「……んっ……うん……ふん…………ふふふ」&lt;br /&gt;
　悦子さんの濡れそぼったものから、僕の腹に１滴、２滴と落ちてきた。&lt;br /&gt;
　僕の肉棒も焦燥を露わにして脈打っている。&lt;br /&gt;
　お互いの性器がお互いを欲している。&lt;br /&gt;
「じゃあ、ど変態のものを入れてあげる……」&lt;br /&gt;
　少し狂気じみた瞳で、艶っぽい微笑を僕にくれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-547 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:49:07.54 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「あ、あ……入って……入ってくるの……ほらあ、ほらあ……」&lt;br /&gt;
　膝を立てて、全部を見えるようにしておいて、手ですぼまりに狙いをつけて、&lt;br /&gt;
僕の肉の高まりを飲み込んでいく。蠕動とあわせて、順々と咀嚼していくように。&lt;br /&gt;
「はあ……はあ……悦子さんが……おちんちんちゃんを……食べていきます」&lt;br /&gt;
「見てえ……ずっぽり……挿し込んでるのお……」&lt;br /&gt;
　まだ胎内に収まらない濡れそぼった陰茎を、愛液が時間をかけて、上塗りを&lt;br /&gt;
重ねていく。肉で、体液で僕は侵食されていく。&lt;br /&gt;
　途中なのに、そこで前後に腰を揺らす人妻。すぼまりできつく締め付けて、&lt;br /&gt;
熱蜜のなかでかき混ざっている感覚。&lt;br /&gt;
「はうっ……あん……あっ……あっ……こすれて……る……いいの……」&lt;br /&gt;
　やがて、ゆっくりした腰の回転。自分の膝に置いていたが、いつしか僕の膝に&lt;br /&gt;
手が乗り、腰を突き出すように、はしたなく漕ぐ。&lt;br /&gt;
「……堅いのぉ……こりこりくるのぉ！……としゆきく……かたいのぉ！」&lt;br /&gt;
　あんなに蔑んだ僕のもので快楽を貪っている。品がよく、優しげな主婦で母親&lt;br /&gt;
でも、Ｓな女性でも、悦楽に負けるただのオンナ。&lt;br /&gt;
　僕はぬるついた肉の鞘中で振り回されているものを、勢い良く突き上げた。根&lt;br /&gt;
元まで収まって陰毛と陰毛が一つになった。&lt;br /&gt;
「……はあああっ！……だめえ……いちばん奥……」&lt;br /&gt;
　内臓を押し上げて、悦子さんの腰もせり上がる。膝が震え、のけぞった体に電&lt;br /&gt;
気が走る。同時に僕を逃がさないようにきつく絞りたてる。悦子さんは押さえつ&lt;br /&gt;
けるように前傾して、全体重を乗せて恥骨をこすりつけた。腰を突き出して、局&lt;br /&gt;
部を見せ付けるかのようなポーズで乱れる。肉棒を引くときには、中の柔肉も吸&lt;br /&gt;
い付いているのが丸見えだ。&lt;br /&gt;
「ああっ、ああっ、あ、あ、あっ……」&lt;br /&gt;
　腰の動きに合ってしまう声のピッチは、僕をいつしか面白がらせていた。動き&lt;br /&gt;
をグラインドに変えれば、ああん、ふうんと僕のカラダを味わうように甘えた声&lt;br /&gt;
で鳴く。&lt;br /&gt;
　悦子さんは僕の“おちんちんちゃん”で涙を流している。&lt;br /&gt;
　息絶え絶えの人妻は、たまらないという感じに体を離すと、肩を上下させてし&lt;br /&gt;
どけなく膝を開けて、僕の足元に仰向けに横たわった。その体勢で、僕の膝の拘&lt;br /&gt;
束具のバックルを外した。次に気だるい風情で僕の顔に顔を近づけて、手首の拘&lt;br /&gt;
束を外した。&lt;br /&gt;
「ね、起き上がってえ？」&lt;br /&gt;
　色香たっぷりの声に逆らえずに、ベッドの上に胡坐で座る。悦子さんは寝室の&lt;br /&gt;
クリーム色の壁紙に左手をついて、僕にまあるいヒップを突き出した。反対の手&lt;br /&gt;
の指で、肉に包まれた秘貝を露わにして、淫靡さが吹き零れる目尻でこう訴えた。&lt;br /&gt;
「利行君が、突っ込んで……」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-548 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:49:59.94 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　すこし背中をよじった卑猥な曲線、太腿までの黒のストッキングから浮かび上&lt;br /&gt;
がるヒップの豊かさに、正直むしゃぶりつきたくなる。あんなに僕を罵った女性&lt;br /&gt;
が、僕を迎え入れようと一番恥ずかしいところをさらけ出している。&lt;br /&gt;
　何も考えられずにじり寄った。背中に抱きついた。下腹に張り付くくらい屹立&lt;br /&gt;
したものを悦子さんの熱いぬかるみに当てた。押し込む。一気に奥をこじる。&lt;br /&gt;
「はあああああ！　あっ……あっ……いきなり……とどいてるぅ……」&lt;br /&gt;
　僕の勢いに圧されて、悦子さんの上体は壁にへばりついた。バンザイの状態で&lt;br /&gt;
壁を掻く彼女。僕の両手は、平面につぶされた乳房を揉みしだきにかかっている。&lt;br /&gt;
つきたての餅の柔らかさと、素敵な気分にさせるボリューム。&lt;br /&gt;
「……はあ、はあ、はあ……なんか……犯されてるの……すごく……強引……」&lt;br /&gt;
　僕の顔の前で、思った言葉を我慢できずに、熱い吐息混じりに口にする。その&lt;br /&gt;
耳にキスして舌で味わった。&lt;br /&gt;
　ふいに悦子さんは、バストから離せないでいた右手の中指を握り、そのまま自&lt;br /&gt;
らの下腹部に下ろしていく。そして、つかんだ僕の指先を彼女の蒸れ切った陰毛&lt;br /&gt;
の上に押し当てた。もう少し下に移せばクリトリスに当たる。&lt;br /&gt;
「……ねえ、ここ……ここ、目がけて……ずんずん、こじってぇ……」&lt;br /&gt;
ずっぷり埋まってしまったものをゆっくり半分抜いて、狙うように切っ先で肉壁&lt;br /&gt;
を擦る。反射的に淫肉が絞られ、頭がガクンと背中に反る。&lt;br /&gt;
「ああっ！……それ……それなのぉ！……はぁ……ぐちょぐちょなのぉ……」&lt;br /&gt;
　慣れない腰の動きに肉茎が外れる。入れなおすたび空気を含んで、ぐぷっとか&lt;br /&gt;
ぢょっという音が耳に焼きつく。僕と悦子さんで作る音だ。&lt;br /&gt;
　コツをつかむと、慎重に腰を揺らすだけでよかった。僕は陰毛に絡めていた指&lt;br /&gt;
をそっと下ろし、さっき鼻先でいじった肉のしこりに円を描く。&lt;br /&gt;
「いやあ！……ふ、ふ、ふ……ああ！……あたしを……追い詰める……気でしょ&lt;br /&gt;
……あん！」&lt;br /&gt;
　わなわなと全身で震える嬌態に愛おしささえ湧き上がった。髪の中に顔を埋め、&lt;br /&gt;
うなじを舐め上げる。どこまでも熱く湿り気を帯びていく彼女の中が、ゴム越し&lt;br /&gt;
でも飲み込もうと蠕動して、抜くときにきゅっと捕まる。&lt;br /&gt;
「悦子さん、エロすぎだよ……セックスって、エロいよ……」&lt;br /&gt;
　悦子さんイコールセックス。僕はぬかるみに飲み込まれるイメージの中、いつ&lt;br /&gt;
もオナニーで感じる高まりが始まっているのを感じた。&lt;br /&gt;
「悦子さん、もう、出ちゃいそうだ。我慢できないよ！」&lt;br /&gt;
「はあ……はあ……まだだめ……もう少し……」&lt;br /&gt;
　突きながら、右手で陰毛の中の紅い芽をつまみ、左手で乳房をつかんだ。　&lt;br /&gt;
「ああっ！……あああああっ！　……………はっ！……はっ！」&lt;br /&gt;
　中で強く締まって、その動きが全身に断続的に、ビクッビクッと伝わる。&lt;br /&gt;
　悦子さんは力尽きたように、僕に背を向けたまま横倒しになって、そのまま&lt;br /&gt;
震えていた。眼は焦点が定まっていない。&lt;br /&gt;
「……はあ、はあ、んっ……すご……イッちゃったあ……」&lt;br /&gt;
　僕は女性をイカせることができたんだ！　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-549 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:52:15.32 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　行き場のない欲望が脈動で蠢く。張り裂けるような肉隗は、さっきまでのぬかる&lt;br /&gt;
みを求めている。&lt;br /&gt;
　外気に触れて、放出欲は収まりつつある。けれど女性に絶頂を味合わせた達成感&lt;br /&gt;
は、僕の本能を呼び覚まさせていた。自分が生物の牡であることをはっきり自覚し&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
「悦子さん、ね、もっと入れたいよ」&lt;br /&gt;
　花を求める蜂のように、牝と化している悦子さんににじり寄る。無遠慮に白い膝&lt;br /&gt;
を開いて、熱くとろけた箇所をさらけ出した。&lt;br /&gt;
「だめえ。ちょっと触らないで……」&lt;br /&gt;
　惚けきった顔で身体が思うように動かせない女体に、僕は覆いかぶさり、当たり&lt;br /&gt;
前のように挿し込んだ。奥まで。&lt;br /&gt;
「ん……ふああああああ！　……はあ……あ……」&lt;br /&gt;
　さっきの締め付けは無いが、あの熱の中に戻った安堵に酔いしれる。その感触に&lt;br /&gt;
僕ははしゃぐように身体を往復させる。&lt;br /&gt;
　動きにあわせて揺れる目の前の乳房。その前後に踊る紅い突起に狙いをすまして、&lt;br /&gt;
口で襲う。舌でなぞる。鼻が肉の中に沈む。母以外の乳房に夢中になり、いつしか&lt;br /&gt;
両方のそれを鷲づかんで味わう。&lt;br /&gt;
「……利行君、動いてえ……」&lt;br /&gt;
　僕はあまりに魅惑的な感触に、腰を動かすのを忘れていた。交互に舌から乳首を&lt;br /&gt;
迎え入れて、抜ける寸前まで腰を引き、限界まで押し込む。&lt;br /&gt;
　愛液が白く濁って、根元近くでこびりついている。&lt;br /&gt;
「ああっ！　ああっ！　……すごっ……ああっ……おちんぽ！……すごい！」&lt;br /&gt;
　あんなに蔑んでいた僕のもののことを、いやらしい言葉には違いないが、認めて&lt;br /&gt;
くれた。僕は確かめたくて、&lt;br /&gt;
「悦子さん、ちんぽ、いいの？　僕のちんぽ、いいんでしょ？」&lt;br /&gt;
　だらしなく開いてしまっている唇から、絶え絶えに漏れ出る声。&lt;br /&gt;
「ちんぽ……いいのお！　突いてえ……ちんぽで……奥う！」&lt;br /&gt;
　とうとう言った。嬉しくて、にわかに沸いた余裕で、彼女の顔を見る。&lt;br /&gt;
　時折、唇の上と端をなめる仕草。鮮烈な口紅と淫猥な言葉。その口を欲しいと思&lt;br /&gt;
った。だから、食べてしまう。吸って、中の粘膜と粘膜を一体させる、今の下半身&lt;br /&gt;
でやっていることと同じように。甘みをも感じる体液を味わって、湧き出るそれは&lt;br /&gt;
同じようにシーツに流れ落ちる。&lt;br /&gt;
　そう考えたら、再び始まった収縮の中、ゴムで果たせない体内への射精の欲求が&lt;br /&gt;
高まった。&lt;br /&gt;
「ね、悦子さん、悦子さん!……」&lt;br /&gt;
　動きながら、快感であらぬところに視線が泳ぐ悦子さんに語りかける。&lt;br /&gt;
「出そう！　口に出したいよ！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-550 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:53:24.82 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　糸のように光る唾液のなごりをあごにつけて、喘ぐ悦子さんの息は必死だ。&lt;br /&gt;
「……はっ！……あっ！……あっ！……もっと！……もっと！」&lt;br /&gt;
「いいんだよね！　口に出すよ！」&lt;br /&gt;
「いい！……いい！……ああっ……イッちゃう！」&lt;br /&gt;
　聞こえているのか聞こえていないのか。けれど僕もすでに余裕が無く、勝手に許&lt;br /&gt;
しを得たと、その勢いに任せて最大限のピストンを見舞う。&lt;br /&gt;
「……あああああああっ！……あっ！」&lt;br /&gt;
「……うあっ！」&lt;br /&gt;
　限界の限界を味わって、一気に抜いて肉棒からゴムを取り外した瞬間に、生き物&lt;br /&gt;
のような白い筋が、すっかり上気した悦子さんの頬と目を射抜く。僕は慌てて、半&lt;br /&gt;
開きの彼女の口に注ぎ込む。第２射が入っていったのを見てから、力任せに押し込&lt;br /&gt;
む。&lt;br /&gt;
　もう、暴力だ。膝と下腹の痙攣と共に何度も発射する精を、強引に体内に取り込&lt;br /&gt;
ませようとしているのだから。&lt;br /&gt;
　こんな快美感は初めてだった。女性を満足させ、屈服させ、自分のしたい風に開&lt;br /&gt;
放させた。&lt;br /&gt;
　悦子さんは、鼻で荒い息を僕の陰毛に吹きかけて、それでも肉茎へしゃぶりつい&lt;br /&gt;
ている。僕の全ての欲液を口腔に留まらせて、そのぬるぬると舌をからませている。&lt;br /&gt;
「あはあ、あ、はあ、悦子さん！　……嘘だろ……ああっ……気持ちよすぎる」&lt;br /&gt;
　大切に粘液を呑み込んでいく。そのリズムで甘噛みしながら、先端を舌で刺激す&lt;br /&gt;
る人妻。指が肛門の前をくすぐり、奥底に残る精までも吸い尽くす。&lt;br /&gt;
　たった今出したのに、明らかに射精欲が高ぶる。&lt;br /&gt;
「……あっ！　……あっ！　……はあ、はあ、はあ……」&lt;br /&gt;
　咥えるペニスの黒ずみと真っ赤なルージュの対比の淫らさに耐えられなくて、達&lt;br /&gt;
してしまった。&lt;br /&gt;
　もう出るものは無いのに、痺れる感覚。腰に力が入らなくて、僕はすっかり消耗&lt;br /&gt;
して、悦子さんの横に倒れこんだ。&lt;br /&gt;
　二人で見詰め合った。乱れきった髪。一層艶めいた肌が美しさを倍加させている。&lt;br /&gt;
その髪を人差し指でなぞって僕が笑いかけると&lt;br /&gt;
「……悪い子」&lt;br /&gt;
　けだるさの中、少し怒った声で顔をそむけた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-551 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;やらしいセックス&lt;/b&gt; ◆p4rXhmWpH2&lt;/a&gt;：2011/08/17(水)
17:55:15.02 ID:f9/Mqcds&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　　　◆　◆　◆&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　ちょうど、車内に彼女のマンションの最寄のバス停のアナウンスがあった時だった。&lt;br /&gt;
「…………！」&lt;br /&gt;
　回数券をあやうく落としそうになった。真面目そうな運転手は、少し心配そうに&lt;br /&gt;
僕を見たが、何も無かったかのように最大限の努力をして降りた僕に、何も声をかけ&lt;br /&gt;
なかった。&lt;br /&gt;
　歩き出す今も、僕の中に仕込んだローターが激しく振動している。携帯電話につな&lt;br /&gt;
いであり、コールで動く代物だ。&lt;br /&gt;
　あれから週に２度は悦子さんのマンションに通っている。&lt;br /&gt;
　そして、お互いの身体を蕩かしている。&lt;br /&gt;
　今日は子供が完全に登校を終えて、主婦が家事を一段落させる午前１０時のバスを&lt;br /&gt;
指定され、コンドームをかぶせたプラスティックの固まりを直腸に埋めて出かける&lt;br /&gt;
ように指示されていた。&lt;br /&gt;
　いつ何処で動くか分からないスリル。身体の中心にはめ込まれた違和感をよそに、&lt;br /&gt;
その恐れと期待に、僕の脳は軽く痺れていた。けれども少しも動く気配の無いそれに&lt;br /&gt;
拍子抜けして、何の気構えもしていなかっただけに、スイートポイントへの急激な振&lt;br /&gt;
動は、後頭部を殴られたような刺激を叩き込まれた。&lt;br /&gt;
「……ふ！……う……」&lt;br /&gt;
　注意して息をしないと、ぎこちない歩みになる。時折横を通り過ぎる人に怪しまれ&lt;br /&gt;
ないようにだけ注意していたら、いつものマンションに着いていた。&lt;br /&gt;
　人がいないことを確かめる。エレベータが下りてきていないか、階段に足音は無い&lt;br /&gt;
か、ひとしきり確かめてから、ホールのインターホンを押す。&lt;br /&gt;
　程なく、返事がする。&lt;br /&gt;
「何しに来たのかしら？」&lt;br /&gt;
　愛しくて、ずるくて、賢くて、淫らで、残酷で、美しい人妻――&lt;br /&gt;
　分かっているくせに。ローターは一度たりとも止まる様子は無い。&lt;br /&gt;
　僕は、この時、はっきり言うことになっている。　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「やらしいセックスをしに来ました」　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-08-25T17:15:37+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/109.html">
    <title>紳士服屋で</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/109.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;490 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/05/02(月) 00:15:52.39
ID:LQUjg6tc&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;　紳士服屋で。&lt;br /&gt;
「すすーつをつ・・・つくりにぃ！」&lt;br /&gt;
駄目だ・・・親から離れての初の買い物・・・引きニートの俺にはハードルが高すぎたかっ！？&lt;br /&gt;
「オーダーメイドのスーツですか？」&lt;br /&gt;
「は、はひっ！」&lt;br /&gt;
緊張でまともに喋れない！&lt;br /&gt;
「かしこまりました。ご予約はもう済まされていますか？」&lt;br /&gt;
「ごっご予約っ！？」&lt;br /&gt;
「当グループでは事前に電話でだいたいの寸法を言っていただければ、最寄り店がサンプルをご用意させていただいて、時間が短縮できるサービスを先月始めてCMでも大々的に・・・」&lt;br /&gt;
し・・・知るか！専らエロ板とエロサイト回ってる奴が、おっさんが出るCMなんて見るかよ！！&lt;br /&gt;
「へ・・・へぇ・・・」&lt;br /&gt;
「その様子ですとご予約はされておられないようですね？では、あちらの採寸室で採寸させていただきますので、どうぞ付いてきてください」&lt;br /&gt;
「あ・・・はい・・・」&lt;br /&gt;
男がリードされるなんて情けない・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そうして俺は女店員のあとを付いて行った。この後どうなるかも知らずに・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;491 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/05/02(月) 00:53:30.25
ID:LQUjg6tc&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;俺は女店員に連れられて採寸室に向かっている&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「お客様」&lt;br /&gt;
「はい？」&lt;br /&gt;
まだ着いてないのに突然なんだ？&lt;br /&gt;
「聞き忘れていたのですが、この時期ですと、就職活動用と言うことでよろしいでしょうか？」&lt;br /&gt;
「ええ、まあ・・・おかしいでしょ？20代後半の男が就活なんて」&lt;br /&gt;
ようやく10年前の高校のクラス委員として団体の中心いたときの感覚が戻ってきた&lt;br /&gt;
「いえ、そんなこと無いですよ。最近お客様くらいの歳の方も増えているんですよ？」&lt;br /&gt;
へぇ、そうなのか、そいつ等も親とスレに急かされたんだろうか？&lt;br /&gt;
「さぁ、着きましたよ。」&lt;br /&gt;
そういって店の奥の採寸室へ俺を誘うと彼女はカーテンをさっと閉めた。&lt;br /&gt;
何故かその時、彼女の目が光って見えた。&lt;br /&gt;
「ではまず、上の採寸から始めますね？」&lt;br /&gt;
「よ、よろしくお願いします」&lt;br /&gt;
彼女は袖丈、首周り、胴、胸囲とゆっくり測っていく。&lt;br /&gt;
「はい。上は終わりました。」&lt;br /&gt;
「ふぅ・・・」&lt;br /&gt;
緊張が一旦解かれた。彼女は用紙に寸法を記入していく。&lt;br /&gt;
「胸囲・・・はい。では下も測りますね。」&lt;br /&gt;
なぜか彼女が唇をなめた。&lt;br /&gt;
「ん？どうしたんですか？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;492 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/05/02(月) 01:13:31.11
ID:LQUjg6tc&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;彼女が口を開く。受付の時と目付きが確実に違っている。なんというか、妖艶な・・・&lt;br /&gt;
たとえば、酔って下着姿で俺をからかう姉のような・・・&lt;br /&gt;
「すいませんね、ウチは骨盤の周りも参考に測らせていただきますが、規則として勃起時のサイズで測ることになってるんですよ。ほら、あれって割と太くなるでしょ？おちんちん。」&lt;br /&gt;
「！！！？」&lt;br /&gt;
今さっき彼女はなんて言った？勃起とかオチンチンとか言わなかったか！？&lt;br /&gt;
「じゃあちょっと勃たせる為に失礼しますね。」&lt;br /&gt;
というと彼女はブラウスのボタンを一個ずつ外していく&lt;br /&gt;
生で見るその光景に目が釘付けになり動けない。&lt;br /&gt;
「どうですお客様？こういう紫のスケスケブラとかは好みじゃないですか？じゃあ外しますね。」&lt;br /&gt;
「え・・・えぇ！！？」&lt;br /&gt;
童貞の俺には刺激が強すぎる！個室で美女のストリップを見せられているのだ。すでにチンコはフル勃起である。&lt;br /&gt;
「あら、もう勃っちゃったんですか？じゃあ先に採寸して、次しちゃいましょうか。」&lt;br /&gt;
さ・・・先って何だ！？？&lt;br /&gt;
彼女はメジャーで俺の腰辺りを素早く測ると&lt;br /&gt;
すばやく俺のジッパーに手をかける。&lt;br /&gt;
「やっぱり先ってそっちの・・・」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
その後俺は第4ラウンドまで搾り取られて童貞を卒業した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;493 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;名無しさん＠ピンキー&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/05/02(月) 01:27:58.60
ID:LQUjg6tc&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;受け取り日にほかの男店員が教えてくれたが、搾精は彼女のやり方で、&lt;br /&gt;
勃起時と言うのは勿論、彼女のルールだそうだ。（骨盤まで測るのは会社の規則）&lt;br /&gt;
なんでも関西出身（関西の1人称は&quot;ウチ&quot;）で、ほかの店員も男女問わずに全員搾られて、&lt;br /&gt;
しかも技術の高さでほぼリピーター化、支店長もはまって言うに言えないそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-05-06T15:40:13+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/108.html">
    <title>夏の水彩画</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/108.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;3-642 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;194&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:08:29.26
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;世界中のみんなが祝福してくれるような幸せな二人の結婚。&lt;br /&gt;
懐かしい顔ぶれが揃った中で今日の主役が声をかけてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「隼人、今日はありがとう。&lt;br /&gt;
連絡もなかなかないし、忙しいみたいで来てくれるか不安だったんだ」&lt;br /&gt;
「お前の式だぜ？何があっても絶対に出るよ。&lt;br /&gt;
まあようやくフリーのギタリストで食えるようになってきたから、多少は無理が利くのもあるけどな」&lt;br /&gt;
「結局あのときのバンドのメンバーで今も音楽やってるのは隼人だけだもんな。&lt;br /&gt;
みんな地元に残って普通に就職して、お前一人だけが夢を追って東京に出て、今はその夢を叶えて…&lt;br /&gt;
お前は俺たちの誇りだよ。一緒にバンドやっててよかったって思う」&lt;br /&gt;
「そういってくれると嬉しいよ。豊、末永く幸せにな」&lt;br /&gt;
「ありがとう。一生かけてあきちゃんを幸せにするよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう豊と話をしているところにウエディングドレスを着た今日一番の主役、亜希ちゃんが来た。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「隼人君、ありがとう。本当に来てくれたんだね」&lt;br /&gt;
「亜希ちゃん、おめでとう。今日は一段と綺麗だね」&lt;br /&gt;
「こら！隼人！！三田村さんに言うぞ」&lt;br /&gt;
「大丈夫だよ、聞いてるから」&lt;br /&gt;
「優奈！久しぶりだね」&lt;br /&gt;
「亜希、おめでとう！」&lt;br /&gt;
「ありがとう。優奈…」&lt;br /&gt;
「亜希？泣かないでよ」&lt;br /&gt;
「…うん、ごめんね…優奈が来てくれて嬉しくて…」&lt;br /&gt;
「亜希の結婚式だもん。何があっても絶対に行くよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
亜希ちゃんにつられて優奈ちゃんの瞳にも涙がにじむ。&lt;br /&gt;
祝福をして祝福をされる。&lt;br /&gt;
そんな友達同士だったら当たり前のことも、もしあの日わずかにでも歯車が狂っていたら実現しなかったかもしれない。&lt;br /&gt;
感慨に浸りながら二人を見守っていたら豊が呟いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「隼人、ありがとう。お前が三田村さんを支えてくれたから俺とあきちゃんも幸せになれたんだ」&lt;br /&gt;
「よせよ。俺はただ優奈ちゃんに惚れただけだ、お前のためなんかじゃない」&lt;br /&gt;
「わかってるさ。でもそれでもお前のおかげだよ。感謝してる」&lt;br /&gt;
「お前の選択も俺の決意も何も間違っていなかったってことだ」&lt;br /&gt;
「ああ、俺もお前も、あきちゃんも三田村さんもみんなが幸せになれたんだよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
中学の同級生だった佐野豊と二人で【lyric craft】というバンドを組んでいた高校時代。&lt;br /&gt;
バイト先の先輩で、バンド【DESPERADO】のリーダーをしていたトシさんこと高木俊之さんが俺たちを気に入ってくれて、&lt;br /&gt;
DESPERADOが主催するライブに出させてもらうようになってしばらく経った頃、ヴォーカルの大島紘成さんが受付の手伝いにと&lt;br /&gt;
付き合いだしたばかりの彼女を呼び、一緒に来た友達が亜希ちゃんと優奈ちゃんだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「なあ、豊。あの日も今日みたいに空が綺麗で風の気持ちいい日だったよな」&lt;br /&gt;
「ああ、俺たちが高三の頃だから、もう八年も前になるんだな」&lt;br /&gt;
「八年…長いな…」&lt;br /&gt;
「ずいぶんと前だった気もするし、でもついこの間だったような気もするんだよな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
あの夏からどれだけの月日が経ったとしてもきっと色あせることはない。&lt;br /&gt;
豊との友情が続く限り、そして彼女が俺のそばにいてくれる限り。&lt;br /&gt;
それはまるで水彩画のように淡い色合いのままに俺の胸に焼き付いているから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-643 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:09:44.18
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;彼女とその友達を迎えに行ったヒロさんが、チケットを受付に置きに行った豊と話しながら戻ってきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「まさかお前が江梨と同級生だったなんて思わなかったよ」&lt;br /&gt;
「それは俺も一緒です。松岡さんとヒロさんが付き合ってるなんて、世間は狭いもんですね」&lt;br /&gt;
「なんかあったんすか？」&lt;br /&gt;
「ああ、ハヤト、今日手伝いに来た俺の彼女がユタカの同級生だったんだ」&lt;br /&gt;
「マジっすか？かなりすごい偶然ですね。そういえばお友達も来るとか…ひょっとして友達も？」&lt;br /&gt;
「まあ、そういうこと。俺の同級生」&lt;br /&gt;
「で？ユタカ的にはどうなんだよ？」&lt;br /&gt;
「どうって言われても…まあ三人ともうちのクラスでは群を抜いてんのは事実だよ」&lt;br /&gt;
「それはテンションが上がるねー！、ヒロさん、今日の主役は俺たちがもらいますよ」&lt;br /&gt;
「お前はそういう風にテンションが上がるとダメダメになるからほどほどにな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう言って俺の肩をたたき、ヒロさんはリハのためにステージに向かった。&lt;br /&gt;
下手な奴がやるとイヤミにしかならないようなこともヒロさんにかかればサマになってしまう。&lt;br /&gt;
二枚目ってのは本当に特だななんて先輩に対して失礼なことを考えながらヒロさんの背中を見送った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ヒロさんの言う通り、俺達は俺達のスタイルを貫くだけだな」&lt;br /&gt;
「まあ、根本的に二人組でギターとヴォーカルだけの俺達とスタンダードな四人組バンドのDESPERADOじゃ比較するものでもないからな」&lt;br /&gt;
「そういうこと。&lt;br /&gt;
ところでハヤト、お前がっつきすぎじゃないか？」&lt;br /&gt;
「お前みたいに美人な彼女がいる奴にはわからねーこともあるんだよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
いつもの軽口のはずが、豊の表情がかすかに曇る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ん？どうかしたんか？ひょっとして喧嘩したとか？」&lt;br /&gt;
「そんなんじゃねえよ」&lt;br /&gt;
「でも最近来ないし、話も聞かないな。何かあったのか？」&lt;br /&gt;
「まあ、いいだろ？それよりもいいライブやることを考えようぜ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
豊はあいまいな笑顔を浮かべながら煙草に火をつけた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-644 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:10:47.13
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;俺達の出番も終わり、客席に行ったら三人組の女の子が俺達に寄ってきた。&lt;br /&gt;
豊が俺に肘をぶつけたことからして、この三人が例のクラスメートだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「佐野くん、チョーかっこよかったよぉ！！」&lt;br /&gt;
「ああ、ありがとう」&lt;br /&gt;
「今日ね、うち達も打ち上げに来ないかって誘われたの。佐野くんたちも来るんだよね？隣の席に座ってもいい？」&lt;br /&gt;
「まあ、別にかまわないけど…」&lt;br /&gt;
「えっと、ユタカのクラスメートなんだよね？はじめまして、俺はギターの門田隼人。みんなからはハヤトって言われてます」&lt;br /&gt;
「はじめまして、ヒロくんの彼女の松岡江梨です」&lt;br /&gt;
「私は宮本亜希。そしてこの子が三田村優奈。よろしくね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ヒロさんの彼女の江梨ちゃんは少し気が強そうな美人。&lt;br /&gt;
亜希ちゃんはスレンダーで背も結構高くて少しクールな感じがするタイプ。&lt;br /&gt;
でも俺の目は優奈ちゃんを見たまま止まっていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
一目惚れなんて安っぽいドラマの中だけのものだと思っていた。&lt;br /&gt;
まさか実際に自分がするなんて思いもしなかった。&lt;br /&gt;
江梨ちゃんと亜希ちゃんが二人とも美人タイプなだけに可愛い系の優奈ちゃんがより引き立つ。&lt;br /&gt;
それこそ顔のつくりから背の高さ、雰囲気と俺の好みのタイプのど真ん中だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ハヤト、どうした？美人の前に出て緊張でもしたのか？」&lt;br /&gt;
「あ？ああ、そうかもな、いい目の保養になったよ」&lt;br /&gt;
「ふふ、面白い人だね。でもそんなお世辞言ったって何にも出ないよ？」&lt;br /&gt;
「いやいや、お世辞なんかじゃないですよ。毎日顔を合わせられるユタカがうらやましい」&lt;br /&gt;
「ヒロ君もそうだけど、バンドマンはそんな風に女の子を口説くものなのなんだね」&lt;br /&gt;
「ヒロさんは特別ですよ。あの人はキザな言葉さえ絵になる人なんですから」&lt;br /&gt;
「ハヤト、ヒロさんに言うぞ？」&lt;br /&gt;
「少なくとも俺の中では褒め言葉だ」&lt;br /&gt;
「二人はいいコンビだね。ライブも息が合ってたし」&lt;br /&gt;
「うんうん、ホントにかっこよかったよ！！佐野くんがこんなにかっこいいなんて知らなかったもん」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
初めて会ったとき、彼女の目には俺は映っていなかった。&lt;br /&gt;
生まれて初めての一目惚れは片思い…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
それは俺の人生の中でも一番暑くて長い夏のはじまりを告げるものだったのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-645 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:11:27.83
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;そして梅雨が明けて本格的な夏が始まる頃。&lt;br /&gt;
翌週に控えたライブに向けて豊が書いた新曲の詞に曲を作るために俺達二人はスタジオに来ていた。&lt;br /&gt;
【first love song】というタイトルのその詞を読み、俺は前回のライブ後の豊の言動の意味がわかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「なあ、ユタカ」&lt;br /&gt;
「ん？」&lt;br /&gt;
「これ聞いて気付いてくれなかったらどうするんだ？」&lt;br /&gt;
「は？何言ってるんだよ？意味がわからねーんだけど」&lt;br /&gt;
「しらばっくれんなよな、何年ツレやってると思ってんだ？亜希ちゃんはたぶん気付いてないと思うぜ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
亜希ちゃんの名前を出す根拠はあった、でも確信はなかったからある意味カマをかけたようなものだった。&lt;br /&gt;
でも、それで堪忍したのか豊は素直に答える。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「わかってる。もし気付いてくれなかったら仕方ない、俺達は結ばれる運命じゃなかったんだって諦める。&lt;br /&gt;
でも、よく気付いたな」&lt;br /&gt;
「まあ、これだけストレートな詞だったら誰かに伝えたいんだなってことくらいはすぐにわかる。&lt;br /&gt;
で、今こんな曲を書くなら、あの三人の誰かだろ？」&lt;br /&gt;
「でもだからってあきちゃんだってことは…」&lt;br /&gt;
「簡単な話だ。&lt;br /&gt;
まず江梨ちゃんはない。お前がヒロさんに対してそんなことができるわけがない。&lt;br /&gt;
そして優奈ちゃんだったらこんな回りくどいことをする必要がないだろ？あれだけお前にべったりなんだから。&lt;br /&gt;
そうなると亜希ちゃんしかいないってわけだ。それに何よりも亜希ちゃんは瞳ちゃんに雰囲気が似てる」&lt;br /&gt;
「参ったな…すべてお見通しか」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう呟く豊に質問をぶつける。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「いつからなんだ？」&lt;br /&gt;
「…同じクラスになってすぐ」&lt;br /&gt;
「でも覚えてるのはあきちゃんって呼び名だけで、フルネームも覚えてなかったんだろ？」&lt;br /&gt;
「それでも初めて会ってすぐに気付いた、面影が残ってたって言うのかな。&lt;br /&gt;
俺がずっと会いたかったのは彼女だって」&lt;br /&gt;
「まあ、俺はお前を応援するよ。&lt;br /&gt;
でも、一つだけ覚えとけ。お前達二人だけが幸せになれたらいいって問題じゃないってことをな」&lt;br /&gt;
「三田村さんのことか」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃんはお前に真剣に惚れてる。傷付けずに済むことはできないかもしれない、でもいたずらに彼女を傷つけたら…」&lt;br /&gt;
「ハヤト…お前…」&lt;br /&gt;
「お前は他人の気持ちには本当に鈍いな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-646 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:12:37.89
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ねえ、ハヤトくん」&lt;br /&gt;
「ん？」&lt;br /&gt;
「歩き疲れちゃったし、飲む場所もなさそうだし、ここで休まない？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
豊の気持ちは亜希ちゃんに届いた。&lt;br /&gt;
ライブが終わり打ち上げ会場についてからいないことに気付いた豊がどこにいるかを察したように迷いもなく走り出した亜希ちゃん。&lt;br /&gt;
手をつなぎ戻ってきた二人は少しだけ申し訳なさそうな、でも幸せなそうな表情だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
豊から昔聞いた初恋の話。&lt;br /&gt;
それが叶うことは親友として嬉しいことだし、俺自身優奈ちゃんと近づくチャンスではあった。&lt;br /&gt;
でもショックを受けた優奈ちゃんの表情を間近で見てしまったら手放しで喜ぶことはできなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
『友達が幼馴染と再会して、約束が叶って…幸せになったんだよ？&lt;br /&gt;
うちだって嬉しいんだもん。今日はとことんまで飲まなきゃ』&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
涙をこらえ、自らに言い聞かせるように優奈ちゃんはそう言った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
『そんな強がりはいらないんだよ。&lt;br /&gt;
言い聞かせたりなんてしないで自分の心に素直になればいい。&lt;br /&gt;
辛いときは辛いって泣けばいいんだ』&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう言いたかった、でも言えなかった。&lt;br /&gt;
黙って見守るだけ、彼女の傷が少しでも癒えるようにそばにいるだけ。&lt;br /&gt;
でもこの夜はどこまでも付き合うつもりだった。&lt;br /&gt;
それが俺が彼女にできる唯一のことだと思っていたから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-647 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:13:08.63
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「この部屋いいでしょ？このホテルではこの部屋がうちの一番のお気になんだ」&lt;br /&gt;
「そうなんだ…」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
優奈ちゃんに連れられて入ったラブホテルで俺はどことなく居心地の悪さを感じていた。&lt;br /&gt;
彼女が使い慣れているさまを見てショックを受けたこともある。&lt;br /&gt;
でも高校三年にもなって処女なんてことはないと思っていたし、俺自身経験はあるからそれは大きな問題じゃない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ねえ、ハヤトくん。うちとこういうとこ来るのそんなに嫌だった？」&lt;br /&gt;
「そんなことないよ。正直嬉しい気持ちだってあるくらいで…でもこんな流れで来たくなかったっていうか」&lt;br /&gt;
「…どういうこと？」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃん。今から俺が言うことは、君を慰めたり元気付ける為にいうことじゃない」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
優奈ちゃんは不思議そうな、でもどことなく不安そうな表情で俺を見つめる。&lt;br /&gt;
もっと気の利いた台詞やシーンを用意して伝えたかった気持ち。&lt;br /&gt;
今言ったって本当の気持ちは伝わらないのかもしれない、でも伝えるしかなかった。&lt;br /&gt;
今を逃したら言えなくなりそうな気がしたから、届かないような気がしたから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「俺は初めて会ったときから君のことが好きだった。一目惚れってやつだ」&lt;br /&gt;
「…うそ…」&lt;br /&gt;
「嘘じゃない、嘘なんかじゃない」&lt;br /&gt;
「なんでうちなの？亜希も江梨もうちよりよっぽど美人だし…」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃんみたいな子が俺のタイプだから。それ以外に理由なんて要る？」&lt;br /&gt;
「うちはハヤトくんの友達を好きになって、佐野くんにあれだけべったりしていて…&lt;br /&gt;
ハヤトくんの気持ちを知らなかったといってもハヤトくんの気持ちを踏みにじるようなことをしたんだよ？」&lt;br /&gt;
「そりゃ確かに複雑な気持ちにはなったよ。でも優奈ちゃんが豊を好きになったように俺も優奈ちゃんを好きになった」&lt;br /&gt;
「…ダメだよ…うちはそんなに優しくしてもらう価値のある女じゃないよ」&lt;br /&gt;
「価値があるかどうかなんて自分が決めることじゃない。俺にとって優奈ちゃんは誰よりも価値のある人なんだ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
暫くの沈黙の後、彼女の目から涙がこぼれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「…優奈ちゃん？」&lt;br /&gt;
「ごめんね、急に泣いちゃって…嬉しくて…」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;
「うちのことをそんなにも思ってくれる人なんて今までいなかったから。&lt;br /&gt;
エッチするときは『かわいい』とか『好きだよ』とか言ってくれるけど、ハヤト君みたいに温かい言葉をくれた人なんていなかったの」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-648 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/03/17(木) 00:13:46.70
ID:acDc8kks&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;『うちの過去を知っても同じ気持ちでいてくれる？』少しうつむきながら彼女は俺に問いかけ、過去を語り始めた。&lt;br /&gt;
中学生の頃、おとなしくて目立たない生徒だった優奈ちゃんはあまり多くの友達もいなく、自分の居場所を見つけられずにいた。&lt;br /&gt;
そんな中でクラスの中心にいる女子生徒に誘われて行ったカラオケで、その子の友達の男達に輪姦されて処女を失った。&lt;br /&gt;
甘い初恋を夢見る年頃の少女にとって最悪な初体験。でも彼女はそのときに気付いた。&lt;br /&gt;
抱かれるときには男は自分に優しくしてくれることを、自分だけを見てくれることを。&lt;br /&gt;
そしていつの頃か彼女は見ず知らずの男に抱かれることを繰り返していた。&lt;br /&gt;
たった一晩でも自分をお姫様のように扱ってくれる。&lt;br /&gt;
それが彼女が行きずりの男に抱かれる理由だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「だけどね、やっぱり本気で恋をしたいって思ったことも何度もあったの。&lt;br /&gt;
でもうちを本気で恋愛対象として見てくれた人なんていなかった。&lt;br /&gt;
そんなときに江梨と亜希と仲良くなって、江梨に言われたの。『自分を安売りするな』って」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
彼女の話を聞いて、暫く何も言葉にできずに黙っていたら彼女は言葉を続けた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「やっぱり嫌だよね、うちみたいなビッチは。&lt;br /&gt;
わかってるんだ、うちみたいな子はまともな恋愛なんてできないって」&lt;br /&gt;
「そんなことない…」&lt;br /&gt;
「気遣ってなんてくれなくていいよ。ごめんね、今日は付き合わせて。&lt;br /&gt;
もともと叶わない恋だってわかってたはずだったのに一人夢を見て、そしてハヤトくんを巻き込んで…最低だよね、うちって。&lt;br /&gt;
ハヤトくん、こんなうちを好きだって言ってくれて嬉しかったよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう言って部屋を出ようとする彼女を俺は背中から抱きしめた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「…ハヤトくん？」&lt;br /&gt;
「行かないで…」&lt;br /&gt;
「…うちみたいな女、やめたほうがいいよ…何人に抱かれたかもわからないくらいだし」&lt;br /&gt;
「過去なんて関係ないよ。俺は今の優奈ちゃんが好きになったんだから」&lt;br /&gt;
「うちのせいでハヤトくんを不幸にするかもしれないよ？」&lt;br /&gt;
「同じ不幸なら優奈ちゃんのいない不幸より一緒にいての不幸のほうが何倍もいいよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-781 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:54:18.70
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「同じ不幸なら優奈ちゃんのいない不幸より一緒にいての不幸のほうが何倍もいいよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
聞くのも恥ずかしいような台詞のはずなのに、ハヤトくんのその言葉が嬉しくて胸の高鳴りを抑えられなかった。&lt;br /&gt;
肩を抱く彼の手をそっとほどき、向かい合って目を閉じる。&lt;br /&gt;
一瞬の静寂の後に優しくて暖かい唇が重なった。&lt;br /&gt;
今までに何度もしてきたことがとても新鮮に、そして初々しく思えてくる。&lt;br /&gt;
このままこの心地よい時間が続けばいいのに。&lt;br /&gt;
でも同時に思ってしまう、このまま流されていいのかとも。&lt;br /&gt;
彼は見た目も悪くないし、優しい。&lt;br /&gt;
それに何よりも自分のことを好きでいてくれる。&lt;br /&gt;
でもだからこそ彼の優しさに甘えてるだけで、想いに応えられないようにも思えてしまう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ねえ、ハヤトくん」&lt;br /&gt;
「なに？」&lt;br /&gt;
「うちね、今自分の気持ちがわからないの。ハヤトくんは優しくてとても素敵な人だと思う。&lt;br /&gt;
でも、ついさっきまでうちは佐野くんのことが好きだったわけで、今ハヤトくんとキスしたことも雰囲気だったり勢いだったり…」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
言い終わる前に抱き寄せられて、ハヤトくんは微笑みながら言った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「たとえ今は俺のことを好きでいてくれなくてもいいよ。俺は絶対に君に惚れてもらえるようになるから」&lt;br /&gt;
「ハヤトくん…」&lt;br /&gt;
「今すぐ付き合うっていうことに抵抗があるなら、友達からはじめよう。&lt;br /&gt;
もうすぐ夏休みだし、一緒に出かけたりして少しずつ俺のことを知ってもらって、それで決めてくれればいいから」&lt;br /&gt;
「…うん。早く気持ちに整理をつけるね」&lt;br /&gt;
「いい返事が聞けることを期待しています」&lt;br /&gt;
「うちもハヤトくんの気持ちが変わらないように努力しなくちゃね」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃんは今のままでいてくれればいいんだよ。それだけで誰よりも素敵なんだから」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
それ以上はお互いに何も喋らなかったけれど部屋を支配したのは重い沈黙ではなくて心地よい静寂だった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-782 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:54:56.29
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
「ごめんね、遅くなっちゃって」&lt;br /&gt;
「いや、俺も今着いたばかりだから。あっ、なんか飲む？」&lt;br /&gt;
「えっと、どうしようかな？ここから映画館までは結構かかるの？」&lt;br /&gt;
「そうだね、15分くらいかな」&lt;br /&gt;
「じゃあ向こうに行ってからにしてもいいかな？」&lt;br /&gt;
「了解。それじゃあ行こうか」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
夏休みに入ってすぐ、ハヤトくんと初めてのデートは映画を見に行くことになった。&lt;br /&gt;
最近できたシネコンじゃなくて、かなり古くからある小さな映画館。&lt;br /&gt;
映画好きしか行かないと言われている映画館で上映してる映画はどんな話なのか、&lt;br /&gt;
それと同じくらいに初めてに近いデートらしいデートが楽しみで洋服も髪型もメイクも朝から悩みに悩んでいたのは内緒だったりする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ねえねえ、ハヤトくん」&lt;br /&gt;
「ん？どうしたの？」&lt;br /&gt;
「今日行く映画館ってうち行ったことないんだけど、ハヤトくんはよく行くの？」&lt;br /&gt;
「最近はたまに行くくらいだけど、昔はよくじいちゃんに連れてってもらってたね」&lt;br /&gt;
「おじいさんに？」&lt;br /&gt;
「うん、二年前に死んじゃったんだけど、じいちゃんは映画とか音楽が好きでよく映画館とかライブハウスなんかに連れてってもらったんだ」&lt;br /&gt;
「じゃあ、ハヤトくんが今バンドをしてるのもおじいさんの影響なんだね」&lt;br /&gt;
「そうだね。かなりじいちゃんの影響は強いよ、ギターもピアノもじいちゃんに教えてもらったわけだし」&lt;br /&gt;
「ピアノも弾けるんだ？うちもね、小さい頃ピアノ習ってたことあるんだよ」&lt;br /&gt;
「そうなんだ、今も触ったりする？」&lt;br /&gt;
「ううん、小学校の頃にやめちゃったからもう弾けるかもわかんない」&lt;br /&gt;
「一度覚えたことだし、そう簡単には忘れないよ。他には何か習い事とかしてたの？」&lt;br /&gt;
「特に何もしてないよ。小さい頃は絵を描くのが好きで、絵ばっかり描いてたの」&lt;br /&gt;
「へえ、今度見てみたいな。優奈ちゃんが描いた絵」&lt;br /&gt;
「小さい頃のだもん、恥ずかしいからダメだよぉ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そんな風に話をしながら歩くと楽しくてあっという間に映画館に着いてしまった。&lt;br /&gt;
もう少し話をしていたかったなんてちょっと思ったりしたけど、それは映画を見終わってからにしよう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-783 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:55:36.44
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「どうだった？」&lt;br /&gt;
「すごいよかったよ。あの亡くなった恋人役の人がすごく印象に残ったの」&lt;br /&gt;
「ああ、三崎梢ね。元アイドルとは思えないくらいにうまい女優さんだよね」&lt;br /&gt;
「やっぱり三崎梢だよね、うち達が小学生くらいの頃にめっちゃテレビとか出てた人だよね？最近見ないと思ったら女優になってたんだ」&lt;br /&gt;
「この映画の監督の作品が好きで上映したらほぼ欠かさず見てるんだけど、ここ最近はよく出てるよ。&lt;br /&gt;
確かなんかスキャンダルがあってテレビに出なくなったんじゃなかったっけ？」&lt;br /&gt;
「うん、確か誰か俳優さんと不倫してたんだよ。ママに『不倫って何？』って聞いて怒られた記憶があるもん」&lt;br /&gt;
「ははは、確かに小学生の子供に聞かれたら説明に困るね」&lt;br /&gt;
「ねっ、でもその頃はなんで教えてくれないかすごい不思議だった気がする」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
流行の３Ｄなんかがあるわけでも、人気俳優が出ているわけでもない地味な映画だったけど、&lt;br /&gt;
登場人物の思いが丁寧に表現された作品だった。&lt;br /&gt;
ハヤトくんがこういう映画が好きなんだろうなっていうのはなんとなく想像できていた。&lt;br /&gt;
うちが幼い頃に好きだった絵のように特に奇をてらうのではなくて、ただ表現したいものをシンプルにありのままに表現する。&lt;br /&gt;
どこかハヤトくんと共通するところがあるかなと思えて少しだけ嬉しくなった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「さて、お腹すかない？何か食べたいものある？」&lt;br /&gt;
「えっとねぇ…」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
それから食事をして、商店街をいろいろ見ながら夕方まであっという間に時間は過ぎていった。&lt;br /&gt;
いろいろな話をして、二人でたくさん笑って…&lt;br /&gt;
こんなに自然な自分でいられる男の子に出逢ったことなんて今までなかった。&lt;br /&gt;
これが恋なんだろうか？&lt;br /&gt;
一緒にいることが楽しくて、もっともっといっぱい話をしたくて、いっぱい相手のことを知りたくて…&lt;br /&gt;
きっと恋なんだと思う、きっと三田村優奈は門田隼人に恋をしている。&lt;br /&gt;
でも今はまだ言えない。&lt;br /&gt;
この想いが本当に恋だと確信を持つまで、溢れるくらいになるまで。&lt;br /&gt;
それがうちのことを好きだと言ってくれたハヤトくんに対してのうちなりの誠意だから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-784 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:56:13.44
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「はじめまして、ウォーターレコードの指宿と申します」&lt;br /&gt;
「あ、はい、門田隼人です」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
バイト先の楽器屋に着いたら店長に事務室に呼ばれ、そこには知らない男の人がいた。&lt;br /&gt;
大手ではないけどバンドマンならそれなりに知られたレコード会社の人がこんな楽器屋に何の用なんだろう？&lt;br /&gt;
そんな風に訝しげにしていたら指宿さんと名乗る男の人は握手をしてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「思ったとおり、いい指をしているね」&lt;br /&gt;
「はあ…」&lt;br /&gt;
「君達のライブをこの間見ました」&lt;br /&gt;
「そうなんですか、ありがとうございます」&lt;br /&gt;
「私は回りくどい言い方が嫌いなんで、率直に言います。君は音楽で食っていく気はあるかい？」&lt;br /&gt;
「ええ、まあ食っていけたらって程度ではありますが、そうなればいいと思ってます」&lt;br /&gt;
「もし仮にヴォーカルの彼とは別になっても？」&lt;br /&gt;
「えっ…」&lt;br /&gt;
「こないだのライブを見て思ったんだけど、君のギターと彼の声は合っていないね」&lt;br /&gt;
「そんな！」&lt;br /&gt;
「あくまでも私の主観ではあるがね。もし一人でも音楽をしていく気があるんなら連絡をください」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
指宿さんはそう言うと名詞を渡して部屋を出て行った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
バンドをやっている人間として願ってもいないチャンスではある。&lt;br /&gt;
でも一緒にやってきた豊と袂を分かつことが正しいのだろうか？&lt;br /&gt;
これからも続けていけば二人でやることを認めてくれる人が現れるかもしれない。&lt;br /&gt;
そうだ、そう信じてこれからも豊とバンドを続けるほうがいいに決まっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
それに優奈ちゃんのこともある。&lt;br /&gt;
一緒に遊べば素敵な笑顔を向けてくれるし、きっと俺たちはいい方向に向かっている。&lt;br /&gt;
もし話を受けたら上京する必要もあるだろうし、そうなったら彼女と会えなくなってしまうかもしれない。&lt;br /&gt;
ちゃんと付き合って、将来を考える頃になれば一緒に行くことも考えられるけど、今はそんな段階じゃない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-785 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:56:43.44
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ねえ、ゆーちゃん。最近元気ないけど、なんか悩み事でもあるの？」&lt;br /&gt;
「え？そ、そうかな？特に何もないけど…」&lt;br /&gt;
「嘘、絶対何か悩んでる」&lt;br /&gt;
「はは、気のせいだよ。悩み事なんて何もないよ」&lt;br /&gt;
「じゃあなんでさっきから左耳をずっと触ってるの？昔から嘘ついたりごまかすときに左耳触るの癖だったでしょ？」&lt;br /&gt;
「え？そんな癖ある？」&lt;br /&gt;
「うん、私のお菓子を黙って食べちゃったときとか、ぬいぐるみを壊しちゃったときにもやってたの覚えてない？」&lt;br /&gt;
「全然…そんな癖があったんだ…」&lt;br /&gt;
「ふふ、それで悩み事って何？私達の間で隠し事なんてするの嫌だよ」&lt;br /&gt;
「実は…トシさんのとこにレコード会社から連絡があったんだって」&lt;br /&gt;
「DESPERADOがスカウトされたの？」&lt;br /&gt;
「いや、聞いてきたのは俺たちのことらしくて、トシさんはハヤトのバイト先を教えたんだって」&lt;br /&gt;
「すごいじゃん！ゆーちゃんたちがスカウトされたってことでしょ？そんなすごいことなら早く言ってよ。&lt;br /&gt;
あ、もしかして私と離れ離れになるのが嫌だった？そんなの私はゆーちゃんに付いていくよ」&lt;br /&gt;
「それがハヤトから何の連絡もないんだ。トシさんからその話聞いたのは一週間くらい前で、さすがにもう来てると思うんだけど」&lt;br /&gt;
「一週間…確かにそろそろ連絡があってもおかしくないよね。てことはハヤト君がゆーちゃんに言ってないってこと？」&lt;br /&gt;
「だからおかしいなって思うんだけど、なんか聞きづらくてさ。&lt;br /&gt;
実は昔ハヤトに言ったんだよ、バンドは長くても大学の間までしかやらないって」&lt;br /&gt;
「でもそんなチャンスがあったらゆーちゃんだって挑戦したいでしょ？」&lt;br /&gt;
「もちろん。でも理由はそうじゃない気もするんだ」&lt;br /&gt;
「どういうこと？」&lt;br /&gt;
「つまり誘われたのはあいつ一人だけだってこと。だから俺に気を使ってんじゃないかって」&lt;br /&gt;
「でもlyric craftはゆーちゃんの歌があってこそだよ。だからハヤト君だけがスカウトされるなんて…」&lt;br /&gt;
「ありがとう、あきちゃん。でもね、自分を卑下するわけじゃないけど、あいつは俺なんかよりも何倍も才能を持ってる。&lt;br /&gt;
ギターのテクやバンドを引っ張る力、曲作りのセンス。どれを取っても先輩バンドの誰よりもあいつは飛びぬけてるんだ。&lt;br /&gt;
だからあいつだけが認められるってことは十分にある。&lt;br /&gt;
そしてそうなったら俺のことなんて考えずにあいつにチャンスをつかんでほしい」&lt;br /&gt;
「ゆーちゃん…」&lt;br /&gt;
「なんか青臭いことだけど、俺はマジでそう思ってる。あいつはこんな地方で埋もれる奴じゃない」&lt;br /&gt;
「…そうなったら優奈、どうするんだろうね…」&lt;br /&gt;
「…え、ああ…」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-786 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:57:24.46
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;八月も半ばになった頃にトシさんの呼びかけでバーベキューに行くことになった。&lt;br /&gt;
メンバーはトシさん、美奈さん、ヒロさん、江梨ちゃん、豊、亜希ちゃん、そして優奈ちゃんと俺。&lt;br /&gt;
見事に俺たち以外はカップルばっかりというわけで、たぶんみんなが俺たちをちゃんとくっつけようと気を使ってくれたんだと思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「で、なんで俺たち二人が釣りをしなきゃならんのだ？ユタカ？」&lt;br /&gt;
「知るか。せっかく澄川に来たんだから魚を食べたいってのはあるだろ。この辺はうまい魚が獲れるからな」&lt;br /&gt;
「いや、だからなんで俺たち二人がってことだよ」&lt;br /&gt;
「そりゃ年の若い男が行くもんだろ。トシさんは火の番人だし、ヒロさんは料理長だしな」&lt;br /&gt;
「確かに」&lt;br /&gt;
「さっさと釣って戻ろうぜ」&lt;br /&gt;
「ああ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
八月も半ばになった頃にトシさんの呼びかけでバーベキューに行くことになった。&lt;br /&gt;
メンバーはトシさん、美奈さん、ヒロさん、江梨、佐野くん、亜希、そしてハヤトくんとうち。&lt;br /&gt;
見事にうちたち以外はカップルばっかりというわけで、たぶんみんながうちたちをちゃんとくっつけようと気を使ってくれたんだと思う。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ハヤトくんと佐野くんが釣りをしに行っている間に、うちたち女四人とヒロさんで野菜やお肉の下ごしらえ、&lt;br /&gt;
トシさんは一人でコンロを設置して、火を起こしている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「江梨、そのペットボトルのタレは牛肉用のタレだから漬けるのはもう少し後でいいよ、先に鶏の下ごしらえからしよう。&lt;br /&gt;
美奈ちゃん、そこのキャベツはざく切り、玉ねぎは輪切り、ピーマンは半分に落として種を取るだけでいいから」&lt;br /&gt;
「亜希、ヒロさんって何者？お肉のタレも全部作ってきたって感じだよね？それにあの持ってる包丁もなんかプロみたいなのだし」&lt;br /&gt;
「炭焼き屋って焼肉屋さん知ってるでしょ？あそこの息子さんなんだって」&lt;br /&gt;
「そうなの？結構何店もある大きい焼肉屋さんでしょ？江梨ったら玉の輿…」&lt;br /&gt;
「はいはい、亜希ちゃんも優奈ちゃんも手を動かして。私一人で全部の野菜は切れないからお手伝いよろしくね」&lt;br /&gt;
「あ、ごめんなさい。すぐに手伝います」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;3-787 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/06/05(日) 04:57:52.11
ID:3OBnAsM/&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;暫くお互いに釣りに集中してそれなりに魚を釣った頃に不意に豊が話しかけてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ハヤト、最近…どうなんだよ？」&lt;br /&gt;
「どうって何が？」&lt;br /&gt;
「何がって、それゃつまり…」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃんとのことか？」&lt;br /&gt;
「ああ、そう！三田村さんとはどうなんだよ？進んでんのか？」&lt;br /&gt;
「まあ、それなりにって言うか…まあ、それなりに…」&lt;br /&gt;
「なんだそりゃ。一緒によく出かけたりしてんだろ？付き合ってんじゃないのか？」&lt;br /&gt;
「確かによく遊びには行くけど、お互いに付き合おうとは言ってない」&lt;br /&gt;
「何でだよ？好きなんだろ？伝えたんじゃないのかよ？」&lt;br /&gt;
「好きだよ。誰よりも好きで大切な人だ。想いだってあの日に伝えて俺は待つって言った」&lt;br /&gt;
「で？答えを今でも待ってるってか？」&lt;br /&gt;
「悪いか？」&lt;br /&gt;
「違うだろ？東京に行くか悩んでてそれ以上になれないでいるんだろ？」&lt;br /&gt;
「ユタカ…なんで？」&lt;br /&gt;
「トシさんからそれらしいことを聞いた。お前のとこにスカウトが来たって」&lt;br /&gt;
「でもそれは断った」&lt;br /&gt;
「何で？」&lt;br /&gt;
「俺たちは二人揃ってlyric craftだ、だから俺だけが誘われても意味がない」&lt;br /&gt;
「…バカじゃねえの？お前」&lt;br /&gt;
「何だと？」&lt;br /&gt;
「俺とお前じゃ持ってる才能が段違いなんだよ。俺はそこまで上がれる器じゃない、でもお前はこんなとこで埋もれる奴じゃない」&lt;br /&gt;
「ユタカ…」&lt;br /&gt;
「チャンスなんだろ？掴めよ」&lt;br /&gt;
「でも優奈ちゃんが…」&lt;br /&gt;
「ハヤトくん。うち、一緒に行っちゃダメかな？ハヤトくんに付いていきたいの。一番近くでハヤトくんの応援をしていたい」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
気付けば後ろには優奈ちゃんがいて、豊は俺たちにゆっくりと話をしろと言い、みんなのもとへ戻っていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-857 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/08/21(日) 23:01:58.69
ID:EANpB7Wv&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;あまり持ちなれない包丁を握りながら美奈さんと亜希と三人で野菜を切っていたら、不意に亜希が話しかけてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「優奈、最近どう？」&lt;br /&gt;
「どうって何が？」&lt;br /&gt;
「何がって、それはつまり…」&lt;br /&gt;
「ハヤトくんのこと？」&lt;br /&gt;
「そう。ハヤト君とは最近どうなの？進展してる？」&lt;br /&gt;
「まあ、それなりって言うか…まあ、それなりに？」&lt;br /&gt;
「何それ。よく一緒に出かけたりしてるんでしょ？付き合ってるんじゃないの？」&lt;br /&gt;
「一緒に出かけたりするけど、お互いに付き合おうとは言ってない」&lt;br /&gt;
「そう…まだ気持ちの整理、つかない？」&lt;br /&gt;
「ううん、そんなことはないよ。佐野くんのことならもう大丈夫。うちのわがままだから」&lt;br /&gt;
「わがまま？」&lt;br /&gt;
「うちね、きっとハヤトくんのこと好きになってる。でもまだハヤトくんがうちを好きだって言ってくれる気持ちに釣り合わない、&lt;br /&gt;
うちのことをこれだけ好きでいてくれるハヤトくんに対してそんな中途半端な気持ちで付き合いたくないの」&lt;br /&gt;
「…それでハヤト君が夢を諦めることになっても同じこと言える？」&lt;br /&gt;
「亜希…どういうこと？」&lt;br /&gt;
「ハヤト君ね、スカウトされたんだって。そうですよね？美奈さん」&lt;br /&gt;
「…トシがユタカに言ったのね？」&lt;br /&gt;
「はい、ゆーちゃんは確証はないけど多分そうだって」&lt;br /&gt;
「トシのところにハヤトのことで問い合わせがあって、ハヤトのバイト先を教えたのは本当よ。&lt;br /&gt;
それで、ハヤトがあまりいい返事をしなくて、説得してほしいとトシに連絡が入ったのも」&lt;br /&gt;
「ハヤト君はゆーちゃんと一緒にやりたいって思いもある。でも、優奈と離れたくないって気持ちのほうがもっと強いの」&lt;br /&gt;
「でも言ってくれたらうちは付いて行くのに…何で言ってくれなかったんだろ…」&lt;br /&gt;
「恋人になら言えると思うよ。でもまだ付き合ってもない相手にそんなこと言える？」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
気付いたら包丁を置いて、ハヤトくんのもとへ駆け出していた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-858 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/08/21(日) 23:02:45.22
ID:EANpB7Wv&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「「えっと…ごめんね」」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
優奈ちゃんが隣に座り、暫くの沈黙の後にお互いに同じタイミングで同じ言葉を発した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ごめんね、ハヤトくん。うちがいつまでも返事を待たせていたから」&lt;br /&gt;
「いや、そんな…優奈ちゃんは悪くないよ。もともと今のタイミングじゃ行こうなんて思ってなかったんだから」&lt;br /&gt;
「でも、もしうちたちが付き合ってたらハヤトくんはうちに相談してくれたでしょ？」&lt;br /&gt;
「それは…まあ、そうかも知れないけど…」&lt;br /&gt;
「でしょ？だからごめんね」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃん？」&lt;br /&gt;
優奈ちゃんが俺の胸に顔を沈めながら話し始める。&lt;br /&gt;
「ハヤトくん、みんなハヤトくんのことを応援してるんだよ、ハヤトくんがギタリストとして大成するのを祈ってるんだよ」&lt;br /&gt;
「わかってる。でも俺はユタカと今までやってきたんだ、だから俺はあいつの一緒にこれからもバンドをしたい」&lt;br /&gt;
「佐野くんは一番ハヤトくんの成功を祈ってる。大切な友達だから、大切な仲間だから、じゃなかったらあんなこと言わないよ。&lt;br /&gt;
どんな気持ちで佐野くんはああいったと思う？きっと辛かったと思う、でもそれがハヤトくんのためだって思ったから言ったんだよ」&lt;br /&gt;
「…あいつ、バカだよ…」&lt;br /&gt;
「その気持ちを受け止められないハヤトくんはもっとバカだよ！」&lt;br /&gt;
その後の言葉は嗚咽にかき消された。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
優奈ちゃんの涙が収まるまでどれくらいの時間が経ったのかはわからない。&lt;br /&gt;
とても長い時間が過ぎたような気もするし、ほんの少ししか経っていないのかもしれない。&lt;br /&gt;
でもそんなことはどうでもよかった。&lt;br /&gt;
決意ができたのだから。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「優奈ちゃん、さっきの言葉はあの日の返事でいいのかな？」&lt;br /&gt;
「…うん。今更かもしれないけど、受け入れてくれる？」&lt;br /&gt;
「これから先、苦労させることばかりかもしれない、夢だって本当に叶うかわからない。それでも俺と一緒に居てくれる？」&lt;br /&gt;
「うちこそハヤトくんをちゃんと支えられるかわからない。何かあったときにおろおろして余計にイライラさせるかもしれない、&lt;br /&gt;
でも誰よりも近くでハヤトくんを見ていたい、応援していたい。&lt;br /&gt;
そんなうちでもいいならずっと一緒に居させてください」&lt;br /&gt;
俺のＴシャツを濡らす涙を拭うことさえもせずに彼女に口づけた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-859 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/08/21(日) 23:03:23.38
ID:EANpB7Wv&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;夏の日差しが照りつける中、俺たちはその暑さにも気付かないくらいに夢中で口づけをしていた。&lt;br /&gt;
ふと見た優奈ちゃんの顔は汗と涙でメイクも崩れている。&lt;br /&gt;
それさえも可愛く、そして愛しく思えてきて思わず見つめてしまっていた。&lt;br /&gt;
そんな俺の視線に気付いたのか優奈ちゃんは顔を逸らした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「うち、今すごい顔してるでしょ？見ないで…」&lt;br /&gt;
「確かにメイクは崩れてるけど、それでも優奈ちゃんは可愛いよ」&lt;br /&gt;
「そんなの褒め言葉じゃないよ。好きな人だから悪いとことか不細工なとこなんて見られたくないんだもん」&lt;br /&gt;
「好きな人だからどんな状態でも愛おしく思えるんだよ。どんな優奈ちゃんでも俺は好きだから」&lt;br /&gt;
「もう…またうちを泣かして…もう知らないから…」&lt;br /&gt;
そう言って頬を膨らませた優奈ちゃんを抱く力を少しだけ強める。&lt;br /&gt;
「幸せな涙しかもう流させないから。何十年経っても俺は今みたいに優奈ちゃんが好きだって言うよ」&lt;br /&gt;
「うん。うちもハヤトくんのことが好き。おじいちゃんとおばあちゃんになってもずっと好き。&lt;br /&gt;
いつまでもハヤトくんに好きでいてもらえるように、可愛くいられるように頑張る」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
本当に幸せなときには言葉なんて要らないことを俺は初めて知った。&lt;br /&gt;
何も言わなくても何もかも伝わる、ただ抱き合うだけで、ただ見つめ合うだけで。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「おう、やっと戻ってきたか。その様子だとお互いにいい結論を出したみたいだな」&lt;br /&gt;
「はい、トシさん。待たせてすいませんでした」&lt;br /&gt;
「気にすんな。俺たちは先に食い始めてたし、こっちこそ悪かったな、待ってなくて」&lt;br /&gt;
「そんな。俺たちのためにこんなお膳立てまでしてくれてありがとうございます」&lt;br /&gt;
「礼ならそこで魚をおろしてる奴に言いな」&lt;br /&gt;
そう言ってトシさんが指差す先に居た豊は俺が視線を向けると同時に目を逸らした。&lt;br /&gt;
スマートで器用に何でもこなすように見えて、実は不器用な豊。&lt;br /&gt;
改まって面と向かって礼を言うなんてしたらあいつはきっとこそばゆいと言うだろう。&lt;br /&gt;
だからこの感謝の気持ちは胸にしまっておこうと思う。&lt;br /&gt;
きっといつかお互いに笑いながら話せる日が訪れるから、その時まで…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-860 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/08/21(日) 23:03:49.99
ID:EANpB7Wv&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;夏休みが終わり新学期が始まり、卒業後の進路の面談も終わったある日。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
弁当も食い終わり、校舎裏で音楽を聴いていたら一つの影が近づいてきた。&lt;br /&gt;
何か話しかけてきたけれど無視をしていたらイヤホンを取りあげられた。&lt;br /&gt;
「門田くん、先生が話してるの聞いたんだけど。東京行くって本当？」&lt;br /&gt;
「だったらなんだって言うんだ、お前になんか関係ないだろ」&lt;br /&gt;
「関係ないことないわよ、元カレが有名人になるかもしれないんだから」&lt;br /&gt;
無視したいのも当然だ。&lt;br /&gt;
クラスメイトで一年の頃に付き合っていた、中島美鈴が話しかけてきたのだから。&lt;br /&gt;
「そんな昔のことを言われてもな、もう何の関係もないって言ったのはお前のほうだろ？」&lt;br /&gt;
「ええ、そうね。でも私はあなたの才能を見誤ったみたい。もう一度やり直してあげようと思って」&lt;br /&gt;
「笑えない冗談だな、お前なんかとやり直す気なんて皆無だ」&lt;br /&gt;
そう言い捨てて中島の横を通り過ぎたところで奴は呟いた。&lt;br /&gt;
「へえ、そんなに三田村のこと大事なんだ？」&lt;br /&gt;
何でこの女から優奈ちゃんの名前が出てくる？&lt;br /&gt;
戸惑い立ち止まった俺に中島が言葉を続ける。&lt;br /&gt;
「あれ？三田村の出身中学聞いてなかった？」&lt;br /&gt;
どこかで聞いたことのある中学の名前だと思っていたら、そうか、この女と一緒だったんだ。&lt;br /&gt;
「その様子だと察してくれたみたいね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう言って下品に笑う中島に殴りかかりたい衝動を抑えながら辛うじて言葉を出す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「…何が望みだ…」&lt;br /&gt;
「三田村と別れて私と付き合う。簡単なことだし、悪い話じゃないでしょ？」&lt;br /&gt;
「ざけんな、そんな最悪な話に乗るか。お前と付き合うくらいならゲイにでもなったほうがマシだ」&lt;br /&gt;
「ふうん？随分なことを言うわね」&lt;br /&gt;
「お前みたいな性根の悪い女にはこれでも勿体無いくらいの言葉だ」&lt;br /&gt;
「そんな性根の悪い女と付き合っていたのはどこの誰だったのかしら？三田村が知ったらどう思うかしらね？」&lt;br /&gt;
勝ち誇ったような表情で去っていく中島に最後は何も言えなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-861 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/08/21(日) 23:04:19.25
ID:EANpB7Wv&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;中島に言われた言葉がいつまでも頭に残り、イライラを抱えながら帰ろうとしたら校門のそばで影が動いた。&lt;br /&gt;
「ハヤトくん」&lt;br /&gt;
「優奈ちゃん？どうしたの？」&lt;br /&gt;
「ハヤトくんと一緒に帰りたくて来ちゃった」&lt;br /&gt;
「そうなんだ…」&lt;br /&gt;
「迷惑だった？」&lt;br /&gt;
「そ、そんなことないよ！あまりに嬉しくて、その…なんて言うか…驚いたって言うか」&lt;br /&gt;
「ハヤトくんが嬉しいって思ってくれるならうちも嬉しいよ。それだけで幸せだよ」&lt;br /&gt;
そう言って笑顔を俺に向けてくれる優奈ちゃんを見ていると俺も幸せになる。&lt;br /&gt;
こんなに可愛くて素敵な女の子と付き合えている今が俺の人生で一番幸せなときだって実感する。&lt;br /&gt;
中島に何を言われようが俺は優奈ちゃんのことが好きだ、優奈ちゃんとならどんなことだって乗り越えられる、&lt;br /&gt;
どんな困難からだって彼女を守っていける。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あれ？優奈じゃない？どうしたの？」&lt;br /&gt;
「あ、中島さん…久しぶり…」&lt;br /&gt;
「そんな堅苦しい呼び方しないでよ。昔みたいに美鈴でいいわよ」&lt;br /&gt;
まるで見張っていたかのようなタイミングで中島が来た、優奈ちゃんの様子からこいつのことは苦手なのだろう。&lt;br /&gt;
「何の用だ」&lt;br /&gt;
「何の用も何も中学の同級生に久しぶりに会ったから話しかけただけよ？悪い？隼人」&lt;br /&gt;
「ハヤトくん？美鈴…ちゃんとはどんな関係なの？」&lt;br /&gt;
「あ、知らないんだ？私達、昔付き合ってたの。ねえ隼人？」&lt;br /&gt;
「…ああ、昔な」&lt;br /&gt;
これ以上ないくらいに『昔』という言葉を強調して答える。&lt;br /&gt;
「それでやり直そうかなと思ってたら、今は三田村と付き合ってるなんて聞いちゃったからイラッときたの」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;
「ねえ、三田村。あんた本当に自分が隼人にふさわしい女だと思ってるの？あんたなんて本当はネクラで…」&lt;br /&gt;
「やめろ！中島！」&lt;br /&gt;
「あんたが処女をなくした日のこと隼人が聞いたらどう思うかしらね？」&lt;br /&gt;
「てめえいい加減にしろ！」&lt;br /&gt;
「やめて…ハヤトくん…」&lt;br /&gt;
「…優奈ちゃん…」&lt;br /&gt;
「ごめん…今日は帰るね…」&lt;br /&gt;
無理に笑顔を作って優奈ちゃんは走り去っていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-862 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;夏の水彩画&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/08/21(日) 23:04:43.69
ID:EANpB7Wv&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ふふ、やっぱり三田村は隼人にふさわしい相手なんかじゃないわね。あんなことで逃げ出すなんて。&lt;br /&gt;
ね？わかったでしょ？やっぱりあなたの相手は私のほうが合ってるのよ」&lt;br /&gt;
「ああ、よくわかったよ。やっぱり俺の相手はお前じゃないってな」&lt;br /&gt;
「あの子の過去のこと知っても同じこと言える？処女なのに無理しちゃってねえ」&lt;br /&gt;
「…知ってるよ、そんなこと。優奈ちゃんはそのことも俺に話してくれた。それでも俺は優奈ちゃんと一緒に居ることを選んだ」&lt;br /&gt;
「…どうして？どうしてそこまで」&lt;br /&gt;
「なあ、中島。…お前哀しい奴だな、そんなこと言って悦に浸る暇があるんだったらもっとやることあんだろ」&lt;br /&gt;
そう呟いた俺はどんな表情をしていたのだろう？&lt;br /&gt;
怒りなのか、憐れみなのか…きっと悲しい表情をしていたと思う。&lt;br /&gt;
かつては縁があった相手がこれほど最低なことを言っていること、&lt;br /&gt;
そして俺自身が彼女に何も与えることができていなかったことが何よりも悲しく、そして辛い。&lt;br /&gt;
「本当に大切な相手に出逢えたらきっとわかる。お前にそんな相手が現れるかはわからないけど、出逢えたらきっとわかる」&lt;br /&gt;
「何よそれ？何が言いたいの？」&lt;br /&gt;
「そのままの意味だよ。本当に大切な相手に出逢えたら過去とか何も関係なくなる。理屈じゃないんだ」&lt;br /&gt;
「あなたにとってその相手が三田村だっていうの？」&lt;br /&gt;
中島は納得がいかないような複雑な表情で俺を見ている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
無理もないと思う。&lt;br /&gt;
中島と付き合っていた頃の俺は自分のことしか考えていなかった。&lt;br /&gt;
学年でもトップクラスの美人で、この地域では有数の地主の娘。&lt;br /&gt;
そんな女と付き合っていれば男としてそれなりに箔も付く。&lt;br /&gt;
正直そんな気持ちで俺は彼女に近づいた。&lt;br /&gt;
今思えば俺は中島の肩書きに惚れたようなもので、中島美鈴という一人の人間と向き合ってはいなかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ごめんな、中島。お前にはそんなことしてやれなくて」&lt;br /&gt;
「ちょっと！！隼人！」&lt;br /&gt;
何か言おうとしている中島のほうへはもう目も向けずに優奈ちゃんを追いかける為に走り出した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-03-21T11:32:31+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/107.html">
    <title>あか</title>
    <link>http://www40.atwiki.jp/bitchgirls/pages/107.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;　&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b style=&quot;color:#F80;&quot;&gt;#1&lt;/b&gt;：2011/02/18(金) 01:43&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-558 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/18(金)　01:43:52　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「はぁっ･･･んん･･･」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
初めて会ったオッサンの上で腰を振って、作った声で喘いで。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「んん･･･みゆちゃん、イくっ･･･イクよっ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ゴムの中で射精したのを感じると、冷めてると思われない程度に抜く。&lt;br /&gt;
オッサンでも客は客、ちょっとは愛想良くしないとね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「はぁ･･･気持ち良かったですぅ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
うわ、キモ、私。&lt;br /&gt;
でもこれくらいぶりっ子の方が意外と気前良く金を出してくれるものだ。&lt;br /&gt;
単純だねー、オトコって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
シャワーを浴びてホテルを出る前に金を渡される。&lt;br /&gt;
うわ、こんなにくれるんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
リピーターになって貰うか悩んだが、結局それは止めることにした。&lt;br /&gt;
一人につき一回しかしない、リピーターは作らない。&lt;br /&gt;
それが私が援交を始める時に決めたルール。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
一回きりの方が後腐れもないし、後々やっかいになることも少ないだろうし。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-559 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　01:57:24　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;翌日、放課後に今日はウリを休もうかなー、なんて一人で考えていると唐突に話し掛けられた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ねぇねぇ、紅宮さんって明日･･･暇？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
この男は一体誰だっただろうか。&lt;br /&gt;
えーっと、見たことはあるから一緒のクラスだろうし･･･。&lt;br /&gt;
あぁ、思い出した。確か、楊くんか。&lt;br /&gt;
柳ではなくて楊ということをやたら主張してたっけ、と思い出して、ほっとした私は返事を返す。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ん、何、楊くん？どしたの？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ちょっと微笑んでみたり。&lt;br /&gt;
オヤジならこれで私を「買う」のを決める笑顔。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あの、さ。俺、サッカー部なんだ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-560 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　02:05:13　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「あー･･･そうらしいね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
噂では聞いたことがある。&lt;br /&gt;
一年時からレギュラーの中でも中心選手で、二年になってからはプロも注目しているとかいないとか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「それでさ、明日、試合なんだ。その･･･よかったら、応援に来てくれないかな」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
どうやら彼は私に少なからず好意を抱いていて、良いところを見せたいから試合に誘った、というところだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
明日は土曜日だし、特別用事があるわけではない。&lt;br /&gt;
かといって、わざわざ見に行く程私はサッカーが好きなわけでもない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「明日、かあ･･･」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
どうしよっかなー･･･なんて悩んでいると、彼があまりに緊張している様子が目に入って。&lt;br /&gt;
それが何だか可愛らしく思えた私はついつい了解してしまった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「良いわ、行く。どこであるの？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-561 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　02:11:11　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「本当に?! ありがとう！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう言って彼は嬉しそうに私に試合会場のメモを渡し、手をとってきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･手をとってきた！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
日頃は援交をして色んな所を触られているのに、そういう純情な行動には弱いんだ、私は。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
つい顔を真っ赤にすると、彼も自分のとった行動に気づいてか顔を赤くして「ご、ごめんっ」と手を離した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「じゃ、じゃあ、明日、お願いねっ･･･」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう言って彼は部活に向かい、私は手をヒラヒラ振って送り出した。&lt;br /&gt;
明日、か。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-563 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　03:06:44　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;結局オヤジに声をかけることもかけられることもなかった私は、帰宅後に明日のことについて考えてみた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
服はどんなのが良いのかな。&lt;br /&gt;
競技場なんて行くのは初めてだから見当もつかない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そういえば、明日はどんな試合なんだろう？&lt;br /&gt;
練習試合とかじゃ、たぶん誘ったりしないよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
色んな服を引っ張り出して見ているところで、私は思ったより明日を楽しみにしていることに気づいた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
いつも脂ぎったオヤジに抱かれているからか、楊くんのようなタイプのオトコと接したのは久しぶりで、それもまた一因なのかもしれない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ワンピースを当てていると、携帯から着信音が鳴って。&lt;br /&gt;
着信したメールを確認すると友達の朱美から「楊にアドレス教えて良い？」って。&lt;br /&gt;
一々礼儀正しいんだから、と思いながら許可の返信をすると、すぐにまたメールが届いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-564 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/18(金)　21:06:01　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;もう一度携帯を開くと未登録のアドレスからの着信だった。&lt;br /&gt;
ということは、楊くんからだろう。礼儀正しく「急にごめん」と題が書かれたメールを開く。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
『急に誘って、･･･あとメール送ってごめんね。&lt;br /&gt;
試合、絶対勝つから！』&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
絵文字がないところにオトコノコらしさを感じなから、頑張ってね、楽しみにしてると書いて、最後に絵文字を足して送信。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そのまま明日の準備を続けていると楊くんからの返信もなかったので、きっと彼も準備をしているのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
明日の服を選び、他の服を片付けていると外はもう真っ暗な時間だった。&lt;br /&gt;
楽しみなことの準備だから時間が早いのかな、なんて。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-565 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　21:12:07　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「うわぁ･･･」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
競技場だからヒールやブーツは浮くだろうと思ってスニーカーを履いて来て良かった、実際周りにそういう人は少ない。&lt;br /&gt;
スカートじゃなくてジーンズにして、寒さに負けないように一応コートも持ってきたが今日は温かくて、荷物になるくらいだった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
私が一人でスタンドに座っていると、綺麗な芝のグラウンド(ピッチ、っていうんだっけ？)でウォーミングアップをしてる楊くんが手を振ってきた。&lt;br /&gt;
私がぺこりと頭を下げると彼は嬉しそうに笑っていたが、すぐに近くにいた大人に怒られていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ん、あんな先生、うちにいたかな？&lt;br /&gt;
見たことないけど。&lt;br /&gt;
外部から教えに来てくれているのだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-566 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　21:18:57　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;試合が始まるまでは、グラウンドの綺麗な芝に目をとられたり、相手チームのあの人大きいなあ、なんて思いながら眺めたり。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
試合前に改めてうちの学校(･･･のはず。見たことない人ばかりなのは私が学校で男子に基本的に無関心だったからだろう。)のチームを見ると楊くんは赤いユニホームに着替えていた。&lt;br /&gt;
背番号は7番。ラッキーセブンなんだ。左腕に巻いているのは何なんだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
整列が終わって、グラウンドに選手が広がった。&lt;br /&gt;
試合開始の笛が鳴る。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
しばらくは、楊くんにボールが渡ることはなかった。&lt;br /&gt;
それはそうだ、グラウンドには22人も人がいて、仲間だけでも11人いるのだ。&lt;br /&gt;
それにしても、動きがやたらと速い。高校生って、人って、こんなに機敏に動けるものなのか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-567 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　21:26:25　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;しばらくぼーっと眺めていると、後ろから気の良さそうなおばちゃんに話し掛けられた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ねぇねぇ、あなた、誰かの彼女？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
まさか。&lt;br /&gt;
私は笑顔でそれを否定すると、おばちゃんは不思議そうな顔になりながらどうして試合を見に来たか尋ねてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「楊くん･･･赤い方の7番の彼に誘われたんです」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「まぁ、楊くんの彼女なの?!」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
だから彼女じゃないんだって、とは思ったものの愛想笑いをしていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「彼ねー、将来有望よ。今度はU-17にも呼ばれるかもしれない」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
U-17が何なのかは分からないが、それはきっと凄いことなのだろう。&lt;br /&gt;
おばちゃんは若いって良いわねぇ、なんて言いながら離れて行こうとしたので、私は引き止めて尋ねた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「あの、これ、うちの学校とどこの学校の試合なんですか？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-569 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　21:33:29　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;おばちゃんは目を丸くして、しばらくしてから笑いながら答えてくれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「これはね、今年の国体代表候補のチームと流甲大学のサッカーの試合よ。楊くんは早生まれだから、二年生でも国体代表にも入れるの。楊くんはキャプテンよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
何だか良く分からないがとにかく楊くんは国体代表･･･つまりは県代表ということらしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
私はおばちゃんにお礼を言って、再び試合を眺める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
県代表なんて、どれくらい練習したのだろうか。&lt;br /&gt;
どれだけそれに打ち込めばなれるのだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
一生懸命に走る彼を見ていると、何だか自分があまりに汚いものに思えた。&lt;br /&gt;
私がバイト気分でオヤジを騙してセックスをしていた時、彼は走って、蹴って、そうして今私の目の前でサッカーをしている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-571 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/18(金)　23:47:48　ID:fjk07bfz&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;居心地が悪い。&lt;br /&gt;
楊くんは本当に自分なんかを誘ったのだろうか。本当は人間違いだったんじゃないか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう思う一方で、私はもっと彼のプレーを見たいとも思わされた。&lt;br /&gt;
さすが県代表というべきか、確かに上手いのだが、際立っているという程ではない。&lt;br /&gt;
だけど、彼の動きは私を、見るものを魅了するのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ああ、走って、もうちょっと！&lt;br /&gt;
相手、邪魔しないでよ。大学生と違って、楊くんは細いんだよ。怪我したらどうするの！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
いつの間にか手に汗が流れるほど私は集中していた。&lt;br /&gt;
強い笛が二回鳴って、何なのか分からない私はグラウンドを見ていると選手がベンチに向かっている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「前半が終わったのよ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
例のおばちゃんに話し掛けられた私はそんなことも知らない自分に恥じつつお礼を告げて、自動販売機に向かった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-574 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　00:19:42　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;お茶を手に戻る途中、楊くんの名前が聞こえたのでちょっとゆっくり歩いて何を話しているのか盗み聞きをしてみる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「やっぱり楊くんってかわいいよね、一生懸命なとことかさー」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「そうだよねー、サッカーも上手いし顔もかわいいし」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
どうやら楊くんのファンらしい。顔も見たことないし、たぶん別の学校の子。&lt;br /&gt;
漫画以外でそんな子を見るのは初めてで、改めて楊くんは私と別世界の人なんだ、って思い知らされる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
席に戻るとちょうど選手がグラウンドに散らばっているところだった。&lt;br /&gt;
ん、楊くん、さっきと立ち位置が違わない？&lt;br /&gt;
ちょっと相手のゴールに近い位置にいる気がする。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「彼、フォワードになったみたいね。本職よ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
フォワード･･･前にいるんだし、点を取るのが仕事なのかな？&lt;br /&gt;
私はまたおばちゃん頭を下げて、彼を見つめる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
チラっとこちらを見た楊くんは、ニヤリと笑った気がした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-576 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　01:21:39　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;試合再開の笛と共に走り出した楊くんは相手のボールを奪うべく猛然とダッシュ。&lt;br /&gt;
それが実ることはなく相手はボールを大きく蹴ったけど、それは国体チームが拾った。&lt;br /&gt;
そのボールを受けた楊くんはドリブルでひょいひょいと相手を抜き去る。歳の差、体格の差なんてお構いなしだ。&lt;br /&gt;
結局彼のシュートはゴールキーパーに止められちゃったけど、彼は別格だってそのプレーだけで分かった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
何度もドリブルを仕掛けて、パスをして、シュートを打って。&lt;br /&gt;
色んなプレーをしているけど、大学生の意地かゴールだけは中々決まらなかった。&lt;br /&gt;
残り時間も少ないかな、と思って時計を見たとき(高校生の試合時間は35～40分だっておばちゃんが言ってた)、楊くんがボールを持った。&lt;br /&gt;
ドリブルを始めて、相手をかわしていく。&lt;br /&gt;
キーパーの一人前の選手の股を通して抜いた、と思った瞬間、彼は相手選手に吹っ飛ばされていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-577 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　01:22:31　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「きゃっ･･･」&lt;br /&gt;
つい声が零れてしまった。&lt;br /&gt;
強い笛が鳴る。&lt;br /&gt;
審判が楊くんが倒れたとこまで走って向かい、倒した大学生に赤いカードを出した。&lt;br /&gt;
レッドカードっていうんだよね、確か。&lt;br /&gt;
大学生はすごすごベンチに向かって歩き出し、その一方で楊くんは立ち上がってボールを置いた。&lt;br /&gt;
試合を見て何度かこういうシーンがあった。たぶん、あのボールを楊くんが蹴るんだ。&lt;br /&gt;
大丈夫なんだろうか、あんなに吹っ飛ばさたのに、痛くないのかな。&lt;br /&gt;
心配でお茶のペットボトルを強く握る。&lt;br /&gt;
ゴール前に大学生が並ぶ。あれを避けてゴールを決めなきゃいけないんだ。&lt;br /&gt;
笛が鳴り、楊くんはゆっくり助走を始める。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-578 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　01:23:02　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;そして蹴ったボールは大学生の頭を越えて－－曲がりながら落ちた。&lt;br /&gt;
キーパーも飛びついて手を伸ばしたけど、それでも届かない。&lt;br /&gt;
ネットが揺れて、白い波が起きた。&lt;br /&gt;
彼は満面の笑みで笑いながらチームメイトに囲まれて、私の方を指さしてきた。&lt;br /&gt;
競技場で試合をしているとはいえ、観客は少ない。&lt;br /&gt;
保護者らしき人たちやサッカー関係者と、さっきいた楊ファンくらいだ。&lt;br /&gt;
あからさまに私を指していることが分かって、ちょっと照れながら小さく拍手をすると、彼は満足げに頷いて自陣に戻って行った。&lt;br /&gt;
戻る途中、他の選手に何か言われて頭を叩いていたのはご愛敬。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-579 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　01:23:56　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;そのまま試合終了の笛が鳴った。&lt;br /&gt;
おばちゃんは「やったわね！」なんて言って、どこかに向かって去って行った。&lt;br /&gt;
「ふぅ･･･」&lt;br /&gt;
凄い･･･凄い！&lt;br /&gt;
私は何か凄いものを見てしまった気がする。昨日までただのクラスメイトだったのに、今となっては彼に若干尊敬の念をも抱いている。&lt;br /&gt;
なんであんなに速く動けるの？ 何であんなに蹴ったボールが曲がるの？&lt;br /&gt;
立ち上がってグラウンドを覗くと、楊くんは大学生と楽しそうに話をしていた。&lt;br /&gt;
さっき、楊くんを吹っ飛ばした人も一緒にいた。遺恨の念なんて全く無いかのように、彼の笑顔は清々しくて。&lt;br /&gt;
一言言って帰るつもりだったけど、疲れているだろうし今日は止めとこう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-580 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　01:24:25　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;楊くんから視線を外そうとすると、こちらを向いた彼は私に手を振ってきて。&lt;br /&gt;
またね、と口だけ動かして去ろうとすると、周りの大学生やチームメイトが楊くんをちゃかしていた。&lt;br /&gt;
何だかほほえましい。&lt;br /&gt;
私には友達はいてもそんな風に笑いあえる友達はいないし、見えない絆？ 友情を強く感じる友達もいない。&lt;br /&gt;
もう一度彼らに向かって頭を下げて、私は階段を降りていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
電車を降りて家に向かって歩きながら、私は彼のプレーを思い出す。&lt;br /&gt;
魔法みたいに曲がるボール。陸上部かと思うくらい速い足。&lt;br /&gt;
凄かった。&lt;br /&gt;
ありきたりだけど、そうとしか思えない。&lt;br /&gt;
その後頭に浮かんできたのはゴールを決めた後の笑顔。&lt;br /&gt;
「･･･かわいかったなあ」&lt;br /&gt;
ん？ いま私なんて言った？&lt;br /&gt;
いやいやいや、凄いなあ、とは思うけど、まさかね。&lt;br /&gt;
でも何で、こんなにも頬が熱いんだろう。&lt;br /&gt;
謎の熱を頬と胸に感じながら、私は家の扉を開けた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-581 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;：2011/02/19(土)　01:25:20　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;帰宅後にメールを入れておく。&lt;br /&gt;
『お疲れ様。最後、凄かったね！また見たいなあ』&lt;br /&gt;
前回に続いて絵文字を足すことも忘れずに。最後のまた見たい、はリップサービスじゃなくて本音で。&lt;br /&gt;
あんなゴールと良い笑顔を見せられたら、魅了されるのには十分だろう。&lt;br /&gt;
ご飯を食べて予習を済ます。&lt;br /&gt;
普段は予習なんてしないんだけど、何でか分からないけど今日はしたい気分だった。&lt;br /&gt;
携帯を開くと返信が入っていた。&lt;br /&gt;
『ありがとう！じゃあ、また試合があるときはお願いしようかな（笑）』&lt;br /&gt;
また黒メール。メールする男なんて大学生の兄か父親に用件だけのメールをするくらいだけど、なんで男子って絵文字使わないのかな、可愛いのに。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-582 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　01:27:16　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;『そうして（笑） じゃあ、今日はゆっくり休んでね、お休み』&lt;br /&gt;
疲れているだろうし、長々メールをするのも悪い気がして早めに打ち切る。&lt;br /&gt;
ベッドに入ってから、明日は何をするか考える。&lt;br /&gt;
走ってみるのも良いかもしれない、ちょっとインターネットでサッカーについて調べてみようかな･･･。&lt;br /&gt;
携帯が鳴って開くと彼からの返事。『見に来てくれてありがとう。お休みなさい』って。本当に、礼儀正しい。&lt;br /&gt;
やっぱり、明日はサッカーについて調べよう。それで、月曜日に話し掛けてみよう。&lt;br /&gt;
そんな風に考えていると、私はまどろみの中に入っていった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;　&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b style=&quot;color:#F80;&quot;&gt;#2&lt;/b&gt;：2011/02/19(土) 15:17&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-588 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:17:10　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;月曜日。&lt;br /&gt;
私は重い目を開けながら学校に向かっていた。&lt;br /&gt;
昨日、有名なサッカー選手の動画を見ていたり、ルールを調べたりしていると時間はあっという間に過ぎた。&lt;br /&gt;
古今東西に関わらず色んなサッカー選手のプレーを見てみたが、どれも魔法をかけてるみたいだった。･･･でも、生で見たからかやっぱり楊くんが１番魔法みたいだって思ったのは内緒で。&lt;br /&gt;
メッシって選手は成長障害を乗り越えて偉大な選手になった、とか、中村俊輔(この人は私も名前くらいは知ってた)は挫折を繰り返して日本代表になったとか。そういうサッカー選手のバックボーンを知るのも楽しかった。&lt;br /&gt;
どうやら私はサッカーというものにハマってしまったらしい。&lt;br /&gt;
学校に到着して、教室を見回して楊くんを探すがまだ来ていないようだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-589 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:17:45　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「おはよー」&lt;br /&gt;
声をかけられて顔をあげると楊くん。&lt;br /&gt;
「あ、おはよ」&lt;br /&gt;
うわ、また顔が熱い。心なしか胸の鼓動も速くなった気がする。&lt;br /&gt;
彼は私の席の前の椅子を引いて腰掛け、尋ねてきた。&lt;br /&gt;
「試合、見に来てくれてありがとう。ど、どうだったかな？」&lt;br /&gt;
「うん、楽しかったよ。初めて一試合通して見たけど、あんなに速く走ってるんだもん」&lt;br /&gt;
「走るだけなら陸上部の方が凄いよ」、と笑う彼の顔は嫌いじゃない。&lt;br /&gt;
「あの、良かったらまた試合があるとき教えてね？」&lt;br /&gt;
「え、本当に？」&lt;br /&gt;
やっぱりメールで送ったのはリップサービスだと思われていたらしい。「約束だよ？」と打算抜きの－－オッサン達には絶対に見せない－－笑顔を見せ、私は昨日調べたことや見た動画について話し出した。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-590 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:18:39　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;一ヶ月もすると、私と彼の環境と関係性は以前とはかなり変わっていた。&lt;br /&gt;
彼は初めてU-17(17歳以下日本代表、ってことだ。調べて初めて分かった)に選ばれて、学校にも近所のJリーグのクラブのスカウトがたまに視察に来ていた。&lt;br /&gt;
私はというと、援交を止めてすっかりサッカーにのめり込んでいた。&lt;br /&gt;
援交で貯まったお金を、特別使うような趣味があったわけじゃないし、そのお金でACミランのユニフォーム(このチームが１番かっこよかった)を買ってみたり、読書なんて趣味じゃないのにサッカー選手の自伝を読んだり。&lt;br /&gt;
もちろん、私は彼の試合も見に行った。県代表だけじゃなくて学校の試合も(ちなみに私の学校自体はそんなに強くないようだ)。&lt;br /&gt;
彼は試合中は凄い楽しそうに走るし、仲間を鼓舞する。勝った時はニコニコ笑うし、時折見せる練習試合でも負けた時の悔しそうな顔も印象に残った。&lt;br /&gt;
楊くん、が涼平くんになったのも、紅宮さん、が咲子さんになったのもこの頃。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-591 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:19:10　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;その間、彼とは音楽とかテレビとかテストとか、色んな話をしていたけど、やっぱりサッカーの話をしている時が１番生き生きしていた。&lt;br /&gt;
好きなサッカーについて話す時はニコニコしてるし、好きなクラブ(インテル)が負けたというと自分が試合に負けたかのように落ち込んで。&lt;br /&gt;
私がミラニスタだと聞くとインテリスタの彼は「ライバルだね」、って笑った。&lt;br /&gt;
また、私について彼以外で言うなら、女友達が増えた。&lt;br /&gt;
元々人とあんまり話したりしなかった私だけど、涼平くんと話していることでサッカー好きということが露呈したらしい。&lt;br /&gt;
彼女達はサッカーというよりは選手(イケメンの、が冠詞。内田とかカカとか)が好きらしいが、私より前から好きだけあって、色々と詳しかった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-592 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:27:35　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;そんな中。&lt;br /&gt;
「あのー、良かったら、さ。Jリーグの試合見に行かない？」&lt;br /&gt;
と、涼平くんに誘われた。どうやらスカウトの人からチケットを貰ったらしい。&lt;br /&gt;
私は海外サッカーばかり見ていてJリーグの試合はあまり見たことが無かったし、良い機会だ。&lt;br /&gt;
この頃には私は彼に対する気持ちに気づいていたし、「デートかあ･･･やったぁ！」と、心の中で喜べる程には素直だった。&lt;br /&gt;
二つ返事で了承して、私は携帯のスケジュールにそれを入れておいた。&lt;br /&gt;
「楊くーん、あのさぁ･･･」&lt;br /&gt;
他の女の子が彼を呼び、私に「ごめん」と言って私の元を離れて行った。&lt;br /&gt;
そう、彼は今や学校内の有名人を越えてしまっている。&lt;br /&gt;
何人が実際に見たことがあるのか分からないが、U-17ワールドカップの予選で好プレーを見せ、将来の日本代表候補と期待の選手なのだ。&lt;br /&gt;
以前はみんな「ちょっとサッカーが上手い人」みたいな認識だったのが、いつの間にかまるでアイドル。&lt;br /&gt;
楊ファン、拡大中。なーんちゃって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-593 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:28:06　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;無いことにしたくてもできない。&lt;br /&gt;
私は汚い人間で、彼は陽の当たる世界の住人。&lt;br /&gt;
援交でそこそこやっていけたし、自分でもそこそこ綺麗な顔はしているんだと思う。けど、それだけだ。&lt;br /&gt;
私より可愛い人なんて校内でも何人もいるし、性格なんて比べるまでもない。&lt;br /&gt;
ちょっとした彼の気まぐれ次第で私はどん底まで落とされるのだ。&lt;br /&gt;
次に試合に誘うのは私じゃないかもしれない、そういう不安を抱きながら、私は彼に声をかけられるのを待つ。&lt;br /&gt;
ため息をつくが、とりあえず今回は誘ってくれたのだ。･･･デートに！&lt;br /&gt;
今までまともなデートなんてしたことがなかった気がする。&lt;br /&gt;
中学時代は彼氏なんて名前だけで、学校から一緒に帰るかヤるだけ。&lt;br /&gt;
高校生になると援交でヤっただけ。&lt;br /&gt;
どういう風なのかな、デートって。なんて考えると私の心は晴れてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-594 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:29:04　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;約束の日、私は約束の時間より30分早く到着していた。&lt;br /&gt;
何だか家にいても落ち着かなくて、早くに家を出てしまったのだ。&lt;br /&gt;
携帯を開いて早過ぎたかな、と思いながら携帯プレーヤー歌を聞く。&lt;br /&gt;
涼平くんが試合前に聞くんだー、って言ってた歌。アイドルっぽいけど本当は実力派の男性グループの歌声は、耳を心地良く抜けていく。&lt;br /&gt;
「あー･･･待たせた？」&lt;br /&gt;
ちょうど歌が終わる頃、彼の声が耳に入ってきた。&lt;br /&gt;
うわぁ･･･。&lt;br /&gt;
私服姿は初めて見たが、凄い似合ってる。ダメージの入ったジーンズに赤黒ボーダーのＴシャツ。その上にちょっとカッチリしたジャケットを羽織っている。&lt;br /&gt;
「凄い･･･カッコイイね」&lt;br /&gt;
「いやいや･･･咲子さんの方が、その、可愛いと思う」&lt;br /&gt;
照れながらそう言う彼に、ありがとう、と返す。「ちょっと歩くけど大丈夫？」の問いにも頷いて、私たちはスタジアムに向かった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-595 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　15:30:28　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ねぇねぇ、涼平くん。なんで私服そんなにオシャレなのに学校じゃ髪も寝癖爆発してるの？制服も真面目に着てるし」&lt;br /&gt;
って、ちょっと聞いてみた。&lt;br /&gt;
実際、彼は制服のきっちりボタンを止めているし、みんなしている腰パン(何がカッコイイんだろう)もしていない。&lt;br /&gt;
「え、寝癖爆発は時間がないから。で、服装がだらし無いと、試合中に良いことなさそうじゃん？　運が悪くなるっていうか。だらし無いのは嫌なんだ」&lt;br /&gt;
って、寝癖も治さないとダメだよね、と彼は笑った。&lt;br /&gt;
そしていつもその笑顔にドキドキさせられるんだ、私は。&lt;br /&gt;
それにしても、そんなところまでサッカーと繋げて考えるんだ。よっぽどサッカー好きなんだろうなあ。&lt;br /&gt;
「じゃあさ、涼平くんってインテル好きだよね。なんで赤黒ボーダーなの？青黒じゃなくて」&lt;br /&gt;
もちろん赤黒ボーダーを着てはいけないわけじゃないけど、学校生活までそういう風に考えるのに、赤黒よりは青黒を着ていそうなものだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;color:#0000FF;&quot;&gt;【作者注:ACミランとインテルはライバル関係で、ミランは赤黒の縦ボーダー、インテルは青黒の縦ボーダーを1stユニフォームにしています。】&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-600 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　19:17:35　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「あー、うん。今日招待してくれたクラブがさ、赤基調のユニフォームで、相手は相手青基調だからね」&lt;br /&gt;
ふーん、なるほど。&lt;br /&gt;
確かにそういう理由なら納得できる。誘ってくれたのに、わざわざ相手チームのカラーを着るのは変な話だ。&lt;br /&gt;
「それに･･･さ」&lt;br /&gt;
うん？ と尋ね返すと彼はいつもの照れ笑いを浮かべながら言う。&lt;br /&gt;
「咲子さん、ミラン好きって言ってたからさ。赤が好きなのかなー、って」&lt;br /&gt;
ボッ、と体温が上がるのが自分でもわかる。&lt;br /&gt;
まさかそんなことまで考えてくれたとは。&lt;br /&gt;
「変じゃない？」&lt;br /&gt;
って尋ねられても首を振るのが精一杯で、顔なんてとてもじゃないけど見られない。&lt;br /&gt;
私のほうこそ変じゃない？ とは尋ねられないまま、私達はスタジアムに到着していた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-601 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　20:09:59.65　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;チケットを見せて中に入り、顔を赤くしながら涼平くんが言った「混雑するからトイレ行ってた方が良いよ」のアドバイス通りにトイレへ。&lt;br /&gt;
用を済ませて待ち合わせ場所へ向かうと涼平くんはもういて、手に持ってた缶紅茶を渡してくれた。&lt;br /&gt;
「一応、山の上だし。飲まなくても、持ってるだけで暖かいと思うから」&lt;br /&gt;
って。いつも飲んでるメーカーの紅茶。そんなところに気づいてくれたのかどうかは分からないけど、こういう気遣いをしてくれて嬉しい、っていうのは女子ならみんな思うはず。&lt;br /&gt;
席を探しながらうろうろして、ようやく見つけたそこに座る。&lt;br /&gt;
「うわぁ･･･」&lt;br /&gt;
初めて涼平くんたちの試合を見に行った競技場の芝も綺麗だったけど、さすかプロの職場と言うべきか、スタジアムの芝はそれよりもさらに綺麗で。&lt;br /&gt;
選手達がウォーミングアップに出てきた。アウェー側の選手には日本代表もいて、中々厳しい試合になりそうだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-603 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　20:13:33.14　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「あの人、俺の小学校の卒業生なんだ」&lt;br /&gt;
と、ホームチーム(誘ってくれたチームね。)の人を指す。その人が涼平くんの憧れる人らしい。&lt;br /&gt;
「小学校のOB戦でね、一回だけ試合したんだけど、全然相手にならなかった」&lt;br /&gt;
「そっか。でも、涼平くんならいつか越えられるよ」&lt;br /&gt;
本気でそう思う。目を見つめて、微笑みかけると彼は「うん、絶対越える」って。&lt;br /&gt;
可愛い顔して負けず嫌いなんだ、涼平くんは。&lt;br /&gt;
それから試合が始まるまでは色んなことを話した。&lt;br /&gt;
涼平くんがその先輩とたまに自主トレしていることを聞いたり、この間のミラノダービー(ミランとインテルの試合のこと)について、今後の涼平くんの試合予定についてだったり。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-604 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　20:14:09.70　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;試合が始まって、私は初めて見るサポーターとその応援に圧倒されていた。&lt;br /&gt;
チャント(応援歌のことらしい)や太鼓、チャンスの歓声にピンチのため息。&lt;br /&gt;
これがサポーターなんだ、って。&lt;br /&gt;
私は初めて見る生のプロの試合の雰囲気に感動していたが、涼平くんは黙って試合を眺めている。&lt;br /&gt;
そういえば、先輩はベンチスタートなのかピッチに立っていなかった。&lt;br /&gt;
試合に集中している彼の邪魔をするのも気が引けたので、私も黙って試合を見る。&lt;br /&gt;
「あ･･･」&lt;br /&gt;
前半30分くらいか、先輩がベンチを出てウォーミングアップを始めた。&lt;br /&gt;
前半に出番はないかもしれないけど、後半に備えてなのかな。&lt;br /&gt;
再び試合に集中して見るが、両チームとも決め手に欠けていてそのまま前半が終わった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-605 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　20:14:44.83　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;ハーフタイム、ベンチの選手がさっきまで試合が行われていたピッチの上で動いているが、先輩の姿はない。&lt;br /&gt;
「たぶん、後半の頭から出ると思う」&lt;br /&gt;
って涼平くんが教えてくれた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
後半が始まると、やっぱり先輩(石垣さんっていうらしい。)は他のメンバーに混ざって試合に出てきた。&lt;br /&gt;
アナウンスで交代が告げられるとサポーターが大きく盛り上がった。&lt;br /&gt;
「お調子者だからね、サポーター受けは良いみたい」&lt;br /&gt;
って言ってるけど、涼平くんは嬉しいのかちょっと笑顔になっていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-606 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　20:20:26.02　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;試合終了の笛。&lt;br /&gt;
「いやー、今日当たってたな、石垣さん」&lt;br /&gt;
隣の涼平くんはさも当然そうに呟いたけど、あの活躍は凄かった。&lt;br /&gt;
後半からの出場で体力はあったんだろうけど、相手をかわして綺麗なパス。決勝点のお膳立ては、素人目から見て完璧だった。&lt;br /&gt;
「じゃ、咲子さん、行こう。時間あるなら、何か飲んでく？」&lt;br /&gt;
「あ、うん。」&lt;br /&gt;
立ち上がって彼について行く。&lt;br /&gt;
スタジアムを出た後、駅の近くにあったカフェに入る。&lt;br /&gt;
席に着いて、注文を済ますと彼は私に尋ねてきた。&lt;br /&gt;
「初めてのJリーグ観戦どうだった？」&lt;br /&gt;
「凄かった！　サポーターもだし、選手も凄い上手かったし。」&lt;br /&gt;
そう言ったら彼は複雑そうな顔をしながら「まあ俺達はアマチュアだからね、サッカーのやり方もちょっと違うし」って。&lt;br /&gt;
コーヒーを飲みながらそういう話をしていると、もう外は暗くなり始めていた。&lt;br /&gt;
「おっと･･･そろそろ帰らないと、だよね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-607 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/02/19(土)　20:22:09.33　ID:Ska35bvh&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;私の家は門限がそんなに厳しいわけでもないが、彼が心配して言ってくれたせっかくの言葉を拒否するのも悪い気がして、一緒にカフェを出た。&lt;br /&gt;
私は「自分の分は自分が出す」、って言ったんだけど誘ったのは自分だからって固持して、結局奢ってもらうことになった。&lt;br /&gt;
駅まで一緒に歩いて、切符を買って改札を抜けた。&lt;br /&gt;
「じゃ、また学校でね」&lt;br /&gt;
って笑顔で言うと、彼が「あ･･･、ちょっと待って」って言いながらバッグを漁る。&lt;br /&gt;
「良かったら、これ、貰ってくれない？」&lt;br /&gt;
って差し出してきたのは石垣さんのいるチームのユニホームをモチーフにしたストラップ。&lt;br /&gt;
「良いの？　貰っても」&lt;br /&gt;
確認すると彼は頷いたので、私は「ありがとう！」ってお礼を言って受け取る。&lt;br /&gt;
「俺たち、好きなクラブがライバル同士だからさ。Jリーグなら良いかな、って。他にJリーグに好きなチーム出来たらどうしても良いから」&lt;br /&gt;
って。&lt;br /&gt;
「本当にありがとう！　大事にするね」&lt;br /&gt;
それから私達は改めてバイバイ、って言って電車に向かった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
帰路、私は彼に貰ったストラップを見つめる。&lt;br /&gt;
好きな男の子にプレゼントを貰うって、こんなに嬉しいことなんだ！ って。&lt;br /&gt;
援交のお金で買ったブランド物のネックレスやピアスより、大切なもので。&lt;br /&gt;
どうしようかなあ、やっぱり携帯に付けるのが良いかなあ、って。&lt;br /&gt;
どうやら思っていたより、私は楊涼平中毒らしい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;　&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b style=&quot;color:#F80;&quot;&gt;#3&lt;/b&gt;：2011/03/09(水) 23:33&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-628 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/09(水)　23:33:17.11　ID:7zjmNO+q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「じゃ、行ってくる！」&lt;br /&gt;
そう言って、彼はヨーロッパへ。&lt;br /&gt;
U-17ワールドカップの代表に選ばれた彼は、いつの間にかすごいことになっていた。&lt;br /&gt;
国内では早くもJクラブが争奪戦を始め、大学も視察に来ている。&lt;br /&gt;
また、知名度も抜群に高くなった。&lt;br /&gt;
学校内じゃ名前を知らない者はいないし、街中でもよく声をかけられる。&lt;br /&gt;
この間は深夜のスポーツ番組でもサッカーコーナーで特集が組まれていた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「でね、あっくんがね。･･･聞いてる？」&lt;br /&gt;
おっと、危ない。&lt;br /&gt;
「内田が？　どうしたの？」&lt;br /&gt;
内田篤人をあっくんと呼ぶ彼女に話しかけられるようになったのは最近だけど、彼女は内田の顔ばかり見ていて、サッカーにはあまり興味がないらしい。&lt;br /&gt;
だから、私も彼女の話の内容にもあまり興味が持てず、つい流し聞きをしがち。&lt;br /&gt;
その後も内田について熱く語っていたが、急にあの名前が出てきた。&lt;br /&gt;
「そういえば、今日、楊の試合だね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-629 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/09(水)　23:33:56.62　ID:7zjmNO+q&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「あ、そうだね」&lt;br /&gt;
「この間までその辺にいたのに、急に遠くにいっちゃったよね」&lt;br /&gt;
そう言って、彼女は他の女子グループに向かって行った。&lt;br /&gt;
この間まで側にいた･･･？&lt;br /&gt;
そんなこと、ない。&lt;br /&gt;
私からすると遠い、光っている、キラキラした世界。&lt;br /&gt;
そこに彼は最初からいたし、あなたもいた。&lt;br /&gt;
私は、踏み外してしまった。&lt;br /&gt;
それだけのことだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
その日の夜、日付の変わった午前3時に彼の試合が始まった。&lt;br /&gt;
世代別とはいえ、日本代表だ。地上波で中継されている。&lt;br /&gt;
今日は予選リーグの最終戦、勝てば決勝トーナメントが決まる試合。&lt;br /&gt;
初戦の相手に引き分けたのが響いてか、後がない状況に追い込まれている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;　&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;b style=&quot;color:#F80;&quot;&gt;#4&lt;/b&gt;：2011/03/11(金) 23:30&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-631 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:30:35.67　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;国家斉唱が終わり、ピッチに選手が広がった。&lt;br /&gt;
試合開始の笛が鳴り、彼は機敏に動く。&lt;br /&gt;
相手は世界トップクラスのイタリア、それもイタリアサッカー史上最高の逸材と呼ばれる選手も出ているらしい。&lt;br /&gt;
あっと言う間に前半が終わって、後半。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
イタリアの10番がボールを持ち、ワンフェイント入れて左足で放ったボールは日本ゴールのネットを揺らした。&lt;br /&gt;
絶対に勝たなければならない試合の失点。&lt;br /&gt;
俯く日本の選手に向かって涼平くんが手を叩いて何か叫んでいる。&lt;br /&gt;
「まだまだこれからだ！」&lt;br /&gt;
なんて言葉が聞こえてくるような顔。&lt;br /&gt;
集音マイクで拾われてないけど、私には分かる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-632 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:31:07.30　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;試合再開。&lt;br /&gt;
涼平くんはドリブルを仕掛け、相手を一人二人とかわし、仲間にパス。&lt;br /&gt;
彼の顔がアップで映り、その表情をどこかで見た気がして。&lt;br /&gt;
直後、画面が再び俯瞰的になったとき、涼平くんがボールを受けた。&lt;br /&gt;
ワンフェイントをいれて、右足でシュート。&lt;br /&gt;
綺麗な弾道を描いたそれは、白い波を起こした。&lt;br /&gt;
同点弾！&lt;br /&gt;
彼はイタリアの10番のプレーをそっくりそのまま、いや、むしろ距離があった分涼平くんの方が難しいかな？&lt;br /&gt;
とにかく、真似してみせた。イタリアの至宝のプレーを！&lt;br /&gt;
「ふふふっ」&lt;br /&gt;
つい、笑い声が漏れた。&lt;br /&gt;
何て楽しそうにサッカーをするんだろう、彼は。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
イタリアも格下に負けられないという意地か、積極的に攻め上がってきた。&lt;br /&gt;
それを跳ね返し続け、後半ロスタイム。&lt;br /&gt;
ついに彼がボールを受けた。&lt;br /&gt;
股抜きで相手を抜き、シュートを撃とうとしたその時、彼の体は宙を舞った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-633 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:31:34.92　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;強い笛。&lt;br /&gt;
涼平くんを倒したイタリアの10番にイエローカードが出て、日本のフリーキック。&lt;br /&gt;
彼は悶絶し、苦悶の表情を浮かべながら左足を押さえている。&lt;br /&gt;
文句をつけるイタリアの選手を無視しながら審判はフリーキックの準備を整える。&lt;br /&gt;
その間に何とか涼平くんも立ち上がり、仲間と何か話しながらボールをセットした。&lt;br /&gt;
笛が鳴って。&lt;br /&gt;
彼が蹴ったボールは虹を描きながらゴールに吸い込まれていく。&lt;br /&gt;
キーパーが伸ばしたその指の先をまるで嘲笑うかのように走りながら、ネットを揺らした。&lt;br /&gt;
スタジアムの大歓声がテレビ越しに伝わってきて。&lt;br /&gt;
涼平くんは笑顔でベンチに走って行く。&lt;br /&gt;
選手みんなにもみくちゃにされながら、彼はカメラに向かって指差した。&lt;br /&gt;
もう時間は残ってない。イタリアがキックオフをしたその瞬間、レフェリーの強い笛が三度鳴り響いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-634 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:32:32.45　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;イタリアの10番とユニフォームを交換し、何かを笑顔で話している。&lt;br /&gt;
そういえばイタリア語の勉強してたんだったっけ？ インテルの試合をイタリア語の放送で見たいからって言ってたはず。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
『監督に続きまして、今日の試合で見事なツーゴールを決め、決勝トーナメントに導いた楊涼平選手です！ おめでとうございます』&lt;br /&gt;
「ありがとうございます」&lt;br /&gt;
ふふ、緊張してる緊張してる。&lt;br /&gt;
彼は分かりやすく固くなっていて。&lt;br /&gt;
『一点目のシーンは、どんなイメージだったんでしょうか？』&lt;br /&gt;
「イタリアの10番の選手の先制点を意識していました。同年代で世界トップクラスの選手なんだし、お手本にしてやろうと思って」&lt;br /&gt;
『では、二点目のフリーキック。そしてそのきっかけとなったドリブルは？』&lt;br /&gt;
「あれは、昔の試合で似たようなプレーをしたことがあったんです。印象的な試合だから記憶に残ってて。で、日本人に股抜きされたら、彼らも冷静に対処できなくてファールをもらえるんじゃないかなって」&lt;br /&gt;
昔の試合？ それって、もしかして･･･。&lt;br /&gt;
私の記憶の中でも1、2を争う、その大切な思い出。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-635 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:34:06.98　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;『それは、どんな試合だったんでしょうか？』&lt;br /&gt;
「国体代表の時のちっちゃい試合だったんですけどね。大切な人を初めて誘ったので印象に残っています。見てるー？」&lt;br /&gt;
『なるほど。それでは一点目に意識したという彼とユニホーム交換をしていましたが、彼とは何か話しましたか？』&lt;br /&gt;
「今度はセリエＡのサンシーロで一緒にやろうって言われました。インテルでトップになるって。」&lt;br /&gt;
『最後に、日本のファンにメッセージを』&lt;br /&gt;
「皆さんの後押しがあって決勝トーナメントを決められました。ありがとうございます。優勝目指して頑張るので、これからもよろしくお願いします」&lt;br /&gt;
『ありがとうございました、今日ツーゴールの楊選手でした。』&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･待て待て待て待て。&lt;br /&gt;
あのフリーキックのシーンはどう考えても私が初めて誘われたあの試合のものだ。&lt;br /&gt;
股抜きからファールを貰うその場所、弾道まで完全に。&lt;br /&gt;
そういえば、試合中のあの顔はもしや同じことをしてやろう、ってことでどこかで見た気がしたのだろうか。&lt;br /&gt;
･･･ということは。&lt;br /&gt;
「大切な人って、私･･･？」&lt;br /&gt;
顔が熱い。&lt;br /&gt;
でも確かに誘われた時点で好意は持たれてたんだよね、たぶん！&lt;br /&gt;
ていうかあのビッチだった頃の私はそう思ってたし！&lt;br /&gt;
午前5時30分。早朝の私は混乱気味だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-636 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:34:46.35　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;結局、涼平くんはあのイタリア戦の最後のプレーで足を痛めたらしく次戦を欠場。&lt;br /&gt;
決定力を欠いた日本は決勝トーナメント一回戦で姿を消した。&lt;br /&gt;
そして今日。&lt;br /&gt;
ヨーロッパから日本に帰ってくる彼を迎えに空港に向かった。&lt;br /&gt;
まだかな、まだかな。&lt;br /&gt;
「だーれだ？」&lt;br /&gt;
「きゃっ」&lt;br /&gt;
急に視界が真っ暗になった。&lt;br /&gt;
こんなことをするのは、彼しかいない。&lt;br /&gt;
「涼平くん、でしょ？」&lt;br /&gt;
「違いまーす」&lt;br /&gt;
そう言われ、明るくなった視界をもって振り返ると、同世代の男の子と、涼平くん。&lt;br /&gt;
「やめろよ、ユウ」&lt;br /&gt;
「はいはい。悪かったって、涼。で、初めまして、紅宮さん。センターバックの白石です、よろしくねー」&lt;br /&gt;
･･･ああ、分かった！ 日本代表の白石勇気。この間の試合も出てたはずだ。&lt;br /&gt;
「君が涼の『大切な人』なんでしょ？ あの試合のあと、チーム内はその話題て持ち切りでさあ･･･」&lt;br /&gt;
「その話は良いから！ 早く帰れよ」&lt;br /&gt;
真っ赤になった涼平くんをからかうように分かった分かったと言いながら、彼は私に「じゃ、またねー」なんて言いながら去って行った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;03-637 ：&lt;font color=&quot;#008000&quot;&gt;&lt;b&gt;あか&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;：2011/03/11(金)　23:36:31.30　ID:omFNRgFf&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「あー･･･何か･･･その･･･ご、ごめん」&lt;br /&gt;
そう言う彼の顔は何だか可愛い。&lt;br /&gt;
「ううん、何が？」&lt;br /&gt;
そう返すと、もう何も言わずに真っすぐに出口に向かって行って。&lt;br /&gt;
今日は疲れてるだろうしこのまま送って帰ろうかな、なんて思っていた。&lt;br /&gt;
そこで。&lt;br /&gt;
「あんた、ユリだろ？ また相手して欲しいんだけど、連絡先も知らなかったしさ」&lt;br /&gt;
急にオヤジに手首を捕まれた。&lt;br /&gt;
そして、青ざめる顔。&lt;br /&gt;
ユリ、それは。&lt;br /&gt;
私の－－援交用の名前。&lt;br /&gt;
「ユリ？ 誰ですか？」&lt;br /&gt;
近くにいた楊くんがそれを否定するように近づいてきた。&lt;br /&gt;
「来ないでっ･･･！」&lt;br /&gt;
悲鳴のような声で拒否し、オヤジの顔を見る。&lt;br /&gt;
何だか愉快そうに涼平くんを見て、問いかけた。&lt;br /&gt;
「あんた、こいつの彼氏か？」&lt;br /&gt;
不審に感じたのだろうか、彼は私をちらっと見た後に答える。&lt;br /&gt;
「違います、今は」&lt;br /&gt;
そう言うと、オヤジはさも愉快そうに笑いながら言う。悪魔の言葉を。&lt;br /&gt;
「コイツはなあ、援交してたんだよ。俺みたいなオヤジに何回もヨガってきて」&lt;br /&gt;
ああ･･･もうダメだ。&lt;br /&gt;
私は捕まれた手首を振りほどき、涼平くんを振り返ることもなく、後ろから聞こえる私の名前を呼ぶ声も無視して出口に向かって走った。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2011-02-25T10:02:41+09:00</dc:date>
  </item>
  </rdf:RDF>

