ここからは私達の守ってきた街の様子をご覧ください!


遊園地!


女子A「あ!平沢チキンだ!」

女子B「本当だ! チキーン!」


平沢チキン「ウフフ 平沢チキンだよー!」


女子C「わーっ!きもかわー!」

女子D「チキン!記念写真とろー!」

平沢チキン「お安いご用だよー!」



平沢チキンは街の遊園地のマスコットキャラクターとして働いています!

愛苦しい?その姿は 女子高生に大人気で おかげで遊園地は大盛況だそうです!

園内のグッズショップでは平沢チキンストラップや平沢チキンランチボックスポーチなどが売ってて、実は私も持ってるんですよー!



平沢チキン「ウフフフ 女の子に囲まれる仕事なんてチキンにとっては天職だよ~」

サワサワ

女子A「!! きゃっ エッチ!!」

ビターン!

平沢チキン「うわらばっ」


ただ時々、女の子にセクハラするのが困りものだそうです




小学校!


純「ちょっきん!ちょっきん!カニさんだよっ!」

子供A「わー、カニさんだー!」

子供B「カニさん、遊んでー!」

純「いいよー、こっちおいでー」

子供C「カニさん!カニさん!」 キャッ キャッ


カニ怪人の純ちゃんは、現在私達の高校に通っていて、あずにゃんの同級生です!

時々、小学校にも遊びに行っているそうで、子供達に大人気だそうです!


子供D「…」 ジーッ

純「ほら、キミもおいでー」

子供D「べ、別に…いい」 トテトテ

純「素直じゃないなぁ」


子供E「カニさん、カニさん僕もクイズ考えたんだ!聞いて!聞いて!」

純「おっ、凄いね!よし、カニさんが答えてあげましょう」

子供E「私達人間はどうしてこんなにも美しいのだろう?」

純「えっ 何それ 哲学的!」 キュン



某大学近くの喫茶店!


かずにゃん「つまり…この理論に則れば、女性同士で子供を作る事が可能と言うわけだにゃん」

曽我部「…なるほど

     …かずにゃんさん… あなたはとても素晴らしい研究をされてるんですね!」

かずにゃん「これも唯あずのためなのにゃん!百合万歳! あずにゃんにゃんあずにゃんにゃん!」

曽我部「ええ!百合ってとっても素晴らしいと思います!」



猫男のかずにゃんさんは時々曽我部元会長と何か話しているそうです

ストーカーさん同士で話が合うのかな?


かずにゃん「おっともうこんな時間だにゃん」


かずにゃん「それじゃあ、ぼくはあずにゃんを あずにゃんにゃん!する系の用事があるのでこの辺で御暇するにゃん」

曽我部「私も澪たんを 澪しゃんしゃん!する系の用事があるのでこのへんで」



二人とも全然懲りてません




公園!


茜「♪ちんぷんかんぷん、元気よく~」

ブチッ
    ブチッ
        ブチッ

茜「よし、今日の草むしりはこれで終わり!!

  ゴミ拾いもしたし……次はパトロールでもしようかな」



三浦さんは今日も公園で草の根運動を頑張っているみたいです!



瀧「お~い」

佐藤「三浦さ~ん」

茜「あ、モブキャラの皆さん…」

瀧「もぶ?」

三花「これから私達アイスクリーム食べにいくんだけど!三浦さんも行かない?」

茜「えっ、でもお金持ってなくて…」

瀧「ああ、それくらい奢るよ!」

佐藤「うん、三浦さんいつも頑張ってるからね」

茜 パァア

茜「ありがとうございます!」


草の根運動は少しずつ認められてるみたいです!





駅前!


ジャンジャカジャンジャカ

根●「 ♪ スイ~ツベイビ~ キミはそうさぁーん」

根●「 ♪ 甘い 甘い 僕の恋人ー」



根●さんは今も弾き語りを続けているそうです!



根●(僕の音楽が認められるまで音楽は続けるよ)

根●「 ♪ 甘い 甘い 甘い 甘い コ ・ イ ・ ビ ・ ト 」


いちご「やだ…キモイ」 スタスタ


根●「!!!!!!」

根●「…ちくしょー…」

ク●ウザー「ちくしょーっ!!!!!」


ギュアアアアアアアアン!!!!!!!!


ク●ウザー「恨みはらさでおくべきか!!! 恨みはらさでおくべきか!!!」


通行人1「ク●ウザーさんがお目覚めになられたあ!」

通行人2「ク●ウザーさん!!!最高だぜ!!!」

通行人3「もっとやってくれーっ!!」


でもやっぱり、自分の本当にしたい音楽はできてないみたいです

…でも、いつか皆に認められる日が来るといいなって思います!




ぶしつ!


紬「ケーキが1つ無くなってる」

紬「ふふ」 ニコッ


部室ではお菓子が少しだけ無くなってる事があります

きっとドアちゃんが食べたのでしょう、だから私は犯人じゃありません!


…ごめんなさい 本当は私もほんのちょーっとだけドアちゃんと一緒にこっそり食べてます…


律「むぎー、帰るぞー」

紬「あ、ちょっと待って」 アセアセ

律「っと…あ、しまった…カギ忘れてた」


ドア「カチャリ」


律「! カギ閉めてくれたのか」


ドア「ニコッ」

律「サンキュ」



今ではドアちゃんも軽音部室の大切な仲間です!




唯の家!


唯「ういー、今日のご飯は何かな?」

憂「今日は鯛の尾頭付きだよ~」

唯「尾頭っ!?おおーっ!豪勢だねっ!!」

憂「うん!すぐ焼いちゃうから ちょっと待っててね~」 ニコッ


今回の騒動で色々大変だったけど… 憂は元気にやってます!

いつもの優しい 憂に戻って本当に良かったです!


憂「? どうしたの、お姉ちゃん」

唯「えへへ~ 憂、大好きだよ!」 ニコッ

憂「うん! 私もお姉ちゃんのこと大好き!」 ニッコリ


ただ…

唯「ういーあいす食べたい」

憂「もう、ご飯食べてから」

唯「えー、あーいーすー」

スパーン!!

唯「!?」

鯛の頭「…」 コロンコロン

憂「お姉ちゃん…あんまりわがまま言ってると…」 キラーン

唯「ごめんなさい」


怪人成分が抜けきってないのかたまにちょっと怖いです


憂「御飯食べてから一緒に食べようね、お姉ちゃん」 ニコッ

唯「! うんっ!」 パァア

憂「えへへ」


でもやっぱり… 憂は優しいです!




ライブハウス!


すみませーん

はーい


川上「いらっしゃい!って…」

紀美「やっほ」

川上「なんだ、クリスじゃん」

紀美「近く通ったから、ちょっと寄っていこうと思ってね」


川上さんと紀美さんはそれぞれの生活に戻ったようです

川上さんはライブハウスに! 紀美さんは… あれ?あの人は何してる人なんだっけ?


ジャンジャカジャンジャン

紀美「今度さー」 ジャカジャン

川上「ん?」

紀美「軽音部で同窓会やらない?」

川上「…いいわね、それ」

紀美「デラもジェーンも呼んでさ」

川上「うん、ミホコ達も呼んで」


紀美「それと」

川上「キャサリンもね!」




そう! さわ子先生はと言うと


さわ子「ふっふっふ 澪ちゃん!!

    全米も震撼するケイオンジャーの新しいスーツ作ってみたんだけど~着てみない!?」

澪「ひぃいっ!! ぜったいに嫌だっ!!」 ブンブン

さわ子「にがさないわよ~!!」 

律「やれやれ… 結局 何も変わらないよな」 シミジミ

紬「そうねぇ…」 シミジミ

梓「まったくです…」 シミジミ

澪「落ち着いてないで助けてっ!!」


現在のさわちゃんは私達の軽音部の顧問でケイオンジャーの司令官!つまり旧鞘です!

あの後、さわちゃんは皆に謝ってくれました 憂にもちゃんと謝ってくれて

憂もさわ子先生の事を許してくれたので良かったです!


律「ま、なんだかんだ言っても、やっぱりケイオンジャーの司令官はさわちゃん以外考えられないよな」

さわ子「あらー 嬉しい事言ってくれるじゃない」

紬「みんなー、お茶が入りましたよー」

唯「わーい!」

さわ子「待ってました!!」 キラキラー


授業が潰れたり、講堂が滅茶苦茶でしばらく使えなくなったので、

その責任と言う事で さわちゃんのお給料はしばらくカットされるそうです


さわ子「だからお金を節約するためにも、今日は朝もお昼も抜いてきたから…お腹空いてるのよね」 モグモグ

梓「ムギ先輩の持ってくるお菓子でお腹膨らませようとしないでください…」

あと、講堂や包丁の刺さった壁の修復費用などなどの請求もさわちゃんに行きました!

ごっつぁんです!


さわ子「ねえ…私達…仲間よね」

川上「当たり前じゃない」

紀美「どうしたの?」

さわ子「実は……先の騒動で壊した物の請求が来てね…

     それでお金がちょっと…足りないのよ」 スッ

紀美「どれどれ?」

ピラッ

紀美「…」

川上「…」

紀美「さわ子、友達やめよっか」

さわ子「お願い!!!見捨てないで!!!!」 ウルウルウル

紀美「ハハ、冗談!(…って言い切れるほどの額でもないけど)…」

川上「私達も工面するから、ちょっとずつ払っていこう?」

さわ子「ありがどぉ、二人とも…」



梓「私達が頼み込んだおかげで、教職クビにならなかっただけマシだと思ってください」

さわ子「面目ない…」


紬「先生、まだケーキは一杯ありますから食べて元気出してください」

さわ子「ムギちゃん!ありがとうっ!!!」

律「まったく調子いいよなー」


唯「でも…こうやってまた一緒に笑える様になって良かったよね!」

澪「…ああ、そうだな」

律「まあな!」

紬「うふふ」

梓「そうですね」

さわ子「そうよね…うん、ありがとう みんな」 ニコッ

唯「いやいや、当然の事だよ!

   私達は正義のヒーロー、ケイオンジャーだからね!!」 フンスッ

さわ子「何よ…それ」 クスッ


唯澪率梓紬さわ子「あははははは!」


こうして、また平和な毎日が戻ってきました

が! しかし!!




薄暗い通り道!



聡「ん?」


聡「なんだあれ?」



黒い玉 コォオ…



聡「黒い…玉?」


スッ ズォオオオオオ…

聡「!!!」



聡『こ、この力は…!!』





ぶしつ!


さわ子(あ… そう言えば怪人の力って私から抜け出た後…何処に行ったのかしら…)


ドア「ガチャ!」

和「みんな、大変よ!!!」

唯「ほぇ?和ちゃん」


どうやら平和な時間は長くは続かないみたいです


和「この近くで エネファームを名乗る怪人が暴れてるらしいわ!!」

律「な、なんだってー!」

澪「怪人!!」

梓「だとしたら!」

紬「私達の出番!よね!」

唯「うん!みんな行くよ!」


怪人達がやってくる限り、心休まる時はありません…


唯「でも皆さん安心してください!」

唯「街の平和は私達が守るからねっ!」 フンスッ


律「ああ!私達がケイオンジャーが!」

澪「この街の平和を!」

紬「皆の笑顔を!」

梓「守って見せます!!」


唯「さわちゃん!」

さわ子「ええ! ケイオンジャー出動よ!!」

唯律澪紬梓「おぉおおっ!!!」


私達、ケイオンジャーの戦いはまだまだ続きます!

ケイオンジャーはいつまでも…いつまでも…


         放課後戦隊です!


                               最終話『バイバイ!私達のケイオンジャー!』 完



                          十ノ┬三田ノ 幺 畄十`「フヽノ
      ┏┓                ┏ ┓カ 乂 口木イ 夂.十 乂 | ) 豕
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最終更新:2010年10月15日 23:58